鎌倉御用邸跡地の鎌倉市立御成小学校（かまくらしりつおなりしょうがっこう）

4.0
旅行時期：2014/03（約12年前）

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鎌倉市立御成小学校（かまくらしりつおなりしょうがっこう）は神奈川県鎌倉市御成町にある公立小学校で正門の御成門に架けられている校名の看板は高浜虚子筆によるものとのことで正門前にはかつて鎌倉時代に問注所が建っていた事を示す石碑が建っている。学校の敷地ほぼ全域が鎌倉郡の郡衙跡（今小路西遺跡）であると推定されており敷地内では度々考古学調査が行われているとのこと。
１９３１年に鎌倉御用邸が廃止されその敷地が鎌倉郡鎌倉町（現在の鎌倉市）へ払い下げられ御用邸跡地に鎌倉町は小学校を建てる事を決め１９３３年に落成し鎌倉郡立御成尋常高等小学校として開校し校門は当時のままに冠木門を利用している。平成に入り２号校舎の東側（鎌倉駅側）半分を解体、材質は鉄筋コンクリート製で一部旧校舎の部材を使用し周辺の環境と調和する木造風デザインの２階建て校舎が建てられ建替えに伴って基礎工事を行った際に今小路西遺跡が発見されている。歴史ある地の文化遺産を維持することは大変なことだろう。