SUR SHANGHAIさんのクチコミ(8ページ)全7,097件

今回二度目の水戸では、千波湖や偕楽園へテクテク歩いて行ってみたかったので、水戸駅南口から徒歩3分のホテルレイクビュー水戸に宿泊してみました。
ちなみに、このホテルから偕楽園へは千波湖北岸を通ると2.2㎞ほどの距離で、歩くのがお好きな方なら苦になりません。
コンビニも駅からの道筋にあってこれも便利な立地。

予約して行ったのは千波湖側のシングル・禁煙。
シングルと言っても20.4平米あり、ゆったり気分。
千波湖の眺めはちょっと遠かったですが、水戸駅構内が見渡せ、行き交う列車を眺められました。
ホテルやお部屋のデザイン的にはちょっと古いですが、清掃は行き届いていてくつろげました。
浴室も清潔なのが何より。
ただ、洗面台やトイレの水洗レバーの位置がちょっと低すぎ、かな。

スタッフの皆さんの応対は丁寧で親切だったのが好印象。
朝食は付けなかったので、内容などは不明です。

国立民俗学博物館は、世界各地の民俗学関連資料や文物を公開している博物館。
展示物が豊富でクオリティが高く、思わず見入ってしまう魅力あり。
シーボルトハウスとはまた別の長崎出島関連の資料があったり、日本の仏像もいつまでもそのお顔を眺めていたいと思わせるオーラをまとっていました。

ライデン中央駅からだと徒歩5分ほどでアクセス楽々。
お屋敷風の外観で、建物外にはトーテムポールが立っていたり、私が訪れた時には、ニュージーランドのマオリ族をライデンに招いて開催したイベント風景画像が大きなパネルになって出ていたのですぐ分かりました。
内部の展示スペースはシンプル・モダンでとても清潔。
シンと静まった空間で人類の文化の足跡を辿ってみるのにふさわしい場所でした。

館内にはカフェやショップもあり。
そこへも立ち寄ってみましょう。

石巻マンガロードは、JR石巻駅から石ノ森萬画館（漫画家・石ノ森章太郎氏の記念館）へと続く約1㎞ほどの道筋で、石ノ森氏の漫画キャラクター像が目白押し。
歩いて行くだけで楽しめます。
一番目を惹くのは等身大以上の大きさでカラフルに色付けされた仮面ライダーやサイボーグ009のメンバーですが、駅前には目立たないながらもマンガからくり時計があったり、そのほかにも『佐武と市捕物控』の登場人物、さるとびエッちゃん、ボンボン、スカルマンなどと言ったマイナーなキャラクターの作品も多数あります。
ロボコン＋石ノ森萬画館の絵柄のマンホール蓋も多数。

マイナーなキャラクターは上記の道筋から離れた場所でよく見つかるので、紙の漫画ロードマップを手に入れたり、次のマンガロードマップを参照して歩いてみましょう。
小さな萬画神社もあって、石巻の町歩きがさらに楽しめますよ。
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1paY32Q5aoVrvjpjJPV_onrUcSyU&ll=38.43374292856769%2C141.3045478604961&z=17

オランダ領東インドの記念碑は、1945年から1952年にかけて、オランダ領東インド（かつてのオランダの植民地で、現在のインドネシア共和国とマレーシアのマラッカ州にほぼ相当）で兵士として亡くなったライデン出身者たちを悼んで建てられた記念碑。
プット風車（デ・プット風車）やレンブラントの銅像が立っているのと同じ敷地の一画にひっそりと立っています。
ちょっと気付きにくいですが、足を止めて行ってみては？

1999年にライデンの彫刻家ブラウワーによって造られたこの記念碑は、シンプルな低い壁のような造りで3人の男性像がその上に立っているというデザインですが、実際には26人の兵士たちを悼んで建てられたものになるそうです。
記念碑に書かれた『EEN AFSCHEID ZONDER THUISKOMST』と言うオランダ語の句碑は『帰郷無き別れ』の意味。

メインとなるその記念碑そばには、26名の兵士名が記された別の石も置かれていたり、インドネシアに今もある戦争墓地名などを刻んだプレートが地面に嵌め込んでありました。
その内、ジャカルタのメンテン・プーロ戦争墓地は、第二次世界大戦中の日本軍政下、命を落としたオランダ人兵士たちのための場所という事で、私は、映画『戦場のメリークリスマス』に登場するオランダ人捕虜を連想してしまいました。

