さすらいおじさんさんのクチコミ(15ページ)全3,789件

江島神社（えのしまじんじゃ）は神奈川県藤沢市江の島にある神社で日本三大弁天の一つに数えられる。宗像三女神を島の西方の「奥津宮（おくつみや）」に多紀理比賣命、中央の「中津宮（なかつみや）」に市寸島比賣命、北方の「辺津宮（へつみや）」に田寸津比賣命を祀り、「江島大神」と総称する。
江戸時代までは弁財天を祀っており江島弁天・江島明神と呼ばれ現在の祭神は明治の神仏分離の際に改められたもので辺津宮境内の奉安殿には八臂弁財天と妙音弁財天が安置されている。

江の島（えのしま）は神奈川県藤沢市にある湘南海岸から相模湾へと突き出た周囲４キロの陸繋島で湘南を代表する景勝地。古くから観光名所で神奈川県指定史跡・名勝、日本百景の地でもある。四囲を海蝕崖に囲まれ海蝕洞「岩屋」は古来宗教修行の場であり奈良時代には役小角が、平安時代には空海、円仁が、鎌倉時代には良信（慈悲上人）、一遍が、江戸時代には木喰が参篭して修行に励んだと伝えられている。事実とすれば著名な修行者がこぞって訪れたことになる。１１８２年に源頼朝の祈願により文覚が弁才天を勧請し頼朝が鳥居を奉納したことをきっかけに代々の将軍や御家人が参拝したといわれる。鎌倉時代以後もその時々の為政者から聖域として保護され参詣されてきた。弁才天は水の神という性格を有し歌舞音曲の守護神とされたため歌舞伎役者や音楽家なども数多く参拝している。

江ノ島駅（えのしまえき）は神奈川県藤沢市片瀬海岸一丁目の江ノ島電鉄線の駅で江ノ島電鉄本社があり湘南江の島駅（湘南モノレール江の島線）が 国道４６７号を挟んで山側に隣接している。駅近くには江の島（神奈川県指定史跡名勝）、新江ノ島水族館、龍口寺、片瀬漁港などがあり江ノ電もなか「扇屋」には１９９０年に廃車となった600形651号の先頭部分とパンタグラフが店先に存置されている。江ノ島駅（えのしまえき）から江ノ島にむかう道にはみやげ物店が並び観光客も多い。

箱根神社（はこねじんじゃ）は神奈川県足柄下郡箱根町元箱根の神社で箱根権現、三所大権現とも称され箱根大神＝瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命、彦火火出見尊の３神を祀っている。
箱根神社宝物館は、明治４０年（1907）６月、神社伝蔵の彫刻、絵画、古文書、刀剣、祭具等をに展示し「寶物殿」と表記し開設したのが始まりで昭和３０年に博物館相当施設に指定され「箱根神社宝物殿」とされ平成１９年１月、箱根神社宝物殿開設１００周年を記念して新たに建て替えられている。

箱根芦の湯は鎌倉時代に開湯した温泉郷で『箱根七湯』のひとつとして古くから文人墨客が多く、広重の絵にもある老舗旅館は明治維新の志士たちも愛したとされている。温泉は単純硫黄泉、含硫黄カルシウム硫黄塩泉の2種類があり『箱根山のドイツ兵』など、このエリアにちなんだ著書もあり箱根駅伝の国道一号線最高地点近くの温泉郷。文人墨客が集まって詩歌を詠んだ『東光庵』は復元され国指定史跡の『元箱根石仏群』,フラワーセンターなどもある温泉場。

東京箱根間往復大学駅伝競走（とうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう）は、例年1月2日と翌3日の2日間にわたって行われる、大学駅伝の競技会（地方大会）で関東学生陸上競技連盟が主催し読売新聞社が共催。箱根駅伝と呼ばれる。往路の鶴見中継所戸塚中継所間23.2kmでエース級の選手を揃えて争い「花の2区」と呼ばれる区間。復路9区（23.2km）戸塚中継所鶴見中継所間は2区の裏返し区間で、「復路のエース区間」とも言われ各校のキャプテンないし準エースクラスが集うことが多い。

