尼崎で育ち,”古学の祖”と仰がれた郷土の偉人、契沖顕彰の碑
- 3.5
- 旅行時期:2009/11(約16年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
尼崎 クチコミ:27件
中島川に出ると震災後護岸工事で復旧された際、建てられた契沖(けいちゅう1640−1701年)の歌碑があった。
契沖が「春水」の題で,
「春風の吹きて渡れる川の瀬に,雪解の水を泳ぐ白波」
と玄冬から新しい生命の甦る春を迎え躍動する喜びを,優しい春風の下きらめく白波に託して詠んだ歌が刻まれている。
碑には1995年の兵庫県南部地震で破壊された中島川の堤も大改修で,躍動・憩・自然の三つのゾーンを持つ「緑の防潮ライン」として新しく生れ変わったことを記念して,1640年尼崎藩の武家屋敷に生れ,11歳で今里の妙法寺に出家するまで尼崎で育ち,名著『万葉代匠記』を著し,”古学の祖”と仰がれた郷土の偉人契沖の歌で祝福し、違忌三百年を記念する契沖顕彰の碑とするとの注釈が刻まれていた。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/11/24
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