ライデン大学本部があるのは、シーボルトハウスや国立古代博物館があるのと同じ運河沿い。
ライデン中央駅から徒歩だと15分ほどの場所になります。
周辺の旧市街地の見どころ巡りの途中でちょっと寄ってみるといいですよ。
構内には植物園もあります。

本部はこぢんまりとして見えますが、1575年に設立されたオランダ最初の大学で、そのラテン語名はオレンジ公ウィリアムが贈ったAcademia Lugduno-Batava（アカデミア・ルグドゥーノ・バタヴァ）。
これは、スペインによる包囲戦に対するライデンの勇猛な抵抗を讃えての事だったのだそう。
また、ライデン大学のモットーは、ラテン語でLibertatis Praesidium（リベルタティス・プラエスィディウム＝自由の砦）。
それらの言葉とライデン大学の校章を刻んだマンホール蓋のようなプレートが、構内に入った通路上にはめ込まれているのをお見逃しなく。

大学構内や周辺の建物の壁に、芭蕉の句や菅原道真の和歌が書き込まれているので、不思議な気分にもなりました。

プット風車（デ・プット風車）は、ライデン中央駅からだと国立民族学博物館前を通って徒歩10分足らずの運河脇に立つ風車。
古風な跳ね橋、運河に浮かぶ帆船やボートハウス、赤レンガの町並みと一体化していて、これぞオランダの風景！
すぐ近くには、かつてのライデンの西側の門だったモルス門や、レンブラントの生誕地もあるので、併せて行ってみるといいですよ。

ただ、今見るプット風車は1987年に建てられたレプリカ。
元々の風車は1619年に遡る歴史があり、その名の由来は当時の所有者プットから来ているんだそう。
レンブラントゆかりの風車と言うのは、レンブラントの父が製粉のために使っていたからだそうで、現在は風車のそばにレンブラントの銅像も立っています。
風車と一緒の写真を撮ってみては？

風車内部も見学できるのかと思いましたが、この時だけだったのか、ライデン滞在中いつもフェンスが閉まっていたのは残念でした。

マーレ教会は、1639年から1649年にかけて建てられたプロテスタント系の教会。
ライデン中央駅から徒歩だと10分足らずのアウデ・シンゲル（アウデ・ベスト）運河ほとりにあります。
旧市街地にある市庁舎やその周辺の見どころへの行き帰りに寄ってみるといいですよ。

私は最初、ライデン要塞の城壁上からその兜のような八角形のドームを見つけ、珍しい造りの建物だと思い行ってみたのがマーレ教会でした。
オランダ古典主義様式だと言う、ずんぐりと重々しい造りの外観で、教会と言うより要塞のよう。

内部はどんな感じだろうとさらに興味を引かれましたが、私が行った時には扉が閉まっていて残念でした。

国立古代博物館があるのは、シーボルトハウスとピーターㇲ教会のちょうど中間地点。
ライデン中央駅からだと徒歩15分ちょっとになります。

オランダ、エジプト、ローマやギリシアなどの国々の古代の歴史や文物を紹介しているんですが、その展示物のクオリティが高くて見応えあり。
特に素晴らしかったのは、エジプトのミイラ関連の展示。
ライデンの他の見どころや町並みを見て回った後、お時間が有ったらぜひ行ってみるといいですよ。

博物館が入っている建物外観は古風ですが、内部はモダンな造り。
規模的には楽に見て回れるサイズで、内部のカフェで一休みしたり、ショップでのお買い物も楽しめます。

ライデン市庁舎があるのは、ライデン中央駅からだと20分ほどの旧市街地の中心部。
高い塔を持つ古城のような外観がまず目を引きます。

全体が古い時代に造られたんだろうと思ってしまいますが、16世紀に建てられた建物の大部分は1929年の火災で失われ、今見る姿はその後再建された新しいものと知ってビックリ。
その大火にも負けず残ったのは、ブリ―通りに面した側にあるファサードだけだったのだそう。

そんな歴史があるせいか、ブリ―通りに面した側はどっしりとした石造りで厳めしい印象。
それが、ニーウェ・レイン川に面した側に行くと、中庭にはカフェもあり、レンガ色の壁が温和な印象に変わります。
ぜひ、どちら側も見てみましょう。

