天野山金剛寺
寺・神社・教会
3.32
天野山金剛寺 クチコミ・アクセス・周辺情報
河内長野 観光 満足度ランキング 2位
女人高野とも呼ばれる天野山金剛寺は、天平年間(729-749)、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開創。弘仁年間(810-824)には弘法大師空海が修行したと伝えられる、真言宗御室派大本山でもある。その後、堂塔伽藍は荒廃したが、平安末期、後白河法皇と皇妹八条女院の帰依を受け、高野山の阿観上人が伽藍を復興。八条女院が、高野山より真如親王筆の弘法大師御影を御影堂に奉安し、女性が弘法大師と縁を結ぶ霊場とされたことから、「女人高野」と呼ばれるようになったという。南北朝時代には後村上天皇の行在所で、「天野行宮(あまのあんぐう)」とも呼ばれた。多くの国宝や重要文化財があり、とくに室町時代につくられた庭園は春の桜、秋の紅葉と四季を通じて美しい。
ピックアップ クチコミ
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満足度の高いクチコミ
金堂三尊(大日如来坐像、脇侍 降三世明王坐像・不動明王坐像 附木造天蓋)の特別公開を拝見
5.0
- 旅行時期 2024/04
- by たびたびさん
天野山金剛寺の金堂三尊(大日如来坐像、脇侍 降三世明王坐像・不動明王坐像 附木造天蓋)の特別公開を拝見しました。観心寺の如... 続きを読む意輪観音の御開帳に合わせて公開されるので、セットで訪ねたという次第です。 そういう意味だと観心寺のおまけという感覚でしたが、大寺としての風格のある伽藍やお目当ての金堂三尊の素晴らしさは目を見張るもの。認識違いを大いに反省しました。 寺の始まりは天平年間。聖武天皇の勅願で行基が開いたと伝わります。南北朝時代には、観心寺とともに南朝の一大拠点となり、後醍醐天皇の勅願寺とも。金堂は、多宝塔、食堂、楼門とともに豊臣秀頼の大修理を受けたという堂々とした構え。 そして、お目当ての金堂三尊は平成29年に国宝指定。大日如来坐像は平安時代の作ですが、その他は鎌倉時代。不動明王、天蓋は快慶の弟子、行快の作と伝わり50年の歳月をかけてすべてが揃ったというものです。 大きなお堂に鎮座していて、なんといっても正面の黄金に輝く大日如来が圧巻。宇宙のすべてを支配するというような自信に満ち溢れたオーラがすごいですね。大日如来像は東寺や高野山でも見ているはずなんですが、これを見るとそれらの記憶がすっかり飛んでしまった感じ。観心寺の如意輪観音が静とするとこちらは動かな。負けず劣らずの仏像だと思います。 閉じる
クチコミ・評判
3.32
(9件のクチコミ)- アクセス:
- 3.30
- 自家用車だと便利です by Blueskyさん
- 人混みの少なさ:
- 4.63
- バリアフリー:
- 4.25
- 見ごたえ:
- 4.36
1~8件(全9件中)
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女人高野とよばれています。南朝、北朝の天皇、上皇が一時期同時に御座所となった場所でもあります。
- 5.0
- 旅行時期:2024/01(約2年前)
- 2
創建は古く、行基が聖武天皇の勅命によって開いたお寺で、弘法大師も密教の修練をしていた霊域といわれています。その後衰退してい... 続きを読むた時代もありますが、後白河法皇と妹の八条女院の帰依をうけて復興しています。
八条女院が高野山から弘法大師御影第三転写本を賜り女性の参拝を許したことから女性も参拝できることができるようになったようです。(パンフレット参考)
南北朝時代の歴史とのかかわりも深く、南朝の後村上天皇と北朝の光厳上皇、光明上皇、崇光上皇、直仁皇太子が同時に行宮としています。
南朝の後村上天皇は塔頭と摩尼院を行宮として、食堂を政庁として天野殿としました。
三上皇と皇太子は奥殿の観蔵院を行宮としています。
奥殿には北朝の御座所で、高貴な雰囲気の部屋がありました。庭園も枯山水の庭園で、室町期に造られ、その後、桃山期には蜂須賀家政が手直しをし、江戸時代には庭師雪舟流の家元谷千柳が改装したそうです。角度を変えて鑑賞すると、飽きることのない苔むした美しい庭園でした。
宝物館には織田信長や豊臣秀吉、徳川家康とのかかわりのある書状も多く展示されていました。金剛寺で造られた天野酒も豊臣秀吉は好んでいたようで、織田信長も家臣に配っていたようです。境内にある、多宝塔は平安時代にの創建とのことで、最古の形式のものということが昭和の解体の際にわかったとのことです。美しい多宝塔でした。
また御影堂、観月亭、五仏堂、薬師堂などの建物もあり、貴重な仏層や弘法大師の肖像画も安置され、観月亭では月を鑑賞していた風流な場所もありました。
また、光厳上皇の陵も分骨所としてあります。
自然に囲まれ、高貴な雰囲気の建物が多く、南北朝の歴史を感じるお寺でした。
閉じる投稿日:2024/01/16
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桜の穴場かも
- 3.5
- 旅行時期:2022/03(約4年前)
- 0
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国宝の三尊像の特別公開
- 5.0
- 旅行時期:2021/11(約4年前)
- 8
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国宝を拝見しに
- 4.0
- 旅行時期:2019/11(約6年前)
- 0
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真言宗大本山
- 3.5
- 旅行時期:2019/02(約7年前)
- 0
大阪出張の合間、昼過ぎの半日 時間が空いたので出かけてみた
南海電車で河内長野駅に向かい、ここからは南海バスに乗って... 続きを読む天野山で下車、大阪の船場から1時間と少しで着くことができた
ただ、バスの本数が少ないので、事前に時刻表を調べて、余裕を見て動く必要がある
この寺は真言宗御室派の大本山…女人高野として、室生寺と同じく女性の参拝を受け入れてきた経緯がある
楼門では増長天と持国天の二天が睨みを利かせている…金剛力士でないのが面白い…見事な木像だ
あまり知られていないけど、この寺は国宝、文化財が多く残されていて、この点も魅力的だ
拝観は寺だけのものと寺と庭園のセットの2種類あるけど、是非セットにすることをお勧めしたい
草行山水自然形庭園というものらしい…冬に出かけたが杉苔が実に見事…これが初夏であったら、こんなものではないのだろう
そして、院坊の板戸襖に描かれた絵も見応えがあって、こころ和んだ
閉じる投稿日:2019/05/01
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南北朝時代には南朝方の勅願寺だった天野山金剛寺(こんごうじ)
- 4.0
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
- 3
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アクセスが悪いのできちんとしたプランをたてましょう
- 4.0
- 旅行時期:2012/04(約14年前)
- 0
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紅葉の穴場スポット
- 4.0
- 旅行時期:2009/11(約16年前)
- 0
1件目~8件目を表示(全9件中)
投稿写真
基本情報(地図・住所・アクセス)
- 施設名
- 天野山金剛寺
- 住所
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- 大阪府河内長野市天野996
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- 大きな地図を見る
- 電話番号
- 0721-52-2046
- アクセス
- 南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」 バス 南海バス「光明池駅前行」「槙 尾中学校前行」「光明池サイクルスポーツセンター行」に乗り換え 「天野山」下車すぐ
- 予算
- 【料金】 伽羅大人200円、小学生100円 本坊大人400円、小学生200円
※大人のみ伽羅本坊共通券(500円)あり。
- その他
- バリアフリー設備: 車椅子トイレ
- 公式ページ
- 詳細情報
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