マンボウのお城さんのクチコミ(9ページ)全348件
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- 基本情報
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投稿日 2012年07月06日
総合評価:4.0
カステルグランデの東側に位置するモンテ・ベッロ城は、上から見るとほぼ菱形になっている城壁の内側に建てられていて、中央にある城はこの城壁内で最古の部分です。
13世紀に建てられたこの城は、とても不規則な形をしていますが、サッソ・コルバロ城同様、銃眼のある長い壁と1つの塔、二つの中庭、そして住居群を含んでいます。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 少々小高い丘に位置するため、散歩がてら行くかたちになります。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 3つの博物館の共通チケットは10スイスフランですが、1つ見れば十分かと・・・。その場合は5スイスフランです。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 雨が降っていたせいか、人混みはまったくなか
- 展示内容:
- 3.0
- 特に博物館で特筆すべきものはありませんが、それぞれ異なる時期に建造された要塞に関連するものが展示されています。
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投稿日 2012年07月06日
総合評価:3.5
サッソ・コルバロ城は、1479年にカステルグランデの南東に位置する丘の上にきわめて迅速に建造されました。
もともと孤立していた防衛用の塔でしたが、城が建てられると、それは敷地の角に位置することになり、その対角線上にもうひとつの見張り用の塔が建てられました。
四角い中庭の外側に向けて銃眼を備えた城壁が造られ、その壁と背中合わせになる形で、中庭にはこの地方特有の尖頭型の窓と突き出た煙突をもつ住居が建てられました。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 丘の上に上るには、クルマがあった方が良いと思います。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 3つの博物館の共通チケットが10スイスフランで、各々は5スイスフランと格安です。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- この日は雨だったので、人混みはなかったです。
- 展示内容:
- 3.0
- 特に博物館で特筆すべきものはありませんが、それぞれ異なる時期に建造された要塞に関連するものが展示されています。
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投稿日 2012年07月06日
総合評価:5.0
3つの城の中で最古の歴史と最大の規模を誇るカステルグランデは、近年の修復工事で大型駐車場と直結したエレベータ、レストラン、博物館などの施設がつくられて、とても趣味の良いデザインと相まって、居心地の良い場所になっています。
要塞へのアプローチは、エレベータがあるのでとても楽でした。エレベータを降りると、城壁に囲まれた通路を進み、正門へ辿り着きます。この演出が素晴らしく、いかにも要塞の中へ入っていくドキドキ感が城壁の閉鎖された通路で高まります。
正門をくぐると、昔はサン・ピエトロ教会やその他の小建造物群が建っていた巨大な中庭に通じています。現在は、それらの建物は残っていませんが、高くそびえるトッレ・ネラとトッレ・ビアンカという2つの塔や城壁がまるで昔の姿を思い出させるかのような気にさせてくれます。
わざわざ行く価値のある世界遺産だとマンボウは感じました。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 半日
- アクセス:
- 4.0
- チューリヒから電車で3時間以内で到着します。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 特に入場券は必要ありませんでした。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- なにぶん、土砂降りの雨だったので・・。普段はもう少し多いかと・・・。
- 展示内容:
- 5.0
- 要塞からの景色も要塞そのものも、要塞へのアプローチも完璧なほど素晴らしいものでした。
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投稿日 2012年07月05日
総合評価:4.0
サン・ジョルジョ山は、イタリアとの国境付近にあるルガーノ湖南部の二又に分かれている分かれ目に位置する、スイス側のピラミッド型をした標高1,096メートルの山です。
イタリア領内で工業用のタール質の結晶片岩を採掘していた時に、魚類や爬虫類の化石が出土したのがきっかけで発掘調査が始まりました。
1919年には、古生物学者・動物学者のベルナール・ペイエがメリデ市内でも発見し、サン・ジョルジョ山の化石に注目が集まりました。
その後、1924年から1975年にチューリヒ大学とミラノ大学によって行われた本格的な発掘調査によって、膨大な化石が出土しました。
中生代三畳紀中期(2億4,500万年前~2億3,000万年前)の5つの地層から、最大6mの大きさを誇る化石、恐竜の祖先といわれるティキノスクス、地球史上最も長い首を持っていたというタニストロフェウスなど、約150年の間に発掘された1万点を超す脊椎動物や魚類、海生爬虫類は、その数と希少さで世界に類を見ないものです。
