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杵築は江戸時代からの城下町です。城下町は杵築駅から２キロほどと離れていて、杵築城は城下町から１キロほど先にあります。アクセスは路線バスや坂道などを歩いたりと少し大変です。城下町は南北の高台に武家屋敷街があり、その中央部の低地に商人街があるという特有な城下町の形をしており、杵築の街の魅力を増しています。武家屋敷街は江戸時代にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。

杵築の城下町は中央部に低地になった商人街（町人街）があり、両側の北と南に武家屋敷がある構造をしています。酢屋の坂は商人街から武家屋敷のある北側の北台武家屋敷へと上る坂、階段です。ここは杵築の城下町の特有の景色を示している場所です。武士には商人とは同じ地面に住むというのは考えられなかったというこでしょうか。武家の身分に対する考えがわかるような気がします。坂の近くにはかつて酢屋があったそうです。

杵築城は杵築の城下町から東へと１キロほど歩いた半島の先端にあります。途中二の丸があった公園の中を通り過ぎた場所です。城は断崖の上にあり、天守閣からは眼下には別府湾や豊後水道がよく眺められます。現在の杵築城は戦後に建てられたコンクリート建築で、城内には歴代の藩主などに関するものや刀剣、武具などの展示されている歴史博物館になっています。

里の駅杵築産業ふるさと館は、杵築のバスターミナルからすぐの場所にあり、杵築駅へのバスの待ち時間に立ち寄りました。道の駅という感じで、地元の野菜や食品、加工食品などが多く、地元の名産もあり、お土産選びにはいいです。市街地（城下町）ではそれほどお土産店はないので、杵築駅に向かう最後にここでお土産を買うのがいいです。

観光目的で、杵築駅と杵築市街地（城下町）、バスターミナルの間で利用しました。杵築市街地は杵築駅から２キロほど離れているので、移動にはバスが必須です。ただバスの便は少なく、杵築駅の発着の便は昼間は１、２時間に１本ほどなので、バス移動には前もって時刻表のチェックは必要です。バス利用者はほとんど地元の方のようです。

西の河原公園の奥の方に遊歩道から少し離れた場所に鬼の相撲場碑があります。鬼が踊っているような絵が描かれた碑です。ゴロゴロと転がる石とその周りにはササの野原が広がる荒れた果て場所です。荒れ果てた場所なので鬼でもいるというように名前がついたようです。近くの川は硫黄成分を含む川が流れているので、硫黄のにおいも気になります。

又来屋は湯畑から西の河原公園へと歩いていく途中にあります。木造家屋の歴史を感じる店で、味噌、漬物などを扱う店です。この店での販売の商品も多くあります。このような山間の場所に来るとこのような味噌などはその地特有の味があるように思い買いたくなります。日持ちもするし、食卓で観光地の思い出になるのはいいです。

伊香保温泉の石段街の中ほどにある老舗の大型ホテルです。浴場は３か所あり、２か所は建物内ですが、１か所は建物から５０メートルほど離れた自然観ある野趣ある浴場です。泉質は鉄分の多い褐色の湯（黄金の湯）で、肌には優しい感じです。宿泊者はそれほど多くなかったのか浴場や食事はゆっくりと利用できました。石段の中ほどホテルがあったので、夕方や朝などに石段を気軽に歩けたのはよかったです。

伊香保温泉の石段街の上の方でもうすぐで伊香保神社の場所に民芸山白屋があります。和雑貨や民芸品の店です。店内には創作こけしや下駄などの民芸品があり、いずれも子宝、安産を祈ったものだそうです。またかわいらしいウサギの着物があり、見ていて欲しくなるものが多くあります。しっかりとしたお土産品が多いのでいいです。

伊香保温泉ビジターセンターの３階に伊香保資料室があります。エレベータに乗り３階左側が資料室です。伊香保が国体のスケート場になったのを記念して作られた資料室です。歴史を感じる下駄型のスケートや当時使われたウェアなどが置かれていました。普段は訪れる人はいないようで、訪れると電気が消されていたので、館内の人に電気をつけてもらいました。

