SUR SHANGHAIさんのクチコミ(50ページ)全7,097件

≪西行戻しの松公園≫は、JR仙石線松島海岸駅からのアクセスもいい高台の公園。
桜の名所になっていて、春には松島湾の景観＋桜が一緒に楽しめます。
2022年は、4月中旬が満開でした。

公園の名は、昔、西行法師が諸国行脚の際、ここの松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れたため、松島へ行くのをあきらめた事から名付けられたのだそう。

私は、JR仙石線松島海岸駅前からはタクシーで、帰りは徒歩にしてみました。
入園は無料。
タクシーは5分ほどで1000円足らず。
高台から下る帰り道は徒歩でも楽ちん。20分ほどでまた駅前に戻れました。

公園の中で一番眺めがいいのは、白衣観音像がある展望台。
高台の中腹のピンク色の雲のような満開の桜、その向こうに霞む松島湾が夢のような景色でした。

榴岡公園（つつじがおかこうえん）にある桜の木は仙台藩四代藩主綱村が京都から取り寄せたもの。
戦後の荒廃から復興した後は、日本の都市公園100選にも選ばれ、桜以外の季節の花も楽しめる場所になっています。
園内には、噴水彫刻の≪杜のうた≫や広い芝生園地や運動場、旧陸軍歩兵第四連隊兵舎の一部を移築して造られた歴史民俗資料館もあって楽しみ方色々。

資料館は展示内容がいいのに訪れる人がポツポツ。
この時には外壁は補修中でしたが、ぜひここへも足を伸ばしてみましょう。

榴岡公園へは、JR仙石線の榴ヶ岡駅からだとすぐそこ。
仙台駅からなら宮城野原総合運動公園へと続く宮城野通を直進徒歩15分程度で気軽に訪れられるのがよし。

桜の開花を聞いて行った4月中旬の週末には、お天気も良くて訪れる人がたくさん！
桜の木の下でピクニック風に陣取っていたり、キッチンカー前も賑わっていたり、噴水では水遊びに興じる子どもたちがいて、久々にコロナ禍を忘れさせてくれる光景が見られたと思います。

右近清水（うこんしみず）は、伊達政宗の孫である伊達右近が新しい水田の開発のために移り住んだ地（現在の新地）に湧き出ていた清水に付けられた名。
今では平成の名水百選の一つにもなっています。

場所は、JR常磐線新地駅からだと西へ4，5㎞の管ノ沢溜池のほとり。
新地駅には無料貸し出しの自転車もありますが、私はテクテク歩いて行ってみました。
車でも水の湧き口そばまで行けますよ。

水の湧き口の上には屋根が掛けられていたり、小型の持経観音像が祀られていてすぐ分かります。
樋から流れ出て来る水は、思っていたより冷たさはありませんでしたがまろやかな味わい。

右近清水傍らにある大きな管ノ沢溜池周りにはソメイヨシノ以外の桜の木も植えられていて春には花見を兼ねた散策も楽しめます。
池周りには歩道があって一周できるようでしたが、右近清水とは反対側の池の北側の桜はまばら。
私は半周だけしてまたテクテク新地駅へ戻りました。

あ、そうそう、右近清水への坂の下り口には≪ボヌールやすひろ66≫というパン屋さんあり。
ここで菓子パンやおかずパンを買って、右近清水そばのベンチで軽食休憩するといいですよ。

三神峯公園（みかみねこうえん）は、旧陸軍幼年学校が置かれていた丘の上にある公園。
ソメイヨシノ以外の種類も豊富な約750本の桜の木があり、その数は仙台の公園では一番の多さ。
満開になると見応えがあります。
入園無料。

仙台駅前などから出ている路線バスでもアクセスできるのも便利。
どのバスが利用できるのかは、次の三神峯公園を紹介している仙台市のサイトでどうぞ。
https://www.city.sendai.jp/taihaku-koen/mikaminesakura.html
≪西多賀一丁目西・三神峯公園入口≫バス停で降りたら、看板が出ている近くの坂道を上って園地まで5分足らずです。

