さすらいおじさんさんのクチコミ(116ページ)全3,789件

道の駅みくに（みちのえきみくに）は、福井県坂井市三国町山岸の国道305号にある道の駅。

農産物直売所「ふれあいパーク三里浜」―――地元農家の直売野菜や果実、海の幸など、新鮮な特産品を販売している。

7月～8月9:00～18:30（無休）4月～6月･9月～10月9：00～18：00（無休）
11月～3月9：00～18：00（月２回水曜日休み）
レストランーー9:00 - 18:00、4 - 10月・無休、11月 - 3月・第2・4水曜休

所在地―――福井県坂井市山岸67-3-1　国道305号沿い TEL：0776-81-6392
アクセスーーー 北陸自動車道金津インターチェンジから車で約20分

東尋坊（とうじんぼう）は、福井県坂井市三国町の越前加賀海岸国定公園に属する約１ｋｍ続く断崖絶壁の一帯。
海食で岩肌が削られた高さ約２５ｍの岩壁は輝石安山岩の柱状節理で天然記念物。輝石安山岩の柱状節理（五角形、六角形の柱状の岩の集まり）は韓国の金剛山、スカンジナビア半島のノルウェーの西海岸を含めて世界で３箇所しかない地質学的にも貴重な自然遺産とのことだ。
玄武岩の柱状節理ではイギリス北アイルランドの世界遺産、ジャイアンツ・コーズウェーが世界的に知られているが、東尋坊もジャイアンツ・コーズウェーに劣らない貴重な自然の産物だ。
アクセス―――えちぜん鉄道 三国駅または三国港駅から京福バス「東尋坊」行きで15分 - 20分、終点下車、徒歩すぐ; 北陸本線 芦原温泉駅から京福バスで「東尋坊」下車、徒歩すぐ; 北陸自動車道金津ICから車で約15分

三国の荒磯遊歩道は、越前加賀海岸、三国町米ケ脇から雄島までの松林を通りぬける約４?の遊歩道で三国にゆかりの文人や詩人、俳人たちの碑が点在している。遊歩道周辺は５０万年前新第三期の火山活動により隆起し、やわらかい礫岩や凝灰岩、泥岩、砂岩とかたい色々な安山岩からできており変化に富んだ海岸景観が見られる。特にやわらかい岩の層でできた東尋坊の北にある福良海岸では、海蝕洞や海蝕崖、岩礁、島など多様な海蝕地形を見ることができる。遊歩道の全域が温暖な海岸性の気候なので、典型的な照葉樹林が残っており県内でも人気のハイキングコースの一つ。

アクセス―――えちぜん鉄道 三国駅または三国港駅から京福バス「東尋坊」行きで15分 - 20分、終点下車、徒歩すぐ; 北陸本線 芦原温泉駅から京福バスで「東尋坊」下車、徒歩すぐ; 北陸自動車道金津ICから車で約15分

海抜100メートル、地上55メートルからの眺めを堪能できる「東尋坊タワー」は 福井県坂井郡三国町（現・坂井市）.の海岸にある。 高さ, 全高55m 展望台床面高50mで 竣工は 1964（昭和39）年.。東尋坊の全景が見える。

営業時間―――夏季　AM8：30～PM5：30、冬季　AM9：00～PM5：00
展望入場料金表―――大人（中学生以上）500円小人300円
アクセス―――えちぜん鉄道 三国駅または三国港駅から京福バス「東尋坊」行きで15分 - 20分、終点下車、徒歩すぐ; 北陸本線 芦原温泉駅から京福バスで「東尋坊」下車、徒歩すぐ; 北陸自動車道金津ICから車で約15分

吉崎御坊　蓮如上人記念館は、浄土真宗開立の祖・蓮如上人ゆかりの地越前吉崎に、平成10年に設立された。蓮如館では蓮如上人の「御文」、中世の佛教文化の紹介、越前竹人形、紙人形など地元の工芸品で上人にまつわる吉崎の伝説を再現している。
「吉崎御坊跡」の麓、「北潟湖」、「鹿島の森」などの名勝に面しており美しい。芦原温泉、東尋坊、丸岡城など名所旧跡にも近い。


拝観料―――個人大人￥500小中学生￥200
開館時間―――午前9時～午後5時
休館日―――木曜日　（祝祭日の場合前日の水曜日休館）、年末年始（12月28日～1月2日）
アクセス―――ＪＲ芦原温泉駅からコミュニティバスで25分。芦原湯の町駅からコミュニティバスで30分。吉崎バス停下車すぐ前。加賀温泉駅よりタクシーで15分。あわら温泉駅よりタクシーで15分。