箱根峠（はこねとうげ）は神奈川県足柄下郡箱根町と静岡県田方郡函南町の境に位置する峠で箱根山の外輪山を越え標高は846m。唱歌『箱根八里』では「箱根の山は天下の険 函谷関も物ならず」と詠われ江戸時代には徳川幕府の五街道整備において、距離の短い箱根峠ルートが重視され芦ノ湖畔には箱根の関が設けられ幕府防衛のための関と位置付けらていた。

箱根宿（はこねしゅく）は、東海道五十三次の10番目の宿場で現在の神奈川県足柄下郡箱根町にあった。1618年に箱根山にかかる箱根峠と箱根関所の間の狭い地域に設置され古くからの箱根の町があった関所から江戸寄りの地域を「元箱根」と呼ぶ。関所設置に不満を抱いた元箱根の住民が本陣の提供を拒んだため、大坂寄りに急遽人工の町を設置したためで最初の住民は隣接する小田原・三島両宿場の住民を強制的に移住させたといわれ標高725m という五十三次の中で最も高い場所に置かれていたため、幕府も宿場の維持に苦心したとのこと。関所設置も大変な事業だったようだ。

箱根神社の一の鳥居の傍らにある「賽の河原」は箱根町の史跡。
　箱根は地蔵信仰の聖地として信仰を集めた場所でかつての芦ノ湖畔の元箱根一帯には多数の石仏や石塔が並んでいたそうだが明治の神仏分離によって多くの石仏・石塔が失われその後の観光開発によっても規模が縮小されたとのことで残されている石仏・石塔の中には鎌倉時代後期のものもある。

芦ノ湖（あしのこ）は神奈川県足柄下郡箱根町にある箱根山の堰止湖で約３０００年前の水蒸気爆発と火砕流で山体崩壊が発生し誕生した堰止湖とのこと。
神奈川県最大の湖で湖底からの湧き水で箱根町仙石原から流れ出る早川の水源になっている。
芦ノ湖（あしのこ）は湖畔を中心に観光名所やリゾート施設が数多く富士山も望める景勝地としても知られ毎年正月に開催される東京箱根間往復大学駅伝競走の往路ゴール、復路スタート地点としても知られる。

芦ノ湖南東の観光船発着場である元箱根港周辺は元箱根内で最も賑わう場所で東海道である国道１号沿いには多くの土産物店などが並ぶ。元箱根港の北西には西暦７５７年創建の箱根神社があり、神社前の芦ノ湖上にはサンフランシスコ講和条約の締結を記念して１９５２年に建てられた「平和鳥居」がある。元箱根港（もとはこねこう）は小田急電鉄系列の箱根観光船（箱根海賊船）が箱根町港 - 元箱根港 - 桃源台港 コースと芦ノ湖一周コースが発着。 西武グループ 伊豆箱根鉄道（芦ノ湖遊覧船）は箱根関所港 - 元箱根港 - 湖尻港が発着しているが港は少し離れている。

成川美術館（なるかわびじゅつかん）は神奈川県足柄下郡箱根町の美術館で１９８８年に開館した個人美術館で日本画家の作品４０００点余りを所有している。箱根・芦ノ湖畔にあり文化勲章受章画家・山本丘人の代表作１５０点余りを核に平山郁夫作の作品を４０点余を所蔵。
堀文子、岡信孝、牧進、関口雄揮、吉田善彦、毛利武彦、平岩洋彦、岡崎忠雄、小林済、前本利彦、牛尾武、柳沢正人らの作品数は日本一とのことで森田りえ子、石本正、中野嘉之、平松礼二、木村圭吾、内藤五琅、矢谷長治、吉田多最らの作品も所蔵している。
箱根は現在ではすっかり観光地化しており霊地の雰囲気は感じられないが、古代は高野山、比叡山などと同様に山岳信仰の霊地だったとのことだ。

ホテルジャパン箱根は芦ノ湖を見下ろす高台にあり湖畔からは見られない国立公園の大自然・芦ノ湖の遠景が良く見える。湖尻から近い「クラブの迎賓館」と呼ばれ茶室もある。箱根港周辺は元箱根内で最も賑わう場所で東海道である国道１号沿いには多くの土産物店などが並ぶが観光の中心地までは徒歩２０分前後かかる。

