SUR SHANGHAIさんのクチコミ(57ページ)全7,097件

Millis Bistro shisha bar & cafeがあるのは仙台三越近くで、地下鉄南北線の勾当台駅（こうとうだいえき）南出口2からだと徒歩2分程度で便利な立地。
ちょうど四つ角にあって見つけやすいお店です。
内部も落ち着いた雰囲気。

イスラエル料理は、中近東料理、地中海料理、ユダヤ料理をあれこれ取り入れた内容で、フムス（ゴマとひよこ豆のペースト）ピタ（平焼きパン）、ケバブ（串焼き肉）など既にお馴染みの人には取りつきやすい味。

私は最初はお昼に一人で訪れ、ファラフェル・プレートをお試ししてみました。
これはファラフェル（豆コロッケ）にフムスなど四種のサラダを添えたもので、お昼にはちょうどいい軽めの味と量。
おいしくいただけたので、フムスもお持ち帰りで頼み、これも大当たり！
ここのフムスはゴマ味が濃い感じ。
スタッフも、日本語が出来るイスラエル人のオーナーもフレンドリーな応対なのも印象に残りました。

二度目は知人と夜に行き、サラダ4種盛り合わせとケバブ二種を頼んでみました。
ケバブはちょっと量が少なめでしたが、軽く食べたい時には美味しく食べきれるのが無駄が無くいいと思います。
知人はイスラエルのビールも頼んだので、味見させてもらったところフルーティーな味わいでした。
でも、アルコール分は高め。
飲み過ぎにはご用心！

なみえ焼そばは、福島県浪江町（なみえまち）で生まれた焼きそばで、太い麺が特徴。
具はシンプルに豚肉とモヤシのみで、ラードで炒めて濃いソースで味付けされます。

せんだん亭はそんななみえ焼そばの有名店の一つ。
≪東日本大震災 原子力災害伝承館≫の見学に行った後、お向かいの双葉町産業交流センターにも寄ってみたところ、一階の食事スペースに入っているのを見つけて行ってみました。
なみえ焼そばは初めてだったので、迷うことなくそれに決定！
ここはカウンター前にある券売機で食券を買って、出来上がりを自分で受け取りに行くセルフ方式。
なみえ焼そばの第一印象は、麺がずいぶん太くてうどんのよう！　ーー後で別の場所で食べてみたなみえ焼そばはそこまで太くなかったので、これはせんだん亭独自の極太麺なのだと思います。
豚肉も細かく切ったものではなく、生姜焼きに使うような厚めのスライスで食べ応えあり。
ソース味にもう少し刺激が欲しい方は、一味唐辛子の入った小袋をもらって、味変しながらどうぞ。
食べ終えたら、食器などはやはりセルフで返却するのをお忘れなく。

≪まぼろし海鮮 陸奥≫は、東北各地の名物料理を出しているお店。
JR仙石線（せんせきせん）の多賀城駅（たがじょうえき）南口を出るとすぐ目の前にあります。

ランチもやっていて、特にお得なのは日替わりランチ。
海鮮丼は日替わりランチには入っていませんが、こちらもお昼には千円とお手頃価格だったので入ってみました。
それらのメニューは、この口コミと一緒に投稿する画像でご覧ください。

店内はまだ新しい感じで清潔。
私はテーブル席にしてみました。
奥に案内されている人もいたのでお座敷もあるのかも？

上記の海鮮丼のネタの中には岩手産と言う水ダコがあり、その新鮮さが際立っていました。
次の機会には、福島のソースカツ丼などの肉系のランチもお試ししたいと思います。

国の史跡になっている大木囲貝塚（だいぎがこい・かいづか）からの出土品がメインの展示品になっている七ヶ浜町歴史資料館。
大木式と呼ばれる美しく見事な縄文式土器がいくつも並んでいて、考古学に興味のある人なら見惚れてしまうこと間違いなし。
見学無料なのが申し訳ないほど。
土器類のほかにも、石器や古代人が食べていた貝類や動物の骨なども並び、最後に七ヶ浜町の文化紹介コーナーもありました。

資料館裏手の丘陵地に広がる大木囲貝塚（だいぎがこい・かいづか）は史跡公園化されていて、発掘現場があった場所などにはさらに説明看板も出ているので併せて寄って行きましょう。
お天気が良ければ仙台湾も見え、ピクニック気分で気持ちよく過ごせる場所だと思います。
ただし、飲食店はありません。
軽食や飲み物くらいは持って行くのがお勧めです。