自動車―――芦原湯町から国道305号を北上、約20分。

北潟湖（きたがたこ）は、福井県あわら市と石川県加賀市に跨る、国道305号沿いに広がる湖で越前加賀海岸国定公園の一部。面積2.73km2、周囲14km、全長6km、最大幅1km、最大水深4m、平均水深2.5m。
湖面の約99%が福井県に属し、三方五湖の水月湖、三方湖に次いで3番目に大きい。約2万年ほど前に加越台地が浸食してできた谷に約6,000年前、水が溜まり形成された。湖底には厚さ10～15mの青みがかった暗黒色の硫化水素の臭いがする泥が堆積している。北潟湖に囲まれた海抜３３ｍの吉崎山（御山）の頂上から良く見える。

アクセス.―――北陸自動車道路 金津I.Cから車で約15分、JR芦原温泉駅からタクシーで約20分、北陸自動車道路 加賀I.Cから車で約20分、小松空港よりタクシーで約35分.

吉崎御坊（よしざきごぼう）跡は、１４７１年に比叡山延暦寺などの迫害を受けて京都から逃れた本願寺第八世蓮如（れんにょ１４１５−１４９９年）が、本願寺系浄土真宗の北陸の布教拠点として北潟湖に囲まれた海抜３３ｍの吉崎山（御山）の頂上に建立した坊舎だった。吉崎山の頂上は１９７５年に国の史跡に指定された公園で「史跡 吉崎御坊跡」の石碑、御坊の本堂跡、高村光雲（たかむら こううん１８５２−１９３４年）が１９３４年に制作した蓮如上人銅像、蓮如上人御腰掛石、蓮如上人の第二女見玉尼の墓などが点在している。吉崎山（御山）周辺は坊舎、宿坊などが並ぶ寺内町だったが現在も浄土真宗本願寺派の別院、真宗大谷派の別院、「吉崎寺」（本願寺派）などの寺院や本願寺維持財団が運営する「吉崎御坊 蓮如上人記念館」などがあり、寺内町らしい風情がある。

アクセス――― JR北陸本線芦原温泉駅よりあわら市コミュニティバスで30分吉崎下車し徒歩5分、車では北陸道加賀ICから国道305号経由10分.

加賀市美岬町の尼御前岬にも源義経（みなもと の よしつね１１５９−１１８９年）にまつわる言い伝えが残されている。奥州へ下る義経一行は安宅の関の検問の厳しさを聞いており無事通過できるか危惧していた。義経一行の中にいた尼御前という名の尼は安宅の関で足手まといになると思い断崖から身を投げたといわれている。尼御前を悼む人たちがこの岬を尼御前岬と名着けたとのことだ。義経にまつわる伝説は全国で聞くことができる。

アクセス―――JR加賀温泉駅から「キャンバス」海まわりコース乗車　「尼御前岬」バス停下車徒歩約２分

JR大聖寺駅は加賀温泉駅、山中温泉とならぶ3大ターミナルのひとつ。 山中温泉への玄関口として、多くの温泉客で賑わった。
加賀市大聖寺熊坂川周辺は桜の名所で毎年加賀神明宮で桜祭りが開催されている。
芭蕉は「奥の細道」の旅で加賀市大聖寺神明町の全昌寺に宿泊し
「庭掃きて出でばや寺に散る柳」の句を残した。
「日本百名山」の著者で知られ登山家で作家の深田久弥（ふかだきゅうや１９０３−１９７１年）も大聖寺中町で生まれているが自然豊かな美しい街だった。

安宅住吉神社（あたかすみよしじんじゃ）は、石川県小松市安宅町、日本海沿岸に鎮座する神社で境内に安宅の関址があり、「安宅」「勧進帳」にも取り上げられた伝承から、難関突破の神として知られる。
かつては安宅住吉大明神・二宮住吉大明神・住吉宮とも称した。天応2年（782年）創建の古社で、当初は琴佩山に鎮座していたが、天暦2年（948年）に鷹降山、天正5年（1577年）小倉野へと遷座を重ね、現在の二堂山に落ち着いたのは天保4年（1647年）のことである。海陸ともに北陸道の要所でもあり、永く旅人の崇敬を集めた。

