さすらいおじさんさんのクチコミ(138ページ)全3,789件

岸和田城（きしわだじょう）は、大阪府岸和田市の城で千亀利城（ちきりじょう）と呼ばれている。
１３３４年頃岸和田古城を楠木正成（くすのき まさしげ　不明−１３３６年）の命で和田高家（にぎた たかいえ・わだ　たかいえ）に築城させたのが最初とされ、その後多くの城主が改築している。
岸和田城は、阿波国、讃岐国、淡路国などから摂津国、京への交通の要衝で羽柴秀吉（はしば ひでよし１５３７−１５９８年）が紀州征伐の拠点として再築城した後は徳川時代も将軍家が紀州徳川を監視する城といわれていた。１８２７年に天守焼失後再建されず１８７１年に廃城となっていた。１９５４年に３重の復興天守が再建され１９６９年に城門、櫓などが復興再建されているが天守閣が美しい城だ。
開場時間　午前10時〜午後6時まで（入場は午後5時まで）
休場日　毎週月曜日（但し、月曜日が祝日・休日の場合は開場）年末年始（12月30日〜1月4日）



岸和田城---http://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/36/kishiwadajyo.html
日本の旅　関西を歩く　大阪・岸和田城：http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10370297/

（写真は岸和田城の天守閣）

阪急西宮ガーデンズは、阪急西宮スタジアム跡地に造られたショッピングセンターで２００８年１１月にオープンした西日本最大、国内３番目の広さを誇っている。屋上のスカイガーデンには庭園や噴水があり西宮球場のホームベースがあった位置に記念プレートが埋め込まれている。阪急西宮ギャラリーには阪急ブレーブス時代に活躍した人たちのレリーフや優勝トロフィー、西宮球場の模型、阪急電鉄の歴史紹介パネルなどが展示されている。
阪急西宮ガーデンズは南海電気鉄道が南海ホークスのホームグラウンドであった大阪球場跡地に、「未来都市なにわ新都」をコンセプトとして１９９８年から再開発して建設された「なんばパークス」によく似ている。
屋上庭園、ホームベース記念プレート、阪急西宮ギャラリーの阪急ブレーブス時代の紹介展示など「なんばパークス」を参考にしたのだろう。｢サブマリン投法｣の山田久志投手､世界の盗塁王福本豊外野手､「セ・パ全１２球団から本塁打」を打った加藤英司内野手らの活躍ぶりを思い出し懐かしかった。

阪急西宮ガーデンズ--http://nishinomiya-gardens.com/
日本の旅　関西を歩く　西宮球場跡地の阪急西宮ガーデンズ：http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10370124/

関連旅行記−日本の旅　関西を歩く　大阪・なんばパークスの「南海ホークスメモリアルギャラリー」：http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10252500/

（写真は阪急西宮ガーデンズの光景）

神戸市立王子動物園は、灘区の王子公園内にある動物園。
パンダ館のジャイアントパンダ、動物こどもの国のコアラ、猛獣舎のアムールトラ・アムールヒョウ、フラミンゴ池などの希少動物で知られる。特にパンダ館のジャイアントパンダ・コウコウとタンタンが人気を呼んでいる。王子動物園は「行こう！　神戸キャンペーン」で２００９年７月１７日から８月１６日まで１か月間無料開放されていたが園内に北野町から移築された異人館「旧ハンター住宅」も８月１４日には館内を公開していた。「行こう！　神戸キャンペーン」のおかげで久しぶりにかわいいパンダに会うことができた。
しかし2009.9月9日(木曜)午前12時00分に、ジャイアントパンダ「興興(コウコウ)」(オス・14歳)が死亡し10月16日(土)に献花式が行われた。本当に残念だ。

神戸市立王子動物園---http://www.ojizoo.jp/
日本の旅　関西を歩く　神戸市の王子動物園---http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10369410/
（写真は王子動物園のパンダ）

