ハンクさんのクチコミ(30ページ)全785件

鈴鹿山脈の麓にある、もう一つの紅葉の名所である金剛輪寺。西明寺、百済寺とともに湖東三山の1つに数えられ、開基は行基、創建は740年頃と言われる。境内は広大で石段を10分ほど登ったところに国宝の本殿がある。その左側には「血染めの紅葉」と少々物騒な名が付けられた紅葉が、その名のごとく真っ赤な色を楽しませてくれた。また本殿内の、平安後期から鎌倉時代に作られた8体の仏像が重要文化財に登録されている。
日本のヒーロー織田信長は、1573年の延暦寺焼き討ちの際、湖東三山の1つである百済寺を全焼させた。ここ金剛輪寺は現存の本堂、三重塔は奥まったところにあり、また寺僧の尽力もあって、幸運にも焼失をまぬがれたそうだ。

彦根城から車で15分ほど走ると、「お多賀さん」として、紅葉の名所として知られる多賀大社に着く。伊邪那岐命と伊邪那美命を祀り、712年編纂の古事記に多賀の名が記されているという、由緒ある神社である。大規模でな社殿の左奥に紅葉が植えられた広場があり、盛りは過ぎたとはいえ、真っ赤な紅葉を楽しむことができる。

10月に訪れた姫路城に続き、今回現存する天守閣を持つ国宝、彦根城を数十年ぶりに訪れた。この城は江戸時代初期、17世紀の初めに井伊家の拠点として築かれた平山城である。現在ほぼ完全な形で天守閣が現存するのは、姫路城・彦根城以外には犬山城・松本城・高知城・松江城、宇和島城・備中松山城・松山城・弘前城・丸亀城・丸岡城の12だけだそうである。ゆるキャラで有名になったひこにゃんが世界遺産登録をアピールし続けているが、近年世界遺産登録基準が厳格化され、最短でも20年はかかると言われている。
12月に入って、各地の紅葉の名所は見頃を過ぎてしまったが、暖冬の影響もあって鮮やかな紅葉を残してくれていた。彦根の市街地から車で10分以内、それなりに満足のいく写真が撮れたのでここに掲載しておきたい。

メキシコビジネスの拠点イラプアトのビジネスホテル。周囲の日系、ドイツ系企業など訪問に便利。周囲の環境は長期の滞在には不向き。グアナファト、ケレタロなどの世界遺産都市へは車であれば１−２時間の位置にある。空港シャトルなどはなく、車でないと移動は難しい。ホテルの設備はホリディイン・エクスプレス・スタンダードでややエコノミーながら可もなし不可もなし。ベッド、バスルームなどもアメリカ並み。

4つ星の高級ビジネスホテル、7、8階がエグゼキュティブフロアになっており、7階ラウンジでビール、ソフトドリンクとスナックを常時飲食できる。プール、スパが設置されており水泳パンツを忘れないように。世界遺産のグアナファトまで車で1時間以内。空港シャトルは予約すれば手配してくれる。

3月に改修を終えた姫路城に朝一番で入場するために宿泊した。姫路駅前の目の前にあり、これ以上はない立地である。客室、サービス等申し分はない（海外のホテルと比べて狭いことと天井の低いことはやむを得ないか）。姫路城まで徒歩20分、タクシーなら5分の距離。ビジネス、観光あらゆる方にお勧めできるホテル。

旧市街が世界遺産に登録されているケレタロの郊外にあるビジネスホテル、旧市街へは車であれば30分の位置にある。空港シャトルなどはなく、車でないと移動は難しい。このエリアはビジネス利用客が多く、ホテルの設備はコートヤードスタンダードで可もなし不可もなし、不満はない。ベッド、バスルームなどもアメリカ並み。近くに日本食レストランもある。