化石発掘調査には厳格な規制が敷かれているため、発掘現場を見ることはできませんが、あまり知られていないメリデの博物館に、貴重な標本が展示されています。
化石に興味のある方には、非常に有益な博物館だと思いますので、無料で人のいない今のうちに、訪れることをお勧めします。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 半日
- アクセス:
- 2.0
- 徒歩だとメリデ村の奥に位置するフォンタナからスタートしてカッシーナまで上り、ぐるりと回って戻ってくるルートがありますが、意外に大変です。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 博物館を含め、全て無料です。
- 景観:
- 5.0
- サン・ジョルジョ山から見えるルガーノ湖は晴れていれば最高です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- アクセスが困難なので、観光客はほとんどお目にかかりませんでした。
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投稿日 2012年07月05日
総合評価:5.0
ミラノ旧市街のセンピオーネ公園の入口に建つスフォルツェスコ城は、もともと14世紀にミラノを支配していたヴィスコンティ家の建てた居城でした。
その後、ミラノの支配者はスフォルツァ家に移り、1450年にミラノ公のフランチェスコ・スフォルツァが城を改築してスフォルツェスコ城と呼ばれるようになりました。
正面のフィレーテの塔の周囲を回廊が巡り、内側に広い中庭がある正方形に近い形です。正方形と言っても一辺が200メートルもあるそうです。
実は、ミラノで最大の建築物だそうです。
それもそのはず、1482年頃から17年間も、あのレオナルド・ダ・ヴィンチがミラノ公ルドヴィーゴ・スフォルツァに仕えて城の装飾に携わったというのです。
1800年にナポレオンに征服された時、城壁の一部が取り壊されましたが、修復されたのは19世紀後半から20世紀初めの頃になりました。
その時に、レオナルド・ダ・ヴィンチが装飾を施したという「アッセの間」が発見されました。これは、本当に凄い内装なんです!
その上に、ここにはミケランジェロ最後の作品である「ロンダニーニのピエタ」のほか彫刻コレクションやマンテーニャやティントレットをはじめとした絵画や衣装・工芸品・陶器や武器コレクションなど数多く展示されています。
さらに、エジプト遺物を中心とした考古学博物館や楽器博物館など幅広いジャンルの展示がされています。それも全部無料です。
先日の口コミに書いたヒルトンのお助けツアーには、ここスフォルツェスコ城の見学も入っていたのですが、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の予約の時間との関係で、ツアー解散後の自由時間の見学となりました。
マンボウは先を急いだため、見逃してしまいましたが、帰国後スフォルツェスコ城にこんな素晴らしい作品群があったことを知り、皆さんには、このような失敗をしていただきたくないと思い泣きながら皆さんにクチコミしている次第です。
マンボウは、残念ながら、バスの中からの写真だけとなりました。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 半日
- アクセス:
- 5.0
- Cairoli Castello駅すぐですが、ドゥオモから1キロ強なので、歩ける距離です。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 何と、驚いたことに全て無料です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 雨が降っていたせいかドゥオモから少し離れているせいか、内容に対して人は少なかったと思います。
- 展示内容:
- 5.0
- レオナルド・ダ・ヴィンチが装飾を施したという「アッセの間」やミケランジェロ最後の作品である「ロンダニーニのピエタ」など見どころ満載です。
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投稿日 2012年07月04日
総合評価:4.0
ガッレリアとは、アーケードのことですが、ここミラノのヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、130年以上の歴史があり、8角形の建物内に2つのアーケードが交差しています。
ガッレリアの歴史は、「ベルギーのブリュッセルにあるギャラリー・サン・チュベール(1847年~)」や「ロシア・サンクトペテルブルクにあるパッサージュ(1848年~)」、「ナポリのウンベルト1世のガッレリア(1890年~)」などが始まりで、これらのガッレリアがショッピング・アーケードの原型となっています。
ミラノのガッレリアは、それらのガッレリアよりも新しいだけに、より近代的なショッピングモールに近く、現代のショッピングモールの発展に寄与したと言えます。
事実、ここミラノのガッレリアが130年以上も前に創られたとは思えないほど、素晴らしいショッピングモールでした。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- ドゥオモのすぐ隣が入口になっています。
- 景観:
- 4.0
- アーケードというよりも世界最高に趣味が良いショッピングモールといった感じでした。先立つものがあれば最高に楽しいところです!