余談ですが、市庁舎脇を流れるニーウェ・レイン川沿いにはカフェが多くて町歩き途中の休憩にピッタリ。
水・土曜日には市場も出るので、行ってみるといいですよ。

ライデン市の旧市街地を流れるニーウェ・レイン川には多数の橋がありますが、その内、ライデン市庁舎そばにあるコールン橋は屋根付きなのが特徴。
他の橋とは違う造りで、すぐに見つかります。
この橋のあたりには、ボートを改装したカフェが浮かんでいるのも風情あり。

起源は15世紀にまで遡る石造りのアーチ橋で、トウモロコシを意味するコールンの名は、何世紀にもわたってここでトウモロコシ売買が行われていたことに由来するのだそう。
今では橋のたもとに布地商人の像が有り、橋の屋根の下には衣類などの布製品の露店が出ていました。

ライデン中央駅からは徒歩20分ほどかかりますが、周辺には古風なライデンの市庁舎や教会、ライデン要塞などの見どころがあったり、水・土曜日にはこの橋を含めた一帯に市場も立つので、来てみる価値ありです。

ライデン要塞があるのは、ライデン市内を流れるアウデ・レイン川とニーウェ・レイン川の分岐点という軍事上の重要地点。
そこに9世紀には高さ12mの人工の丘が造られ、11世紀には城壁で丸く囲まれた要塞もあったんだそうですが、14世紀頃には廃墟化し、今では高さ6mの城壁や要塞の基礎、井戸跡だけが残っています。

でも、全体が遺跡公園のような佇まいに整備されていて遊歩道もあり、歩いて一周できる城壁の上からのライデン市街地の眺めがいいので訪れる価値あり。
見学は無料です。

ライデン中央駅からは徒歩だと15分位。
ホーフランセ教会（聖パンクラス教会）裏手にある門をくぐり、丘の麓にあるカフェの屋外席を通り過ぎた所から石段を上って行くようになっています。
この口コミと一緒に投稿する画像も参照してください。

近くにはホーフランセ教会のほか、古風な市庁舎があったり、市庁舎脇のニーウェ・レイン川沿いにはカフェが多数あるので、併せて行ってみるといいですよ。
水・土曜日には上記の川沿いに市場も出ます。

ライデン周辺に曜日と場所を替えて立つ市場の内、水・土曜日に市庁舎脇のニーウェ・レイン川沿いに並ぶのは食品主体の市場。
野菜や鮮魚、大きな塊のチーズなどの食材は旅行者には買いにくいですが、すでに焼き上げたワッフルなどのお菓子、その場で作ってくれるシーフードの揚げ物やサンドイッチがあったり、中にはお寿司やラーメン、カレーのお店もあり、食べ歩きが楽しい市場。
水・土曜日にライデンに来ることが有れば行ってみては？

ライデン中央駅から市場が出る市庁舎あたりまでは徒歩20分ほどかかりますが、道筋には博物館、教会、要塞などのライデンの見どころが多数。
手持ち時間と興味に依って、道を決めて歩いてみましょう。

魚屋さんでは、時期が合えばオランダ名物の生ニシンのサンドイッチも楽しめます。
生ニシンのサンドイッチは、コッペパン風の柔らかいパンに薄塩味の生ニシン＋刻んだタマネギを挟んだもの。
トロッとした生ニシンとピリッとしたタマネギの風味のサンドイッチは日本人にも合っていると思います。

私はそのほかにも小魚の揚げ物をつまみながら歩いたり、おやつ用のワッフルや果物＋夕食用のチキンカレーは持ち帰りにしてどれもおいしくいただきました。
ほかにも気になったものはお試ししてみるといいですよ。

シーボルトハウスは、オランダ政府によって日本に送り出されたシーボルトが、1823年から1829年にかけて長崎の出島で収集した品々が展示されている博物館。
シーボルトが日本から帰国した後に購入して住んでいた家であった事にちなみ、シーボルトハウスと名付けられたのだそう。
ライデン中央駅から徒歩だと15分ほど。
近くにはプット風車やレンブラント生誕地もあるので、併せて行ってみるといいと思います。

