ハンクさんのクチコミ(35ページ)全785件

市内最大の見どころである市庁舎は、1615年に建設されたドイツ・ルネッサンス期最大の建築と言われる。市内には金融で財を蓄えたフッガー家が貧民救済のために1519年に建設した現存する世界最古の福祉施設フッガーライが遺されている。

ネルトリンゲンは1500万年前に落下した隕石による、直径約24kmのクレーターであるネルトリンガー・リースに築かれた町である。折しも2月15日に、ロシアのチェリャビンスクに落下した隕石のエネルギーは原爆の25倍だと報道されていたが、少なくともアリゾナやネルトリンゲンのようなクレーターは形成されていない。ネルトリンゲンに落下した隕石の直径は約1.5km 、推定エネルギーは原爆1800万個分であったというから桁違いだ。人口密集地に落下することを想像すると、これはまさにハリウッド映画の世界である。隕石については市壁の北部のバルディンガー門の近くに、リース・クレーター博物館に展示があり、大変興味深い。かつてアポロ宇宙船の飛行士も訓練に訪れたそうで、隕石のみならず、化石類や月の石などの展示もある。

ネルトリンゲンの中心には、町の象徴である聖ゲオルグ教会が見える。1427年から1505年に建造されたゴシック教会で、愛称ダニエルと呼ばれる高さ90mの教会塔がある。この塔に登ると、赤い屋根に積もった雪のコントラストが美しい街並みを見下ろせる。この塔の最上階に受付があり、テレビでも紹介されたという人気者の猫君がいる。拙いドイツ語でお願いすると、気軽に撮影に応じてくれた。

ネルトリンゲンの美しい旧市街は、直径約1kmのほぼ円形の市壁の中にある。1327年に建造された市壁は、5つの楼門と11の塔と2つの堡塁を持ち、建造当時の原型を保っている。この市壁の部分がクレーターの跡かと思ってしまうが、クレーターは直径24kmほどあり、この窪みの中心近くに町が築かれた訳である。

レーゲンスブルクの一番の見所である大聖堂は、バイエルン州の代表的なゴシック建築である。着工は1275年であるが、完成したのは実に1869年と600年後のことだ。ステンドグラスが美しく、教会内部の内装も素晴らしい。また、2009年に設置されたと言う壁掛け型のパイプオルガンが目を引く。高さ15ｍの演奏台まではエレベータを使って昇るそうだ。ドナウ川の川向こうから石橋とともに眺める大聖堂の景観はひときわ絵になっており、ポスターにも多く使われている。ただし日中は逆光となるため、撮影には早朝か夕刻の方が望ましい。

ホリディインと長期滞在向けのステイブリッジは隣接して地下鉄モスコフスキーヴァロータ駅の近くにある。ステイブリッジに比べ部屋は狭く、キッチン、コインランドリーがないのが欠点、しかし朝食やプライオリティポイント、コンシェルジュのサービスはホリディインの方がよい。短期滞在向けと言える。いずれもハイシーズンとローシーズンで料金は倍半分となる。

ポツダム中央駅からサン・スーシ宮殿までは４kmほど離れており、徒歩では少し時間がかかる。宮殿は小振りだが、庭園は非常に広く、新宮殿やオランジェリーなど周囲の建物を見て回ると１日がかりになる。なお、サンスーシ宮殿は入場制限があり、11時ころ購入したチケットは２時間待ちであった。世界遺産の宮殿そのものは30分もあれば十分見て回ることができる。大王自ら設計に関わり、王の趣味を反映した、こじんまりとした瀟洒な建物である。ほぼ同時代のヴェルサイユ宮殿、シェーンブルン宮殿、エカテリーナ宮殿などの巨大な建築と比較すると拍子抜けする位だ。

クリスマスのマルクト広場は他のヨーロッパの諸都市と同じく一際華やかで、喜びに満ちている。鐘楼、聖母教会、市庁舎、州庁舎、聖血礼拝堂など主要な建築は広場の周囲に建っている。「石畳の美しい中世都市」のイメージ通りの町であり、旧市街では馬車が走り、恐らくは中世の時代とさほど変わらぬ光景を見せてくれる。

とにかくため息が出るほど美しい街並みだ。茶色のレンガ造りの建物と石畳の道路に加えて、市内に張り巡らされた運河と、石造りの橋の数々、中世ヨーロッパの都市デザイナーの美的センスは万人を納得させる説得力を持っている。これまで美しいヨーロッパの多くの都市を訪れたが、その中でもブルージュは特筆に値する。「石畳の美しい中世都市」のイメージ通りの町であると思う。旧市街では馬車が走り、恐らくは中世の時代とさほど変わらぬ光景を見せてくれる。