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 本当にミラノのお洒落な方で賑わっていました。
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投稿日 2012年07月03日
総合評価:4.0
初代の宮廷劇場以来の伝統を誇るイタリアオペラ界の最高峰で、世界のオペラ界に君臨するオペラの殿堂として君臨しています。
初代の歴史的建築物のテアトロ・ドゥカーレは1776年2月25日、謝肉祭のガラ・コンサート後に焼失したため、現在の建物は1778年に完成した2代目のものです。
残念ながら、劇場の撮影はできませんが、日本には1981年以来6度しか来日していません。
日本のみならず、世界のオペラファンを魅了するスカラ座で、1度は世界最高のオペラを見てみるのも旅のクライマックスに良いのかもしれません。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- ドゥオモ駅から徒歩2分ほどのとても便利なところにあります。
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 公演内容によって異なりますが、見るだけなら博物館に入るとみることができます(5ユーロ)。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 博物館も劇場内部を見る人でとても混雑します。また人気の公演は、なかなかチケットは取れないようです。
- 施設の快適度:
- 5.0
- さすがに世界最高峰のオペラの殿堂と言われるだけのものはあります。鳥肌がたちました。
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投稿日 2012年07月01日
総合評価:5.0
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂があった場所に、1386年から建設が始まり、宗教改革による中断があったものの完成まで約500年が費やされ、1813年に完成しました。しかし、尖塔と全ての装飾が仕上げられたのは、19世紀で実際には500年以上かかったといわれています。
世界最大のゴシック建築で、体積はフランスのボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目、広さもバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目、135本の尖塔と2245体に及ぶ彫像は、大聖堂と呼ぶにふさわしい威厳を漂わせています。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- ドゥオモ駅から徒歩1分ほどで到着します。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 屋上へ上がるのは有料ですが、それ以外は無料です。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- やはりミラノのシンボルなので、大変な混雑ぶりでした。
- 展示内容:
- 5.0
- 大祭壇、ステンドグラスパイプオルガン等々、美術館と思うほど充実しています。
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投稿日 2012年07月01日
総合評価:3.0
2006年のアメリカ映画「ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code)」が上映された後から、それまでとは打って変わって世界中から観光客が押し寄せるようになったサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。
予約が最も取りにくい教会としても有名になりました。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会のサイトで予約を取ることが可能ですが、日程及び時間変更はできません。
その上、随分先の予約となるため、マンボウのようにいつ到着できるかわからない人にとっては、とても予約できるものではありません。
旅行社は、数日前までなら必ず予約が取れるとかを謳い文句にして営業していますが、その分相当高くなっています。
マンボウは、ドイツからスイス、フランス、イタリアを巡った最終日に近い日程でミラノを訪れる予定だったので、途中のハプニングによるスケジュール変更が予想されたため、イタリアに到着してから予約しようと思っていました。
しかし、相変わらず遅れがちな旅となっていたため、コロッと忘れたまま、ミラノ入りしました。せっかくミラノ入りしたのに、前日の夜、予約なし、チケットという状態だったわけです。
そこで、助けてもらったのが、ヒルトンホテルのコンシェルジュでした。
どうやってチケットを入手したのかは、ヒルトン ミラノのクチコミをご覧ください。
ちなみに、『最後の晩餐』を見た感想は、意外に薄暗い部屋で美術館とは違い、5メートルほど離れたところに飾られていたため、感動半分といった感じでした。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- ミラノの中心部にあり、最寄駅から徒歩8分です。
- コストパフォーマンス:
- 1.5
- チケット入手は困難を極め、また高額ですが、修復された絵は暗くて遠くてよく見えませんでした。
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- 予約の人数、方法、現地の人の数全てがOh No!状態です。
- 展示内容:
- 2.0
- 教会は素晴らしいと思いますが、たった1枚の絵を見るだけなのに・・・と思ってしまうかもしれません。
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投稿日 2012年07月01日
総合評価:4.0
ヴァルカモニカの岩絵群は、イタリア北部のアルプス山麓にあるイタリア初の世界遺産です。
アルプス山麓のオーリオ川沿いには、約70kmに続いている渓谷があり、その長い渓谷のいくつかの地点に分散して岩絵が画かれています。
入場料を取ることで、きちんと管理され、見やすい展示形式になっている岩絵もあれば、まったく自然に残る岩絵も点在します。
マンボウが到着した時間(時期もあると思います)は、それほど遅い時間ではなかったにもかかわらず、既に受付が終了していました。
途方に暮れていると羊飼いのおじさんが現れ、山側からオーリオ川の方へ降りて行きました。
ここは、岩絵を見に来る人はいても、地元の人が通るようなところではないため、すかさず追いかけて尋ねてみることにしました。
当然、英語は通じないと思ったので、麓にあったこの辺りの岩絵のパンフレットを見せながら、これを見たいと説明したら・・・
なんと、わかってくれたようで、山に登る細い道の入り口まで案内してくれました。
身振り手振りから、ここより沢山あると言っているようでしたが、半信半疑登ってみると、あるある!
