さすらいおじさんさんのクチコミ(89ページ)全3,789件

元オランダ総領事邸・旧ヴォルヒン低で1987年(昭和62年)1月に「香りの家オランダ館」として公開。
１階にある約200年前のオランダ製足踏み自動演奏ピアノ「ピアノ・ラ・ピアノ」、オリジナル香水のコーナーが人気。オランダの民族衣装の貸し出しもあり、館内やテラスで記念撮影ができる

新神戸駅から西へ徒歩10分、 三宮駅から北野坂を北へ徒歩15分

最初に公開された異人館で、国指定登録文化財。外国人向けの高級借家として建てられ建物の外壁と天然石のスレートが魚のうろこに似ているところから“うろこの家”の愛称で親しまれている。
　 館内にはアンティークな家具や置物、欧州の王室が愛用していた陶磁器などが展示されている。
　隣接のうろこ美術館はヨーロッパとロシアの近・現代絵画を収集しマチス、ユトリロ、キスリング、ビュッフェ、トロワイヨン、ワイエスらの作品が展示されている。3階は、ロシア絵画の展示場で神戸市街が一望できる。

新神戸駅から西へ徒歩10分、 三宮駅から北へ徒歩15分

デンマークにあるバイキングミュージアムやアンデルセンミュージアムの協力により北欧デンマークの歴史や文化を紹介している。　8～１１世紀にスカンジナビア周辺から世界の海を巡ったバイキング船の2分の1サイズのレプリカを展示し、童話作家アンデルセンの愛用の机やペンなど書斎を再現、バイキングととアンデルセンに関する展示が優れている。

新神戸駅から西へ徒歩10分、 三宮駅から北へ徒歩15分

作曲家モーツアルトをテーマにオーストリアの文化を紹介する館内は19世紀後半の貴族の家を再現し、女帝マリア・テレジアの肖像やロココ調の衣装などを展示している。モーツアルトの作曲に使われたピアノなどの複製品、直筆の楽譜、手紙などザルツブルグのモーツアルトミュージアムから寄贈されたモーツアルトの遺品が展示されている。

新神戸駅から西へ徒歩10分、 三宮駅から北へ徒歩15分

異人館の中でも建築の古さは屈指で堀、壁、窓枠など明治35年建築当時のまま残されている。
英国の狩猟家ベン・アリソンの住居で世界各地の動物の剥製が展示されている。
　 世界最大のシカ｢ヘラ鹿｣の巨大な頭部、800キロを超えるムース、3メートルの北極熊、アメリカの国鳥に指定されている｢白頭鷲｣、鯨の仲間｢イッカク｣の長大な歯、銀白色の巨体の｢ヌー｣などが展示されている。

新神戸駅から西へ徒歩10分、 三宮駅から北野坂を北へ徒歩15分

三宮駅から北へ真っ直ぐ上る坂が北野坂。北野坂を上って行くと異人館のある北野異人館街に出る。英国館、旧サッスーン邸、うろこの家、風見鶏の館などの観光の近道で散歩にも良い。北野異人館街には地区の名前の元になった北野天満神社もある。

　フランス館は2軒の家が左右対称に建つ風変わりな建物。元は外人向けのアパートだったが、現在は展示品をフランスの美術や調度品で統一している。
　 アール・ヌーヴォの花形作家エミール・ガレやドーム兄弟らのガラス工芸は佳品。 壁にはエコール・ド・パリの藤田嗣治シャガールらの小品が掛かっている。

新神戸駅から西へ徒歩10分 / 三宮駅から北野坂を北へ徒歩15分

イギリス人による設計でイギリス人が住み続けた英国館(イングランド館)は、建築当時のまま保存されているコロニアル様式の洋館で2階には日本初の公式『シャーロックホームズの部屋』が再現されている。
17世紀バロック時代、19世紀ヴィクトリア時代の家具調度品が揃いバーカウンターには世界の名酒が1000種類も収められている。

新神戸駅から西へ徒歩10分 / 三宮駅から北野坂を北へ徒歩15分

旧ヒルトン邸（きゅうヒルトンてい）は兵庫県神戸市中央区にある西洋館で旧パナマ領事館ともよばれる北野・山本地区の伝統的建造物。明治時代後期にヒルトン氏の自邸として建設され、戦後パナマ領事館として使用された公開異人館。 北野通りに面する高い石垣の上に建っており、外観の意匠や色使いが現代的。館内はパナマ領事館であった当時が再現されており、カルロス領事の執務室、ダイニング、ベッドルーム、ライブラリー、サンルーム等を公開。マヤやアンデスの土器・土偶等が展示されている。

開館時間 - 9:00～18:00 、年中無休
山陽新幹線　新神戸駅　徒歩15分

旧シャープ住宅（きゅうしゃーぷじゅうたく）は兵庫県神戸市中央区の北野町にある異人館で「萌黄の館」の名で知られ1980年12月18日に国の重要文化財指定を受けている。
風見鶏の館の西にある建物は上下窓鎧戸付という典型的なコロニアルスタイルの2階建て建築で、2つの異るデザインのベイ・ウインドーやモザイク装飾の階段など、随所に贅沢な意匠が見られる。アメリカ合衆国総領事ハンター・シャープ（Hunter Sharp）の邸宅として1903年に建てられた。

休館日― 毎月第2水曜日

開館時間　4月～11月― 9:00～18:00 、12月～3月― 9:30～17:00

JR 三ノ宮駅　徒歩15分

北野天満神社（きたのてんまんじんじゃ）は、兵庫県神戸市中央区北野町の菅原道真を祀る神社。平清盛が治承4年（1180年）6月に福原に遷都するにあたり、禁裏守護・鬼門鎮護の神として京都の北野天満宮を勧請して祀ったと伝えられる。
異人館街にあり、神戸大空襲にも、阪神・淡路大震災にも本殿は耐えて残っている。