伊香保温泉は１０００年以上の歴史ある温泉場で、戦国武将も訪れたという人気の温泉場であったようです。現在も３６５段の石段があり、その両側に温泉街があるという絵になる観光地であり、温泉地です。温泉の泉質は鉄分多い褐色の湯で、別名色合いから黄金の湯と呼ばれる湯が特色です。温泉の元湯は石段の上の伊香保神社から１キロほど山奥に湧出場所があります。宿泊すると石段街の店が夕方早くに締まるとか、夕方以降に石段に人通りがないのは寂しいです。

伊香保温泉の石段街の東の伊香保バスターミナルやロープウェイ乗り場から近い場所に文学の小径があります。縦長のきれいに整備された公園で、公園の中には遊歩道や池や東屋や小さな橋などもあります。遊歩道沿いには万葉歌碑などもあり、見ていくのも楽しいです。ホテル街もすぐ近くなので、朝の散策などにもいいです。

伊香保神社から山道を登ってきて河鹿橋を渡り１００メートルほど下ると、石垣の盛り上がった場所があり、ここが千明元屋敷跡です。伊香保温泉が最初に利用され始めたときの宿泊所の屋敷跡です。現在は盛り上がった石垣があるのみです。近くに説明板があるので、それを読むと来歴がわかります。現在でも人もほとんど歩いていない山奥なので、当時の人も来るのが大変だと思われます。

伊香保温泉の石段街の中ほどから東へと３分ほど歩いた場所に伊香保御用邸跡があります。当時の建物などは残っておらず、入り口付近に説明板と地図がありました。思いのほか広い敷地であったようです。現在は群馬大学の施設の建物がありました。石段街からロープウェイ乗り場への途中なので、立ち寄るのもいいです。

大坂屋は伊香保温泉の石段街の中ほどを過ぎたあたりにある遊技施設です。昔ながらの温泉場にはあった射的などができる遊技施設です。昼間はお客さんがいたので、夕方に訪れようと思い夕方の食事前に訪れましたが、すでに閉店していました。石段街は他の店も含めて５時ころには多くの店が閉店しているようでした。宿泊客はコロナから回復していないのでしょうか。

伊香保温泉の石段街から渋川方面へと２キロほど走った場所に伊香保温泉ビジターセンターはあります。入り口には伊香保温泉などの観光パンフレットや資料が置かれています。観光案内所の働きもあるようです。おもには市役所の観光課という感じです。上の階にはスケート資料センターがあったので見学しました。石段街からだいぶ離れており、周りには特に何もないので車で通りかかったさいに立ち寄る感じです。

伊香保温泉の石段街のなかほどから東へと１、２分歩いた場所にまちの駅ふるさと交流館はあります。伊香保バスターミナルからもすぐの場所です。交流館は５階建ての建物で、１階に観光案内所があり、４階がロープウェイ乗り場になっています。石段街に観光案内所はないので、観光用地図やパンフレットをもらったり、観光の相談ができるのはいいです。

伊香保温泉の石段街を登り切った場所にある伊香保神社の境内に芭蕉の句碑があります。刻まれている句は芭蕉が伊香保を訪れたときに詠んだ句ではなく、故郷の伊賀上野への帰路に山道で雨に濡れた様子を詠んだもののようです。伊香保になぜこの句があるのかはよくわかりません。石段を登り切っての神社境内散策で見てみるのもいいです。

峠の公園は伊香保温泉の石段街の下から渋川方面へと道を下っていくと１キロほどの場所、右側にある小さな公園です。公園内には伊香保温泉と渋川とを結んでいた軽便鉄道の車両が展示されています。JRの鉄道車両の半分ほどのかわいらしい感じの車両です。地元の方にはなつかしいものだと思われます。道路沿いにあるので、ちょっと足を止めて立ち寄るのもいいです。

伊香保温泉の石段街を上り始めてちょうど中ほどの左側に石段街ポケットパークがあります。ポケットパークはちょっとした小さな広場で、石でできたいすやテーブルがあり、石段を上ってきてのちょっと休憩にはいいです。お店で買ったテイクアウトしたものを食べている方も見かけました。