さすらいおじさんさんのクチコミ(46ページ)全3,789件

御池通（おいけどおり）は京都市の主要な東西の通りの一つで中京区の中央部を横断している。川端通 - 堀川通間は京都市内で最も通りの幅が広くシンボルロードになっており地下鉄の東西線が走っている。
御池通（おいけどおり）にかかる御池(おいけ)大橋は１９６４年に第一期分が完成し１９８４年と１９８８年に拡幅工事が行なわれている新しい橋だ。　

１９９２年、御堂筋をアメニティ豊かな芸術・文化軸として世界に誇る彫刻ストリートとする計画を立て、ヘンリー・ムーアや『考える人』で有名なオーギュスト・ロダン、高村光太郎など内外の有名作家による彫刻２９体が飾られ、通り行く人々を楽しませている。
彫刻作品は｢人間主体のまち、世界に貢献するまち｣を目指す国際都市を象徴し、市民生活が豊にまた都市イメージが多彩に広がるものとし｢人間賛歌｣を主テーマとし、｢人体｣をモチーフとしているとのこと。作品収集方法は原則大阪市が御堂筋の沿道の企業より寄贈を受けるものとのこと。優れた彫刻をずいぶん集めたものだ。

湯木美術館の向かい側、東横INN大阪船場ホテルの入口の脇に北組惣会所跡碑がある。
明治維新後の１８６８年政府は大阪府を置き１８６９年には北・南・天満の三郷から東・南・西・北の４大組に再編され１８８９年には市制施行により大阪府管内の大阪市となりその後周辺の町村を合併して、１９２５年にはほぼ現在の大阪市の領域に広がったとのこと。三郷の組にはある程度の自治が認められ町の行政を担当するため町人の中から選ばれた惣年寄達が月番で惣会所に詰め、下部組織には町年寄や惣代が実務を担当、大坂町奉行所のもと年貢の取り立てやお触れの通達、町年寄の任命、火消しの人手の指揮など現在の司法、消防、警察などの業務も担当したそうだ。
現在大阪では府市統合計画が進んでいるが大阪も合併、統合、再編の歴史を繰り返している。

枚方市・交野市の汚水を処理している渚水みらいセンターは、府民に親しまれる下水処理場として整備を進めており、その一環として、地下施設の上面等を有効活用した『いこいのひろば せせらぎ散策ゾーン』をオープンしている。 『いこいのひろば せせらぎ散策ゾーン』では処理水の流れるせせらぎや、トンボや水生生物の楽園となっている親水池などの整備を行っており花壇がきれいだった。

御池大橋西詰南に作家・夏目漱石（１８６７−１９１６年）の句碑がある。木屋町御池のこの地にはかつて旅館「北大嘉」(きたのたいが)があり１９１５年に漱石が宿泊している。
　漱石は、祇園白川のお茶屋「大友（だいとも）」の「文芸芸妓」と呼ばれた名物女将・お多佳（磯田多佳）と交流があり漱石は多佳に、「春の川を隔てて男女かな｣という句を贈った。漱石が鴨川を詠んだ句に「加茂に渡す橋の多さよ春の風」「筋違に四条の橋や春の川」がある。

新京極通東の安養寺(あんようじ)は古くから女人往生の寺として女性の信仰を集めており倒蓮華寺（さかれんげじ）とも呼ばれている。寛和年間(９８５−９８７年)、恵心僧都が大和国・當麻（たいま）に建立した華台院を始まりとされている。昔は女性が業深く往生の際に心の中にあるという蓮華が逆さに花を咲かせ極楽往生できないとされていたとのことで女性救済のためにあえて連座を逆さにしたとのこと。

