さすらいおじさんさんのクチコミ(91ページ)全3,789件

中島川に出ると震災後護岸工事で復旧された際、建てられた契沖（けいちゅう１６４０−１７０１年）の歌碑があった。
契沖が「春水」の題で，

「春風の吹きて渡れる川の瀬に，雪解の水を泳ぐ白波」

と玄冬から新しい生命の甦る春を迎え躍動する喜びを，優しい春風の下きらめく白波に託して詠んだ歌が刻まれている。
碑には１９９５年の兵庫県南部地震で破壊された中島川の堤も大改修で，躍動・憩・自然の三つのゾーンを持つ「緑の防潮ライン」として新しく生れ変わったことを記念して，１６４０年尼崎藩の武家屋敷に生れ，１１歳で今里の妙法寺に出家するまで尼崎で育ち，名著『万葉代匠記』を著し，”古学の祖”と仰がれた郷土の偉人契沖の歌で祝福し、違忌三百年を記念する契沖顕彰の碑とするとの注釈が刻まれていた。

春日山神社（かすがやまじんじゃ）は、上杉謙信（うえすぎ けんしん１５３０−１５７８年）の城として名高い春日山城跡がある春日山山腹にあり、上杉謙信を祭神としている。
１９０１年に童話作家・小川未明（おがわ みめい１８８２−１９６１年）の父親・旧高田藩士小川澄晴（おがわ　すみはる）が山形県米沢市の上杉神社より分霊を受け創建しているので比較的新しい神社だ。
春日山城で生まれた上杉謙信の像と上杉謙信誕生地遺跡の碑が神社の参道にあり、謙信の生まれ故郷を身近に感じることができる。

アクセス――― JR直江津駅から頚城自動車バス春日山下経由高田中央病院行きで17分、バス停：春日山下下車、徒歩20分

新今宮駅北側は歓楽街である新世界だ。新今宮駅のそばには大型遊具や娯楽施設と商業施設を合体させた「都市型立体遊園地」として１９９７年に開業し２００７年に営業を停止したフェスティバルゲートや同時期に開業した大型入浴施設「スパワールド」などがある。
８階建ての建物での２階の中心部から吹き抜けとしてジェットコースターを走らせ、各階フロアには、ショップ群、レストラン、遊戯施設、映画館が４館集まったシネマ・コンプレックスなどがあった。開業初年には年間入場者数８００万以上の賑わいだったが年々入場者数が減少し２００４年に倒産してしまった。
大阪市浪速区恵美須東3
JR「新今宮駅」東出口から徒歩2分。地下鉄 堺筋線・御堂筋線「動物園前駅」5番出口から徒歩約2分。

新今宮駅北側は歓楽街である新世界だ。新今宮駅のそばには大型遊具や娯楽施設と商業施設を合体させた「都市型立体遊園地」として１９９７年に開業し２００７年に営業を停止したフェスティバルゲートや同時期に開業した大型入浴施設「スパワールド」などがある。
スパワールドは、1997年（平成9年）7月オープン、ヨーロッパゾーンは: 古代ローマ風呂、アトランティス、地中海、ギリシャ、フィンランド、青の洞窟、スペインの風呂、アジアゾーンでは: バリ、イスラム、ペルシャ、インドの風呂、総檜風呂、日本渓流露天風呂など世界各国の風呂を楽しめる。

大阪市営地下鉄御堂筋線、堺筋線動物園前駅のほぼ真上
大阪府大阪市浪速区恵美須東３丁目４−２４
www.spaworld.co.jp/

フェスティバルゲートに隣接する「スパワールド」の北には大阪国技館跡の碑がある。１９１９年に、大阪相撲を中心とした興行開催を目的にオープンした収容人員１万人という丸屋根の洋風建築だったそうだが１９２５年に大阪相撲は相撲興行を中断している。フェスティバルゲート同様に新世界には人気の推移で消えていった娯楽施設が多い。

大阪国技館跡の碑
大阪市浪速区恵美須東3
JR「新今宮駅」東出口から徒歩2分。地下鉄 堺筋線・御堂筋線「動物園前駅」5番出口から徒歩約2分。
www.city.osaka.lg.jp/naniwa/page/0000000915.html

あいりん地区に隣接する山王町「てんのじ村」は昔から芸能人が活躍した新世界に近く、劇場の出演者らが１９５０年代には３００人以上住んでいたといわれる。
難波利三（なんば としぞう１９３６− ）は直木賞受賞作品「てんのじ村」で漫才師の半生を描いているが、ミヤコ蝶々、人生幸朗、平和ラッパ、海原お浜・小浜らも「てんのじ村」から人気者に育った。現在は往時の姿はなく漫才の父、秋田實（あきた みのる１９０５−１９７７年）筆の「てんのじ村記念碑」が阪神高速の阿倍野入口横にひっそりと立っている。
あいりん地区周辺は問題視されることが多いが浪速文化を育ててきた大阪らしい場所であることは間違いない。