観光ルートからは少し外れているが、グアナファト、ケレタロなどの世界遺産都市へは車であれば１−２時間の位置にある。空港シャトルなどはなく、車でないと移動は難しい。このエリアはビジネス利用客が多く、ホテルの設備はホリディインスタンダードで可もなし不可もなし、不満はない。ベッド、バスルームなどもアメリカ並み。

エクスペディアで見つけたホステル、閑散期らしく４人部屋を１人で使用した。シャワーのみ、朝食もコーンフレークのみであるが、受付嬢はフレンドリーでこの料金であれば文句は言えない。世界遺産トルンの中心市庁舎広場に面しており、立地は最高。コストパフォーマンスは高い。

トルンはポーランドの誇る天文学者、ニクラウス・コペルニクス（1473−1543）が生まれた街である。カトリック司祭でもあったコペルニクスは、キリスト教会が絶対の真理としていた地球中心説（天動説）を覆し、太陽中心説（地動説）を唱えた。小生は幼い頃から星空を眺めることが好きで、天文学者に憧れを持っていた。コペルニクスの名は、ガリレオ、ケプラー、ニュートンとともに懐かしく思い出される。有名なコペルニクスの像は旧市街の入り口に立つ。

トルンは14～15世紀に最盛期に美しい中世の街並みが築かれ、ポーランドでも最大規模の街になった。1939年にナチスドイツに占領され、第二次世界大戦で旧市街は捕虜収容所として使用された。しかし幸いなことに、旧市街は戦闘地から離れていたため、中世の街並みは被害を受けることを免れた。旧市庁舎や、聖母マリア教会、聖ヨハネ教会など当時の建物を含む街並みは、クラクフ、ブロツワフなどポーランドの他の街に劣らない。トルン駅からは徒歩30分、タクシーなら5分の距離、タクシーは安心して使える。

ワイキキでのメインストリート、カラカウア通りの中心地にあり、立地は最高、ショッピングに、レストランに、また「地球の歩き方、旅プラザ」やワイキキビーチにも5分以内、隣にはコンビニもあり、食事を手軽に済ますこともできる。ただ、向かい側のビルが工事中で少々うるさいので、高層階を要望した方が良い。
部屋サイズはハワイの他高級ホテルと比較すると見劣りするが、不満はない。ただ、バスタブのある部屋を要望したが、これは空きがなかった。フロントには日本語をしゃべるスタッフが常駐していた。

ダイヤモンドヘッドとは、オアフ島を形成したコオラウ火山によって約15万年前に形成されたクレーターである。バスでもアクセス可能であるが本数は少なく、また日中はかなりの暑さとなり、早朝の涼しいうちに出かけたほうがよい。早朝の日の出を見る5時集合の8時解散の地球の歩き方旅プラザの32ドルのツアーがお勧めである。
早朝5時に地球の歩き方 旅プラザ横のバスターミナルに集合、15分ほど走って火口のトンネル入り口で6時の開門を待つ。ここにはホノルルを見渡せる展望台があり、ここで日の出を迎える。そして時間通りに開門、トンネルを抜けて火口の内側の駐車場へ向かう。ここから山頂へは、約1kmの未舗装の登山道を徒歩で登る。片道1時間程で、登山靴を履くほどではないが、ジョギングシューズは必須である。しばらくはなだらかな斜面を登るが、次第に勾配はきつくなる。早朝とはいえ日が照るとかなり暑い。ペットボトルは必須である。山頂からはホノルルの高層ビル街や、ワイキキビーチなど360度のパノラマが広がっている。

シンガポールのラッフルズホテルを思い出させるクラシックなホテル。1901年開業のハワイでは最も歴史の長いホテル、2007年からウェスティンホテル系列に入り、内部改装が行われた。あらゆる面で申し分のないホテル。海岸側のカフェ&レストランのザ・ベランダのアフタヌーンティーは海を眺めながらくつろぐ最高の場所、ビーチに下りて砂浜を散策できる。