大阪市北区の曽根崎警察署地下（梅田地下街・ホワイティうめだ）にある大阪府警察コミュニティープラザは入場無料で誰でも来場できる。モデルハウス模型によって防犯情報を提供するコーナー、防犯のアイデアを見ることができる防犯体験コーナーなどがあり防犯の参考になる。防犯教室なども開催しており、パトカー、白バイが展示され子供用の警察官の制服・白バイ隊員の制服などが用意され記念撮影ができる。
また、大阪府警察コミュニティープラザでは大阪府警察音楽隊や一般の人たちによる「NESSO“WITH”コンサート」を開催しているそうだ。普段は近づきにくい警察を身近に感じられる場所だ。

善長寺（ぜんちょうじ）は新京極通に面した細い路地奥にある。古くより瘡神（くさがみ）さんと呼ばれ子供の痘瘡平癒の信仰を集めた。徳川家康が上洛した際の定宿場だったとのこと。室町時代永正年間(１５０４−１５２０年)、顕興忍想の開基で境内に福知山・大原神社(おおばらじんじゃ)より鎮守社として大原神社(おおはらじんじゃ)が勧請されている。　江戸時代、寛文年間(１６６１−１６７３年)、霊元天皇の命により、僧・宝山が洛外・六地蔵以外の４８か寺の地蔵尊を選んだ洛陽四十八願所の霊場のひとつになっている。

歌人で劇作家の吉井勇(よしいいさむ１８８６−１９６０年)は、１９４５年１０月から１９４８年８月まで、孝子夫人と八幡市八幡月夜田（やはたつきよだ）の宝青庵（ほうしょうあん・通称紅葉寺）で暮らした。この間吉井勇は松花堂で谷崎潤一郎、志賀直哉、梅原龍三郎などと親交を深めていた。
宝青庵（ほうしょうあん・通称紅葉寺）の山門前には吉井勇寓居地(よしいいさむぐうきょち)碑が建てられている。
　吉井勇は東京に生まれ１９０５年、「明星」に歌を発表後北原白秋らと「パンの会」を結成し耽美派文学の一翼として多彩な活動を展開、１９０９年には森鴎外監修のもと石川啄木らと「スバル」を創刊し第一歌集「酒ほがひ」で歌壇的な地位を得た。歌業を中核として、戯曲、小説、随筆、歌謡と幅広いジャンルにわたった活動を続け多くの著作を残している。
八幡市に居を構えた吉井勇は八幡の風物や暮らしを詠んだ歌５００首が収められた歌集「残夢」を創刊し八幡音頭の作詞もしたそうだ。「男山吉井」の地名に八幡の人たちの吉井勇の功績への感謝の気持ちが残されている。 吉井勇が八幡を詠んだ歌には次のような作品があるがいずれも八幡の地への愛情と郷愁があふれる歌だ。

昭乗といへる隠者の住みし蘆　近くにあるをうれしみて寝る
松花堂好みの露地幾うねり　郁子の雨にも濡れにけるかも
しばらくは石の燈篭の八幡形　ながめてありきわれを忘れて
八幡なる泉之坊につたはれる　この襖絵の幽玄を見む
女郎花塚のあたり雲雀鳴き　夕日のなかを雲水の来る
蘆を刈るころ越路よりうつり来て　すでに六月の月夜田の里
安居橋はおもしろき橋太鼓橋　人のわたればとどと鳴る橋
霜しろき圓福寺道をかへりゆく　僧の痩肩寒げなるかな
包み背に水月庵の老尼がゆく　夕道やすでに凍てたる
石清水八幡みちを往くときは　雄ごころ起る何か知らねど
聴くほどに心かそけし松花堂　すむしあたりの松風の音
盆をどり今日は都々城か太鼓の音　遠く聞こえて蟋蟀(こおろぎ)の声
あはれなる女身を投げ死にきとよ　放生川のいにしへあはれ

渡辺津（わたなべのつ）は、平安時代から室町時代にかけて、摂津国の旧淀川左岸の河口近くに存在していた港湾で「窪津（九品津）」とも呼ばれ天満橋から天神橋の間くらいの位置で旧淀川に面していた。高麗橋から北船場一帯が入り江で中世当時の港湾最奥部が存在していたようだ。