信じられないほど沢山の岩絵が、それぞれに管理Noをつけられて点在していました。
解説が添えられているものもあり、まさにパンフレット通りのものでした。
ヴァルカモニカの岩絵群は、約70kmに渡る渓谷に点在しているため、いくつかのView Pointがあると思いますが、チケット売り場が閉まっていても、中に入ることができる山があれば、是非散策することをおススメします。
とてもアクセスに苦労するところだと思いますので、最後まで諦めずに探して下さいネ。
この渓谷の岩には、約1万年前に彫られたと推定されているものから、ローマ帝国時代のアルファベットが彫られた岩まで約8000年間に渡る線刻画が残っています。
彫られている線刻画の数は約14万点に及ぶといわれています。
テーマは、農耕、航海、戦争から紀元前1500年頃の集落の地図など多岐に渡るため、当時の生活を知ることができる貴重な資料となっています。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 半日
- アクセス:
- 2.0
- 多分、クルマがなければ、とても大変だと感じる山の中にあります。
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 通常は有料のようですが、窓口が閉まった後でも山の中には沢山の岩絵があるので、自由に見ることができます。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- おそらく、人混みはできないようなところです。
- 展示内容:
- 4.0
- 岩絵の質・量ともにイタリア初の世界遺産が納得できる内容でした。
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投稿日 2012年07月01日
レーティシュ鉄道アルブラ線 ベルニナ線と周辺の景観(イタリア) その他の都市
総合評価:4.5
レーティシュ鉄道は、スイス東部のグラウビュンデン州を中心に約400kmの路線網を持つスイス最大級の私鉄です。
ヒンターライン地方のトゥージスから、エンガディン地方のサン・モリッツを結ぶアルブラ線と、サン・モリッツからイタリアのティラーノまでを結ぶベルニナ線がスイス、イタリア共通の世界遺産に登録されました。
アルプスの雄大な大自然を壊すことなく切り開いた驚きの鉄道技術、そして鉄道と見事に共存した美しい景観は、最も感動的な鉄道区間として、多くの観光客や鉄道ファンに親しまれています。
人気の絶景ルート「ベルニナ・エクスプレス」の路線で「グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)」の一部区間を含んでいます。
それだけにオン・シーズンの予約は、とても取りにくい人気路線となっています。
マンボウは、イタリアのティラーノにクルマを置いたため、ティラーノからスイスのリゾート地サン・モリッツまで往復しましたが、そのままスイスのトゥージスまで向かうアルブラ線に乗ることも可能です。
1910年に開通したレーティッシュ鉄道ベルニナ線は、歯車を使ったラック式鉄道ではなく、一般的なレールを使った鉄道でアルプス最高地点を走る鉄道として、その技術が後につくられるさまざまな鉄道計画のモデルになったといわれています。
万年雪を冠った4000m級のベルニナ山群の名峰や氷河が輝くアルプスの世界から、葡萄畑や栗林に囲まれた素朴な谷を越える、スイス~イタリア間の縦断ルートです。
標高2253メートルから標高429メートルの高低差を結ぶため、絶景の連続が楽しめます。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1日
- アクセス:
- 2.0
- イタリアのミラノからティラーノまで各駅停車の電車が走っていますが、簡単ではないようです。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 山岳急行かつ人気路線で私鉄のため、通常の路線に比べて割高ですが、それだけの価値はあります。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 季節によりますが、夏のオン・シーズンは大変混雑します。
- 展示内容:
- 5.0
- 鉄道では、世界でも有数の景観が楽しめます。
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うっとりするほど美しいイタリア・アルプスのドロミーティ(ドロミテ)
投稿日 2012年07月01日
総合評価:5.0
ヨーロッパを横断するアルプス山脈の南側の分嶺で、イタリアの北東部に位置するのがドロミーティ(以下、ドロミテ)山塊です。
優美なスイスのアルプスとは異なり、ドロミテの特徴は、荒々しい岩肌が剥き出しの雄々しい山並みと野花が咲き乱れる草原や緑の牧草地との対比が魅力です。
ドロミテ山塊の中でも景勝地が続くドロミテの玄関口となるコルティナ・ダンペッツォからスイス側に位置するボルツァーノの区間がドロミテ街道と呼ばれ、素晴らしい景観を約束してくれます。