有馬温泉（ありまおんせん）は、神戸市北区の温泉で日本三古湯の一つ。清少納言（せいしょうなごん９６６頃−１０２５年頃）は枕草子（まくら の そうし）１１７段で「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」を三名泉としている。「ななくりの湯（榊原温泉　三重県）」、「有馬温泉（兵庫県）」、「玉造温泉（島根県）」の三湯とされるが「ななくりの湯」は「湯の峰温泉（和歌山）」「別所温泉（長野）」説、「玉造の湯」は「鳴子温泉（宮城県）」説もある。だが「有馬の湯」は有馬温泉に間違いない。
林 羅山（はやし らざん１５８３−１６５７年）も有馬温泉、草津温泉（群馬県）、下呂温泉（岐阜県）を三名泉としており有馬温泉は古くから名湯として日本中に知られていた。
有馬温泉の泉質は、塩分と鉄分を含む褐色の含鉄強食塩泉、ラジウムを含むラジウム泉、炭酸を含む炭酸泉など種々あり、湧き出し口では透明で空気に触れると着色する含鉄強食塩泉を「金泉（きんせん）」、透明な温泉を「銀泉（ぎんせん）」と呼ぶそうだ。
泉源は 天神泉源、 炭酸泉源、 太閤泉（飲泉場）、 極楽泉源、 御所泉源、 妬（うわなり）泉源 などがあり、古湯の泉源めぐりができる。

神戸・三宮から電車で1時間弱の有馬温泉は京阪神から日帰りできる温泉でもある。神戸市の公共施設でもある外湯、金の湯・銀の湯では新型インフルエンザによる風評被害対策「行こう！神戸キャンペーン」で２００９年は抽選で1万人を無料招待しており待合室は満員だった。有馬温泉には温泉のほか温泉寺、極楽寺、念仏寺、湯泉神社などの社寺、歴史遺産も多く歴史愛好家が楽しめる街でもある。

日本の旅　関西を歩く　神戸市・有馬温泉の泉源めぐりと街並み：http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10368407/
本の旅　関西を歩く　神戸市・有馬温泉の名所めぐり：http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10369097/

（写真は有馬温泉の泉源めぐりの光景）

神戸市立フルーツ・フラワーパークは、神戸市北区大沢町にある、花と果実のテーマパークで １００haの敷地内には、オランダ国立美術館を模したというホテル「フルーツ＆フラワー」、有馬温泉と同じ泉質の天然温泉、国産黒毛和牛のバーベキューを楽しめるバーベキュー場、秋には、桃、なし、ぶどう、リンゴなど果実のもぎ取り体験ができる果樹園、プール、モンキーズ劇場、遊園地、ゴーカート、パターゴルフなどあり家族が1日楽しめる。神戸市の新型インフルエンザによる風評被害回復のための「行こう！　神戸キャンペーン」で２００９年７月１７日から８月１６日まで１か月間無料開放されていた。
フルーツ・フラワーパークのフルーツ・ガーデンでは、春にはモモ・ナシ・リンゴ・ブドウの花が咲き、夏から初秋にはモモ・ブドウ・キングデラ・ナシ・リンゴのフルーツ狩りができる。フルーツ・ガーデン周辺ではバーベキュー、ベビーゴルフ、ゴーカートなどを楽しむ家族で賑わっていた。

神戸市立フルーツ・フラワーパーク---　http://fruit-flowerpark.jp/
日本の旅　関西を歩く　神戸市立フルーツ・フラワーパーク　１---http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10367933/
日本の旅　関西を歩く　神戸市立フルーツ・フラワーパーク　２：http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10368635/
（写真は神戸市立フルーツ・フラワーパークの光景）

神戸市立六甲山牧場は、１９５６年開業の六甲山上にあるスイスの山岳牧場をモデルにした総面積１２６ヘクタールの高原牧場。牧場のうち２３ヘクタールは１９７６年から一般に開放しており「行こう！　神戸キャンペーン」で２００９年７月１７日から８月１６日まで１か月間無料開放していた。
８月４日は子牛にミルクをあげる子供たちなど夏休みの家族連れで賑わっていた。
山腹にあるので高低差がある。足の悪い人には不向き。子供連れは１日楽しめる。