私は、JR仙石線の多賀城駅で下車後、路線バスの多賀城東部線の汐見台中央行きで行ってみました。
境山停留所で降りると、そこから七ヶ浜町歴史資料館までは徒歩で5分程度です。
その多賀城東部線の時刻表はこちら。本数が少ない点にご注意を。
http://www.miyakou.co.jp/cms/uploadfiles/output/57e08d78-5938-4e7e-8e52-5f3ac0a8020a/

宮城県七ヶ浜町は町全体が仙台湾に面した小さな半島で貝塚縄文時代の貝塚が多数。
その内の一つの大木囲貝塚（だいぎがこい・かいづか）は、規模も大きく集落跡や大木式と呼ばれる見事な縄文式土器が出土したことから国指定の史跡になっています。

発掘された場所は今ではきれいに埋め戻されて芝生も植えられ、仙台湾が眺められる丘陵地の史跡公園になっています。
重要な出土品が出た場所などには説明看板も出ていたり、ベンチが設置されている所も有り、古代に思いを馳せながらの散策が出来ますよ。
入園は無料です。
私が行った日は小春日和で、ピクニックで来た地元の家族連れがポツポツ見られました。

入口には七ヶ浜町歴史資料館があり、見事な出土品はそちらで見られます。
併せて寄って行くといいですよ。
食事場所は無いので、軽食＆飲み物位は持参するとよし。

私は、JR仙石線の多賀城駅で下車後、路線バスの多賀城東部線の汐見台中央行きで行ってみました。
境山停留所で降りると、そこから大木囲貝塚までは徒歩で5分程度です。
その多賀城東部線の時刻表はこちら。本数が少ない点にご注意を。
http://www.miyakou.co.jp/cms/uploadfiles/output/57e08d78-5938-4e7e-8e52-5f3ac0a8020a/

JRいわき駅前発着のバスを使う予定があったので、駅周辺のホテルを探し、≪グランパークホテル パネックスいわき≫にしてみました。
このホテルがあるのは、上記駅の南口から徒歩3分ほどで食事にも買い物にも困りません。

フロントは4階にあり、最初ちょっと戸惑う人がいるかも。
大浴場もありますが、女性用は金・土・日曜日のみ使用可の点にもご注意を。

どことなく昭和のコンセプトで建てられたような感じのするホテルでしたが、お部屋の方は一度リノベされたのかどうか、清潔にまとめられていて安心して泊まれました。
朝食ブッフェは地元の味のイカにんじんなどもあって楽しめたのに、何だか印象の薄いホテルだったのはどうしてかな。

れーげんぼーげんが入っている壱弐参（いろは）横丁は、一番町のアーケード街南端近くにある二本の細い路地。
居酒屋さん、ファッション店、カフェなどの雑多なお店が入っていて、通ってみるだけでも面白い横丁です。
最寄り駅は地下鉄東西線の青葉通一番町駅で、その南1出口から徒歩だと5分かからない程度。

れーげんぼーげんはスパイスカレー一本鎗の小さなお店で、カウンター席のみ。
ランチ時間だけの営業なのでご注意を。
カレーはその時々によって内容が変わり、表の看板にその日のカレーが書いてあります。
私が行った時にはポークビンダルーとグリーンカレーがベースになったタイ風キーマカレー。
●注：ビンダル―は、辛酸っぱい味付けのカレー。

カレーは一種類だけ選んでもいいんですが、お勧めは二種の合い掛け。
炙りチーズや温泉卵などのトッピングやご飯大盛りは有料。
お好みとお腹の空き具合でどうぞ。

私は上記二種の合い掛けで頼んでみました。
辛い物好き（激辛好きと言う訳ではありません）の私にとっては、もうちょっとパンチがある方がいいなという感じでしたが、どちらもさらっと食べやすいスパイスの利かせ方で美味しく完食！
別のカレーが出ている時に通りかかることがあればまたお邪魔したいと思います。

紀秀屋は、カメイアリーナ仙台（仙台市体育館）の北西の角近くにあるたこ焼きやたい焼きの小さなお持ち帰り専門店。
最寄り駅は地下鉄南北線の富沢駅で、徒歩だと5分程度の住宅街にあります。
仙台でたこ焼きのお店は珍しいなあと思い、一度通りかかった時に寄ってみました。

中に入ってメニューをみると、たこ焼きには、大たこ焼、ネギたこ焼きのバリエーションがあり、それぞれ一舟6個入りと8個入り。
私はネギたこ焼き6個入りにしてもらいました。
注文時に、マヨネーズは付けるかどうか聞いてくれるのが親切。
待つことしばし、熱々の包みを受け取ると、ソースの香りが食欲を刺激しますよ。
刻みネギも削り節もたっぷりかかったフワフワプリプリのたこ焼き、久々においしくいただきました。