神戸市営地下鉄西神・山手線新神戸駅下車、徒歩10分

金泉源と共に有馬温泉を代表するのが「銀の湯」の銀泉源で赤褐色に濁っている金の湯と異なり、「銀の湯」は無味無臭無着色で、澄んだきれいな湯。
銀泉源には「炭酸泉」と「ラドン泉（放射能泉）」の二種類があり、炭酸泉が主に血管などの循環器や末端神経に働きかけ、ラドン泉は呼吸器系に効果があるとされ有馬温泉の公共浴場である「銀の湯」には、この二つの泉質が両方入っている。

神戸市風見鶏の館（かざみどりのやかた−旧トーマス住宅）は神戸市北野町の異人館を代表する西洋建築で屋根の風見鶏が特徴。１９７７年のＮＨＫ連続テレビ小説「風見鶏」で全国的に知られるようになった。
１９００年代初期にドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマスの個人住宅として、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデ（１８７２−１９１４年）が設計したと言われている。風見鶏は、風向きを知る役目のほかに魔除けやキリスト教の発展を願うシンボルだったともいわれている。　　　　

神戸の北野の地名は１１８０年の福原遷都に際し、平清盛が都の鬼門鎮護のため、京都の北野天満宮を勧請したことによる。明治の開港時北野村は居留地にもっとも近い山麓の恵まれた位置にあり、居留地や港が南に一望できる環境のよい山手の高台に外国人住宅である異人館が集まった。異人館の建築は「コロニアルスタイル」が多く神戸の異人館では、ベランダ、下見板張りペンキ塗りの外壁、ベイウィンドウ（張り出し窓）、よろい戸、赤レンガ化粧積み煙突などが特徴となっている。

王子公園駅（おうじこうえんえき）は、兵庫県神戸市灘区王子町一丁目の阪急電鉄神戸本線の駅。
王子公園周辺＝神戸文学館、神戸市立王子動物園、旧ハンター住宅、神戸市王子スタジアムに近い。

西日本旅客鉄道（JR西日本）灘駅（南へ約600m）、阪神電気鉄道岩屋駅（南へ約900m）、阪神電気鉄道西灘駅（南東へ約1100m） などとの乗り継ぎも可能な駅。

旧ハンター住宅は兵庫県神戸市灘区の王子動物園内にある異人館で1889年頃の建立され1966年6月11日に国の重要文化財に指定されている。現存する異人館の中では最大級で明治時代の最も優れた洋風建築の一つと評価され1907年頃にイギリス人実業家エドワード・ハズレット・ハンターが購入し、神戸市中央区北野町3丁目に移築、改造した。1963年に北野町から王子動物園に移築され、国の重要文化財として保存処置がされている。

公開時期― 館内：4月・8月・10月、庭園：通年（王子動物園の開園日のみ）
休園日― 水曜日（祝祭日の場合は開園）、年末年始
開園時間― 3月～10月：9時～16時30分、11月～ 2月：9時～16時
王子動物園は阪急電鉄神戸線 王子公園駅下車徒歩５分

神戸市立王子動物園は、兵庫県神戸市灘区の王子公園内にある動物園で関西三大動物園のひとつ。1928年に諏訪山公園内に開園した諏訪山動物園（1946年閉園）を前身に開園し1950年に開催された日本貿易産業博覧会（神戸博）の跡地を利用して1951年3月21日に移転・開園している。
ジャイアントパンダ・コアラ・アムールトラ・アムールヒョウ・ユキヒョウなどの希少動物を見ることができる。日本で唯一、ジャイアントパンダとコアラを同時に見ることができる動物園とのこと。

王子動物園は阪急電鉄神戸線 王子公園駅下車徒歩５分

有馬温泉（ありまおんせん）は、兵庫県神戸市北区の温泉で関西の「奥座敷」とも称され日本三古湯の一つで林羅山の日本三名泉や枕草子の三名泉にも数えられる名実ともに日本を代表する名泉の一つ。奈良時代に僧行基が温泉寺を建立しており温泉寺前に行基像と有馬温泉の歴史の説明板がある。

念仏寺（ねんぶつじ）は兵庫県神戸市北区有馬温泉郷にある浄土宗仏教寺院で本尊は快慶の作と伝わる阿弥陀如来立像。室町時代（1532年）の創建で開基は岌誉。安土桃山時代（慶長年間）に谷之町から豊臣秀吉の正室北政所（ねね）の別邸跡である現在地に移転しており古い石垣の上に建つ本堂は有馬温泉郷最古の建築物で江戸時代前期（1712年）の建立とのこと。

湯泉神社（とうせんじんじゃ）は兵庫県神戸市北区の有馬温泉郷にある神社で「おんせんじんじゃ」と読まれることもある。大己貴命と少彦名命を主祭神とし、熊野久須美命を配祀している。
大己貴命と少彦名命が赤い湯に浸かって脚の傷を癒していた三羽の烏をみて有馬温泉を発見したという故事より、この二柱の神を主祭神として拝殿に三羽の鳥を彫刻しており日本書紀に舒明天皇・孝徳天皇・白河法皇らの参拝が記録され、平安時代初期の延喜式神名帳492大社の一つに列せられており往時の格式の高さがわかる。温泉寺本堂前に、鳥居と社殿へ続く石段がある。