SUR SHANGHAIさんのクチコミ(3ページ)全5,389件

よく、ミリの見どころとして紹介されているTusan Cliff Beachは、南シナ海に面した崖の一部が波に侵食されて穴が開き、馬が水を飲もうと首を伸ばしたような岩がある砂浜。
その画像が印象的だったので、レンタカーで行ってみることに。

Tusan Cliff Beachがあるのは、ミリからビントゥルーへ向かう道筋から脇道に入った先の崖の下。
上記道筋の分岐点にはTusan Cliff Beachへの標識も出ていて、ミリの中心部から車だと40分くらいの距離になります。

脇道に入った先にあるのは、レジャー施設にしようと建てたような大きな建物と駐車場。
そのそばに崖下のビーチが見える展望台があったんですが、上記のような形の岩は見当たらず「(｢･･)ﾝ?　(｢･･)ﾝ?」
それに、Tusan Cliff Beachの紹介画像は崖下で撮ったものばかりなのに、崖下に下りて行ける道も無し。

駐車場からは遊歩道が出ていたので、途中に崖下に行ける道があるのかもと、どん詰まりまで15分ほどかけて行ってみましたが、やはり崖下に行ける道は無し。
それでも諦めきれず、さらに南にあるPeliau Beachから浜辺伝いに行ってみようとしましたが、途中で満潮になったら崖に阻まれて逃げ場のなさそうな浜辺だったのでついにギブアップ。

水を飲む馬の首のような岩は波の浸食で崩れてしまった、という話もあり、結局辿り着けないままのミステリー・ビーチでした。

2023年に開業したばかりのシェラトン・クチン・ホテルがあるのは、中華系住民が多いパドゥンガン通りの西の入口で、猫の街クチンのシンボルの一つになっている猫の家族像もすぐそば。
リバーサイド・マジェスティック・ホテルやグランド・マルガリータ・ホテルも周辺にあってすぐ見つかります。

23階建ての屋上にはプールもあるんですが、2023年12月末時点では10階位から上の階はまだ営業開始していないようで、夜に見ると上半分が真っ暗でした。
私たちが泊まったのは9階のジュニア・スイート。
まだ出来立てのお部屋は広さもあり申し分ありませんでしたが、窓ガラスを通してみる周辺の風景が緑色になるのが不自然。
クチンの街を流れるサラワク川はホテルから近くても、9階だと他のビルの陰になって一部分しか見えなかったのは惜しい感じ。
今後、このホテルに泊まろうと思う方は高層階を狙うといいですよ。
浴室では水漏れしている箇所があったので、本格的オープン前に再点検してもらいたいと思います。

スタッフの接客は丁寧。
車で行くと駐車場に停めてもらえたのはよかったですが、出発時に自分たちで運転して出ようとすると出口が分かりづらかったのも惜しいなあ。

朝のブッフェの食事は、マレー系、インド系、中華系の食事が洋食より多い感じでいろいろと楽しめました。

2023年開業したばかりのシェラトン・クチン・ホテル。
中華系住民が多いパドゥンガン通りの西の入口そばに、リバーサイド・マジェスティック・ホテルとも隣り合っていてすぐ見つかります。

23階建てで屋上にはプールもあるんですが、2023年12月末時点では10階位から上の階はまだ営業開始していないようでした。

スタッフの接客は丁寧。
泊まってみたのはジュニア・スイート。
お部屋は申し分ありませんでしたが、浴室では水漏れしている箇所が。
本格的オープン前に再点検してもらいたいと思います。

朝のブッフェの食事は、マレー系、インド系、中華系の食事が洋食より多い感じで楽しめました。

ラッフルズ・ホテルの一画にあるロング・バーはシンガポール・スリングの発祥の地。
MRTシティ・ホール駅からも近く、アクセスは容易です。

ラッフルズ・ホテルの全面リノベ＋コロナ禍と続いた後で、久しぶりに訪れてみました。
リノベ後もバーの場所は、ラッフルズ・ホテルがブラス・バサー・ロードに面した側の二階と変わってはいませんでしたが、出入り口の位置が変更になっていて一瞬「あれ？」
私たちが行った昼下がりには待たずに座れてラッキー！
あとで出て来た時には、30人くらいの行列が出来ていました。(^^;