ちなみにたい焼きの方は、小倉あんとクリーム入りの二種。
こちらも次の機会があればお試ししてみたいと思います。

駅前フジグランドホテルは、各地からの高速バスの発着場所もある会津若松駅前広場に隣接したホテルの一つで便利な立地。
これまで泊った事のあるチェーンホテルの会津若松支店も駅周りにあるんですが、ローカルなホテルはどうだろうとこちらに決めました。

お部屋からは駅前広場一帯が見下ろせてよかったですが、お部屋自体は年季が感じられるデザインと設備で、清掃は出来ていてもどことなく汚れが溜まって来ているなと言った感じ。
これは経年劣化も有って仕方ありませんが、フロントスタッフの応対態度や朝食会場でのグラスの扱いにはびっくりするものがありお勧めはしません。

スタッフによる手書き領収書に間違いがあったので、名刺を再度提示して「すみませんが、この通りに書き直しをお願いします。」と言ってみたところ、「どこに間違いがあるって言うんですか！！」の驚きの返答だったり、客用グラスが食洗器のかごに入ったままジュース類の脇に置かれていたり…。
このホテルに泊まると、隣接の温泉スーパー銭湯「富士の湯」に無料で入れるんですが、そちらでも嫌な思いをしそうで、すっかり行く気を無くしてしまいました。

仙台の東郊外にある≪仙台うみの杜水族館≫。
公共の交通機関だと、JR仙石線で中野栄駅（なかのさかえ・えき）まで行き、後はシャトルバスで行くか徒歩で行くかの選択になります。
シャトルバスは、冬季には減便になり、2021年11月4日～2022年3月18日は土日祝・年末年始のみ運行になる点に要注意。
イベント情報とも併せ、次の≪仙台うみの杜水族館≫のサイトで確認して行くと憂い無し。
http://www.uminomori.jp/umino/
ちなみに、中野栄駅から水族館までは徒歩20分近くかかります。

水槽やパネル説明による展示のほかには、料金に込みのプログラム（イルカのショーなど）や、追加料金で参加できるプログラム（ペンギンツアーなど）があります。
入館の際にもスケジュール表を手渡されますが、事前にどれにするか、上記のサイト内のイベント表を見て決めて行くといいですよ。

後は童心に帰って楽しんでいきましょう。
私のお気に入りはペンギンたち。
二階の海獣ひろばでは、ショータイムでなくてもその様子を間近から見られる場所があります。
一階にはフードコートや売店も有りました。

≪馳走処 さくら亭≫は、仙台各地に支店がある居酒屋さん。
昼には税込み500円の格安ランチも出しています。
この中野栄（なかのさかえ）店は、JR仙石線の中野栄駅南口から徒歩三分ほどの場所にあります。
周りには居酒屋さんやラーメン屋さんが多いなと言う立地。

●注：　上記の駅の北口を出た所にも支店があり、そちらは≪馳走処 さくら亭 中野栄北口店≫になります。

私は≪仙台うみの杜水族館≫からの帰りに、一人でも入りやすいなと思ったこのお店に寄ってみました。

お店は外観も内部も落ち着いた和の雰囲気で、テーブル席、カウンター席のほか、小上がり席もあり。
その日の格安日替わりランチはハンバーグ定食と言う事でしたが、私はちょっとお高め（それでも千円以内）のモモ肉ステーキ定食をご飯少な目でお願いしてみました。
スタッフは明るくフレンドリー。

モモ肉ステーキ定食はおかずもいろいろ付いて来て食べ応え十分。
お味の方もまずまずで、日替わりランチで好きなおかずが出る日にはまた来てみてもいいかなと思えました。

閖上浜（ゆりあげはま）は、名取川河口南側に広がる平らな砂浜。
≪閖≫という漢字は珍しいですが、これには謂れがあります。
1697年に４代藩主伊達綱村公が現在の仙台市太白区の丘陵地にある大年寺を訪れた際、山門内から遥か遠くに見えた浜辺の名が≪ゆりあげ≫だと知り、門から見える水だからと≪閖上≫という漢字を当てたのだそう。

東日本大震災の津波で大きな被害を出した場所の一つですが、今では浜に沿って防潮堤建設や防災林造りのための植樹も進み、近くにはゆりあげ港朝市や名取市震災メモリアル公園も出来たので、併せて寄って行くといいですよ。
波穏やかな日には、吹く風も清々しい浜辺に戻っています。
≪名取ゆりあげ温泉輪りんの宿≫に泊まれば、浜辺の様子も部屋から間近に見えるほか、お天気が良い朝には水平線から昇る朝日を見に浜辺へ行ってみるのもいいと思います。