シーボルトハウスが改装されて博物館として開館したのは2005年。
その2005年には、小泉純一郎首相（当時）と、当時のオランダの首相ヤン・ペーター・バルケネンデ氏との首脳会談もこの博物館で行われたと知って驚き！

こぢんまりと見て回りやすいサイズの博物館で、大きな規模の博物館を想像して行くと「あれ？」と思う人がいるかも。
シーボルトの収集品を展示した常設展のほか、上階では特別展として、着物の柄に見る日本の昭和の歴史も垣間見られたのは意外でした。

私が訪れた時の女性スタッフがとても親切。
大学で日本語を習っている学生さんのようで、日本語でシーボルトハウスの紹介が出来たのをとても喜んでいたのが印象に残りました。

ライデン中央駅から徒歩10分足らずの公園にある市立風車博物館は、1743年に建てられ1964年まで稼働していた高さ29mの風車。
外観だけではなく、七層に分かれた内部構造も見学でき、高さ14m部分に設置されたデッキからはライデンの町並みも眺められるので行ってみましょう。

風車内に入った所に、ちょっとしたお土産品も置いたチケットカウンターがあります。
私が行った時の女性スタッフが親切な応対で好印象。
見学が終わった後で、風車模様のティータオルを購入し、いい記念になったと思います。

風車下部の居住部分は、「ここが風車の中？」と思うほど調度も設備も整っているのにまずびっくり。
後は風車関連の展示も見ながら上へと上がって行くのですが、上に行くに従って階段がきつい傾斜の梯子状になるので、足腰に不調のある方はご用心。
下りる時の注意点も図解になって出ています。

今は粉挽きなどには使われていない風車ですが、羽は回していて、風車を縦に貫く心棒や巨大な歯車が回っている様子も間近に見られるのがよし。
あちこちに置かれている昔の道具類の用途を想像してみるのも楽しかったです。

コルフ国際空港の正式名はコルフ・イオアニス・カポディストリアス空港。
ケルキラ島（コルフ島）の見どころになっている旧市街地のすぐ近くと言う立地です。
とても小さい空港なんですが、ギリシア国内線のほかに国際線が多くて、ヨーロッパ各国からのアクセスも便利。
私たちはケルキラ島の後オランダに行く予定だったので、どういうルートにしようかと思っていたら、アムステルダムへの直行路線もあって助かりました。

空港ビルもこぢんまりとしていて、何がどこにあるのか分かりやすいのもよし。
イミグレの後の免税品店やお土産屋さんは、空港の規模の割にまずまずと言った感じ。
食事場所は、日本でもおなじみのカフェやファストフード店が並んでいました。

ケルキラ島（コルフ島）のレンタカー会社は、国際フェリーも発着するコルフ港ではなく、コルフ国際空港北側に集中していて、港からだとタクシーで15分程度。

余談ですが、コルフ空港があるラグーン南側にあるヴラヘルナ修道院やカノニ コーズウェイ（カノニ - ペラマ橋）からは、空港に発着する飛行機が間近によく見えるスポットにもなっています。
飛行機写真を撮りたい方は行ってみるといいですよ。

Bagels & Beans は、ベーグルとコーヒーが名物になっているカフェ。
ライデンには数店舗ありますが、ここでご紹介するのはライデン駅前広場近くにある支店になります。

ライデンに取った民泊のチェックイン時間よりずいぶん早く到着してしまったので、コーヒー休憩＋時間潰しで入ってみたお店でしたが、温かい雰囲気とフレンドリーで親切なスタッフの応対がまず好印象。
テーブルの仕様も色々で、一人二人でゆっくりしたい席、グループでワイワイできる席が揃っています。
屋外席もあるので、気候・天候がいい時にはそちらへどうぞ。

豊富なベーグル＆コーヒーメニューのほか、サラダやスイーツ、ヘルシー・ドリンクまで色々揃っているのがうれしいお店。
スイーツはその日の品揃えを聞いてみるといいですよ。
私はお昼は済ませていたので、カフェ・ラテとシナモン・ロールにしてみました。
コーヒーを頼むと、コーヒー豆型のチョコレートが付いて来るのがご愛敬。
シナモン・ロールにはフォークがぶっすり刺されたまま出されて一瞬ギョッとしましたが、シナモンの甘い香りが最高のおいしさでした。

