さすらいおじさんさんのクチコミ(9ページ)全3,789件

三鷹阿波踊りは毎年夏に開催され40回以上続く三鷹名物。
三鷹阿波踊りは土曜と日曜の2日間行われ、三鷹市長賞などの表彰が行われコースは三鷹産業プラザ東交差点から北へ約420mの中央通りで､ 三鷹駅南口まで続く。
夕方6時のスタート合図で待機していた ｢連｣が一斉に踊り出し､鐘や太鼓などの賑やかな鳴り物と､かけ声や観客からの拍手で一挙に盛り上がる。

八幡大神社(はちまんだいじんじゃ)は東京都三鷹市にある神社で三鷹八幡大神社とも言われ三鷹通りと連雀通りの交差点に面している。１６５７年の 明暦の大火の後神田連雀町の一部の住民が替え地として三鷹の地を与えられ連雀新田と名付け新田を開発したが１６６４年に神社と寺の創建を幕府に誓願し老中松平伊豆守と寺社奉行が検地を命じ建立を許可。築地本願寺より松之坊を迎えたが後に松之坊は退転し黄檗宗禅林寺が開かれたとのこと。 例祭に渡御する２基の神輿のうち二之宮神輿の屋根の鳳凰の目が１９９４年版のギネスブックに日本一のダイヤモンドとして掲載されたそうだ。

三鷹駅（みたかえき）は東京都三鷹市下連雀の東日本旅客鉄道中央本線の駅で駅の真下には玉川上水が流れておりこれに沿って三鷹市と武蔵野市の市境が走り駅前にロータリーがあり北方面に伸びる中央大通りに並木が続く。駅前ロータリーには彫刻家・北村西望の作による『武蔵野市世界連邦平和像』が１９６９年に設置され国木田独歩の碑もあり駅周辺には武蔵野市民文化会館、武蔵野芸能劇場、武蔵野中央公園、武蔵野市民公園、井ノ頭通りなどがある。
駅前にはロータリーの２階部分に駅南口から続くペデストリアンデッキが広がり駅正面には再開発ビル「ネオシティ三鷹（三鷹コラル）」、三鷹中央通りがあり禅林寺、三鷹八幡神社、山本有三記念館、三鷹の森ジブリ美術館、風の散歩道＝駅の真下を流れる玉川上水沿いの道、太宰治が入水自殺した場所の記念碑などがある。

禅林寺（ぜんりんじ）は東京都三鷹市にある黄檗宗の寺院で三鷹駅の南方、三鷹市域のほぼ中央ににあり境内には玉川上水に入水した太宰治の墓がある。墓は元あった寺院の被災により移転してきた森鴎外の墓の向かいに鴎外を尊敬していた太宰自身の希望により建てられた。１９４８年６月１３日に玉川上水で愛人山崎富栄と入水自殺し２人の遺体は６日後の６月１９日奇しくも太宰の誕生日に発見されこの日は死の直前に書いた短編「桜桃」にちなみ桜桃忌と名付けられた。禅林寺では太宰と富栄の遺体が引き揚げられた６月１９日には太宰を偲んで毎年多くの太宰治ファンが訪れ桜桃忌を行なっている。禅林寺（ぜんりんじ）は江戸時代初期 明暦の大火によって移住させられてきた神田連雀町の町民が浄土真宗本願寺派の寺院として創建しており１７７０年の台風で倒壊後黄檗宗の賢洲元養が再興し禅林寺に改名している。

井の頭自然文化園（いのかしらしぜんぶんかえん）は東京都武蔵野市にある都立の動物園で井の頭公園の一角にあり１９４２年開園。
目玉となる大型動物はアジアゾウの「はな子」でその他ニホンカモシカやアライグマなどが飼育されており樹木が多く地元の住民の憩いの場となっている。
武蔵野市御殿山にある本園と三鷹市井の頭にある分園に分かれており本園ではおもには哺乳類と鳥類が飼育され井の頭池に囲まれた分園では水鳥が飼育されている。

太宰治文学サロンは三鷹下連雀に住んだ太宰治の足跡を写真や地図などを使って展示している展示館。２００８年に太宰治没後６０年と翌年の生誕１００年を記念して開設している。
太宰治文学サロンは生前三鷹に住んでいた太宰が通い、小説「十二月八日」にも登場する「伊勢元酒店」の跡地に建てられており定期的に企画展示を開催し直筆原稿の複製や初版本初出雑誌などの資料を公開している。「伊勢元酒店」は小説「十二月八日」に「夕飯の仕度にとりかかっていたら、お隣りの奥さんがおいでになって、十二月の清酒の配給券が来ましたけど、隣組九軒で一升券六枚しか無い、どうしましょうという御相談であった。順番ではどうかしらとも思ったが、九軒みんな欲しいという事で、とうとう六升を九分する事にきめて、早速、瓶を集めて伊勢元に買いに行く。」という場面に登場している。太宰治は三鷹に１９３９年から亡くなる１９４８年までの約１０年間住みゆかりの場所も多い。当時撮られた三鷹界隈の写真は電車庫の陸橋、玉川上水のほとり、三鷹の町中での写真などがあり展示されている。文学サロンでは原稿や小説家としての作品群を展示しており太宰治ゆかりの地マップ、絵はがき、一筆箋、Ｔシャツ、鉛筆、しおりなどのオリジナルグッズも販売している。