●注： 2021年夏にはコロナ禍の影響もあり、海水浴場としてはオープンしていませんでした。

福泉寺は真言宗のお寺さん。
開創されたのは1912年とまだ新しいのですが、ここの観音像は樹齢1200年の巨木から彫り上げられたもので高さは17m。
これは、一本彫りの観音像としては日本一の大きさになるそうです。
遠野の見どころになっている伝承館と遠野ふるさと村の中間にあるので寄ってみては？

JR遠野駅あたりから車だと10分程。
五重塔が見えて来るのが目印です。
最初に福泉寺の大駐車場に着きますが、ここから徒歩で丘の上の大観音堂まで行くのは距離も結構あって大変。
行ってみたいけど、お天気や体調が…と言う時には、大駐車場のちょっと先にある西門から車で直接境内に入り、乗ったまま大観音堂手前まで行けるチケット（500円/人）を買うといいですよ。
ちなみに徒歩での拝観料は300円/人。これは気候・天候がいい時にどうぞ。

大観音堂に収められた上記の観音像は、大きさも見事ですが、姿かたちが異国風なのがさらに印象的。
ただし、撮影は不可なのでご注意を。

大観音堂からは五重塔や毘沙門堂を巡る歩道も設置されていましたが、私たちが行った日はあまりの猛暑で諦めたのが惜しかったです。

≪ビストロ アンプル 南欧食堂≫は、太白区（たいはくく）にある小さな南欧料理店。
ランチだと肉料理、魚料理のセットやパスタなどがメインのお店です。
うっかりすると見落としそうなほどこぢんまりとしていますが、予約をして行った方がいい人気店。
ダメ元で私が立ち寄った時には、たまたまカウンター席が空いていてラッキーでした。

最寄り駅は地下鉄南北線の富沢駅で、そこから徒歩だと10分かからない程度。

店内はいろんな物が雑多に置かれてゴミゴミした感じでも、それが独特の雰囲気を作り出しています。
私は、≪たっぷり野菜と魚！≫ランチを選択し、前菜はラタトゥイユ、フライパン焼きにする魚はシマアジにしてもらいました。
魚はバットに入れた数種類の中から選べるのがいい感じ。

≪たっぷり野菜≫の名の通り、多種類の野菜のそれぞれの味が楽しめるお料理でドンドン食欲が刺激され完食！
お店のスタッフもフレンドリー。
また機会があればぜひ戻って行きたいお店です。

≪変なホテル仙台 国分町≫があるのは、一番町のアーケード街。
地下鉄南北線の広瀬通駅から徒歩3分程度で、仙台三越や国分町界隈も間近のとっても便利な立地。
お買い物にも食事にも困りません。

2021年9月に出来たばかりのホテルで、通りかかるたびに『？？変なホテルってどんなホテル？』と思っていましたが、超お得なプランがあると知り、ものは試しと泊まってみました。

シングルは無いので、私はダブルで予約。
入口からロビーまでの通路には宮城モチーフのカラフルな画像が映し出されたり、無人のチェックイン・カウンターでは伊達政宗公や恐竜さんがチェックインのご挨拶やヘルプ担当なのが変なホテルの謂れ？
パネル操作で戸惑ったりする人も見られましたが、その時にはスタッフ呼び出しが出来るので安心ですよ。

上で言ったようにまだ出来たばかりのホテルで、内部のデザインも設備も新しく清潔。
お部屋にも、ロビーと同じように意表を突いた仕掛けがあるのかも？と思いましたが、それは無くて落ち着いてゆっくり休めました。（笑）
お部屋やL字型デスクの大きさにゆとりがあって、物の置き場所に困らなかったのがよし。
備え付けのLGスタイラークローゼットのお試しもしてみました。これは今後出来るホテルの標準装備になるのかも？
でも、デスクの目と鼻の先の壁に取り付けたテレビの位置が近すぎるし、ベッドから見るにしても角度がちょっと…。
浴室は標準的サイズ。
シャワーの水圧がもう少し高いと言う事無し。

朝食は、ナポリタンとハンバーグのお店ハチの支店がある一階で。
ナポリタン、オムライス、カレーの中から選択するようになっていて、朝食は和食がいいという方向けではありません。
私はサラダと飲み物、セルフサービスのスープ付きオムライスにしてみました。
オムライスの卵はふわとろでも固焼きでもないほどよい焼き加減でヘルシーな味付け。
ご飯の量が、私にとっては多かったので残してしまってごめんなさい。<(_ _)>

