さすらいおじさんさんのクチコミ(176ページ)全3,789件

淀屋屋敷跡の碑（２００７年４月２９日）
淀屋常安が架けた淀屋橋のたもとには淀屋屋敷跡の碑がある。淀屋初代の常安（じょうあん−１６２２年頃没）は、秀吉の時代に淀川の築堤工事を請負い財をなし徳川時代には中之島の開拓を請け負った。２代个庵（こあん）のときには靭（うつぼ）に海産物市場を開き、西国諸藩の蔵米取引で淀屋の米市を開き、金融業や廻漕業など多角経営を展開し２代で大富豪となった。だが５代目辰五郎のとき１７０５年、贅沢な暮らしをとがめられ全財産を没収、淀屋は没落した。淀屋の繁栄と没落の歴史は古来から現代まで繰り返されている人間の浮沈の歴史そのものだろう。
地下鉄御堂筋線の淀屋橋で下車。橋の南西の土佐堀川河岸にある。

大阪・御堂筋周辺の史跡；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10153413/
（写真は淀屋屋敷跡の碑）

適塾（てきじゅく）（２００７年４月２９日）
適塾（てきじゅく）は、蘭学者・医者として知られる緒方洪庵（１８１０-１８６３年）が１８３９年に開いた蘭学の私塾で正式には適々斎塾。日本を代表する教育家・福沢諭吉（１８３５−１９０１年）、安政の大獄で斬首された橋本左内（１８３４−１８５９年）、医師・西洋学者・兵学者大村益次郎（１８２４−１８６９年）など、幕末から明治維新にかけて活躍した多くの人材を輩出した。１９６４年、国の重要文化財に指定されている。
淀屋橋から東南に徒歩１０分弱のところにある
大阪・御堂筋周辺の史跡；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10153413/
（写真は適塾）

銅座跡と大阪市立愛珠（あいしゅ）幼稚園（２００７年４月２９日）
銅座は大阪における銅の精練と売買を総括していた江戸幕府の機関で１７６６年開設以来、明治維新まで運営された。大阪市立愛珠幼稚園正門前に銅座跡の石碑が建っている。
大阪市立愛珠（あいしゅ）幼稚園は、１９０１年建造の木造建築で大阪市指定有形文化財。幼稚園の創立も大阪府内で最も古いもののひとつ。
淀屋橋から東南に徒歩１０分弱のところにある
大阪・御堂筋周辺の史跡；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10153413/
（写真は銅座跡の石碑）

大阪なんば新歌舞伎座（２００７年４月２９日）
大阪なんば新歌舞伎座は１９５８年に千日前にあった大阪歌舞伎座の後継劇場として建設された。「大阪新歌舞伎座」という名であるにもかかわらずめったに歌舞伎を上演しない劇場、と言われている。
地下鉄、南海電鉄、近鉄なんば駅下車５分、御堂筋沿いにあるお城のような建物。
大阪・御堂筋周辺の史跡；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10153413/
（写真は大阪なんば新歌舞伎座）

大阪のビジネスと文化の中心、中之島（２００７年４月２９日）
大阪市北区の中心部、大川を堂島川と土佐堀川に分けている、東西約３キロの細長い中洲中之島（なかのしま）は、大坂が天下の台所と言われた江戸時代には、各藩の蔵屋敷が立ち並び、全国各地の物資が集まっていた。明治維新後は蔵屋敷のかわりに、１９０４年開館の中之島図書館、１９１８年に完成した中央公会堂、１９８６年に建て直された市役所、１９０３年日本銀行大阪支店、大阪大学、病院、企業ビルなどが建設され、大阪のビジネスと文化の中心になっている。
中之島の明治・大正時代の建物で主要な、中之島図書館、中央公会堂、日本銀行大阪支店、は京阪電鉄の北浜、淀屋橋から近い。約１時間くらいの散歩で中之島図書館、中央公会堂、日本銀行大阪支店を見ることができる。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10152876/
（写真は中之島の遊歩道）