アクセス――― JR小松駅→小松バス安宅線で15分、バス停：関趾前下車、徒歩3分

安宅の関（あたかのせき）は、石川県小松市に守護、富樫氏が設けたと言われる関所で源義経（みなもと の よしつね１１５９−１１８９年）が武蔵坊弁慶（むさしぼうべんけい　生年不詳−１１８９年）らと奥州藤原氏の本拠地平泉を目指して関所越えを試みた歌舞伎の「勧進帳」で知られる。関守・富樫泰家（とがし やすいえ）に義経一行ではないかと疑われた弁慶は白紙を勧進帳と偽って読みあげる。さらに疑われた主人義経を家来の弁慶が棒で打ちすえ義経でないことを必死にアピールする。富樫泰家は義経一行であることを見破っていたが義経・弁慶の美しい主従関係に感動して通過させた。義経を通過させたことで源頼朝（みなもと の よりとも１１４７−１１９９年）の怒りを買った富樫泰家は守護職を剥奪され出家し、奥州平泉で義経と再会したのち現石川県石川郡野々市町に戻り、天寿を全うしたといわれている。なお安宅住吉神社の説明では頼朝の怒りを買った富樫泰家は責任をとって自害して果てたとのことだった。
安宅の関は歌舞伎の「勧進帳」で有名になったものでかなり脚色があるようだが、日本人の精神の根底にある弱いものに応援しようとする判官びいき（ほうがんびいき）の心を育てたこと、義経と弁慶の関係を理想的な主従関係のモデルとして武士道精神に植えつけてきたことなどを考えれば日本の思想文化史上重要な出来事だったといえるだろう。

アクセス――― JR小松駅→小松バス安宅線で15分、バス停：関趾前下車、徒歩3分

海辺の歴史公園、安宅公園は「歌舞伎十八番　勧進帳」で有名な安宅関跡を中心とした松林に囲まれている静かな公園。
園内には、歌舞伎の名場面を再現した銅像や勧進帳ものがたり館、安宅ビューテラスなどがある。「日本の歴史公園100選」に選定されている。
また安宅の海岸沿いにある安宅海浜公園は、野球やソフトボールができるグラウンドと、グラウンドゴルフなどに使用できる芝生張りの自由の広場を備えた公園で自転車専用道路も通っており、さまざまなスポーツを楽しむことができる。

　アクセス――― JR小松駅→小松バス安宅線で15分、バス停：関趾前下車、徒歩3分

勧進帳ものがたり館のシアターゾーンでは歌舞伎「勧進帳」を約１２分の映像で解説し十代市川団十郎が舞台で袖を通した衣装を展示している。義経と弁慶一行が何故安宅の関を通らなければならなかったのかを年表などで紹介し明治時代の「文楽・勧進帳」の人形も展示している。
安宅発見コーナーでは北前船で栄えた安宅の街並みを一望出来る。
営業時間―――　ＡＭ９：００～ＰＭ５：００（入場券の販売はＰＭ４：３０終了）

定 休 日―――毎週水曜　　年末年始
入 館 料―――大　　　　人　３００円　高校生以下　１５０円
アクセス――― JR小松駅→小松バス安宅線で15分、バス停：関趾前下車、徒歩3分

「小松空港」は、石川県小松市にある共用飛行場で面積:約440.8ha。
小松市・金沢市・福井市、石川県南部（加賀地方）、福井県北部（嶺北地方）へのアクセス拠点となっている。
羽田便の年間利用者数は、2007年度で約185万人で羽田空港発着路線で8番目の利用者数となっている。特に空港に近い加賀地方南部（小松市・加賀市周辺）、福井県北部の対東京輸送についてはほぼ独占している状況。金沢市を中心とする加賀地方北部の対東京輸送については、鉄道、高速バスとの激しい競争下にあり、航空各社も各種割引運賃の設定で対抗している。

アクセスーーー金沢市方面からは北陸自動車道小松ICが最寄り
福井市・敦賀市方面からは北陸自動車道安宅PA併設のスマートICが最寄り。

松井 秀喜（まつい ひでき１９７４年― ）は、星稜高等学校、読売ジャイアンツ、ニューヨーク・ヤンキースはじめとするメジャーリーグの強打者として活躍してきた日本を代表する野球選手だ。石川県能美市（のみし）で生まれ育っているが、生家の隣に「松井秀喜ベースボールミュージアム」が建てられている。２００５年に「松井秀喜　野球の館」の規模を拡大してオープンした博物館で年間２０万人以上が訪れる能美市の観光スポットになっている。
博物館の入り口前にはバットを構える小学生の頃の松井選手の銅像が建っており、博物館には星稜高校時代のユニフォーム、読売ジャイアンツ、ニューヨーク・ヤンキース時代の愛用品、ホームランボールなどの展示品が並んでいる。入場料も大人３００円と良心的で野球ファンなら一見の価値がある博物館だ。

所在地―――石川県能美郡根上町山口町ロ137
営業―――: 9時半〜17時（入館〜16時50分）
定休日―――: 火曜
休業―――: 祝日・学校休校期間は定休日でも開館、12月31〜1月2日
料金――― 大人￥300 小中学生￥100 以下は無料。

