ハンクさんのクチコミ(26ページ)全785件

ブダペスト国立西洋美術館展が開催されている六本木の国立新美術館を初めて訪れた。この美術館は私の敬愛する建築家黒川紀章が最後に設計した建物となったことで知られている。開館は2007年であるから最新ではないが、斬新な設計であり、また機能的にも優れていると思う。
コンセプトは「森の中の美術館」で、彼の設計であるクアラルンプール国際空港が「森の中の空港」であったことが思い出された。解説書によれば、この美術館は地下1階、地上4階、敷地面積30,000m2、延床面積47,960m2あり日本最大であるという。最上階にはおしゃれなレストランがあり、次回予約して訪れたい。
立派な建屋であるが、絵画は所有していない。今回の美術展は1600円と気軽に入場できる価格ではない。欧米の多くの美術館が、所有する絵画展は無料、または非常な低価格であることと比較すると寂しい気がする。

川崎大師を初めて訪れた。堂々たる大山門、弘法大師を祀る大本堂、インド風建築スタイルの薬師殿、八角五重塔の中興塔、お遍路姿の遍路大師像、またタイやミャンマーでよく見る黄金の仏像など様々な建築様式、仏像が並んでおり興味深い。アクセスはよく、京急大師線川崎大師駅から徒歩5分。
川崎大師は通称で、正式には平間寺、真言宗智山派の大本山。海中から引き揚げられた弘法大師木像の供養のため1128年建立されたという。初詣の参拝者数は日本でも有数であり、その賑わう様子はよくテレビで放映され目にする機会も多い。この日は9月の暑い中で人出は多くなかった。

「男はつらいよ」の「フーテンの寅さん」の出身地として名高い柴又帝釈天を訪れた。恥ずかしながら私はこの映画を好んで見たわけではないが、長距離フライトの機内サービスで5作ほど見た。それでもこのシリーズが多くの人に訴える人情については大いに共感したものだ。
最寄り駅は京成柴又駅、帝釈天題経寺は日蓮宗の寺院で1629年に開基された。帝釈天は「右手に剣を持ち、左手を開いた忿怒の相をあらわし悪魔降伏の尊形」をしており、災難から救ってくれるという。
少し歩いたところに「寅さん記念館」がある。葛飾柴又の団子屋「くるまや」が再現されており、また歴代マドンナの写真が展示されていたり、寅さんの映画の世界に浸りきることができる。

2019年10月31日、首里城は火災で焼失し跡形もなく焼け落ちた。世界遺産の首里城正殿、北殿、南殿がほぼ全焼し、鎮火には約８時間かかったという。火災を目の当たりにされた地元の皆さんの悲しみは想像するに余りある。
首里城は1429年から450年間存在した琉球王国の政治や外交、文化の中心地。オリジナルの首里城は戦災で失われ、今回焼失した正殿などは沖縄の本土復帰後の1992年に復元された建物。首里城跡は中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式などに価値があるとされ、2000年に世界遺産として登録された。私は2018年12月に約10年ぶりに訪れ、焼失前の首里城を撮影していたのでここにご紹介しておく。

日本100名城の一つで世界遺産にも登録されている中城城（なかぐすくじょう）を訪れた。アクセスは不便で、レンタカーを借りて走るしかない。ボランティアガイドが丁寧に説明をしてくれた。14～15世紀に築かれ、現在は堅固な石垣が現存する。琉球石灰岩で精巧な施工方法で優美な局面が独特で印象的だ。現在城壁の破損箇所の修復を継続している。

日本100名城の一つで世界遺産にも登録されている今帰仁城（なきじんじょう）を訪れた。アクセスは不便で、レンタカーを借りて走るしかない。北山王が13世紀末ごろに築いた城郭、その後薩摩郡に攻められ焼失し、現在は遺構と石垣のみが残る。「百曲り」の石垣はまるでミニ万里の長城、死角がないよう設計されている。当時明国と交易が盛んで明らかに中国文化の影響を受けている。

100名城で、世界遺産にも登録されている中城城跡、今帰仁城跡を訪れるために宿泊、アクセスは不便でレンタカーを使用した。駐車場もあり効率よく観光できた。建物は古いが客室は小ぎれいで一人旅の素泊まりには特に不満は感じなかった。