カハラモールには、テキサス在住時のお気に入りのオーガニック・マーケット、ホールフーズがある。テキサス州オースティンが発祥の地であり、この店でのみ入手できる種々のオーガニック製品が手頃な値段で購入できる。またデリコーナーでは出来立ての自然食品や、新鮮な野菜、果物を堪能できる。サプリやボディーケア製品はお土産にも最適である。

湯島聖堂は、元禄時代、5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟である。1690年に林羅山が上野忍が岡（現在の上野恩賜公園）の私邸内に建てた忍岡聖堂「先聖殿」に代わる孔子廟を造営し、将軍綱吉がこれを「大成殿」と改称して自ら額の字を執筆した。またそれに付属する建物を含めて「聖堂」と呼ぶように改めた。翌1691年に神位の奉遷が行われて完成した。林家の学問所も当地に移転している。1923年の関東大震災で入徳門と水屋以外の建物が焼失し、現在の大成殿は1935年に鉄筋コンクリート造で再建されたものである。

神田明神の正式名称「神田神社」。神田祭をおこなう神社で、神田・秋葉原・大手町・丸の内・旧神田市場・築地魚市場など108か町会の総氏神である。江戸初期に豪華な桃山風社殿と権現造の社殿が造営されたが、1923年の関東大震災で焼失した。その後、当時では珍しい鉄骨鉄筋コンクリート構造で権現造を模して再建されたことから、1945年の東京大空襲では、境内に焼夷弾が落ちたにもかかわらず本殿・拝殿などは焼失を免れた。神田祭は江戸三大祭りの一つで、山車は将軍上覧のために江戸城中に入ったので、「天下祭」と言われる。

正教会の大聖堂。「ニコライ堂」は通称であり、日本に正教会の教えをもたらしたロシア人大主教、聖ニコライにちなむ。正式名称は「東京復活大聖堂」、イイスス・ハリストス（イエス・キリスト）の復活を記憶する大聖堂である。ロシア正教会の聖堂ではない、と記載されている。確かにロシア帰りの目には質素に映る。

建築面積は約800平方メートル、緑青を纏った高さ35メートルのドーム屋根が特徴の、日本で初の最大級の本格的なビザンティン様式の教会建築。1891年に竣工し、駿河台の高台に位置したため御茶ノ水界隈の景観に重要な位置を占めた。関東大震災で大きな被害を受けた後、一部構成の変更と修復を経て現在に至る。1962年6月21日、国の重要文化財に指定された。

ロシア語を話す女性が案内してくれた。なお、教会内の撮影は許されていない。

公園面積は16.1ヘクタール、都内有数の公園で、市政会館、日比谷公会堂、大小の野外音楽堂、日比谷図書文化館、「緑と水の市民カレッジ」、日比谷グリーンサロン、また園内には大小の花壇があり、四季折々の花と緑が都会にいることを忘れさせてくれる。
明治34年（1901年）、ドイツ留学を終えたばかりの本多静六を中心として、ドイツ式庭園を目指した一方で、江戸城に連なっていた堀を埋め立てる際に一部を心字池として埋め残し、日本的な要素も残した。この案が採用となり、本郷高徳により図面が起こされ、明治35年（1902年）4月着工、翌年6月1日に開園した。

街の歴史は古く、古代ローマ帝国の時代に設けられた砦がグラーツの起源であるという。13世紀に都市特権を得て、中世後期よりハプスブルク家の支配下におかれた。1586年にグラーツ大学が創設され、ケプラーなど著名な学者が教壇に立った。その街並みは「建築の宝石箱」と呼ばれ、ゴシック・ルネサンス・バロック様式の質の高い建築物が、保存状態も良く狭い旧市街の中に調和を保って現役の建物として機能している。幸い戦争の被害は少なく、メインストリートのヘレン通り、ホーフガッセから王宮など、ほぼ街の原型をとどめ、世界遺産にふさわしい街並みであると言える。