てんのじ村記念碑

大阪府大阪市西成区山王１丁目、ＪＲ新今宮駅から徒歩１０分、阪神高速の阿倍野入口横

www.panoramio.com/photo/50339431

越後の天領代官所は出雲崎が最初で江戸時代を通して置かれていたのは出雲崎だけで１６１６年出雲崎に代官所が置かれると、初代代官高田小次郎は、民衆の力の強かったこの町を「出雲崎」と「尼瀬」の2つに分け、それぞれに名主(橘屋・京屋)を置いたが代官所は何度か移転している。

JR越後線「出雲崎駅」から出雲崎車庫行きバス約8分、バス停「良寛堂前」下車後徒歩約20分

鶴ヶ城の太鼓門は北出丸から本丸に通じる大手門（追手門）のことで、そこには多聞櫓と呼ばれた櫓が建てられ、胴の径、約１．８メートルの大太鼓を備え、藩主の登城や非常事態、その他の合図に使用されていたところから太鼓門と呼ばれていた。天守閣から表門をつなぐ走長屋とともに表門を守り、帯郭から本丸への敵の侵入を防ぐ要となっていたと考えられている。

JR会津若松駅より路線バス鶴ヶ城・飯盛山に乗車し「鶴ヶ城北口」下車

岸和田市立浪切ホールは大阪湾を望む岸和田ベイエリアに交流と文化創造の拠点として、2002年にオープン、施設の名称「浪切ホール」は、波浪を静め、未来を切り開く希望が込められているとのこと。
伝統芸能、演劇、オペラやクラシックコンサート、コンベンションなど広いニーズに応えられる大ホールなど設備が充実している。

南海本線「なんば」駅から急行で「岸和田」駅へ約25分
「岸和田」駅から徒歩約10分
大阪府岸和田市港緑町1-1

岸和田旧港は泉州の湾岸部・岸和田港、貝塚港、忠岡港が１９６８年に統合されて阪南港（はんなんこう）の一部になっている。港の上には阪神高速湾岸線の岸和田大橋がかかり周辺は「アクアヴェルデ岸和田」と名付けられ再開発が進められている。岸和田カンカン・ベイサイドモールなどの商業施設、スポーツドーム岸和田や高層マンションなどを含む岸和田アクアパーク、岸和田ベイエリアのシンボル施設として、２００２年にオープンしコンサート、コンベンションなどが行われている波切ホールなどがある。波切ホール周辺はだんじり祭りのときは大観衆でにぎわう。
http://www.namikiri.jp/
大阪府岸和田市港緑町1-1.
南海（本線）電車「なんば」駅から急行で「岸和田」駅へ約25分． 岸和田駅から徒歩約15分

泉州春木港は春木川左岸の岸和田漁港区域で、あぐり網漁業（いわし巾着網）中心に大阪府下で１，２を争う水揚げ量を誇っている。
鳥羽一郎の“御当地ソング” 「泉州春木港」で演歌ファンに知られるようになったが大阪府に漁港があることを知らない人のほうが多いだろう。
春木漁業協同組合事務所前には「泉州春木港」の発売１０周年を記念して２００３年に建てられた歌碑がある。
高さ約４ｍ、幅３ｍの歌碑には「泉州春木港」の歌詞が刻まれ、岸和田を代表するだんじり祭りの様子や海・カモメなどの絵が彫られている。大阪にも都会、農村、漁村などいろんな顔があって歩いてみると楽しい。

泉州春木港記念碑---http://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/36/senshuharukikou-kinenhi.html
大阪府岸和田市臨海町20
南海本線春木駅下車徒歩20分

阪急西宮ガーデンズは、阪急西宮スタジアム跡地に造られたショッピングセンターで２００８年１１月にオープンした西日本最大、国内３番目の広さを誇っている。屋上のスカイガーデンには庭園や噴水があり西宮球場のホームベースがあった位置に記念プレートが埋め込まれている。阪急西宮ギャラリーには阪急ブレーブス時代に活躍した人たちのレリーフや優勝トロフィー、西宮球場の模型、阪急電鉄の歴史紹介パネルなどが展示されている。
阪急西宮ガーデンズは南海電気鉄道が南海ホークスのホームグラウンドであった大阪球場跡地に、「未来都市なにわ新都」をコンセプトとして１９９８年から再開発して建設された「なんばパークス」によく似ている。
屋上庭園、ホームベース記念プレート、阪急西宮ギャラリーの阪急ブレーブス時代の紹介展示など「なんばパークス」を参考にしたのだろう。｢サブマリン投法｣の山田久志投手､世界の盗塁王福本豊外野手､「セ・パ全１２球団から本塁打」を打った加藤英司内野手らの活躍ぶりを思い出し懐かしかった。