日本100名城のうち82ヵ所目に丸岡城（福井県）を訪れた。福井駅から京福バスで約40分、丸岡城で下車し徒歩5分にある。1576年の築城で、12ヵ所しかない現存天守閣の中でも最古とされる。天守閣は1948年の福井地震で倒壊したが、1955年に修復された。小振りながら本物の城郭の迫力を持つ。

日本100名城の松前城（北海道）を訪れた。JR木古内駅から函館バスで約1時間半、松前城から徒歩10分。1849年に幕府が海防のために松前氏に築城を命じた。三重の天守閣を持ち、日本の最後の日本式城郭となった。天守閣は1949年に焼失したが、1960年に鉄筋コンクリートで再建されたもので、内部は少々味気ない。

日本100名城の五稜郭（函館市）を久しぶりに訪れた。五稜郭が日本100名城に含まれることは違和感があるが、国内初の星型西洋式城郭で1857年に江戸幕府により築かれたれっきとした城である。イタリア、フランス、イギリス、デンマーク、オランダ、ロシアなどヨーロッパ諸国に同種の要塞が多く残っており、その植民地政策などによりベトナム、インド、台湾、日本の函館にも築かれた。堀、土塁、石垣、井戸跡などが現存する。また函館奉行所庁舎が復元されている。

日本100名城の75ヵ所目に根城（青森県八戸市）を訪れた。八戸駅から南部バスで約15分、バス停から徒歩5分で本丸跡に到着する。甲斐から陸奥に移り住んだ八戸南部氏の居城であるが、堀、土塁などの遺構が残るのみ。現在は史跡公園として整備されている。

鹿児島中央駅からは車で10分ほど、今回は車での移動だったが、車でないとやや不便、駐車場はある。Wifi、レストラン、部屋も清潔で設備などには不満はない。維新ふるさと館、植物園は徒歩圏内、鹿児島城や西郷どんゆかりの地までは市電など乗り換えが必要である。

東広島市西条駅から徒歩10分のビジネスホテル、意外と混んでいて早めに予約した方がよい。バスタブ付きであるがやはり狭い。建物は比較的新しく清潔、ビジネス利用としては可もなし不可もなし。マッサージチェアを数回無料で使える。目の前にショッピングセンターがあり便利、唯一の観光スポット酒蔵通りにも歩いて10分の距離である。

松山城と道後温泉を訪れるために宿泊したビジネスホテル、松山駅から徒歩で約20分と少々歩くが電車通り沿いにあり、道後温泉や松山城を訪れるためには便利。ホテル内、周辺に温泉はないが、道後温泉まで電車で5分、歩いても15分ほどなので問題はない。

仙台駅から徒歩10分のビジネスホテル、建物は古いが改装されており客室は清潔である。机、テレビ、アメニティなどは十分、また小さいながら清潔なバスタブもあり不満はない。コストパフォーマンスは高く、観光拠点として使い勝手はよい。

函館駅から徒歩5分ののビジネスエコノミーホテル、函館五稜郭、函館山などには最高に便利。ゆったりとはいかないが、一人旅の素泊まりなら十分休息は取れる。新鮮な刺身を乗せた朝食付きプランも選べる。駅に近いので荷物を置いていけば観光もラクラクで使い勝手はよい。

長年IHG会員であり家族サービスによくインターコンチネンタルホテルを使う。今回は久しぶりに息子を呼び寄せてエクストラベッドを加えて3人で宿泊、家族でくつろいで滞在した。主要観光スポットやショッピングセンターも徒歩圏内で便利。ポイントをためて次回の旅にも活用できる。

マカオの数多くあるカジノ、テーマパーク併設の高級ホテルの中で選択。タイパ島に2015年オープンした1600室の巨大ホテル、部屋は十分広くバスタブの大きさも十分で快適、8の字観覧車は世界中でここだけ、バットマン・ダークフライトなど楽しいアトラクションもあり家族も満足。

日本100名城の87ヶ所目として甲府城を訪れた。甲府駅から徒歩10分とアクセスはよい。武田氏滅亡後、天下統一を遂げた秀吉の命で築城された。天守閣は現存せず本丸天守台の石垣のみ残っている。荒割石を用いた石垣は素晴らしい。鬼門の北東にある稲荷櫓は再建されており、中を見ることができる。

日本100名城の88ヶ所目に武田氏館を訪れた。100名城に含まれるのは少々奇異な気もするが、武田氏三代の居館として築かれた。建屋は現存せず、主郭曲輪の土塁、水堀が残るのみ。武田氏滅亡後に築かれたものもあり、つわものどもの夢のあと、となっている。