元々観光客向けのバーでしたが、コロナ禍の後で旅行客が戻って来てからはずいぶんガヤガヤとしてお店の雰囲気もスタッフの応対ぶりも落ちたような…。
各テーブルに殻付きピーナッツを入れた小さな麻袋があって、殻は床に散らかし放題というこのバーの風習は変わっていなかったのにはホッ！

ドリンク・メニューを見てみたら、シンガポール・スリングが39シンガポール・ドル！（この口コミの投稿時のレートで約4,344円）
コロナ禍前には20数ドルだったんじゃないの～！　Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ
以前あったアルコール分無しのバージン・シンガポール・スリングは無くなっていたので、私はリトル・インディアというサフラン・アーモンド・ミルク主体のノン・アルコール飲料にしてみました。

出て来たシンガポール・スリングは、以前と比べてくすんだ色合いでグラスの縁の飾りも地味。
私のリトル・インディアはちょっと不思議な味わいが楽しめましたが、もうあまり戻って行きたくなくなりました。

南シナ海に面した遠浅の広～いダマイ・ビーチへは、クチンからだと北へ車で一時間ほどで、サラワク・デルタ・ジオパークの一部になっています。
私たちは日帰りで行ってみましたが、すぐ近くには観光地のサラワク・カルチュラル・ビレッジがあったり、周辺には宿泊施設が何軒もあり、泊りがけの訪問も可。
友達連れで訪れている人が多いな、と言った印象です。

ずいぶん遠浅のビーチで、干潮時には浅瀬に溜まった水に映る空がウユニ塩湖風。
背後にあるサントボン山などから流れ下って来る川の水は澄んで冷たいのに、海水は泥の色をしているので泳ぐのには不向きな感じ。
でも、クワッドバイクで砂浜を走るアクティビティがありました。

ここでは散策を楽しむのがいいですよ。
足元は濡れてもいい靴やサンダルがベスト。
沖合に浮かぶ小島や、ビーチのはずれには奇岩がゴロゴロしているのもおもしろい風景です。
浜辺に横たわる岩の中には、一見ワニのような形の岩があってギョッ！としたり。（笑）

浜辺を見下ろす位置にバーレストラン、コンビニがあるのが便利。
トイレもあちこちに設置されていますが、手摺りの無い和式だったり、洋式だったりします。
トイペやウェットティッシュは持参すると憂い無し。

Taka Patisserieは、ミリの街の中心部に出来たMIRI TIMES SQUARE（美里時代広場）の一画にある新しいタイプのパティスリー。
メガ・ホテルやメルキュール・ホテルあたりからだと徒歩10分もかかりません。

お菓子だけでなくパン類も幅広く取り揃えていて、日本のパン屋さん・ケーキ屋さんと比べても遜色無いほどの見た目の商品がショーケースにズラリ。
いつも店内のレジ前には行列が出来ていたので、私も行ってみました。

一部のケーキを除いては、自分でショーケースの戸を開けてトレーに取り、レジに持って行って清算するシステム。
二階はカフェにもなっているんですが、私は持ち帰り用にイチゴ・ケーキと、円盤状に焼き上げたアンパンを購入してみました。
この時も大勢の人が並んでいる中、好奇心が勝って20分ほど待ってみました。

イチゴ・ケーキは持ち帰る途中でちょっと形が崩れてしまいましたが、クリームがバターと生クリームの中間のクロテッドクリームっぽい濃厚な味わいでおいしい！
バタークリームではなかったのが意外でした。
アンパンの方は、皮の香ばしさはよくても、中身のあんこは自家製じゃなくて既製品の練り餡じゃないかなという感想です。

カレー主体のイスラム料理を出しているKhan's Islamic Restaurantがあるのは、ミリの中心部のメガ・ホテル裏手の道。
レストランというより食堂と言う感じの小さいお店で、壁に画像入りメニューが出ていたり、出来合いの料理がショーケースに並んでいたりします。

私たちはチキン・マサラとマトン・マサラ、それにビリヤニ（スパイシーな炊き込みごはん）にしてみました。
私たちの担当になったスタッフは丁寧な接客で食事の方も合格点！と言った感じだったのに、食事の途中の午後8時頃、中にいたスタッフたちが出て来て、早く食べ終えろ、と言わんばかりに店内の片づけや掃除を始めたのにはびっくり。