始点となるコルティナ・ダンペッツォは、スイスやオーストリアの山岳リゾートを思わせる可愛らしい町並みが印象的で、ロッジ風のプチホテルが点在しています。
コルティナ・ダンペッツォから西ドロミテ街道を西に進むと、道中の最高地点のポルドイ峠やカレッツァ湖などうっとりするほど風光明媚なポイントがあります。
マンボウは、始点となるコルティナ・ダンペッツォから西の終点ボルツァーノまでうっとりするようなドライブを楽しみました(ただし、マンボウが訪れた5月は通常は、シーズン・オフで交通機関の選択肢は、レンタカーだけとなります。またその時期は道路の閉鎖などがあるため、少々大変です)。
ドロミテの最大の魅力は、ボルダリング(本格的な岩登り)のコースが3万以上あり、一生かかっても登りきれないコースが準備されています。その証拠に世界で初めて8000m峰14座を制覇したラインホルト・メスナーや世界7番目に同じく制覇したセルジオ・マルティーニ等々、人口僅か6000人のコルティナ・ダンペッツォから数多く輩出されていることからもわかります。
さらに、車椅子やベビーカーで参加できるトレッキングコースまで100万コース以上(実際は300万コースあると言われています)の中から選ぶことができるほど、充実しています。車椅子で外に出るのが億劫になっていた方が、ドロミテに来て、生きがいを再発見した話は、珍しくありません。
その上に、コルティナ・ダンペッツォのトレッキングは、そのほとんどが美味しい料理とデザート付きで、全ての参加者からの支持を得ています。
是非、いろいろな方の旅行記を読んでいただき、素晴らしい体験に繋がればと願う次第です。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 2日以上
- アクセス:
- 4.0
- コルティナ・ダンペッツォに駅はないため、カラルツォ・ディ・カドーレ駅からバスになりますが、マンボウはレンタカーを強く推奨します。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- スイスやフランスに比べて観光地化されていないため、それほど物価は高くありません。
- 景観:
- 5.0
- スイスやフランスアルプスにはない魅力がここにはあります。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 夏場のオン・シーズンはホテルの予約が取れないほど人気があります。
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投稿日 2012年07月01日
総合評価:4.0
運河を隔てて、サン・マルコ広場の正面に立つ孤島の教会で、西側のカンポ・ディ・マルテの目と鼻の先に建つ壮麗な教会です。
17世紀に完成した比較的新しい教会ですが、着工は1566年です。ファサードは古代ローマの古典様式で建てられているため、歴史を感じる佇まいです。
パルマ・ジョヴァンニ、カルパッチオなどの絵画が充実していますが、特にティントレットの代表作「最後の晩餐」は見逃せません。
また、主祭壇にはジロラモ・カンパーニャ作のブロンズ像と立派なパイプオルガンが見渡せます。
中に入ると奥のエレベーターから鐘楼に上がることができます(3ユーロ)。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.5
- 孤島のため、ヴァポレットで向かうしか方法はありませんが、サン・マルコから大運河を渡れば到着します。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 鐘楼に上るには3ユーロ必要ですが、教会は無料です。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- ここまで足を延ばして来る方は、あまりいらっしゃいません。
- 展示内容:
- 4.5
- ティントレット、パルマ・ジョヴァンニ、カルパッチオなどの絵画が充実しています。
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投稿日 2012年07月01日
総合評価:4.0
ヴェネチア・バロックの傑作と言われています。
1630年に流行したペストの終焉を聖母マリアに感謝して、建てられました。
彫刻家で建築家だったロンゲーナが設計し、巨大なクーポラの本堂は八角形で、周りを6つの礼拝堂が取り巻いています。
内部は、フランチェスコ・ダッチ作のパイプオルガンが特に有名で、ティッツィアーノが描いた祭壇の衝立部分も同様に見逃せません。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- アカデミア橋を渡って徒歩8分かヴァポレットのサルーテからすぐ。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 香部屋以外は無料です。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- ここは、時間帯によると思います。混雑する時もありました。
- 展示内容:
- 4.0
- 主祭壇とパイプオルガン、ティッツィアーノと見どころはたくさんありますが、やはり外装が有名です。
