さすらいおじさんさんのクチコミ(14ページ)全3,789件

建長寺（けんちょうじ）は神奈川県鎌倉市山ノ内にある禅宗の寺院で臨済宗建長寺派の大本山。鎌倉時代の１２５３年の創建で落慶供養が営まれており本尊は地蔵菩薩、開基は鎌倉幕府第５代執権北条時頼、開山（初代住職）は宋からの渡来僧・蘭渓道隆（大覚禅師）で鎌倉五山の第一位。境内は「建長寺境内」として国の史跡に指定されている。当時の日本は１２２１年の承久の乱を経て北条氏の権力基盤が安定し京都の中央政府の支配力は相対的に弱まり鎌倉が事実上日本の首府となっていた時代であり北条時頼は熱心な仏教信者であり禅宗に深く帰依していた。

逗子駅（ずしえき）は神奈川県逗子市逗子一丁目の東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道横須賀線の駅で横須賀線の列車は逗子駅（ずしえき）始発・終着列車が多く通勤ライナーも始発・終着で湘南新宿ライン（新宿駅経由の宇都宮線直通系統）の列車の起点・終点。

逗子駅（ずしえき）に近い逗子マリーナ（ずしマリーナ）は神奈川県逗子市小坪の相模湾沿いにある複合施設で敷地内にはマリーナ（ヨットハーバー）を中心にマンション、レストラン、スイミングプールなどが配置されている。１９７２年に、作家の川端康成が仕事場として用いていた逗子マリーナの部屋で死亡した(ガス自殺とみられている)ことでも知られている。

鎌倉市立御成小学校（かまくらしりつ おなりしょうがっこう）は神奈川県鎌倉市御成町にある公立小学校で正門の御成門に架けられている校名の看板は高浜虚子筆によるものとのことで正門前にはかつて鎌倉時代に問注所が建っていた事を示す石碑が建っている。学校の敷地ほぼ全域が鎌倉郡の郡衙跡（今小路西遺跡）であると推定されており敷地内では度々考古学調査が行われているとのこと。
１９３１年に鎌倉御用邸が廃止されその敷地が鎌倉郡鎌倉町（現在の鎌倉市）へ払い下げられ御用邸跡地に鎌倉町は小学校を建てる事を決め１９３３年に落成し鎌倉郡立御成尋常高等小学校として開校し校門は当時のままに冠木門を利用している。平成に入り２号校舎の東側（鎌倉駅側）半分を解体、材質は鉄筋コンクリート製で一部旧校舎の部材を使用し周辺の環境と調和する木造風デザインの２階建て校舎が建てられ建替えに伴って基礎工事を行った際に今小路西遺跡が発見されている。歴史ある地の文化遺産を維持することは大変なことだろう。

湘南モノレール株式会社（しょうなんモノレール）は神奈川県鎌倉市に本社を置く湘南モノレール江の島線を運営する鉄道会社で江の島線 大船駅− 湘南江の島駅 ６．６ｋｍ８駅モノレール路線。近隣を走る江ノ島電鉄線とともに景勝地・湘南を通ることからから度々テレビドラマや映画、書籍などの作品に当路線が登場している。JRの東口から駅ビル「ルミネウィング」を経て湘南モノレールの駅まで通路が続いており駅ビルやJRの駅に設置のエスカレーターを使用して外部からモノレールの駅に雨にぬれずに行ける。

どぶ板通り（どぶいたどおり）は神奈川県横須賀市中心部にある全長３００ｍ程の通り・商店街でスカジャンの発祥地として知られている。スカジャンは光沢のある化繊の刺し子地で作られ背中に大型で派手な刺繍が施されているジャケットで第二次世界大戦後に日本を占領する連合国軍として横須賀周辺に駐留したアメリカ軍兵士達が自分のジャケットに和風の刺繍を入れてもらったのが始まりとのことで現在ではファッションとして幅広い年代に愛用されている。』。『どぶ板食堂Perry』は、『横須賀3大グルメ』のヨコスカネイビーバーガー・よこすか海軍カレー・チェリーチーズケーキが一緒に味わえる店。

横須賀市の三笠公園のとなりにある三笠桟橋からは無人島猿島行きフェリーが発着している。
元々は旧陸・海軍の要塞として利用されていた猿島には、一般人の立ち入りが禁止されていたため、豊富な自然や歴史遺産が残されており都会では感じることのできない無人島の魅力を楽しめ横須賀の街並みを眺めながら猿島海水浴場では海遊びを楽しめる。