神戸市立六甲山牧場---http://www.rokkosan.net/
関連旅行記---日本の旅　関西を歩く　神戸市立六甲山牧場周辺：http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10364344/

（写真は六甲山牧場）

六甲山にバスで登るために三宮駅から阪急六甲駅に向かった。阪急六甲駅の近くには六甲八幡神社（ろっこうやはたじんじゃ）があり、バスの待ち時間に駅周辺を歩いてみた。
六甲八幡神社の祭神は八幡大神、天照大神、春日大神で現在の社殿は奈良春日神社の旧社殿を移したものとのこと。
六甲八幡神社は、１０２６年頃に八幡神を祀ったといわれ後に平清盛（たいら の きよもり１１１８−１１８１年）が京都の石清水八幡宮（いわしみずはちまんぐう）を勧請したそうだ。石清水八幡宮は源氏をはじめ足利氏・徳川氏・今川氏・武田氏など多くの清和源氏が武神・弓矢の神・必勝の神として信仰したことから武神・弓矢の神・必勝の神として崇拝されているが、平氏も石清水八幡宮を武運の神として崇拝していたのだろう。バスの待ち時間に駅周辺を歩くときにはお参りしたい神社だ。関連旅行記ーー日本の旅　関西を歩く　神戸・阪急六甲駅周辺--http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10364087/

（写真は六甲八幡神社参道の光景）

神戸市立青少年科学館（こうべしりつせいしょうねんかがくかん）は、神戸市のポートアイランドにある科学館で１９８１年に開催された神戸ポートアイランド博覧会に出展された「神戸館」と「神戸プラネタリウムシアター」を、増改築、整備して１９８４年４月に開館した。青少年科学館も神戸市が行っている新型インフルエンザによる風評被害回復のための「行こう！　神戸キャンペーン」で２００９年７月１７日から８月１６日まで１か月間無料開放していた施設。
プラネタリウムのほか「創造性の科学」・「都市の科学」・「生命の科学」・「生命～科学の小宇宙、力としくみの科学、物質とエネルギーの科学」・「環境の科学」・「情報の科学」などテーマ別に展示している。直径４．２ｍの日本最大級の地球儀や知能ロボットなどが目玉になっており楽しく科学を学べる場だった。
神戸市立青少年科学館--http://www.kobe-kagakukan.jp/
関連旅行記--http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10363748/
（写真は神戸市立青少年科学館の日本最大級の地球儀）

大阪市立東洋陶磁美術館は、安宅コレクションから約１０００点の東洋陶磁の寄贈を受け、１９８２年に開館した美術館。
その後も寄贈者によって収蔵品は約２０００点になったとのことで日本陶磁、韓国陶磁、中国陶磁の傑作を見ることができる。地下鉄淀屋橋、北浜より徒歩約１０分。
大阪市立東洋陶磁美術館HP−http://www.moco.or.jp/jp/index_h.html
関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10306962/
（写真は東洋陶磁美術館）

堂島川、土佐堀川沿いの中之島遊歩道（なかのしまゆうほどう）は、耐震護岸工事に伴って造られた歩行者専用道路だが、水都大阪らしい雰囲気を味わうことができる。中之島緑道は淀屋橋北詰から肥後橋北詰までの遊歩道で川沿いの景色のほか、花壇や彫刻も楽しめる。

関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10306674/
（写真は中之島緑道周辺の光景）

水上バス「アクアライナー」は１９８３年、大阪城築城４００年祭の時に運行を開始し、朝夕は通勤船、日中は観光用の遊覧船として運航していたが通勤船航路は２００５年に休止している。通勤船は優雅だが本数が少ないので不便な面もあっただろう。
今回久しぶりに淀屋橋港からＯＡＰ港、大阪城港、八軒家浜船着場を経由して約１時間で淀屋橋港に戻るコースに乗ってみた。大阪周遊パスを利用すると12月、1月、2月の間に限って「アクアライナー」に無料で乗船できる。
大阪周遊パスＨＰ−http://www.pia-kansai.ne.jp/osp/ja/
関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10306634/
（写真は乗り場から見る水上バス）

