さすらいおじさんさんのクチコミ(63ページ)全3,789件

河内長野市天野町のフルーツランド天野山は大阪を一望する丘陵地にある約５５０００平方メートルのみかん園・ぶどう園で夏にはスチューベンやベリーAなどのぶどう狩り、秋には温州みかんのみかん狩りが楽しめる。もぎ取りに入園しなくても売店で収穫された果物を買うだけでも良いので時間が無い人には便利だ。

フルーツランド天野山の近くには河内長野ユースホステルがある。自然豊かな場所なので青少年の研修、合宿、子ども会での野外活動、サイクルツーリング、バイクツーリング、自転車競技などの活動をする人たちの宿泊施設になっているそうだ。若い人たちだけでなく、中高年の人たちも安価で利用できる。

河内長野駅（かわちながのえき）は、大阪府河内長野市本町の南海電気鉄道（南海）・近畿日本鉄道（近鉄）の駅で近鉄長野線の終着駅。
駅近くの８本の道路が交差する「七つ辻」は、車道における西高野街道と東高野街道が合流する地点で、駅周辺から三日市町駅にかけての高野街道は、宿場町としての歴史的な街並みなどが残っている。

大阪から電車で約３０分、河内長野駅から徒歩５分の場所に天然温泉の長野温泉がある。天然温泉 河内長野荘は大阪方面から交通の便が良いので、企業、団体などの日帰り、宿泊宴会に利用されることが多いそうだ。
近くには桜の名所大阪府営長野公園があり、河内長野には観心寺、 長野神社、 河合寺 、妙長寺、極楽寺などの観光場所があり観光にも便利だ。
河内長野駅東出口を出て左折り返し坂を下る。美容院を通り過ぎたところを右折れし
　階段を下りる。黄金橋（こがねばし）を渡り三叉路を右折し階段を上がる。

天野山金剛寺（こんごうじ）は平安時代末期に高野山の僧・阿観（あかん）が金堂・御影堂などを建立し、再興したとのことだが南北朝時代には南朝方の勅願寺とされ、父・後醍醐天皇の遺志を継いで南朝の京都回復を図り、大和の吉野・賀名生、摂津の住吉などを転々と行宮を変遷した後村上天皇（ごむらかみてんのう１３２８−１３６８年）の行在所（あんざいしょ）ともなったことで知られる。北朝の光厳・光明・崇光天皇の行在所とされた時期もあり戦火にも遭うことがなく、貴重な文化財が数多く残されている。

観心寺に面している「すだれ資料館」は、日本で継承されてきた伝統的な製法による簾や、同じ竹文化圏の中国、韓国に伝えられた歴史的な簾の資料を収集し簾文化の紹介を行っている。
日本文化としての簾を世界のインテリアデザインとしての普及をめざし開館したそうだが珍しい博物館だ。

河内長野駅（かわちながのえき）、駅東側は主に住宅街と旧温泉街になっており石川対岸にある大阪府営長野公園は、春に桜が満開時になると、山を桜一色に染める名所。河内長野には観心寺、 長野温泉、長野公園、長野神社、 河合寺 、妙長寺、極楽寺などの観光場所がある。

和泉葛城山は国の天然記念物に指定されている天然のブナ林があり山頂には展望台があり大阪平野が一望できる。和泉葛城山は標高８５７ｍで展望台からは天気が良ければ大阪湾、明石大橋、関西空港、和歌山の粉川まで一望出来る。 和泉葛城山山頂北側斜面に広がるブナの天然林本州の南限に近く八大竜王社の社寺林として伐採を禁じられていたため近代まで残っており１９２３年に国指定天然記念物に指定されている。

道の駅いずみ山愛の里（みちのえき いずみやまあいのさと）は、大阪府和泉市にある道の駅で２００８年開駅。和泉市の文化施設である和泉市立南部リージョンセンターが併設している。道の駅いずみ山愛の里では近隣で収穫した新鮮な野菜が特に人気が高い。和泉葛城山麓には行楽の施設が多い。

大阪と和歌山を隔てる和泉山脈には、小規模な温泉が点在している。 奥水間温泉もそのひとつで、貝塚からクルマで十数分の場所にある。奥水間温泉は泉州の奥座敷とよばれる奥水間にあり水間観音駅より車で約５分、天然ナトリウム泉の露天風呂があり効能から“美人の湯”、“奇跡の湯”とも呼ばれている。大阪府下に多い"温泉料理旅館"とでも言うべき形態の施設で宴会などに便利。

和泉葛城山の登山道に位置し秋の紅葉は美しい。
アスレチックスポーツ＆エアポートヒルカントリーは和泉葛城山麓の自然の中で遊べるフィールドアスレチックで丸太橋、ロープウェーなど３６の遊具があり野外バーベキューや渓流釣りも楽しめる。
併設のエアポートヒルカントリーはショートゴルフ場で和泉葛城山の眺望が良い。

　大阪府立少年自然の家 は野外炊飯や火おこし体験などこどもの「生きる力」を育むことを目的とし蛍の観察や田植え体験などもできるとのこと。
　ほの字の里は廃校になった小学校を利用した農業体験施設で季節ごとの収穫体験や、木工体験、炭焼き体験ができる。