箱根神社（はこねじんじゃ）は神奈川県足柄下郡箱根町元箱根の神社で箱根権現、三所大権現とも称され箱根大神＝瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命、彦火火出見尊の３神を祀っている。
古代から山岳信仰の霊地であったと見られ孝昭天皇の時代聖占仙人が駒ヶ岳を神体山として神仙宮を開いたのに始まり７５７年に万巻上人が現在地に里宮を創建して僧・俗・女の三体の神を箱根三所権現として祀ったと伝えられている。駒ヶ岳山頂には箱根元宮が１９６４年に再建され奥宮として登拝者を集めているそうだ。箱根神社（はこねじんじゃ）の歴史は古いが参道両脇のうっそうとした杉並木が神秘的な雰囲気を感じさせてくれる。

箱根ターンパイク（はこねターンパイク）は神奈川県小田原市から足柄下郡箱根町を経由し足柄下郡湯河原町に至る約１６kmの観光有料道路でターンパイク (turnpike) とは有料（高速）道路を意味するｒとのこと。箱根ターンパイク周辺は芦ノ湖を見下ろすことができ見晴らしが良い。

箱根温泉（はこねおんせん）は神奈川県足柄下郡箱根町にある温泉の総称で箱根火山の麓から中腹まで温泉街が点在しており一帯は富士箱根伊豆国立公園に指定されている。開湯は奈良時代の７３８年、釈浄定坊が発見した「惣湯」とされ江戸時代は五街道の一つ東海道に沿った温泉として繁栄、「箱根七湯」として知られた。この頃の箱根七湯は、湯本、塔之沢、堂ヶ島、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯。

箱根登山鉄道鉄道線（はこねとざんてつどうてつどうせん）は神奈川県小田原市の小田原駅を起点とし、神奈川県足柄下郡箱根町の強羅駅までを結ぶ箱根登山鉄道の鉄道路線で「箱根登山電車」と愛称されている。日本最急の勾配がある路線敷設は難工事で着工から7年以上かかり１９１９年にようやく箱根湯本駅から強羅駅までを結ぶ登山電車の運行が開始された。
最急80‰（パーミル）という、ラックレールやケーブルに頼らない普通鉄道としては日本最急の勾配がある路線で建設時スイスのベルニナ鉄道（その後のレーティッシュ鉄道ベルニナ線）を参考にしている。箱根登山鉄道鉄道は箱根の観光地化に大きな貢献をしている。

　箱根町港（はこねまちこう）は神奈川県箱根町の芦ノ湖を運航する箱根観光船の停留港で周辺には箱根関所、伊豆箱根鉄道・箱根関所港、箱根駅伝折り返し地点（往路ゴール・復路スタート）、箱根駅伝ミュージアムなどがあり箱根観光に便利な場所にある。

明治以後、箱根は保養地、観光地としての開発が進み１９１９年には箱根登山鉄道鉄道線が山上まで達し太平洋戦争終戦後まもなく小田急電鉄が箱根湯本駅まで乗り入れ便利になった。箱根湯本（はこねゆもと）温泉は箱根の玄関口にある温泉で箱根登山鉄道箱根湯本駅下車すぐ。泉質は単純泉・アルカリ性単純泉で神経痛・関節痛・冷え性に効くとのことで箱根で一番大きい温泉街で共同浴場も多い。箱根湯本駅から徒歩3分にあるかっぱ天国は源泉かけ流しの露天風呂と足湯で箱根湯本（はこねゆもと）温泉をちょっと体験することができる。

箱根湯本駅（はこねゆもとえき）は神奈川県足柄下郡箱根町湯本の箱根登山電車の駅で日本有数の観光地・箱根の玄関駅の一つ。小田急電鉄小田原線から特急ロマンスカー、通勤電車が直通運転を行っている。周辺には箱根湯本温泉、早雲寺、箱根町立郷土資料館、箱根北原ミュージアムなどがある。