阪急西宮ガーデンズ--http://nishinomiya-gardens.com/

兵庫県西宮市高松町１４−２ 西宮ガーデンズ
阪急「西宮北口駅」南改札口からデッキで約3分

阪急六甲駅の近くには六甲八幡神社（ろっこうやはたじんじゃ）がある。
六甲八幡神社の祭神は八幡大神、天照大神、春日大神で現在の社殿は奈良春日神社の旧社殿を移したものとのこと。
六甲八幡神社は、１０２６年頃に八幡神を祀ったといわれ後に平清盛（たいら の きよもり１１１８−１１８１年）が京都の石清水八幡宮（いわしみずはちまんぐう）を勧請したそうだ。石清水八幡宮は源氏をはじめ足利氏・徳川氏・今川氏・武田氏など多くの清和源氏が武神・弓矢の神・必勝の神として信仰したことから武神・弓矢の神・必勝の神として崇拝されているが、平氏も石清水八幡宮を武運の神として崇拝していたのだろう。バスの待ち時間に駅周辺を歩くときにはお参りしたい神社だ。
阪急六甲駅から踏み切りを渡り徒歩１分 、兵庫県神戸市灘区八幡町３丁目６−５
www.rokko.or.jp/

全昌寺は前田家以前に大聖寺を治めていた山口氏の菩提寺。
芭蕉は「奥の細道」の旅で加賀市大聖寺神明町の全昌寺に宿泊し
「庭掃きて出でばや寺に散る柳」の句を残した。
「日本百名山」の著者で知られ登山家で作家の深田久弥（ふかだきゅうや１９０３−１９７１年）も大聖寺中町で生まれているが自然豊かな美しい街だった。
加賀市大聖寺神明町１

道の駅越後出雲崎天領の里の レストラン「陣や」（午前11時～午後６時）では日本海を眺めながら鮮度の良い海の幸を使った料理を味わえる。
観光物産センター・物産館 （午前9時～午後5時）ではイカの塩辛、鯛でんぶなど海産物のみやげ品も豊富だ。
休館――第１水曜日（5月、8月除く）､12/30～1/3
新潟県三島郡出雲崎町大字尼瀬6-57 、0258-78-4000 （代）
アクセスーーJR越後線出雲崎駅から車で10分、自動車――北陸自動車道西山ICから国道116号経由 　国道352号を新潟方面へ20分、関越自動車道長岡ICから　国道352号を出雲崎方面へ40分
http://www.niigata-kankou.or.jp/izumozaki/kanko/institution/SA0001.html

日和山公園に近い酒田海洋センター横にはさかた海鮮市場があり１階は地元で水揚げされた魚介が並ぶ。
２階の「とびしま」は鮮魚を使うレストランで、酒田港を眺めながら手ごろな価格で新鮮な魚料理の食事ができる。
酒田市船場町二丁目5-15
アクセスーー酒田駅より車10分、山形自動車道酒田ICより車15分
http://www.umeshunkyo.or.jp/202/256/data2.html

手打ち蕎麦処、古の里　大梵字（だいぼんじ）は道の駅月山に隣接する、鶴岡市月山あさひ博物村の敷地内にある。 建物は旧朝日村にあった築１５０年の旧家を移築したものとのこと。そば粉100％の手打ち蕎麦はおすすめ。

場所―――山形県鶴岡市越中山字名平4-2、TEL 0235-53-3413、　

営業時間―――　午前１１：００～午後５：００（オーダーストップ　午後４：３０）
　　　　　　　　　　
定 休 日―――　　11月～3月（第4月曜日）　4月～10月（無休）

アクセス――― 車で山形自動車道月山インターで降り国道112号線山形方面に0.5 H
http://www.coocle.jp/sh/3848/

休暇村・羽黒は日本３大霊場・出羽三山のひとつ、羽黒山中腹の出羽三山神社参道前にある。
月山や羽黒山への登山や参拝、庄内映画村など庄内の観光拠点としても便利だが特に出羽三山神社参道前にあるので出羽三山神社参拝に便利。園地にはキャンプ場、スキー場、テニスコートや遊歩道が整備されているのでいろいろな楽しみかたができる。

住所 ――山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山8　 TEL 0235-62-4270
交通アクセス――ＪＲ　鶴岡駅より庄内交通羽黒山頂行きで約５０分、休暇村前下車
http://www.qkamura.or.jp/haguro/

「荒城の月」碑は鶴ヶ城本丸の東南隅にある。
明治31年に28歳の土井晩翠は東京音楽学校の求めに応じて「荒城の月」を作曲した。その際、第二高等学校在学中に訪ねた鶴ヶ城址を詩材とし、仙台青葉城でも稿を練ったという。
この詩碑は昭和22年晩翠夫妻出席の元に除幕され、作詞の根拠が地元会津若松でも知られるようになったそうだが「荒城の月碑」は、鶴ヶ城、青葉城の他、作曲者滝廉太郎の故郷大分県竹田城址の三ヶ所にあるそうだ。

JR会津若松駅より路線バス鶴ヶ城・飯盛山に乗車し「鶴ヶ城北口」下車

若松城天守閣は戊辰戦争（会津戦争）後の１８７４（明治７）年に明治政府による『全国城郭存廃ノ処分並兵営地等撰定方』により存城処分され取り壊されるが、１９６５（昭和４０）年に鉄筋コンクリート造により再建、２０００（平成１２）年には干飯櫓と南走長屋も復元されている。若松城天守閣内部は若松城天守閣郷土博物館として公開されている。

JR会津若松駅より路線バス鶴ヶ城・飯盛山に乗車し「鶴ヶ城北口」下車