太宰治お気に入りの陸橋（三鷹電車庫跨線橋）はＪＲ三鷹駅の西にある陸橋で１９２９年に作られており全長約９０ｍ。三鷹電車庫の跨線橋は電車庫をまたぐように作られた橋で鉄骨むき出しの構造でスマートではないが頑丈で当時のまま残っている。太宰治がリラックスできる場所だったようで橋のたもとにたたずむマント姿の写真が残っており階段下に記念碑がある。陸橋（三鷹電車庫跨線橋）を歩くと電車庫に並ぶ電車・陸橋の下を通過する列車・三鷹駅周辺の光景などが良く見えるが太宰治もこの景色を好んで見ていたのだろう。

井の頭池西端の島に現存する井の頭弁財天（別当寺は天台宗大盛寺）の起源は、伝承によれば、平安時代中期。弁財天は音楽や芸術、学問全般、財宝を授ける神様としての信仰を集めており江戸時代から庶民に親しまれている。井の頭弁財天は歴史を映す建立物もありパワースポットとしても知られている。

三鷹の森ジブリ美術館（みたかのもりジブリびじゅつかん）は東京都三鷹市にある三鷹市立のアニメーション美術館で正式名称は三鷹市立アニメーション美術館。宮崎駿による断面スケッチを元にデザインされ２００１年に開館した美術館と２００７年から三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーとして世界のアニメーション映画の配給やテレビ放送を行っている。常設展示室ではアニメーションの原理、原始的なアニメなどの展示、製作スタジオの風景再現、歴代ジブリ作品の絵コンテなどの資料展示を行い『となりのトトロ』のネコバスルーム（子供が中に入って遊べる）、屋上のロボット兵（『天空の城ラピュタ』）、ラピュタ中枢部の石（ラピュタ語の文字が刻まれている）などもあり図書閲覧室では児童文学書（角野栄子『魔女の宅急便』など）やジブリ関係の書籍などを常備しており映像展示室「土星座」では美術館用のアニメ作品や企画展示関係の作品が上映されている。「三鷹の森ジブリ美術館」は日本が誇るアニメーション芸術の素晴らしさを世界にアピールしている。

三鷹市・武蔵野市の市境を流れている玉川上水の南側歩道が整備されて「風の散歩道」と呼ばれている。三鷹駅から井の頭公園に向かう散歩道沿いには山本有三記念館、太宰治の玉鹿石や作品の一説が刻まれた説明板などがあり井の頭公園、「三鷹の森ジブリ美術館」へも通じており三鷹観光にも便利な道だ。

東京都立井の頭公園の井の頭池は、湧水口が 7ヶ所あったことから、かつては「七井の池」とも称され、武蔵野台地において善福寺池（杉並区善福寺）、三宝寺池（練馬区石神井台）と並んで豊富な水量と優れた水質を有していたこともあり、古くから付近に人々が住み着いていたとのこと。
井の頭池では水を抜いて水質浄化し、外来生物を駆除する「かいぼり」が行われ市民ボランティアら１００人ほどが外来魚を一斉捕獲している。
体長１メートルを超える中国産のソウギョやハクレンなど大型魚がいたそうだ。

山本 有三（やまもと ゆうぞう、１８８７−１９７４年）は大正から昭和にかけて活躍した小説家、劇作家、政治家で本名は山本 勇造（やまもと ゆうぞう）。社会劇・歴史劇作家から大正末期に小説に転じ政治家として戦後に貴族院勅選議員になり貴族院廃止後は第１回参議院選挙に全国区から出馬して当選、参議院議員を1期務めた。山本が愛した東京都三鷹市の西洋式の屋敷と庭園は戦後GHQによって接収されて米軍高級将校宅として使われることになったため転居を余儀なくされた。占領が終わった後も民間の研究所や文庫として使われたため山本はこの屋敷に戻れなかったそうだ。旧邸宅は１９９６年に改装されて三鷹市山本有三記念館として開館し一般公開されている。
山本 有三（やまもと ゆうぞう）の作品は『路傍の石 』、『真実一路』、『女の一生』などが広く読まれているが特に明治時代の中期、尋常小学校６年生の愛川吾一を主人公にして成績優秀だが経済的な事情から旧制中学校への進学を諦め丁稚奉公に出され苦労しながら成長してゆく少年を描いた『路傍の石 』は４度も映画化されたくさんの人たちに親しまれている。

