ロシア海軍バルチック艦隊と交戦した戦艦「三笠(みかさ)」
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- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
横須賀 クチコミ:9件
戦艦「三笠(みかさ)」は大日本帝国海軍の戦艦で奈良県にある三笠山にちなんで命名され船籍港は京都府舞鶴市の舞鶴港。1904年からの日露戦争では連合艦隊旗艦を務め連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将らが座乗した。
対馬海峡で訓練を行い日本海海戦でロシア海軍バルチック艦隊と交戦し日露戦争終結直後の1905年に佐世保港内で後部弾薬庫の爆発事故のため沈没佐世保工廠で修理され1908年第1艦隊旗艦として現役に戻り1914年第一次世界大戦では日本海などで警備活動に従事しワシントン軍縮条約によって三笠は廃艦解体される予定だったが国民から愛された三笠に対する保存運動が勃興し現役に復帰できない状態にすることを条件に保存されることが認められ1925年に記念艦として横須賀に保存することが決定、第二次世界大戦の敗戦後アメリカ軍人のための娯楽施設が設置され、「キャバレー・トーゴー」が艦上に開かれた。現在の三笠の砲塔、煙突、マストなどは、戦後に作成されたレプリカで下甲板以下は、ワシントン軍縮条約に基づきコンクリートや土砂で埋められているため艦内で見学できるのは上甲板と中甲板で甲板の一部に現役軍艦当時のままのチーク材やトイレットルームのタイル床が残っている。防衛省所管の国有財産だが良く残ることができたものだ。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/06/18
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