ハンクさんのクチコミ(36ページ)全785件

2006年9月28日バンコクの新しい空の玄関口「スワンナプーム国際空港」が開港。設計はドイツ人建築家のヘルムート・ヤーン氏。旅客ターミナルビルの総床面積563,000?は世界一の広さ、アジアのハブを目指す。新空港はバンコク中心部より東へ約30Kmに位置し成田国際空港の約３倍の広さを誇る。
しかし空港アクセス鉄道「エアポートリンク」はたびたび延期されてきたが2010年8月、やっと開業した。バンコク中心部のパヤー・タイ駅とマッカサン駅と新空港を約15分で結ぶ。それぞれバンコクスカイトレインBTS、メトロMRTと接続している。終着駅で最高速度を運転手に尋ねたら、誇らしげに「時速160kmだ」と教えてくれた。なお料金は90バーツ（約250円）。

このエアポート・エクスプレスは当初の予定では、2010年夏に開通予定だったが遅れに遅れ、ようやく昨年2011年２月に開通した。インドにあってインドでない、素晴らしく清潔で管理された鉄道であり特筆に値する。料金は80ルピーとインドではかなり高いが、他国の大都市と比較すれば安いと言える。インディラ・ガンディー国際空港からエアポート・エクスプレスでニュー・デリー駅まで約20分、そこから市内地下鉄線に乗り継げば、市内の主要スポットには渋滞に悩まされることなく、安価にアクセスできる。

地上の楽園といわれるモルディヴの首都マレに滞在した。日中の街中では、片言の日本語や英語でしつこい客引きに辟易するが、ごれは無視すれば害はない。しかし市の中心部で夜半に騒乱の音が聞こえた。翌日何人かの人に尋ねると、独裁体制の現大統領に対する抗議行動で頻繁にデモと衝突が起こるという。リゾートホテルに滞在してマリーンスポーツを楽しんで帰るだけなら無縁であるが、マレの街中では注意が必要である。

アーヘン大聖堂は「皇帝の大聖堂」と呼ばれる。786年にカール大帝がアーヘンの宮殿教会の建設を始めた。814年にカール大帝が亡くなると彼は自身の大聖堂に埋葬され、彼の遺骨は今も特別の神殿に保存されている。様々な様式が織り交ざったアーヘン大聖堂では、約600年間に神聖ローマ帝国の30人の皇帝たちの戴冠式が執り行われた。
この大聖堂は、1978年ユネスコ世界遺産のドイツの最初の12ヶ所に選ばれただけあって、ドイツ史を語る上で必見、訪れる価値はある。

ヴロツワフで指折りの上級ホテルだが、価格は驚くほどリーズナブルである。聖アルベルト教会に隣接し、旧市街に面する立地のよいホテルで設備も申し分ない。市の中央の市庁舎まで徒歩５分以内、レストランやショッピングにも非常に便利。空港からタクシーで80ズウォティ（約2,000円）。

この地下岩塩採掘場には年間110万人もの観光客が訪れ、多くの著名人も訪れている。天文学者コペルニクスが訪れた記念碑があり、その歴史の長さに驚かされる。音楽家のパデレフスキー、外国人ではフンボルト、メンデレーエフ、文豪ゲーテまでもここを訪れ、石像（岩塩像？）が作られている。近年ではローマ法王になる前のヨハネ・パウロ２世、ビル・クリントンなどの名も見られる。

アウシュヴィッツ第一強制収容所は、1940～1945年にかけてポーランド南部オシフィエンチム市に、第二強制収容所は隣接するブジェジンカ村（ビルケナウ）につくられた。「アーリア人以外をドイツに入国させない」といった政策が国内の収容所の閉鎖を推し進め、労働力確保の一方で、労働に適さない女性・子供・老人、さらには劣等民族を処分する「絶滅収容所」として機能していた。

戦争の悲劇を繰り返さないための、「負の遺産」のユネスコ世界遺産登録には大きな意義がある。日本人は、加害者として、同時に被害者として両方の立場で、戦争の悲劇を子供たちにも伝えていく責任を負っている。一人でも多くの方がここを訪れて、この悲惨さを実感して欲しい。

2012年６月１日、ワルシャワ、フレデリック・ショパン国際空港はスマートな鉄道アクセスが開通して非常に便利になった。赤い電車のS2、S3ラインと緑の車両のKMLラインが１時間に４本前後運行されている。料金は3.6ズウォティ（約90円）。最新車両で内部も広々として気持ちがよい。荷物や自転車を置くスペースも十分ある。まだ利用者は少ないようで、ガラガラだった。