芝生園地を中心にぐるりと桜やその他の木も植えられている広い公園で、仙台市街地を見下ろせる場所があったり、子ども用遊具、軽食を出している売店もあり。

2022年は、4月中旬に満開になったと聞き、平日の朝8時前に着いたところ、訪れる人は少なくてみごとな春景色が堪能できました。

≪史跡陸奥国分寺・尼寺跡 ガイダンス施設≫があるのは、陸奥国分寺跡の入口にある仁王門のすぐ近く。
天平廻廊を模した朱色の柱が立ち並ぶ建物の中に入っています。

ミニ博物館と言った雰囲気の内部には、これまでの発掘で陸奥国分寺跡から出土した品々やその説明が展示されています。
陸奥国分寺跡見学に来たら寄って行きましょう。
ガイドさんも頼めるようになっています。
その詳細は、次の≪史跡陸奥国分寺・尼寺跡 ガイダンス施設≫を紹介する仙台市のサイトでどうぞ。
https://www.city.sendai.jp/sebikatsuyo/gaidanceshiisetu.html

地下鉄東西線の薬師堂駅北出口1からだと徒歩3分ほど。
その道筋には花の模様をモチーフにしたタイルが続いていますが、出土品を見ている内に、それは出土した瓦の一つにある模様だと気付いたのが楽しい発見でした。

陸奥国分寺は聖武天皇により全国に建立された国分寺の一つ。
仙台には陸奥国分寺跡地があり、地下鉄東西線の薬師堂駅北出口1からだと徒歩3分ほど。
その道筋の歩道には、発掘された陸奥国分寺創建時の瓦の模様をモチーフにしたタイルが点々と続いているので、それを追って行きましょう。

昭和30年代に発掘されたその敷地は一辺242mほどの四角形。
現在では当時の建築物などはほとんど残っていない文字通りの跡地なんですが、伊達政宗によって再建され国の重要文化財になっている薬師堂、県指定有形文化財の薬師堂仁王門や白山神社（はくさんじんじゃ）は今でも見られます。
上記の建造物は見た目には地味でしたが、境内にはほかにもイチョウの古木、異なる年代の石碑や石像もあって、私が訪れた秋にはしっとりとした風情がありました。

薬師堂仁王門手前には、天平廻廊を再現した建物に≪史跡陸奥国分寺・尼寺跡 ガイダンス施設≫があり、資料展示をしています。
そこへも寄って行くといいですよ。

会津武家屋敷は、2400坪の敷地に移築・復元された中畑陣屋、会津藩家老・西郷頼母の屋敷にプラスして、資料館や庭園、茶室も配置された見どころ。

上記の建物も内部の展示資料も見応えがあって歴史の勉強になるほか、庭園内の散策や、お土産品の品定めも楽しい場所でした。
チケットがちょっと高いなとは思いましたが、会津若松では寄って行くべき場所の一つだと思います。
ここで行われる各種イベントについては、次の会津武家屋敷のHPでどうぞ。
http://bukeyashiki.com/

会津若松の見どころは広範囲に点在していますが、会津武家屋敷へは、会津バスのまちなか周遊バスあかべぇ号、またはハイカラさん号の一日フリー乗車券を買って行くと、飯盛山、鶴ヶ城などもまとめて回れて便利。
上記バスについては、次の会津バスのサイトでどうぞ。
https://www.aizubus.com/rosen/machinaka-shuyu/#H302

旧石巻ハリストス正教会教会堂（聖使徒イオアン聖堂）は1879年竣工で現存する日本最古の木造教会堂。
元々は別の場所にあったのを、1978年の宮城県沖地震で被災したのを機に、旧北上川の中瀬（通称：マンガッタン島）に移されたのだそう。
東日本大震災時には津波被災もしましたが、奇跡的に流されることはなく補修されて残っています。
その歴史の詳細は次のウキペディアのページで見ているといいですよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%BB%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B9%E6%AD%A3%E6%95%99%E4%BC%9A?msclkid=b3556010b64e11ecbb5b11a85ad6070e

今では石巻市の所有となっていて宗教施設としては使用されていませんが内部は公開されています。
石ノ森章太郎の記念館≪石ノ森萬画館≫からほんの100mほど先なので、ぜひ寄って行ってみましょう。