玉川上水（たまがわじょうすい）はかつて江戸市中へ飲料水を供給していた江戸の六上水の一つの上水道で東京都水道局の現役の水道施設として活用されている。
羽村取水堰で多摩川から取水し武蔵野台地を東流し四谷大木戸（四谷四丁目交差点付近）に付設された「水番所」を経て市中へと分配されていたが水番所以下は木樋や石樋を用いた地下水道で羽村から大木戸までの約４３キロメートルは露天掘りだったそうだ。１７２２年以降の新田開発によって分水・用水路が開削され武蔵野の農地へも水を供給し農業生産にも貢献した。上水沿いにはヤマザクラの木が多く植えられなかでも「小金井の桜」は花見客で賑わい１９２４年に国の名勝に指定されている。

玉川上水緑道は玉川上水に沿って造られた緑道。江戸の人口が増えて井戸や小川だけでは飲料水を賄えなくなったため江戸幕府は多摩川の水を江戸に引くことを計画し１６５３年に玉川庄右衛門、清右衛門の二人の兄弟が完成させたといわれており玉川上水と呼ばれるようになっている。
上水は取水口である多摩川の羽村から四谷大木戸までの４３ｋｍに及ぶもので現在玉川上水緑道として開園されているのは三鷹市の牟礼橋から福生市の平和橋までの２３．８ｋｍ。

井の頭恩賜公園（いのかしらおんしこうえん）は東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる都立公園で１９１７年に開園した井の頭池を中心とした公園で日本さくら名所１００選に選定されている。
井の頭池を源とする神田川が流出しており井の頭池の西側には御殿山の雑木林があり吉祥寺通りを挟んで東京都建設局井の頭自然文化園がある。雑木林の南側には玉川上水が東南方向に流れその南には「西園」があり４００mトラックと三鷹の森ジブリ美術館がある。玉川上水の下流側には小さな広場のある「東園」があり緑豊かな一帯だ。

帝国ホテル（ていこくホテル）は日本を代表する高級ホテルのひとつでホテルオークラ、ニューオータニとともに「ホテル御三家」と呼ばれることもある一流ホテル。ザ・クレストホテルは帝国ホテルの子会社の帝国ホテルエンタープライズが運営するコミュニティホテルでザ・クレストホテル立川 は１９９５年に開業して多摩地域４大商業地のひとつの観光・ビジネス客を支えている。

「徳島」が本場の阿波おどりは県外では、徳島県人会などが中心となり全国各地で踊られており「東京高円寺阿波おどり」（東京都杉並区）の50数年をはじめ、三鷹、下北沢、初台、神楽坂などが40年以上、大塚、都立家政、中村橋、糀谷、経堂、小金井、神奈川大和、埼玉狭山ヶ丘などが30年以上の歴史を持っている。小金井阿波おどりは30年以上の歴史があり夏の風物詩になっており　「ヤットセ」のはやしことばと衣装をまとった「連」が、太鼓やかねの音の鳴り響く中、街道を練り歩きＪＲ武蔵小金井駅南口駅前中心に模擬店の出店もある。

立川駅（たちかわえき）は東京都立川市曙町の東日本旅客鉄道の駅で駅周辺は日本でも有数の商業地として発展し吉祥寺、町田、八王子とともに多摩地域４大商業地と呼ばれ北口のペデストリアンデッキの中央部には大きなモニュメントが吊られ目を引いている。ペデストリアンデッキは北口（２階部分）にあり周辺には伊勢丹立川店、駅前広場、多摩都市モノレールの立川北駅、ファーレ立川などがある。

小金井桜まつりは毎年都立小金井公園会場中心に開催されている。園内では50種約1700本の桜が咲き郷土芸能、和洋舞踊、生け花、茶席など約30団体の催し物が行われる。 チアダンス、キッズHIPHOP　DANCE、フラダンス、江戸かっぱれ、フォークダンス、ベリーダンス、めんそーれ沖縄ワールド、ジャズダンスなどのダンスが人気が高いそうだ。

立川北駅（たちかわきたえき）は東京都立川市曙町の多摩都市モノレール線の駅で東日本立川駅の北側にあり立川南駅も近くにある。近くにはルミネ（立川駅ビル）、伊勢丹立川店、ファーレ立川、高島屋立川店、シネマシティ/シネマ・ツー、立川ロフト/BOOK OFF、国営昭和記念公園などがある。