ザ・シンフォニーホールは、朝日放送（ABC）創立３０周年記念事業の一環として建設された日本初のクラシック音楽コンサート専用ホールとのこと。１９８２年に「世界一美しい響き」を目標に満席時残響２秒となる先進音響技術を導入して設計・建設された日本初のクラシックコンサート専用ホールで１９８０年代後半から全国に建設されるクラシックコンサート専用ホールの先駆的な役割を果たしている。 ホールはステージを囲むように４面に客席を配するアリーナ形式のシューボックス型でステージ背面の客席の背後にパイプオルガンを備えている。ザ・シンフォニーホールの音響効果を指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンはウィーン楽友協会大ホールに比肩すると絶賛したとのことでたいしたものだ。

ＪＲ福島駅（ふくしまえき）は、大阪府大阪市福島区福島の西日本旅客鉄道の駅で近接してJR東西線の新福島駅がある相互乗換駅ではない。周辺には新福島駅（ JR東西線 ）、福島駅 (阪神) 中之島駅（ 京阪中之島線）があり交通の便は良いが梅田のように地下街で繋がっていないので乗り換えはやや不便。 福島天満宮、ザ・シンフォニーホール、ホテル阪神、ラグザ大阪、ほたるまち、朝日放送本社、堂島リバーフォーラム、堂島クロスウォーク、ABCホール、金蘭会中高等学校などが近い。

玉江橋（たまえばし）は、大阪府大阪市の堂島川上なにわ筋に架かる橋で浪速の名橋５０選のひとつ。
昔は大阪の七不思議の一つとして「玉江橋の南に天王寺さんの五重塔が見える」と言われていたそうで玉江橋の東南に位置する四天王寺が橋の真南に見えたそうだ。実際には堂島川が西南に流れているため玉江橋が斜に架けられていたからとのことで一種の錯覚らしい。橋の長さは上流側７７．０m、下流側７８．８m、幅員は１０m。福澤諭吉は玉江橋の北詰にあった中津藩の蔵屋敷で生まれている。

木屋町通り（きやまちどおり）は、京都市の南北の通りの一つで北は二条通から南は七条通まで全長約２．８ｋｍで先斗町の西、高瀬川の東側。
慶長年間（１５９６−１６１５年）の角倉了以の高瀬川開削に伴って１６１１年に二条樵木町を起点に開通開通当時「樵木町」（こりきまち）と呼ばれていた。
江戸時代初期（17世紀）大坂や伏見から薪炭・木材が高瀬舟に積まれて集まり、材木問屋・材木商が倉庫や店舗を立ち並べるようになったため、「木屋町」と呼ばれた。木屋町周辺に残されている材木町、紙屋町、鍋屋町、米屋町などの地名は江戸時代の商取引の拠点だったことを示している。
幕末（１９世紀）には勤皇志士が密会に利用したため坂本龍馬や桂小五郎らの潜居跡や事跡の碑が繁華街に立っており大村益次郎、本間精一郎、佐久間象山などが殉難している。木屋町通り（きやまちどおり）は明治維新の歴史を刻んだ街でもある。

南座（みなみざ）は京都市東山区にある劇場で正式名称は京都四條南座（きょうとしじょうみなみざ）で松竹が経営している。
江戸時代（元和年間）から続くとされる、日本最古の劇場であ名称の由来は、四条通の南側に位置しているため。
江戸時代初期、四条河原には幕府公認の芝居小屋が七座存在したが火事で幾度も焼失し、また興行の中心が大坂に移ったため次第に数を減らし、江戸時代中期には四条通りの南（南の芝居）と北（北の芝居）、大和大路の西（西の芝居）の三座となった。西の芝居は1794年（寛政6年）の大火後は再建されず、二座が残った。さらに南座の向かいにあった北座は1892年（明治25年）四条通の拡張に伴い閉鎖され、南座のみになった。
1906年（明治39年）に松竹に買収され、以後松竹の直営となり1929年（昭和4年）1月に建替えに着手桃山風意匠の鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て、1996年（平成8年）に国の登録有形文化財になっている。