小さな教会堂ですが、白壁瓦葺の外観、1階の畳敷きの集会室、2階の真っ赤な絨毯敷きの聖所やイコノスタシスの取り合わせがエキゾチックな雰囲気を醸し出しているのが見どころ。
石巻市の指定有形文化財にもなっています。
ただ、2階へ上る階段が怖いくらいの急こう配。
上り下りの際に転がり落ちないように要注意です。

東日本大震災からの復興のシンボルとなる≪千年希望の丘≫は、仙台空港近くから阿武隈川河口近くまでの区間に造られた六つの公園と14基の避難丘。
その全体の詳細は、次の≪千年希望の丘≫のサイトで見てみるといいと思います。
https://sennen-kibouno-oka.com/?msclkid=168de1eab4b711eca2784c2db73d3649

私が訪れてみたのは、六つある公園の内、仙台空港に一番近い相野釜公園（あいのかま・こうえん）。
ここには円墳のような形の避難丘の1号丘・2号丘のほか、震災遺構や慰霊塔などがある広場、千年希望の丘の資料・震災の記録が見られる交流センターもあります。

避難丘と言うのは、今後津波があった場合に備えて、一時的避難場所になる人工の丘。
津波瓦礫も使用して造られているそうです。
2号丘てっぺんにはテントにもなるあずまやや、ソーラー施設があったり、ベンチの下には防災グッズが格納されているんだそう。
避難丘には階段が付いていて、見学者も自由に上れるようになっています。
ぜひ上って周辺を見渡してみましょう。

以前の町並みの遺構が残る広場や、避難丘に示された東日本大震災時の津波の高さを見ると、自然災害の怖さと防災・減災の大切さがひしひしと感じられます。

2021年9月中旬だと空港からの道は整備中でしたが、通行は可能で徒歩だと20分程度。
震災について知りたい方なら訪れてみるべき場所の一つだと思いますが、飲食の設備は無かった（今後は出来るのかも？）ので、あらかじめ準備して行くといいですよ。

やぶ屋 フェザン店は、盛岡駅ビルのフェザン地下一階食堂街の一軒。
盛岡名物のわんこそばも出している蕎麦主体のお店ですが、定食、丼物、おつまみなども揃っています。
お店外観や店内は田舎家を再現したような造りで、落ち着いた雰囲気に惹かれて入ってみました。

寒い日だったので、温かいお蕎麦の内、しばらく遠ざかっていたカレー南蛮そばにしてみましたが、これは失敗。
丼の中で一つに固まっている蕎麦の上に粘度の高いカレー味のたれが掛けられていて、蕎麦がなかなかほぐれず食感悪し。
期待して入ったのにガッカリでした。

≪ラーメン とんかつ 忠≫は、地下鉄南北線長町駅の北出口２からだと徒歩3分ほどの町中華屋さん。
40年の歴史がある人気店で、中華のほか、カレーやトンカツも名物になっています。
外観も店内もごく気さくな感じで一人でも気軽に入れます。

お昼メニューを見てみると、各種定食のほか麺類も豊富。
この口コミと一緒に投稿するメニュー画像でお確かめください。
どれにしようかと思いましたが、カツカレーが名物の一つと聞いたのを思い出してトライしてみました。

その結果、カツもご飯の盛りもドーン！Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
ショウガが効いたカレーの味はよかったですが、その量に負けて食べ切れず。
ガッツリ食べたい方にお勧めです。
ほかのメニューもそうなのかな。

1960年のチリ地震津波からの復興と友好の証として、1990年にチリからモアイ像が贈られた南三陸町。
そのモアイ像は東日本大震災の大津波で破壊されたため、2013年にイースター島から新たな像が贈られて来たのが、今≪南三陸さんさん商店街≫で見られるモアイ像。

≪南三陸さんさん商店街≫は震災後に出来た商店街で、最初は海岸線から離れた場所にありましたが、土地のかさ上げなどの整備が終った後は国道398号線×国道45号線脇に移って来ています。
モアイ像はどうなっただろうと思いましたが、商店街と一緒に移転され、今も南三陸町を訪れる旅人を迎えてくれています。

どうして南三陸町にモアイ像が有るのかの説明も出ているので、是非立ち止まって読んでみましょう。
上記の商店街にはモアイ像をモチーフにしたお土産もいろいろ。
お土産にどうぞ。
私はモアイおみくじを買いました。（笑）