水間公園は水間寺の本堂裏の「観音山」中腹に１９７６年に貝塚市営の５．４haの都市計画公園として開設されている。
　春には３６０本のソメイヨシノが咲きハイキングや花見散策で賑わい開花時には日没から午後１０時までライトアップされるそうだ。
　水間公園には自然林を生かした遊歩道があり「竹林の道」を進むと柴燈大護摩法要で知られる遍照寺に行ける。
公園の南麓には、コジイ・アラカシの林が広がり、アベマキ、コナラ、クスノキなどの落葉樹も見られるがコジイ林とそれを囲む落葉樹の林とが共存している点で貴重な自然遺産とのことだ。

奥水間温泉近くの道陸神社は「どうろくさん」と呼ばれ足の神様として信仰が厚い。戦国時代にこの地方に勢力を誇っていた蛇谷城主松浦肥前守が城内に祀っていたものを廃城後に木積畑の人びとが現在の場所へ移したものだと伝えられている。信仰の由来は蛇谷城の兵士が湧き出る清水によって足の傷を治したことから道祖神のご利益であるとして「どうろくさま」と呼び足の健康を祈るようになったとのこと。

水間鉄道株式会社（みずまてつどう）は、大阪府貝塚市を中心に鉄道・バス事業を運営している会社で水間観音への参詣鉄道として１９２４年設立以来の歴史がある。
南海電気鉄道との関係が強いが南海のグループ企業とはならず独立系で水間線では１９９０年まで南海から譲渡された車両を使用していたとのことだが厳しい経営環境の中、グルメ杵屋の完全子会社となって伝統ある水間線、 貝塚駅 - 水間観音駅間５．５kmの鉄道を守っている。
水間観音駅（みずまかんのんえき）は、水間鉄道水間線の終点で古刹水間寺への最寄駅で第一回近畿の駅百選認定駅。水間寺（水間観音）へは約６００ｍ、徒歩１０分ほどの距離で正月などは初詣の客で賑わう。

奥貝塚・彩の谷　たわわはいちごやぶどうなど季節の作物の収穫体験ができるほか、
コスモスやポピー、ひまわりの花摘みも楽しめる農業公園。　春は『いちごの摘み取り園』　夏は『ひまわり花摘み園』秋は『コスモスの花摘み園』が楽しめ貝塚の農産物（水茄子、馬場茄子、トマト、きゅうり、スイカ、枝豆、スイートコーンなど）も販売されている。

水間寺（みずまでら）は、大阪府貝塚市にある天台宗の寺で水間観音と呼ばれ本尊は聖観世音菩薩。
天平年間（７２９−７４９年）に聖武天皇の勅願により行基が開創したものとされ病床の聖武天皇の夢に現れた観音菩薩を求め行基が２つの川が合流する「水間」にやってくると観音の化身である１６人の童子に遭遇、誘われて滝に向かうと竜神が現れ聖観音像を授けられたと伝わっている。滝は現在の本堂の裏を流れる小川にあったとされ「聖観音菩薩出現の滝」と墨でかかれた板が設置されている。
井原西鶴の『日本永代蔵』の「初午は乗て来る仕合」に「泉州水間寺利生の銭」と記されたことで全国的に知られるようになり１９２５年には参拝客を運ぶための水間鉄道が開通している。

浜寺公園駅（はまでらこうえんえき）は、大阪府堺市西区浜寺公園町の南海電気鉄道南海本線の駅。日本銀行本店(１８９８年)東京駅(１９１４年)中之島中央公会堂(１９１８年)などの設計に携わった日本の明治・大正時代を代表する建築家辰野 金吾 （たつの きんご、１８５４−１９１９年）の設計により１９０７年に建てられた木造平屋建ての駅舎は私鉄最古で、１９８８年に国の登録有形文化財に登録された第1回近畿の駅百選選定駅。
この洋風駅舎は辰野が初めて手がけた駅舎でテレビ番組等でも紹介され近代建築の代表作の一つとして知られており鉄道唱歌にも

かけじや袖とよみおきし その名高師が浜の波 よする浜寺あとに見て ゆけば湊は早前に

と歌われている。

浜寺駅前駅（はまでらえきまええき）は、大阪府堺市西区浜寺公園町の阪堺電気軌道阪堺線の停留場。南海電気鉄道南海本線の浜寺公園駅と連絡しており徒歩約２分。大阪府営浜寺公園は駅前にあり、公園に行くには最も便利で始発駅なので今では珍しくなったチンチン電車をゆっくり見ることができる駅だ。

浜寺公園（はまでらこうえん）は、大阪府堺市西区、高石市の沿岸部に広がる大阪府営の総合公園で約５５００本の松林で知られる。
古来白砂青松で知られた和泉海岸のなかでも特に名高い高師浜の近傍に現在も残る浜寺公園の松林は１８世紀初頭、防潮のために植えたもの。
平安時代の女流歌人で、後朱雀天皇の皇女祐子内親王の女房・女房三十六歌仙の一人、祐子内親王家紀伊（ゆうしないしんのうけ の きい、生没年不詳）の『小倉百人一首』、「音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の 濡れこそすれ」にも詠まれている。
１８７３年に日本最古の公立公園として開園し１９０５年には日露戦争におけるロシア兵俘虜収容所が建てられていたそうだ。