ヘルシンキヴァンター空港に隣接するヒルトンホテル、サンクトペテルブルク行きが翌日になるため宿泊した。空港第２ターミナルから徒歩５分、ヘルシンキの中央駅までは空港アクセスバスで約30分、市内観光や音楽会にも利用価値はある。１泊175ユーロは安くはないが、翌日早朝の乗り継ぎには便利である。サービスはヒルトンスタンダードで安心。

2007年にオープンした新しいホテル、日本人観光客が多く宿泊する。空港からの直行バスがホテルの真前に停車しアクセスもよい。客室は広くはないが十分、バスタブなども清潔で気持ちがよい。明洞まで歩くと15分かかるが、普通タクシーなら2,400ウォンと安く、5分とかからない。２人以上ならタクシーがお得（上級タクシーは4,500ウォン）

マインツ中央駅前の中級ホテル、メッセのためフランクフルト市内のホテルが取りにくい時に利用した。マインツ中央駅から徒歩３分にあり、フランクフルト中央駅まで30分弱、値段はフランクフルト市内よりもかなり安い。設備は立派ではないが、一人旅の素泊まりには十分。

フランクフルト中央駅前の三ツ星ホテル、今回はミュンヘンで高級ホテルに宿泊するためフランクフルトでは価格を抑えた。豪華ではないがドイツ特有の小奇麗さは評価できる。レーマーやゲーテハウスへの観光にも、ゲーテ通りのショッピングにも便利である。

フィンランドと言えばサウナ、発祥の地と言われるフィンランドでは1000年以上の歴史があり、各家庭には必ずといってよいほどサウナがある。ヒルトンホテルにも無料で使えるサウナが備えられており、寒い冬でも温まることができる。サービスも信頼のヒルトンスタンダードで家族連れにも安心してお勧めできる。ヘルシンキ中央駅から徒歩15分、タクシーなら５分、約10ユーロ。

広島駅前に11年3月にオープンしたアクセス最高のアメリカンスタイルのホテル、新しいだけあって清潔でデザインも斬新、部屋も広めで素晴らしい。トイレとバスが分離されており、またバスの外で体を洗うことができる和洋折衷のスタイルが好ましい。

チャイコフスキーも宿泊したサンクトペテルブルクを代表するホテル、芸術家広場に面し、フィルハーモニーホール、ミハイロフスキー劇場、ロシア美術館まで徒歩５分以内、エルミタージュ美術館、ネフスキー通りの主要スポットも徒歩圏内。宿泊費は安くはないが、十分満足できる。

フランクフルトからSバーンで30分でありフランクフルトのホテルよりもコストパフォーマンスは高い。クアハウスの正面、ヘッセンのシンフォニーホール、カジノ、州立歌劇場が並んで立地する。ドストエフスキーや著名人も滞在した老舗ホテルである。

空港内のトランジットホテルで、３つのターミナルにそれぞれありいつも混んでいる。24時間常時フル稼働で予約がないと飛び込みは難しい。最短６時間の滞在で70Sドル（約4,000円）とリーズナブルである。ただしトランジットの乗り継ぎ客しか利用できない。早朝到着でしっかり眠りたいときに活用価値は高い

アジア有数の高いステータスを誇るホテルチェーンを持つペニンシュラ・ホテル、ネイザンロードや「1881ヘリテージ」にも近い最高の立地の老舗ホテルである。サービスも充実しており、コンシエルジュの丁寧な対応は特筆に価する。

ＢＭＷ博物館は2008年6月に大改修工事を終えて再オープン、同時に巨大ショールームであるＢＭＷヴェルトが、博物館のすぐ向かいにオープンした。強力なブランドイメージを売り物にする乗用車メーカーであり、特に私も含めて日本人にとっては、ＢＭＷと言えば憧れの車の象徴である。バイクも含めて歴史的名車から最新モデルまで展示されており車好きにはこたえられない。

この町の誇り、ゲーテは1749年、この町の裕福な家に生まれた。「若きウェルテルの悩み」が、また「ファウスト」の初稿がこの家で書かれた。この生家は第二次世界大戦の爆撃で破壊されたが、戦後、忠実に復元された。資料や調度品は疎開させてあり、戦災を免れた。父は皇帝顧問官であり、母はフランクフルト市長の娘で、フランクフルトでも有数の名家であった。ゲーテの当時の生活ぶり、傑作が生まれるまでの道のりを偲ぶことができる。