地下鉄南北線の五橋駅（いつつばしえき）から徒歩10分足らずの土樋（つちとい）パン製作所。
車道の向こうには東北学院大学土樋キャンパス正門があるという立地で、ホーイ記念館の中に入っています。
●注：ホーイは、東北学院大学の3校祖の一人。

明るいガラス張りの建物で場所はすぐ分かりますが、肝心のお店の看板が地味で入口も目立たないのが惜しい。

中に入ると、まずパン販売コーナーがあります。
一通り商品を見てみると、主食用パン、菓子パン、調理パンのほか、お弁当コーナー、野菜コーナーもあり。
大学の春休み期間中でお客さんは少なかったですが、カフェ・コーナーがシンプルで明るい造りだったのは好感が持てました。

食パンは好みの厚さにスライスしてもらえるのがうれしいサービス。
甘味が無くてもっちりもし過ぎていない食パンは用途が広いおいしさ。
焼きカレーパンも、皮が甘くなくてカレーの辛さを邪魔していないのが個人的には○。
チョコチップ入りのブリオシュは、もう少し歯応えがあるといいな。

お店のスタッフは明るく親切。
次の機会には別のパンもカフェもお試ししてみたいお店になりました。

女川町（おながわちょう）には、東日本大震災からの復興を願って寄贈された≪きぼうの鐘≫が三基あります。

一基目は、JR女川駅からまっすぐ伸びる≪シーパルピア女川≫の一番港寄り。
木造の灯台型をしていて、てっぺんに鐘が付いているのですぐ分かります。
この鐘は6時から18時まで3時間ごとに自動で鳴るそうですが、私は鳴る時間には行けなくて残念。
そばに≪女川町たびの情報館「ぷらっと」≫があるので、観光資料をもらいつつ寄って行くといいですよ。
二基目は、高台の女川町役場敷地に造られた東日本大震災慰霊碑の近く、三基目は金華山へのフェリーも出る女川町離島航路ターミナル脇にありました。
二基目と三基目は自分で鳴らせるように紐が付いていました。
どれもJＲ女川駅からの徒歩圏内にあるので、千年後の女川町の命を津波から守るために建てられた≪女川いのちの石碑≫のいくつかと併せて見て行くといいと思います。

●注：きぼうの鐘の名の由来
旧女川駅前には、4つの鐘が付いたカリヨンがあったそうですが震災で発生した津波により流失。
その後、無傷で発見された鐘の1つが≪きぼうの鐘≫として復興への希望のシンボルになっているのだそうです。

≪震災遺構 ブライダルパレス高野会館≫があるのは、南三陸さんさん商店街や南三陸町震災復興祈念公園とは国道45号線を隔ててすぐの海側。
上記のどちらからも歩いて10分ほどで行けるようになっています。

海岸線からは200mほどしか離れていない≪震災遺構 ブライダルパレス高野会館≫では、東日本大震災が発生した2011年3月11日には高齢者向けイベントが行われていたそうですが、津波が来る！と判断した高野会館のスタッフが全員を屋上に避難させ、そのお陰で、高野会館は高さ15mもの津波に直撃されたものの327人もの人々が助かっています。

私が訪れた2021年4月中旬には、周辺は土地の整備途中で高野会館も立ち入り禁止になっていましたが、4階近くの外壁には津波の高さを示すプレートが取り付けられていて、それを見るだけでも慄然としました。

今では震災の語り部さんと訪れるツアーもあるとの事なので、ぜひ訪れてみるといいと思います。

≪つるしの湯≫はJR常磐線新地駅のすぐそばにある日帰り温泉施設。
駅舎を背に右手を見ると、まず≪ホテルグラード新地≫が目に入り、≪つるしの湯≫はそのホテルと直結するL字形になって続いています。

上記ホテルに泊まった私は、無料で入浴できる（岩盤浴は有料）と聞いて午後7時頃行ってみたところ、ホテルの食堂を突っ切って行くようになっていたのはちょっと…。
泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)ということで柔らかい肌触りのお湯。
露天風呂もあるゆったりした造りでしたが、その時間帯だと地元の外来入浴客が多くて、落ち着いて入っていられなかったのは残念。

