『路傍の石 』で知られる三鷹市山本有三記念館
- 4.0
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
吉祥寺・三鷹 クチコミ:15件
山本 有三(やまもと ゆうぞう、1887−1974年)は大正から昭和にかけて活躍した小説家、劇作家、政治家で本名は山本 勇造(やまもと ゆうぞう)。社会劇・歴史劇作家から大正末期に小説に転じ政治家として戦後に貴族院勅選議員になり貴族院廃止後は第1回参議院選挙に全国区から出馬して当選、参議院議員を1期務めた。山本が愛した東京都三鷹市の西洋式の屋敷と庭園は戦後GHQによって接収されて米軍高級将校宅として使われることになったため転居を余儀なくされた。占領が終わった後も民間の研究所や文庫として使われたため山本はこの屋敷に戻れなかったそうだ。旧邸宅は1996年に改装されて三鷹市山本有三記念館として開館し一般公開されている。
山本 有三(やまもと ゆうぞう)の作品は『路傍の石 』、『真実一路』、『女の一生』などが広く読まれているが特に明治時代の中期、尋常小学校6年生の愛川吾一を主人公にして成績優秀だが経済的な事情から旧制中学校への進学を諦め丁稚奉公に出され苦労しながら成長してゆく少年を描いた『路傍の石 』は4度も映画化されたくさんの人たちに親しまれている。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2014/07/24
いいね!:4票
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