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投稿日 2012年07月01日
総合評価:3.5
長さ11メートル、幅1.5メートルの黒一色に統一された手漕ぎの船ゴンドラはヴェネツィアで一番優雅な乗り物です。
標準的なコースは、リアルト橋やため息橋などの主要なポイントは通るので、ゴンドラ セレナーデが楽しいかどうかは、ほとんどがゴンドリエーレの人柄に寄ります。
1隻に6人まで乗ることができますが、個人ツアーの場合は、ほとんど2人となるケースが多いのではないでしょうか。その時は、大きなホテルであれば、乗り合いのゴンドラツアーが30ユーロ前後で開催されていますので、料金交渉のないそちらをお勧めします。
ただし、この場合はゴンドリエーレも選べなければ、一緒に乗る人もわかりませんので、2人きりの時間を楽しみたい場合は、40分80ユーロ位で交渉するのが、良いと思います。
その時に、一応地図でコースの取り決めをしておくことが重要です。
必ず通ってもらいたいポイントの確認をしておくことも重要です。
恋人同士であれば、ため息橋の下をくぐりぬける時にキスをすれば、永遠の愛が約束されるという伝説を信じて、乗ってみるのもいいかもしれません。ただし、ため息橋は常に多くの観光客に見守られているため、恥ずかしいと思う方には、おススメできません。
いずれにしろ、楽しそうなゴンドリエーレを見つけることが最も重要だと思います。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- ゴンドラ乗り場は観光スポットの近くに大抵あります。
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- ゴンドリエーレとの交渉になりますが、1時間で120ユーロ前後が相場と聞いています。
- スリル:
- 3.0
- 細い運河を通るときはゆったりしていますが、カナル・グランデに出た途端、激しく揺れることがあります。
- 施設の快適度:
- 4.0
- 細い運河を中心に周ってもらえば、とても快適です。
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ヴァポレットから眺められる多種多様なカナル・グランデの建築群
投稿日 2012年07月01日
総合評価:5.0
カナル・グランデは、ヴェネチアの水上交通の要となる大運河です。
運河の端は、一方がサンタルチア駅近くのラグーンと、もう一方はサン・マルコ湾に繋がっていて、その間はアルファベットのSを逆さにした形で街を二分しています。
総延長は3.8キロメートル、幅は30~90メートル、水深(平均)は5メートルです。
カナル・グランデには、4つの橋がかかっていますが、最も古くて有名なのが、リアルト橋です。
サンタルチア駅側から順にローマ広場歩道橋、スカルツィ橋とリアルト橋、アカデミア橋があります。
また、カナル・グランデの両岸にはビザンティンやゴシック、ルネサンス、バロックなど200を超えるそれぞれの時代を代表する建築物の傑作が立ち並び、千年以上に及ぶこの街の長い繁栄を伝えています。
これらは、カナル・グランデの建築群と呼ばれ、「ヴェネツィアとその潟」の一部として世界遺産に登録されています。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- サンタルチア駅からもサン・マルコ広場側からも、またその途中からもヴァポレットに乗ることができます。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- ヴァポレットだけの料金が必要となりますが、日常交通のためとても安価です。
- 景観:
- 5.0
- 世界遺産の登録リストになるほど多種多様な様式の建築物を見ることができます。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 全行程は、ヴァポレットと言われる船の上から見ることになるので、それほど混雑はありません。
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投稿日 2012年07月01日
総合評価:5.0
ヴェネツィアの歴史は、ランゴバルド人やフン族その他の民族による侵略が行われるようになった5世紀頃に始まり、9世期には橋、運河、防壁、要塞および石造建築等が充実し、街は海上へと拡張されました。
これが、現代の海上都市ヴェネツィアの原型となっています。また、エジプトから聖マルコの遺骸を移送し、ヴェネツィアの守護聖人としたのもこの頃でした。
その後は、ヴェネツィア商人による東ローマ帝国との海洋貿易が盛んになり、11世紀にはアドリア海の制海権を得るまでになりました。
さらに、十字軍の遠征による権益の拡大を目指しましたが、成功と失敗を繰り返しました。
そして、14世紀にヴェネツィア・ジェノヴァ戦争に勝利し、東地中海の覇権を奪取しました。
15~16世紀には香辛料や絹織物などの交易で繁栄し、14世紀頃から始まったといわれるルネッサンスの影響を受けて、ヴェネツィア派と呼ばれる画家を輩出しました。