来店時に、「もうじき閉店だから。」と言ってくれれば、こちらも翌日出直せたのになあ。
残念な食事体験でした。

The Ranee Museumは、サラワク川南岸にある旧裁判所の一画に入っている小さな博物館。
この博物館の名になっているRANEEというのは、マレー語で女王の意味で、1869年にサラワク王国第二代白人王チャールズ・ブルックの妻となったマーガレットの生涯を紹介しています。
上記のサラワク王国については、次のウィキペディアのページで見てみるといいと思います。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AF%E3%82%AF%E7%8E%8B%E5%9B%BD

●注：　サラワク川北岸にはマルゲリータ砦という見どころがありますが、このマルゲリータという名はマーガレットにちなんで付けられたもの。

Margaret Alice Lili de Windtとして1849年にパリで生まれたマーガレットの幼少期から、サラワク王国の女王となった数奇な運命が種々の資料で示されていて、小さいながら興味深い博物館です。
上記のマルゲリータ砦内の展示とも併せて見てみましょう。
この博物館単発のチケット（20リンギット）のほか、二か所併せたチケット（30リンギット）もあるのでカウンターで聞いてみるといいですよ。

Ming Cafeがあるのは、ミリの街の中心部のメルキュール・ホテルお向かい。
周辺にはほかにも大きなホテルがあっていい立地になっています。

ここは、東南アジアでよく見る半露天式のお店で、食事もお酒もOK。
スタッフは全員明るくフレンドリーな応対で人気のお店。
客層は、地元の人たちのほか、アジア系・西洋系の外国人が半々くらい。
観光客と言うより、ビジネスで来て周辺のホテルに泊まっていると言った感じの人が多かったと思います。

メニューを見ると、マレー、中華、洋風のバー・フードのほか、ガッツリの食事までバラエティ豊か。
中華系の一品料理は、一皿を二人で分け合う量になるので注文し過ぎにご用心。
私たちは中華系のチキン、野菜料理、炒飯の中から一品ずつ、それにクロストラックス・ポテト（格子状に厚切りにしたジャガイモを揚げたもの）を取ってみました。
おつまみの積りで取った上記のポテトが山盛でびっくり。
でも揚げ加減と塩加減が最高でぺろり！
その他の料理もおいしくてお勧め。

暗くなってからの照明がちょっと暗めなのと、音楽が時々賑やか過ぎるのが気になりました。
すっかり暗くなる前に行くのがいいと思います。

上帝廟は、中華系住民が多いカーペンター通り (亜答街)の西のはずれにある玄天上帝を祀った中国寺院。
可愛いサイズの真っ赤なお寺さんで、カーペンター通りの西側の入口となる親善門をくぐるとすぐ右手に有ります。

2014年に初めてクチンを訪れた時には、いつ通りかかっても扉が開いていなかったんですが、今回は運よく開いていて中も見学出来ました。
小さいながらも内部の装飾は見事！
扉が開いていたら、ぜひ立ち寄ってみましょう。
見学は無料です。
中に入る時には、靴を脱いでからどうぞ。

夜になると扉は閉まりますが、明かりは点いていて昼とはまた違った雰囲気になります。
その様子も併せて見て行くといいと思います。

クチンから北へ35㎞程のダマイ・ビーチは遠浅の広～い砂浜。
その砂浜を見下ろす形で立っているのがEscobar Restaurant。

ダマイ・ビーチの散策の後で見つけて入ってみました。

ここには屋内席もありますが、屋根が付いたテラスのビーチを望む席が一番！
心地よい風が吹き抜けて、気持ちよく一休み出来ます。
スタッフは明るくフレンドリー。

メニューを見ると、洋風・アジア風の軽食が種類豊富に揃っていたので、私たちはアイスティーとシーザー・サラダ、それにスパイシー・ポテトウェジを取ってみました。
どちらも味はよかったけど、一皿の量が少なかったなあ。
それを除けば、いいお店だったと思います。

ミリのお年寄りたちが、お仲間とお茶やおしゃべり、それに中国将棋（象棋）を打つために集まって来るのがOld Man Street(老人街)。
市の中心部にあるメガ・ホテルやミリ・タイムズ・スクエアあたりからだと、どちらからも徒歩5分足らず。
目抜き通りからはちょっと引っ込んでいるので見落としに要注意。

高～い屋根が付いたアーケード街で、通路にはテーブルがずらり。
ミリの中国将棋コミュニティもこの通りに有ります。
長さは200mあるかないかの道筋ですが、レトロな商店や食堂風カフェがずらりと並んでいて、お昼時が過ぎるとお年寄りたちで賑わうそうです。