大阪市中央卸売市場大阪市中央卸売市場（おおさかしちゅうおうおろしうりしじょう）は、大阪市内にある大阪市立の中央卸売市場で青果（野菜、果実）、水産物、加工食料品（つけ物、みそ、乾物、魚肉入加工品など）　を卸売しており、大阪の食をささえている。

くずはモールは大阪府枚方市にある京阪電気鉄道の子会社・京阪流通システムズが運営するショッピング街。
長く平屋建て商店が集まる商店街がったが松坂屋の撤退後京阪百貨店を中心としたショッピングモールに創り変えられた。株式会社京阪百貨店（けいはんひゃっかてん）は、京阪電気鉄道傘下の百貨店で本社は大阪府守口市にある。

２００５年にオープンした新生くずはモール街は本館中心で本館は４階建て全体を吹き抜けにして京阪百貨店を中心に「ダイエー グルメシティ」と「イズミヤ」を核店舗とし、ファッションや飲食店など約１７０の専門店が入店している。

京都府八幡市の狩尾神社（とがのおじんじゃ）は八幡市の小高い山の頂上に位置する石清水八幡宮の境外摂社で、山の頂上にしか木が生えていない形状から地元の人にはプリン山と呼ばれ親しまれている。神社へ続く急こう配な階段からは大阪府高槻市から大山崎方面の景色を一望できる。
狩尾神社（とがのおじんじゃ）の社殿はかなり荒れ果てたように見えるが三間社流造、檜皮葺の立派な造りで重要文化財。
創立年代不詳だが八幡宮遷座以前の社で地主神社だったそうだが１８７７年に八幡宮の摂社となっている。本殿は建築様式より桃山時代の洗練されたつくりで１６０１年に再興されたことが「八幡宮寺御造営の次第」に記載されており本願人は清水小八良の妹お亀、すなわち尾張徳川家の祖義直の生母相応院とのことで当時はかなりの影響力を持っている神社だったようだ。

堂島リバーフォーラム（どうじまリバーフォーラム）は、大阪市福島区福島1丁目のほたるまち内にある多目的ホールで堂島川に面して建てられている。 高層マンションの「リバーレジデンス堂島」が併設されている。
2008年5月2日 開館、 収容人数 1,200席(着席）2,100名(スタンディング）。
1Fはホール エントランス 、2F は堂島リバーフォーラム CAFE（カフェ）
「リバーレジデンス堂島」は「堂島リバーフォーラム」と一体となって開発されたマンションで、ショッピングモール「堂島クロスウォーク 」とも隣接しており、日常の買い物は容易。
1Fにセブンイレブン（コンビニエンスストア）、3Fに慶應義塾大学 慶應大阪リバーサイドキャンパス 、大阪芸術大学 ほたるまちキャンパスがある。

ほたるまちは、大阪市福島区にある複合施設で旧・大阪大学医学部附属病院跡地の再開発計画として２００８年に開業している。
「水都・OSAKA α」プロジェクトの一環で堂島川沿いに立地しており、北西端の上天神南交差点は曽根崎川（埋立）に架かっていた浄正橋跡。
朝日放送の本社、多目的ホールのABCホール、堂島リバーフォーラム、マンションのThe Tower Osaka、大丸ピーコック、慶應義塾大学のキャンパス、ゴールドジムなどがある。
ほたるまちは、３つの機能を備えた都市として開発され「文化・情報」の機能として、朝日放送本社、多目的ホールの堂島リバーフォーラム（1,200席）、ABCホール（258席）が整備され「にぎわい」の機能として商業施設（堂島クロスウォーク）が建設され「居住」の機能として、５０階建ての超高層マンションThe Tower Osakaとリバーレジデンス堂島が建設されている。