まさに海洋特権の獲得のための戦争による一進一退が続く歴史の中で、15世紀~16世紀頃に空前の繁栄を誇ったわけです。
今では、アドリア海の118の小島の上に造られた水の都で、400以上の橋と176の運河で島が結ばれています。
世界文化遺産としての要件を全て満たしている数少ないリストの1つで、下記の通り、見どころ満載です。
サン・マルコ広場、サン・マルコ大聖堂、鐘楼、ドゥカーレ宮殿、リアルト橋、カナル・グランデの建築群、ヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島やレース編みで有名なブラーノ島、島全体が墓所となっているサン・ミケーレ島も世界遺産として登録されています。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 2日以上
- アクセス:
- 5.0
- ヴァポレットが定期運航しているため、どこに行くのもアクセスは良好です。
- 景観:
- 5.0
- どこをどう切り取っても美しい景観があることは言うまでもありません。
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 観光客の数の多さには、本当に圧倒されます。
-
投稿日 2012年07月01日
総合評価:4.0
サン・マルコ広場はドゥカーレ宮殿やサン・マルコ寺院などの有名建築物が集まっているため、それだけを見て帰る方も多いのではないかと思います。
しかし、海に面したサン・マルコ小広場には、サン・マルコの獅子の彫像とと聖テオドーロの彫像があり、ドゥカーレ宮殿やサン・マルコ寺院同様、観光ポイントにあげられています。それは、獅子の像がヴェネチアの象徴となっているためだと思います。是非、忘れないようにご覧くださ~い!- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- サン・マルコ広場から続く広場なので、アクセスは簡単です。
- 景観:
- 4.0
- 海からの眺望も綺麗ですが、小広場から見る海側の景色も綺麗です。
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- サン・マルコ広場より少な目ですが、それでも人で埋め尽くされる時間帯もあります。
-
投稿日 2012年07月01日
総合評価:3.5
サン・マルコ広場を囲むように建てられていて、サン・マルコ大聖堂を背にして左側が旧館で右側が新館です。共和国時代には、行政長官の執務室が置かれていて、まさに行政の中心地でした。
現在は、コッレール博物館と国立考古学博物館になっていますが、他に建物の1階には、お土産物屋や貴金属店、老舗のカフェ・フローリアンなどがあり、つねに多くの観光客で賑わっています。特に、カフェ・フローリアンは著名人が通ったことで有名なお店で、歩き疲れたときは是非、足を運んでいただきたいところです。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- サン・マルコ広場と同じ場所なので、アクセスは簡単です。
- 景観:
- 3.0
- サン・マルコ広場では、あまり目立たない建物かもしれません。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- カフェや土産物売り場があるため、中はとても混雑しています。
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投稿日 2012年06月30日
総合評価:4.0
1493年、ヴェネツィア政府は、エミリア地方で時計職人として名声を得ていた、ライニエーリ家に時計の制作を依頼しました。
時計塔の場所は、サンマルコ広場北側で、海から船でヴェネツィア入りした際、正面に見える位置に決定されました。
1496年、時計塔の建設が始まり、1499年に完成しました。
時計の文字盤は、直径4.5メートル、金とブルーのエナメルで12の星座が24時間計と共に配されています。
文字盤の上部は、聖母子像の左右に、ローマ数字で時間が、アラビア数字で5分毎の時を告げています。
その上には、ヴェネツィアのシンボル、翼のある獅子の像が置かれています。
当時、その隣には総督の像があったようですが、1797年のヴェネツィア共和国崩壊時に、破壊されたそうです。
最上部には、高さ2.6メートルのムーア人のブロンズ像が、決まった時刻に鐘を鳴らす仕掛けになっています。- 旅行時期
- 2010年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- サン・マルコ広場にあるので、アクセスは簡単です。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 外から無料で見られます。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 広場は混雑していますが、時計塔は上に見えるため、気になりません。
- 展示内容:
- 4.0
- 時計自体もさることながら、最上部のムーア人のブロンズ像による鐘の音は是非、見たいものです。