私たちが行ったのはまだ午前中。
集まりが悪い時間帯だったようで、すでに席に就いてお仲間を待っている人は少なかったのが残念。

カメラのレンズ拭きを切らしたので、一軒の歴史ありげなカメラ屋さんに入ったら、陽気な中国系のご主人が出て来て、「どれどれ、見せてごらん。拭くだけならタダだよ。」と言ってくれ、ほのぼのとした気持ちになれました。

ミリ・ウォーターフロントは、ミリの街を大きく取り巻いて流れるバオング川河口近くに出来た小さな公園風の散策路。
立つ場所によっては河口まで見通せていい風情。
プルマン・ホテルのすぐ足元に有り、ミリのマスコットのタツノオトシゴの像も立っていて見落とすことは有りません。
私たちが行った夕暮れ前の時間帯には、地元の家族連れが夕涼みにポツポツと訪れ始めていました。

ウォーターフロント周辺には海鮮料理店が目白押し。
海鮮好きの方は行ってみては？
私たちが行った時には閉まっていましたが、ダイビングの観光案内所もありました。

ウォーターフロントの一端には、水上家屋が桟橋の両脇に連なっています。
桟橋への出入り口が開いていたら、ちょっと桟橋も歩いてみましょう。
木製の桟橋で、隙間が大きかったり壊れている箇所があるのでお足元にはご用心。
実際に住んでいる人たちのお邪魔にはならぬように気を付けましょう。

Toh Yuen（桃苑）は、クチンのヒルトン・ホテルのロビー階に入っている中華料理店。
中華料理店と言うと派手な内装を思い浮かべますが、ここはすっきりとシンプル・モダンなインテリアで落ち着いた雰囲気。
スタッフはゆったりした物腰だったのもお店の雰囲気に合っていると感じました。
サラワク川が見えるはずの窓側の席に案内してもらったんですが、すっかり暗くなってからだと、店内の照明が窓ガラスに反射して外が見えづらかったのは惜しい。
早めの時間帯に行くといいですよ。

ここでは甘めの味付けの広東料理が主で、日本人に向いていると思います。
次の夕食用メニューでご確認ください。
昼には点心もあります。
https://eatdrinkhilton.com/wp-content/uploads/2023/07/HKCH-Toh-Yuen-Menu-July-2023-E-Menu_compressed.pdf

ここのお料理のお皿のサイズはS、M、Lとありますが、二人での夕食ならSサイズのお料理を二つと主食の麺かご飯もののS一つでちょうどいい量。
ガッツリ派なら、もう一品増やしてみては？
私たちは牛肉料理の中から一つと野菜料理の中から一つ、それに炒飯の中から一つにしてみました。
どれも新鮮な食材を使っていて楽しめましたが、個人的には炒飯はピリッとしたスパイシーさがあってもよかったような。

サラワク・イスラム・ヘリテージ博物館は、Borneo Cultures Museumのすぐ傍らにあるイスラム文化を伝える博物館。
小振りな博物館ですが、表から見るより奥行きがあり、展示内容が豊富。
イスラム教が東南アジアに伝わった経緯についても触れていて、鄭和の大航海によってもたらされたものだというのがよく分かりました。
鄭和の大航海については、次のウィキペディアのページで見てみるといいですよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%84%AD%E5%92%8C

そのほかには、緻密な装飾が施された建物の一部、武器類、陶器類などの展示が見応えあり。
陶器類は一見、純中国風に見えるんですが、アラビア文字が焼き付けられていてエキゾチック。
一応説明は出てはいても、≪人物像とアラビア文字が描かれたトレイ≫くらいの説明で、書かれた意味までは分からなかったのは残念。

サラワク川南岸のウォーターフロントから一歩裏手にあるカーペンター通り (亜答街)は、中華系住民が多い道筋の一つ。
西のはずれには、中華風の親善門が立っていますが、道筋自体に派手さは無く、小さな中国寺院や中国海南省出身者の集会所、商店などが並んでいます。
規模的には200mほどで、途中からは友海街（エウェ・ハイ通り）と名を変え、そちらにはバーもちらほら。