横須賀市は現在「カレーの街」を宣言し海軍割烹術参考書のレシピを導入している店舗を「よこすか海軍カレー」の名称を使用できる店舗として認定するとともにキャラクター「スカレー」を起用し横須賀市のウェブサイトに「カレーの街よこすか」というホームページを設け海軍カレーで街おこしを行なっているが日本海軍横須賀鎮守府が海軍カレーを採用していたことからカレーライスは横須賀から全国に広がったと横須賀市がアピールしている。
横須賀名物ドブ板通り入り口にある｢魚藍亭｣のよこすか海軍カレー館は明治41年にイギリス海軍より日本海軍に伝えられたレシピを横須賀市の街おこしの為に女将が忠実に作りあげている。 元祖、旧日本海軍、まろやか、味噌ベースの4タイプがあり「よこすか海軍カレー」を中心に欧州風カレーと旧日本海軍カレーの再現等がメニューにある。

大船観音寺（おおふなかんのんじ）は神奈川県鎌倉市岡本にある曹洞宗の寺で全長約２５ｍの巨大白衣観音像（大船観音）で知られＪＲ大船駅西口より徒歩１０分程の場所にあり駅から良く見える。
大船観音は１９２９年に地元有志の発起により護国観音として築造が開始され１９３４年に輪郭が出来上がっていたが戦局の悪化により築造は中断し第二次世界大戦後１９６０年に完成している。建造をすすめた大船観音協会には曹洞宗管長の高階瓏仙（たかしな ろうせん）や、東京急行電鉄の初代社長・五島慶太始め各界の著名人が参画したとのこと。大船観音は大船のシンボルとして夜間にはライトアップされ観光名所となっている。
観音像へは東南アジア（特に華僑・上座部仏教信者）などからの参拝客も多く１９９９年より台湾やスリランカなどから僧を招き法要を行い各国の民族舞踊を奉納する「ゆめ観音in大船」という祭りが開催されるようになったそうだ。

ホテルメッツチェーンは、東日本旅客鉄道によるホテルチェーン「JR東日本ホテルズ」のビジネスホテルブランドでホテルメッツの特徴としてスタンダードタイプのシングルルーム１泊あたりの宿泊料金が、東京都区内の店舗で１万円前後、その他の関東各地や地方の店舗で７−８０００円前後に設定され朝食券が付帯されていること、シングルルームでは１４０cm幅のベッド、温水洗浄便座、足が伸ばせるバスタブを備えたユニットバスであることとのこと。ホテルメッツかまくら大船は大船駅から徒歩３分で鎌倉の観光拠点として便利で高速インターネット通信環境も全部屋整えているそうだ。

大船駅（おおふなえき）は神奈川県鎌倉市大船一丁目の東日本旅客鉄道・湘南モノレールの駅で鎌倉市と横浜市の境界上に位置し鉄道を中心とした交通の要衝となっており、東口側を中心に駅前市街地が形成されている。西口側には神奈川県立フラワーセンター大船植物園、大船観音、東口・笠間口側にはルミネウィング（駅ビル） 、松竹大船撮影所跡地＝現在は鎌倉芸術館や鎌倉女子大学大船キャンパス、などがある。

メルキュールホテル横須賀（メルキュールホテルよこすか）はどぶ板通りに隣接するアコーホテルズの１つで設計は東京都庁等を手がけた丹下健三。２００９年開業した汐入駅前再開発エリアの複合施設「ベイスクエアよこすか」内に入居するインターナショナルホテルで横須賀芸術劇場に隣接しており京浜急行電鉄汐入駅直結、ＪＲ横須賀線横須賀駅からは徒歩１０分ほど。

横須賀芸術劇場（よこすかげいじゅつげきじょう）は神奈川県横須賀市にある横須賀市立の劇場施設で馬蹄形のオペラハウス仕様のホールであるよこすか芸術劇場と可動式のステージで多目的の公演が可能なヨコスカ・ベイサイド・ポケットからなる。設計は東京都庁等を手がけた丹下健三で舞台は可動式で小劇場仕様、アリーナ仕様、張り出し仕様、ステージなしの平土間などに設定可能とのこと。

海軍カレー（かいぐんカレー）は、大日本帝国海軍に由来を持つカレー、カレーライスで特徴はカレーに小麦粉を炒めて作ったルーを使うことで海上自衛隊のカレーライスは副食としてサラダ、牛乳、ゆで卵等が付けられカレーに牛乳をつけるのは大日本帝国海軍からの伝統とのこと。江戸時代後期から明治に西洋の食文化が日本へ入るとカレーが紹介されイギリス海軍はシチューに使う牛乳が日持ちしないため牛乳の代わりに日持ちのよいインド起源の香辛料であるカレーパウダーを入れたビーフシチューとパンを糧食にしていたが日本人はシチューやパンに馴染めなかったためカレー味のシチューに小麦粉でとろみ付けしライスにかけてカレーライスが誕生したとのこと。
「当時の味を再現しよう」をテーマに、「よこすか海軍カレー」（平成１３年１２月２１日商標登録）が誕生し「海軍割烹術参考書」（明治４１年）にあるカレイライスの作り方を忠実に再現、2005年4月、横須賀中央駅から徒歩２分「横須賀海軍カレー本舗」がＯＰＥＮ、よこすか海軍カレーを広くアピールしている。