大阪市立科学館（おおさかしりつかがくかん）は、「宇宙とエネルギー」をテーマに大阪市制１００周年事業の一環として１９８９年に開館している。前身は１９３７年、日本で初めてプラネタリウムを導入した大阪市立電気科学館。大阪で育った人たちは小学校の校外教育でプラネタリウムの星空の説明を聞きながら胸を躍らせたものだった。プラネタリウムを見て星座や宇宙に興味を持った人も多いことだろう。
常設展示コーナーには子供にもわかりやすく遊びながら科学に触れることができる装置が並び、実験を体験するサイエンスショーも行われている。１階には東洋最初のロボットとされる學天則（がくてんそく）を復元した実物大の模型が展示されている。學天則は、１９２８年の昭和天皇即位記念京都博覧会に大阪毎日新聞が出品したロボットで制作者は西村 真琴（にしむら まこと１８８３−１９５６年）。大阪の先進技術を示す遺産だ。

関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10306335/
（写真は大阪市立科学館の學天則）

讃岐高松藩蔵屋敷跡近くには江戸時代の真言宗の僧、慈雲（じうん１７１８−１８０５年）生誕地の碑がある。慈雲は高松藩蔵屋敷で生まれ１３歳で出家した。
サンスクリット研究家として海外でも知られ、インドの原典を注釈した「梵学津梁」１０００巻は世界的な評価を得たものだそうで慈雲尊者と尊称されている。
京阪中之島線中之島駅から徒歩５分。
関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10306320/
（写真は慈雲尊者生誕地の碑）

中之島を歩いていると蔵屋敷跡の碑を見かける。大坂蔵屋敷は、大名が知行地からの徴収物を売り、上方で入手できる物資を購入するために１６１５年以降に建てられた流通倉庫、管理事務所と宿舎。
　天下の台所といわれた江戸時代の大阪は水運が良く、堂島、中之島周辺に各藩の蔵屋敷が建てられた。大阪に蔵屋敷を設けていた藩は１６５５年には６６、１７０３年には９０、１８３５年には１０３、ピーク時には１２４に及んだそうだ。
１８７１年の廃藩置県で蔵屋敷は廃止され民間に払い下げられた。リーガロイヤルホテルの前庭の「蔵屋敷跡」は讃岐高松藩蔵屋敷跡であったと記している。
京阪中之島線中之島駅から徒歩５分。
関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10306320/
（写真は蔵屋敷跡の碑）

旧川口居留地（きゅうかわぐちきょりゅうち）は、１８６８年の大阪開港時に、大阪市西区川口に設けられた。居留地時代の建物は１９１５年に再建された川口キリスト教会（日本聖公会川口基督教会―ウィリアム・ウィルソン設計、国登録有形文化財）が当時の街の面影を伝えており旧川口居留地に建てられた本田小学校の一隅には「川口居留地跡」の石碑が立っている。
１８９９年に居留地制度は廃止されるが、大正時代末まで周辺一帯は大阪の行政の中心で大阪府庁本庁舎（１８７４−１９２６年）大阪市役所（１８８９−１９１２年）、大阪初の電信局、洋食店、中華料理店、カフェが並ぶ文明開化・近代化を象徴する街だった。


関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10306101/
（写真は川口基督教会）

人権問題に関する調査研究をおこない関係資料や文化財を収集・保存し展示・公開することによって人権思想の普及を目指している博物館。大阪周遊パスで入場できる博物館。南海汐見橋線木津川駅から徒歩１０分弱。
大阪人権博物館ＨＰ−http://www.liberty.or.jp/
大阪周遊パスＨＰ−http://www.pia-kansai.ne.jp/osp/ja/
（写真は大阪人権博物館）