松井秀喜ベースボールミュージアムのHP−http://www.hideki.co.jp/guide/guide.html
アクセスーーー 北陸自動車道小松インターチェンジより車で4分; 北陸本線寺井駅よりのみバスで「山口方面」乗車、「松井秀喜ミュージアム」下車（約10分）

富山市のランドマーク、富山市役所展望塔（とやましやくしょてんぼうとう）は市制施行100周年を記念して平成4年5月に完成。地下2階、地上8階建ての市庁舎は、富山市のランドマークで地上約70m(床高68.55m、アンテナ99.8m)の展望台からの景観は絶景。東には立山連峰が望まれ、眼下に富山市街を一望でき4～10月は夜間も開放される。

アクセス―――JR富山駅→徒歩7分、車 北陸道富山ICから20分

料金 ―――入場無料
時間 ―――9～21時(土・日曜、祝日は10時～)、11～3月は～18時、無休
バリアフリー―――車椅子対応,車椅子貸出,車椅子用エレベーター,自動ドア,スローブ,盲導犬・介助犬,障害者用駐車場,貸出ベビーカー,車いす用トイレ

富山駅（とやまえき）は、富山県富山市明輪町にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）の駅で近接する富山地方鉄道の電鉄富山駅（でんてつとやまえき）・富山駅前駅（とやまえきまええき）、富山ライトレール富山港線の富山駅北駅（とやまえききたえき）などターミナル駅が集まっている。
富山ライトレールは路面電車の経営で赤字に悩む都市が多いなか、アイディアを駆使して２００６年の開業初年度から黒字化に成功して脚光を浴びた市街電車だ。ＪＲ富山駅北口前の富山ライトレールはグッドデザイン賞金賞やバリアフリー優秀大賞など多くの賞を受賞しているモダンな電車だった。

「「螢川（ほたるがわ）」の舞台で桜の名所松川は、元は神通川の本流であった。かつて神通川は富山城下やその後の富山市の中心部を蛇行して流れており、たびたび氾濫して被害が甚大であった。明治時代に神通川の改修が行われ本流は富山市の西部を直線的に流れるように流れが変えられた。その後、富山市の都市計画により元の本流（神通廃川地）は埋立てられて平地ができ、そこに現在の県庁や市庁舎などが建設された。その結果、川幅は狭まって現在の松川となった。改修後に周辺の松並木にちなんで「松川」と呼んだのが松川の始まり。現在は、松に代わって桜が植えられ桜の名所になっている。
宮本輝（みやもと てる１９４７年− ）の小説で１９８７年に映画化された「螢川（ほたるがわ）」の舞台となっていることでも知られている。「螢川」は「泥の河」、「道頓堀川」と並ぶ「川三部作」の一つでアカデミー賞外国語映画部門賞にノミネートされ多くの賞を受賞した名画「泥の河」とともに螢の輝きが印象に残る映画だった。

アクセス――― JR富山駅から徒歩約10分、富山空港より連絡バスで約20分(城址公園前下車). 車, 北陸自動車富山ICから車で約10分

富山城（とやまじょう）は滝廉太郎（たき れんたろう１８７９−１９０３年）が荒城の月の曲想を練るときに念頭に置いた城の一つと言われており現在は「富山城址公園」となっている。
城が建てられたのは遺構から室町時代以前と考えられているが、堅固な城になったのは１５８２年、佐々成政（さっさ なりまさ１５３６−１５８８年）が富山城主のときに５層の天守を建て、神通川を天然の堀にするように改修したときとのことだ。改修後の神通川旧本流は松川と呼ばれ、現在も富山城址の北側を流れており桜の名所になっている。
「富山城址公園」には１９５４年に模擬天守が建築され、内部は富山城の歴史を紹介する富山市郷土博物館になっており、近くに東洋の古美術を中心に展示している佐藤記念美術館がある。

アクセス――― JR富山駅から徒歩約10分、富山空港より連絡バスで約20分(城址公園前下車). 車, 北陸自動車富山ICから車で約10分

富山市郷土博物館(とやましきょうどはくぶつかん) は富山城天守閣内部にある博物館で戦国時代の築城から現代に至るまで400年以上にわたる富山城の歴史を模型や映像等で紹介している。4階の天守展望台からは周囲が一望でき江戸時代の富山城の規模を体感できる。

営業時間---9:00〜17:00（入館は16:30まで）、無休
料金---大人200円　小中学生100円
アクセス――― JR富山駅から徒歩約10分、又は富山空港より連絡バスで約20分(城址公園前下車). 車, 北陸自動車富山ICから車で約10分