戦艦「三笠（みかさ）」は大日本帝国海軍の戦艦で奈良県にある三笠山にちなんで命名され船籍港は京都府舞鶴市の舞鶴港。１９０４年からの日露戦争では連合艦隊旗艦を務め連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将らが座乗した。
対馬海峡で訓練を行い日本海海戦でロシア海軍バルチック艦隊と交戦し日露戦争終結直後の１９０５年に佐世保港内で後部弾薬庫の爆発事故のため沈没佐世保工廠で修理され１９０８年第１艦隊旗艦として現役に戻り１９１４年第一次世界大戦では日本海などで警備活動に従事しワシントン軍縮条約によって三笠は廃艦解体される予定だったが国民から愛された三笠に対する保存運動が勃興し現役に復帰できない状態にすることを条件に保存されることが認められ１９２５年に記念艦として横須賀に保存することが決定、第二次世界大戦の敗戦後アメリカ軍人のための娯楽施設が設置され、「キャバレー・トーゴー」が艦上に開かれた。現在の三笠の砲塔、煙突、マストなどは、戦後に作成されたレプリカで下甲板以下は、ワシントン軍縮条約に基づきコンクリートや土砂で埋められているため艦内で見学できるのは上甲板と中甲板で甲板の一部に現役軍艦当時のままのチーク材やトイレットルームのタイル床が残っている。防衛省所管の国有財産だが良く残ることができたものだ。

横須賀駅（よこすかえき）は神奈川県横須賀市東逸見町の東日本旅客鉄道横須賀線の駅でホームからも横須賀港や米軍横須賀基地を望むことができる。横須賀市の中心市街地の外れにあり市内中心部に位置する京急本線の横須賀中央駅や汐入駅の方が利用者が多い。駅北側はヴェルニー公園として汐入駅方面まで整備され多くの利用者がある。周辺に海上自衛隊横須賀地方総監部、横須賀芸術劇場、ショッパーズプラザ横須賀、メルキュールホテル横須賀、ドブ板通り、ヴェルニー公園、駅から４００ｍほど南に京浜急行電鉄本線の汐入駅、７００ｍほど東には逸見駅がある。

三笠公園（みかさこうえん）は神奈川県横須賀市にある都市公園で「日本の都市公園１００選」「日本の歴史公園１００選」に選ばれておりテーマは「水と光と音」。
園内には音楽噴水があり音楽に合わせて大小様々な噴水が上がるショーが行われ夜にはライトアップもされる。
戦艦「三笠」が記念鑑として保存されており芝生広場、東郷平八郎連合艦隊司令長官の銅像、大和型戦艦の砲弾、旧帝国海軍を偲石碑などがあり２００９年、２０１０年に放映された「坂の上の雲」に戦艦「三笠」が登場し撮影ロケ地となり国鉄Ｄ５１形蒸気機関車もある。

江の島周囲の隆起海蝕台は磯釣りや潜水（ダイビング）のポイントとして知られ１９６４年の第１８回東京オリンピック時にはヨット競技会場に選ばれ島の東部を埋め立てヨットハーバー・湘南港建設のために１９６２年に神奈川県道３０５号江の島線自動車専用橋「江の島大橋」が開通し埋立により江の島の陸地面積は１．５倍ほどに拡大し江の島ヨットハーバーは１０００隻以上のヨットを収容できる日本トップクラスのハーバーになったそうだ。

江ノ島電鉄線の江ノ島駅（えのしまえき）に近い片瀬江ノ島駅（小田急江ノ島線）１番線ホームの待合室には２００７年に運用を終了し廃車となった300形303号車の先頭部が保存されている。片瀬江ノ島駅（えのしまえき）から江ノ島にむかう道にはみやげ物店が並び観光客も多い。片瀬江ノ島駅（えのしまえき）から江ノ島観光も便利だ。

江ノ島では毎年「春まつり」が開催されており２０１４年は３月１５日（土）・１６日（日）の二日間開催され「野点」コーナー、龍口寺写経会・お茶会、貝供養神事・貝祭りパレード稚児行列・稚貝の放流、　「爆笑ライブin江の島」、大道芸パフォーマンス、太鼓ライブ：江の島北緑地広場特設ステージ、ミニSL乗車会：江の島北緑地広場、エアー（フワフワ）遊具、藤沢・江の島宝探し「エノシマトレジャー」、弁財天仲見世通り福引スクラッチ、海上保安庁巡視艇体験航海：湘南港、えのすぱイベント：江の島アイランドスパドラゴン広場、えのすいエッグ：新江ノ島水族館などが開催されており大勢の人たちが楽しんでいた。