日本の「三証券市場」の一つ大阪証券取引所（２００７年４月２９日）
大阪証券取引所は東京証券取引所、名古屋証券取引所と共に、日本の「三証券市場」の一つ。
建物の前には大阪証券取引所設立に貢献した五代 友厚（１８３６−１８８５年）像があり、わかり易い。京阪電鉄北浜駅、地下鉄境筋線北浜駅下車すぐ。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10152876/
（写真は大阪証券取引所）

天神橋、天満橋と共に浪花三大橋と呼ばれた難波橋（２００７年４月２９日）
難波橋は江戸時代には天神橋、天満橋と共に浪花三大橋と呼ばれた。天岡均一（あまおか　きんいち）作のライオンの石像が橋の四隈の親柱の上に配されているので、「ライオン橋」と呼ばれて親しまれている。このライオン像は金剛力士（仁王）像と同じように口を開いた阿形（あぎょう）像と、口を結んだ吽形（うんぎょう）像の２体が一対になっている。
京阪電鉄北浜駅、地下鉄境筋線北浜駅下車すぐ。大阪証券取引所に面した場所なのでわかり易い。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10152876/
（写真は難波橋。このライオンは南詰め右側の口を結んだ吽形像）

大阪市中央公会堂（２００７年４月２９日）
中央公会堂は北浜の風雲児と呼ばれた相場師・岩本栄之助（１８７７−１９１６年）の私財の寄付や実業家で社会活動に貢献した渋沢栄一（１８４０−１９３１年）らの尽力によって１９１８年に完成した。
京阪電鉄北浜駅、地下鉄境筋線北浜駅下車、難波橋を渡り徒歩１０分弱。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10152876/
（写真は中央公会堂）

大阪府立中之島図書館（２００７年４月２９日）
大阪府立中之島図書館は１９０４年に「大阪図書館」として開館された　ネオ・バロック様式の建物。１９７４年に国の重要文化財に指定されている。大阪市中央公会堂から徒歩５分、京阪電鉄淀屋橋、地下鉄御堂筋線淀屋橋から徒歩１０分弱。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10152876/
（写真は中之島図書館）

日本銀行大阪支店（２００７年４月２９日）
１９０３年に建造された日本銀行大阪支店は、堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島のほぼ中央に位置し、この場所には江戸時代、島原藩の蔵屋敷があり、明治の初めには大阪で最初の郵便局「郵便役所」が設けられていた。「郵便役所跡」の石碑、日本の郵便事業１００周年記念ポストが建物の前にある。
御堂筋に面し大阪市役所の向かいにある。京阪電鉄淀屋橋、地下鉄御堂筋線淀屋橋から徒歩５分弱。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10152876/
（写真は日本銀行大阪支店）

大阪・北浜の旧小西邸（２００７年４月２９日）
大阪・北浜の旧小西邸は大阪船場道修町堺筋沿い旧三越百貨店南側にある。船場豪商の面影を残すコニシ株式会社の旧本社屋は１９０３年建造当時は「鳥御殿」と呼ばれた商家造りで２００１年には重要文化財に指定されている。京阪電鉄北浜駅、地下鉄境筋線北浜駅下車、境筋を南に徒歩５分。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10152876/
（写真は旧小西邸）

大阪・道修町（どしょうまち）の薬の神様・少名彦神社（２００７年４月２９日）
大阪・道修町（どしょうまち）の薬の神様・少名彦神社は神農さんとも呼ばれ親しまれている。少彦名命は日本の薬祖神、神農は医薬に尽力した古代中国最初の統治者。１７８０年に薬種中買仲間で組織する伊勢講が、京都五條天神社より分霊を道修町の寄会所に勧請し、神農とともに合わせ祀った神社。京阪電鉄北浜駅、地下鉄境筋線北浜駅下車、境筋を南に徒歩５分。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10152876/
（写真は少名彦神社）