コルフ港（ケルキラ港）は、ギリシア本土のほか、アルバニアやイタリアなどからの国際線のフェリーも発着する海の玄関口。
私たちは対岸のアルバニアのサランダからの国際線フェリーで入港しました。
国際線と言っても、サランダからの便の所要時間は船の種類によって30分か1時間で、あっという間に到着。

私たちが訪れたのはもう夏休みは過ぎ去った10月初めという事もあったんでしょうが、埠頭に停泊する船は、クルーズ船一隻のほかはポツポツでガラ～ン。
イミグレが入った建物も「あれ？」と思うほどずいぶん小さくて拍子抜け。
入国手続きもあっけなく終了しました。

外に出ると、夏なら客待ちのタクシーもたくさんいるはずのタクシー乗り場も閑散。
それでも10分ほど待っているとタクシーが来てくれてホッ。

コルフ港（ケルキラ港）の周りには気が付いた限りではレンタカー会社は無く、コルフ国際空港の北側（空港ビルがある側）周辺に集中していました。
港から空港までは、タクシーで15分程度です。

ヴラヘルナ修道院があるのは、コルフ国際空港があるラグーン南端のカノニ地区。
高台になったカノニ地区下の海辺の小島にこぢんまりと立っています。

可愛らしいサイズの修道院で、その姿はケルキラ島（コルフ島）を代表する景観の一つ。
上記の海辺からは、短い歩行者用通路で結ばれていて、行き来は楽々。
通行も見学も無料なので、ぜひ行ってみましょう。
沖合に見えるポンティコニシ（ネズミ島）へのボートが待機しているのもこの歩行者用通路の船着場。
お時間が有る方はその島へも行ってみては？

17世紀に建てられたというヴラヘルナ修道院は、1980年までは尼僧院としても機能していたそうですが、今では礼拝室のほかお土産屋さんも入っていました。

本当に小さい修道院で、外側をぐるりと一回りしても3分もかからないほどですが、コルフ国際空港に発着する飛行機が間近に見え、その撮影スポットにもなっています。
飛行機ファンの方は、発着便が多い時間帯に行ってみるのもよさそう。

コルフ国際空港があるラグーン南端を挟んで東岸のカノニ地区と西岸のペラマ地区を結ぶ歩行者用のカノニ・コーズウェイ（カノニ‐ペラマ橋）からもこの修道院はよく見えます。
その防潮堤を兼ねたような橋もすぐ近くにあるので、そこへも行ってみるといいですよ。

ケルキラ島（コルフ島）の中心都市のケルキラ （コルフ）の旧市街地は、ヴェネツィア共和国時代からの古典主義様式の町並みが残る世界遺産。
歴史的な見所やカフェやレストラン、お土産屋さんを散りばめた迷路のような路地が続き、何を見て回るという目的が無くても、散策が楽しめます。
お時間が有る方は、路地から路地、海沿いの道などと気の向くまま歩いて、フォトジェニックな町並みや風景を眺めてみましょう。

旧市街地での散策で気を付けたいのは昔からの大理石の石畳や石段。
継ぎ目がデコボコして躓きやすかったり、雨が降ると今度はすり減った表面がツルツルと滑りやすくなるので、お足元には要注意です。

この博物館は、かつてはアンティヴォニオティッサと言う教会を改装したもので、その内部構造やイコンのコレクションを公開しています。

私たちはケルキラ （コルフ）旧市街の北岸沿いに散策している時に見つけて行ってみました。
ちょっとした高台にあり、下を通っている車道からは石段を50段ほど上って行かなければならないので、足腰に不調のある方はご注意を。
全体の規模は、見て回るのに手頃な大きさ。

中に入って行くと管理スタッフに声を掛けられ、チケットを買うようになっています。
あとは自由見学で、内部や展示品もフラッシュを焚かなければ撮影OK。

イコノスタシス（聖所と至聖所を区切るイコンで覆われた壁）が白い石で出来ているのが印象的。
そのほか、赤い模様の壁紙が貼られているのも珍しいと思った内部の壁も、実際には描かれたものだと知ってびっくり。
二階にも上れるようになっているので、ぜひ行ってみるといいですよ。

展示されているイコン類も、照明と相まって重々しさが有り、見ごたえがありました。