大阪市立住まいのミュージアムは、大阪の都市居住に関する歴史と文化をテーマとし、２００１年に日本で最初に開館した、住まい専門の博物館。江戸時代後期から戦後にかけての住居に関する資料や模型が展示されている。地下鉄天神橋筋六丁目駅から近い１９９９年開設の大阪住まいの情報センターの８、９、１０階にあり、２００２年４月から愛称で「大阪くらしの今昔館」と呼ばれている。
１０階が江戸時代の大阪の街並みを展望できるフロア、９階は「なにわ町家の歳時記」、８階は「モダン大阪パノラマ遊覧」という構成になっている。
９階の「なにわ町家の歳時記」コーナーでは江戸時代の大坂の商家、長屋などの町並みを実物大で復元し、家具・調度を置いて当時の暮らしを再現している。
８階の「モダン大阪パノラマ遊覧」コーナーでは明治から昭和の大阪を代表する住宅地を再現した「住まいの大阪六景」、ルナパーク、心斎橋商店街などの模型が展示されている。

大阪くらしのミュージアムＨＰーhttp://house.sumai.city.osaka.jp/museum/frame/0_frame.html
関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10306073/
（写真は１０階の展望フロアから見る江戸時代の大阪の街並み）

崇禅寺（そうぜんじ）は曹洞宗の仏教寺院で行基（ぎょうき６６８−７４９年）による創建とされている。
嘉吉の乱（１４４１年、かきつのらん）で赤松満祐（あかまつ みつすけ１３８１−１４４１年）に討たれた足利義教（あしかが よしのり１３９４−１４４１年）の首塚が１４４６年に建てられ、細川氏菩提寺の一つとなった。
細川持賢(ほそかわもちかた、生年不明−１４６８年)が建造した大伽藍は１４８３年以降焼失と再建を繰り返したが１９４５年の大阪大空襲で焼失し現在の伽藍は１９８９年に再建されたもの。
細川ガラシャ（明智 玉）（ほそかわガラシャ・あけち たま１５６３−１６００年）は１６００年、関ヶ原の合戦の前哨戦で石田三成（いしだ みつなり１５６０−１６００年）の人質になることを拒否し家臣に殺害させ、細川家大坂屋敷に火をつけ死去。宣教師グネッキ・ソルディ・オルガンティノ（１５３３−１６０９年）がガラシャの遺骨と見られる骨を細川家菩提寺の崇禅寺に納めたとされる。以後崇禅寺は細川ガラシャの菩提寺となり、足利義教の首塚の左にガラシャの墓が祀られている。


崇禅寺ＨＰ−http://www.sozenji.com/index.html
関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10305926/
（写真は細川ガラシヤの墓）

ＪＲ京橋駅南口には大阪大空襲、京橋駅爆撃被災者慰霊碑と「釈迦牟尼仏尊像」がある。
１９４５年8月１４日、終戦の前日に大阪城内にあった大阪陸軍造兵工厰（ぞうへいこうしょう）がＢ２９による爆撃を受け流れ弾の1トン爆弾が京橋駅の城東線（現在のＪＲ環状線）と片町線の交差部分に落ち、確認された被爆者２３６名、無縁仏は６００名に及ぶと伝えられている。
慰霊碑は１９４７年８月１４日に、納経塔は１９８３年２月に建立され、犠牲者を弔う法要が毎年８月に行われている。

関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10305886/
（写真は京橋駅爆撃被災者慰霊碑）

国立国際美術館（こくりつこくさいびじゅつかん）は、１９７０年の日本万国博覧会で日本庭園とお祭り広場の間にあった「万国博美術館」の建物を利用した国立国際美術館建物の老朽化などの問題で２００４年に大阪市立科学館の隣に移転したもの。シーザー・ペリ（１９２６年−アルゼンチン生まれ）の設計で美術館本体を全て地下に収めたユニークな建物だが展示部屋の壁には大阪万博のガス・パビリオンに展示されていたジョアン・ミロ（１８９３−１９８３年）の陶板６４０枚で構成されている作品「無垢の笑い」が常設されている。大阪万博当時もガス・パビリオンの目玉だったが、今も見ることができるのは嬉しいことだ。


関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10305665/
（写真は国立国際美術館の「無垢の笑い」）