大阪・北浜の生駒ビルディング（２００７年４月２９日）
大阪・北浜の生駒ビルディングは大阪船場道修町堺筋沿い旧三越百貨店南側、旧小西邸の向かい側にある。
このビルは１９３０年、御堂筋拡張にともない生駒時計店の本店ビルディングとして難波橋と同じ宗建築事務所の設計で建造された。国の登録有形文化財に指定されている。京阪電鉄北浜駅、地下鉄境筋線北浜駅下車、境筋を南に徒歩５分。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10152876/
（写真は生駒ビルディング）

京都の上御霊神社（２００７年４月６日）
上御霊神社は地下鉄烏丸鞍馬口から１００ｍ余りの京都らしい町家が並ぶ静かな場所にある少し地味だが「応仁の乱発祥の地」して知られる日本の歴史に１ページを刻んだ神社だ。うっそうとした静かな境内では「暴れん坊将軍」や「遠山の金さん」など時代劇のロケも行われており、知っている人が少ないせいか参拝者は少なく、京都の穴場的な心が落ち着く神社だ。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10141612/
（写真は上御霊神社）

京都御所・春季一般公開（２００７年４月６日）
京都御所では毎年春と秋に一般公開日があり、この時は事前に参観申し込みをしなくても、内部の見学ができる。紫宸殿の周囲は、寝殿造の清涼殿、室町時代の書院造り御学門所、御常御殿、小御所などの建物や王朝文化の回遊式庭園の御池庭、優美な御内庭などが取り囲む。御学門所、御常御殿、小御所、御三間には貴族の衣装を纏った等身大の人形が並び、まるで「源氏物語絵巻」を見ているようだ。春と秋の一般公開日は年によって異なるのでインターネットで確認したほうが良い。地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩５分。


http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10141941/
（写真は紫宸殿の「左近の桜」）

京都の二条城（２００７年４月６日）
二条城は徳川家康が京都守護のために建てた２７万平方メートルの広大な城。１８６７年、１５代将軍慶喜の時代に大政奉還を決定した場所として知られている。国宝・二の丸御殿、国特別名勝・二の丸庭園など見所は多い。開館８：４５−１６：００、無休、入場料６００円、地下鉄東西線二条城駅下車すぐ。

旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10141751/
（写真は二条城）

京都の晴明神社（２００７年４月６日）
映画で注目された、平安時代の陰陽師、安倍晴明（９２１−１００５年）を祀る晴明神社。かつて冥界への出入り口と言われた「一条戻り橋」は神社の境内に移設されている。疫病や応仁の乱などの長い戦乱に苦しんだ平安朝の人達が陰陽師に頼んで悪霊払いをしてもらう様子も境内に絵で紹介されており、興味深い。市バス一条戻り橋から徒歩１分。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10141751/
（写真は晴明神社）

京都の西陣織会館（２００７年４月６日）
西陣織の紹介をする西陣織会館では京都の地場産業の歴史や製造過程を見ることができる。京都のみやげ物も販売しているのでショッピングにも良い。
入場無料、無休、９：００−１７：３０開館。市バス堀川今出川下車すぐ。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10141751/
（写真は西陣織会館）

桜の名所、京都のインクライン（２００７年４月６日）
京阪三条から地下鉄で２駅、蹴上駅から２００ｍ歩くとインクラインがある。
インクラインは１８９０年に開通した琵琶湖疏水の３５ｍの傾斜を利用した鉄道のこと。
１９４８年まで物資運搬船の昇降に利用されていた。鉄道は今も残っており、鉄道沿いは春には美しい桜で覆われる。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10141755/
（写真はインクラインの桜）

京都の南禅寺（２００７年４月６日）
インクラインから琵琶湖疏水沿いの細い道を進むと南禅寺に出ることができる。観光客は少ない狭い道なので足元には要注意だ。南禅寺には琵琶湖疏水南禅寺閣が通っており、石川五右衛門の歌舞伎の「絶景かな」で知られる三門までの境内の桜もきれいだ。南禅寺はもみじの時期も美しい。南禅寺まで地下鉄蹴上駅からも、市バス南禅寺前からも徒歩約１０分。
旅行記；http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10141755/
（写真は南禅寺の桜）