この町で特筆すべきは、聖母教会内部の、博物館として仕切られた中にある、イタリア以外では唯一のミケランジェロの聖母子像である。聖母の慈愛に満ちた気高い表情と、生き生きとしたキリストの表情はミケランジェロ以外には創造しえない。ここを訪れるだけでもブルージュに来た甲斐がある、と言える。

モーツァルトが洗礼を受け、カラヤンの葬儀が行われた音楽ファンには見逃せないザルツブルク大聖堂、ヨーロッパ最大級のパイプオルガンがある。いくらかの寄付を求められるので数ユーロを献金しよう。お礼に小さなカードをくれるが、日本語で書かれたものもある。12月であれば、大聖堂前の広場のクリスマスマーケットを楽しむことができる。

ケーブルカーに乗ってホーエン・ザルツブルク城に登った。城内の広場にもクリスマスマーケットが開かれていた。ここからは雄大なヨーロッパアルプスの雄大な雪山を、そして祝祭大劇場をはじめ、ザルツブルクの市街を見下ろすことができる。

グランプラスとは「大きな広場」、壮麗な建造物に縁取られ、ヴィクトル・ユーゴーは「世界一豪華な広場」、ジャン・コクトーは「絢爛たる劇場」とたたえている。

クリスマスのグランプラスはことに華やかで、４年前に訪れたときはオーソドックスなクリスマスツリーが立てられていたが、今年は提灯のような電球が入った箱を積み上げたツリーが置かれ、赤、青、緑の電飾が広場を彩っていた。夕暮れになると多くの子供連れの家族が訪れ、至る所で歓声が響いていた。

グローテマルクトはノートルダム大聖堂と市庁舎にはさまれた所にある。中央駅からは２?ほど離れており、中央駅を地下に降りてトラムに乗って10分で最寄りのフルンプラッツから徒歩10分。12月にはクリスマスマーケットの会場となり大勢の市民、観光客が繰り出して大賑わいだ。子供連れの家族の歓声があちこちで聞こえ、メリーゴーラウンドや、ちんどん屋の音楽が雰囲気を盛り上げる。世界遺産のノートルダム大聖堂と、市庁舎のライトアップはひときわ華やかで、クリスマスが近いヨーロッパの街の伝統を味わうことができる。

アントワープ中央駅は、ブリュッセル、ブルージュやその他の街の中央駅と比較しても群を抜いて壮大だ。1895年から10年をかけて建設され、地上２階に６線と地下１階に４線のターミナル式、地下２階にも４線の通過式のプラットホームを持つ。ヨーロッパ有数のアントワープ港を擁し、商業・金融の、またダイヤモンドの研磨・取引の中心として、町の繁栄を物語る。

マレの見所は島の北側に集中しているが、魚市場も訪れる価値はある。色とりどりの新鮮な取れたての魚が売られており、大きな魚を目の前でさばいて切り売りしている。なかなか買ってもって帰るわけにはいかないが、見ているだけでも楽しい。

マレ島は小さな島で、見所は島の北側に集中している。モルディヴ国立博物館はモルディヴ随一の博物館で近代的な建物、ウミガメ、魚類、貝類など海洋生物の展示が出色、またイスラム化する以前の仏教時代の仏像が興味深い。

ニュルンベルク中央駅から徒歩15分、旧市街に近い。プライオリティ・クラブ会員であればパソコン予約が容易で、立地がよくコストパフォーマンスが高いホテルが直前であっても比較的見つけやすい。このホテルも前日予約で見つけることができた。広さも清潔さもサービスも素泊まりには十分。

ベルリンに７か所あるホリディインの中でも、もっともテーゲル空港に近い。世界遺産の「ジーメンスシュタットのベルリンモダニズム住宅群」にほど近く、徒歩で見て回れる。設備はホリディインスタンダードで可もなく不可もない。ベルリン市内では最もコストパフォーマンスは高いと言える。

20数年振りに博物館島のペルガモン博物館に入館した。入り口正面に仮設のCGによる映像館が建っていることを除けば、昔の記憶とほとんど変わりない。トルコ、ペルガモンで発掘された「ゼウスの大祭壇」、「ミレトスの市場門」や古代バビロニアの「イシュタール門」が見るものを圧倒する。