大船渡市末崎町（まっさきちょう）の熊野神社境内にある三面椿は、樹齢1400年で日本最大・最古のヤブツバキ。
神社の創建時に、境内の東、南、西の三面に植えられたことから三面椿と呼ばれるようになったのだそう。

その後、境内の拡張によって南側・西側の木が失われたり、東側の木も平成14年の台風で一部が欠けたものの、倒れた幹から採取した穂木を大船渡東高校農芸化学科の生徒たちが培養・育成し、平成21年に南側・西側に植樹したため、まためでたく三面椿に戻ったという歴史があるようです。

東側の木は岩手県の天然記念物にもなっていますが、私たちが訪れた4月中旬には花はほぼ終わってチラホラ残るばかりだったのがちょっと残念。
根周りは約8m、樹高10mもある巨木なので、満開の時期には見応えがあるのだと思います。

三面椿や碁石海岸がある末崎半島（まっさきはんとう）一帯は、車で回るのがベスト。
私は知人の車で案内してもらいました。

碁石海岸は、大船渡市末崎半島（まっさきはんとう）東南の約6kmの海岸線で、見どころは八つ。
場所によって、穏やかな浜辺から豪壮な巨岩まで、景観が大きく異なるのが特徴。

その内、特に有名なのは三つの大きな穴が開いた巨岩の穴通磯（あなとおしいそ）、打ち寄せる波が洞窟の奥で轟音を鳴らす巨大な雷岩、その雷岩と陸地の合間の谷間のような乱曝谷（らんぼうや）、それに、磨き上げた黒い碁石のような小石がいっぱいの碁石浜。
上記四か所は、碁石海岸に来た誰もが訪れる名所になると思います。

知人が車で回ってくれたのもその四か所で、私はそれだけでも十分にそれぞれの風情ある景色が楽しめたんですが、そのほかにも碁石岬、えびす浜、千代島（ちよじま）、赤土倉（あかどくら）の名所があって、全部合わせて碁石八景と呼ぶそうです。
これらすべてを回るには車で行くのがベスト。
お時間がある方は全部回ってみては？

乱曝谷（らんぼうや）も碁石海岸の見どころの一つ。
別にご紹介した落雷のような音を轟かせる雷岩と、高さ数10mの崖になった陸地との合間にある水路のような谷間がそう呼ばれています。

海が時化た時には、ここに押し寄せる荒波が、雷岩の洞窟に砕けて立てる轟音と共に凄まじい景色を作り出すそうです。
私たちが行った日には海が穏やかだったのでその様子は想像するしかなかったんですが、それでも十分にいい景色でした。

雷岩へ行くのと同じく、駐車場がある≪世界の椿館≫や碁石海岸レストハウスのあたりから遊歩道が出ていて、展望台までは徒歩5分ほどです。

雷岩は碁石海岸の見どころの一つ。
崖から切り離されたように見える巨岩で側面に洞窟があり、押し寄せる波がその奥に激突する時に落雷のような轟音を響かせることからこの名が付き、日本の音風景100選にも選ばれているそうです。

碁石海岸周辺は車で巡るのが便利。
私は知人が運転する車で回ってもらいました。
駐車場がある≪世界の椿館≫や碁石海岸レストハウスのあたりから遊歩道が出ていて、雷岩が見える展望台まで徒歩5分ほど。
その道を辿って行くと、次第に下腹にズシンと響くドドーンという轟音が空気を震わせて伝わって来ます。
私たちが行った時には波は穏やかでしたが、それでもこんな音が出ることにビックリ。
海が時化た時にはいったいどれだけの音を響かせるのかと思うと怖いほどでした。

展望台からの景色のほか、まだ続く遊歩道をもう少し歩いて行くのがお勧めです。
別の角度からの雷岩も見られますよ。

穴通磯（あなとおしいそ）は、太平洋に面した崖から切り離された巨大な岩。
小型の観光船がくぐれるほどの大きな穴が三つ開いていて三陸復興国立公園の見どころの一つになっています。
場所は大船渡市（おおふなとし）末崎半島（まっさきはんとう）。
穴通磯を見下ろす崖の上に展望台があるので行ってみましょう。

公共交通の便は無いようで、私は知人の車で行ってもらいました。
駐車場から上記の展望台までは斜面に作られた遊歩道を5分ほど下って行きます。
駐車場にはトイレはありましたが、売店などは無いので、飲み物くらいは事前に用意して行きましょう。

展望台からは、お天気さえよければ、眼下に穴通し岩がくっきり。
自然が創り上げた奇観に驚きます。
私たちが行った時には波も穏やかで、ブルーグリーンの透き通った海や、遠く大船渡湾入り口の防波堤やその奥の港や街並みも見えてラッキーでした。