賑やかで飲食店、土産物店が多い中華街を想像して行くと外れますが、中華系住民の日常生活が垣間見られるので、一度は通ってみるといいですよ。

パドゥンガン通り（中国語名は浮羅岸路）は中華系住民の多い通りの一つ。
通りの西端には観光客の記念撮影場所になっている猫の家族像、東端の門そばには季節ごとに衣替えされる大きな白猫の像、それに道の中間点には4匹の猫が守る猫の柱があるのもちょっとした見どころになっています。

ずらりと並んだショップ・ハウスには、バイク屋さんの隣に食堂があるかと思えば、花屋、漢方薬店、歯医者などと種々雑多な店舗が入っていて、人々の日々の暮らしを垣間見ながら歩いて行くのが興味深い道になっています。
お店の前に商売の神様を祀ってあったり、ふと覗く横道に街角アートの壁画があったりするのを見つけながら歩くのが楽しい場所。

でっかい肉まんが名物になっているフォック ハイ ティム サム カフェ（Fock Hai Tim Sam Cafe, 福海點心茶室）があるのもパドゥンガン通り。
他にも、庶民的な食事場所が点在しているので、ローカル・フードを試してみたい方はどうぞ。

James Brooke Bistro & Cafeは、ヒルトン・ホテルからだと徒歩3分もかからないサラワク川南岸のウォーターフロントに有ります。
緑の多い庭にある半露天のパビリオン風の建物で、中国風＋マレー風のインテリアがエキゾチック。
暗くなってからの照明も明るすぎず落ち着いた雰囲気になります。
お天気が良ければ、庭に面したテーブルにするといいですよ。

前回クチンを訪れた時には三日連続で食事をしたお店で、今回も早速行ってみました。
インテリアの雰囲気も、スタッフの落ち着いた応対も以前と変わらず感激。

食事内容は、マレー料理と西洋料理が半々。
私はカレー・ラクサ、同行者はチキン・カレーにしてみました。
ラクサのスープが以前よりとろみが濃くなったかな。
以前はもっとあっさりした感じだったような。
一口分けてもらったチキン・カレーの方は辛すぎないマイルドな風味でした。

トゥア・ペッ・コン （大伯公）は、サラワク川南岸のヒルトン・ホテル近くにある中国寺院。
路面から一段高い場所にあり、法面にはド派手な龍の浮彫がいくつも施されているのですぐ目に留まります。
極彩色に彩られているため新しく見えますが、創建は1770年でクチンで一番古いお寺さんという事です。
1941年に日本軍によって占領された時には、周囲の街並みは破壊されてしまったものの、ここだけは無傷だったという謂れもあるので行ってみましょう。

入口となる壽山亭と名の付いた門は目立たない場所に有るので見落としに要注意。
見学は無料です。
夕方には上記の門は閉ざされますが、門を守る門神が明かりに照らされる様子は迫力あり！

ザ・ラネー・ブティックスイートは、サラワク川南岸のウォーターフロント沿い車道に面したこぢんまりとしたお宿。
旧裁判所、ダルル・ハナ・ブリッジがすぐそばで、メイン・バザール通りの延長線上にある立地は抜群。
お部屋だけではなく、ロビーもホテル内の朝食用レストランも、モダンなアジアン・テイストを取り入れた雰囲気のいいホテルです。

私たちは初め、川が見える車道側のお部屋にしようと思ったんですが、それだとバルコニーが無いうえに、車や年越しイベントの騒音が気になりそうだったので、建物裏手の専用駐車場や町並みが見えるバルコニー付きデラックス・ツイン・スイートにしてみました。
お部屋は二人分の荷物を広げて整理しても邪魔にならない広さがあり、外の騒音も聞こえて来ず、落ち着いてぐっすり眠れたのはよかったです。

浴室には浴槽もシャワーブースも有り。
窓ガラスやシャワーブースのガラス部分は、もうちょっときれいに清掃してくれたら気分がいいのにな。
シャンプー類を置いている木の台も、たまには日に当てて乾かした方がいいかも。

お値段に込みの朝食は、数種類の中から選ぶようになっていて、私はハニー・トースト、同行者はオムレツにしてみました。
それとは別にトーストやシリアル、ジュースが置いてあるんですが、朝はしっかり食べたいという人にはちょっと物足りないかも。

一階には付属のカフェがあり、外の席で一度コーヒーを頼んでみましたが、これはおいしくなかったのは残念。
もう一つ気になったのはエレベーター。
ホテル内レストラン脇の階段を10段上った中二階から乗るようになっているので、荷物が大きかったり重かったりする人はちょっと大変かも。