休憩室が大きく取ってあったり、仮眠用椅子、マッサージチェアもあったので、人が少ない時間帯を見計らって行くのがいいと思います。

東日本大震災発生時、閉伊川（へいがわ）河口近くにあって津波被災した宮古市役所の跡地に2021年に完成したのがうみどり公園。
●注：新市役所はJR宮古駅裏手に移転済み。

国道106号線と国道45号線が交わるあたりにあって、宮古市の名所になっている浄土ヶ浜への行き帰りに寄るのに便利な立地になっています。

一見すると、子ども向け遊具が並んでいるだけの公園のように見えますが、一画には四本の津波メモリアルモニュメントがあるので、足を止めて見てみましょう。
それぞれのモニュメントには、記憶の塔、鎮魂の塔、伝承の塔、希望の塔と名付けられ、説明も刻まれていました。
ぜひ読んでいくといいですよ。

公園近くには国道106号線の起点があり、以前はそこに国道106号線の基となった道を開いた牧庵鞭牛和尚（ぼくあん・べんぎゅう・おしょう）の像が立っていましたが、今ではうみどり公園内に移されています。
その像の傍らには鞭牛和尚が開削した道を説明する立派な碑も新設されていたので、こちらも見て行くといいと思います。

≪万石庵（まんごくあん） by nice picnic day≫ははらこ飯が名物になっているお店。
場所はJR石巻線の渡波（わたのは）駅からまっすぐ万石橋へと伸びる道の途中。
上記の駅からは徒歩で5分もかかりません。
私は、サン・ファン・バウティスタパークや、≪宮城県慶長使節船ミュージアム (サンファン館)≫を訪れた帰りに寄ってみました。

石巻へと戻る列車の時刻が近づいていたので、私は店内では食べずに、持ち帰り用はらこ飯を作ってもらいました。
持ち帰り用のはらこは冷凍物で、別容器で渡されます。

ほぼ2時間後、鮭の切り身と炊き上げた味付けご飯の方はレンジで温め、いい具合に解凍出来ていたはらこを乗せていざ試食。
ご飯全体の味付けは薄くてちょっと物足りない気がしましたが、はらこと鮭の味わいはよし。
次の機会には、お店で作りたてのを食べてみたいと思います。

あんどん松があるのは名取川河口近くの堤防南側。
これは江戸時代に伊達藩によって遠州（現在の静岡県）から取り寄せて植えられた黒松の並木で、閖上（ゆりあげ）港に戻って来る漁船のために提灯を吊るして灯台代わりにしたことからこの名が付いたのだそう。

このあたりの復興のシンボルになった≪かわまちてらす閖上≫から、閖上大橋と新名取川橋との間の堤防沿いに黒松の大木がいくつも見えるので、お天気が良ければ散策がてら行ってみましょう。

その黒々と奇怪な形をした巨大な松は30m近くあって印象的。
東日本大震災に耐えた松は46本あったそうですが、よく見ると並木の合間には新しい切り株がいくつもあったので、寿命が来た松は切り倒されているのかもと思わせました。

松川浦は相馬市（そうまし）郊外の風情ある入り江。
その漁港そばには、マルジンという喫茶＋洋食のお店があるので一息付いて行きましょう。
お店一階は運送屋さんの店舗、マルジンはその二階にあります。

暑い日だったので、冷房が効いた場所で冷たい物でも…、と入ってみました。

店内は落ち着いた気さくな雰囲気。
窓側に陣取ると漁港の一画が見えるのもいい感じです。

メニューを見てみると、その日はもうお昼を食べてしまったのが残念と思わせるほど、手ごろなお値段とそそられる内容。
この口コミと一緒に投稿する画像でメニューをご確認ください。

食事はしなかった代わり、フルーツパフェとアイスコーヒーで冷たさとおいしさが味わえ、ゆっくり休めた場所になりました。

JR相馬駅近くからは、松川浦周辺を循環する福島交通のバスが出ています。
上記のバスの時刻表は次の通り。
本数が少ない点には要注意です。
https://www.jorudan.co.jp/bus/rosen/timetable/%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E5%96%B6%E6%A5%AD%E6%89%80%E3%80%94%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E4%BA%A4%E9%80%9A%E3%80%95/%E6%9D%BE%E5%B7%9D%E6%B5%A6%E3%83%BB%E5%8E%9F%E9%87%9C%E5%BE%AA%E7%92%B0/