lion3さんのクチコミ(6ページ)全15,982件

草津温泉の大滝に湯からすぐの高台の場所にあり、階段を上った先に公園はあります。子供向けの遊具などがある広い公園です。公園の一角には明治時代に草津に療養に来ていた人やハンセン病の人への援助をおこなったキリスト教の聖職者であるコンウオール・リー女史の銅像などがあります。高台にあるので訪れる人はあまりいなさそうです。静かな公園です。

湯畑から高泉寺へと階段を上った先の左側に小林一茶の句碑があります。大きな岩のなかに句碑が書かれたパネルのようなものが埋めこまれています。「湯けむりにふすばりもせぬ月の貌」という句碑です。一茶が故郷の信州にかける際に、知人のいる草津に立ち寄った際に詠んだ歌です。道のわきに句碑はありますが、見逃しやすい感じです。

草津温泉の大滝の湯の玄関前の広場の木々の植え込みの中に平井晩村の歌碑があります。平井晩村は群馬県出身の歌人で、草津を訪れた際に詠んだ詩です。２つの歌が書かれていますが、いずれも書き出しは「草津よいとこ」で始まり、草津節の原型になったそうです。歌碑は木々の植え込みで見にくくなっています。

ホテルはオープンして１年ほどなので部屋やロビーなどの共有スペースもきれいです。また下通アーケード街から歩いてすぐにあり、まわりは飲食店なども多い繁華街で、にぎやかで、食事、飲酒などに便利です。近くにコンビニもあります。部屋はダイワロイネットの通常の広さです。最近のダイワロイネットはトイレと浴室がセパレートされている設計なのはいいです。

草津温泉は日本を代表する温泉地の一つです。草津温泉は大量の湧出する温泉と高温の温泉が特色で、高温の湯温を冷ますために湯畑があり、これは草津らしい景観です。映像などで湯畑はよく出てきて、草津を代表する景観です。草津温泉の湯はPh２台の強い酸性泉で、体へのいろいろないい影響があるとされ、これを目当てで来ている人も多いようです。

草津温泉の湯畑から坂道や階段を上った場所（光泉寺の反対側）、歩いて数分の場所に白根神社はあります。木々の多い林の中に境内や社殿があり、湯畑のにぎやかさとは別の落ち着いた雰囲気です。社殿は立派なもので、歴史を感じます。神社の周囲は遊歩道などが整備された公園になっているので、お参りのついでに散歩にもいいです。

湯路広場は草津温泉の湯畑のまわりの御蓙の湯のすぐ近くにある広場です。バスターミナルから湯畑に入ってくるとすぐにある広場なので、湯路広場という名前が付いているようです。広場は広く、階段状になっていて、場所がらイベントなどが行える場所です。コロナ禍の今はまだイベントなどは行えにくいですが、多くの人が集まりやすい場所です。

西の河原公園のなかを西の河原露天風呂へと歩いて行く遊歩道の途中に草津ビジターセンターはあります。ビジターセンターコンクリート造りの立派な建物で、草津の自然、動植物、地形などを紹介する施設です。ただ訪れたときは建物へと入る階段には立ち入り禁止の札がありました。閉館しているような感じでした。

草津温泉の湯畑のまわりなどや温泉街にいくつかの手洗いの湯があります。蛇口から草津の温泉の湯がでるものです。手洗いの湯の近くにはここから出てくる湯についての効能が書かれています。温泉の酸性泉の殺菌効果や抗ウイルス効果が書かれていました。コロナ禍で手洗いの重要性が指摘されているので、いいことのようです。

草津温泉の湯畑の周りにある白旗の湯に頼朝宮があります。白旗の湯の湯の中に頼朝を祀った小さな祠があります。頼朝も草津に来て湯に浸かったということで、こちらに祠が造られたようです。祠の湯の周りにはお金の硬貨が多くありました。お賽銭ということでしょうか。

草津温泉バスターミナルの３階のバス乗り場の１階上の場所に草津温泉町立図書館はあります。図書館には温泉地らしい温泉関係の本や資料などもあります。バスターミナルにあるので、バス待ち時間に便利です。朝の９時に訪れましたが、利用者もおらず静かでした。

煮川の湯は湯畑から東へと１０分弱歩いた場所で、近くには地蔵の湯や大滝の湯があります。煮川の湯は三角屋根の木造の建物で目を引きます。湯船は小さく、入り口があるくらいのこじんまりとした共同浴場です。利用者があまりいないのか湯温は高めでした。狭いのでただほかに人がいると落ち着かない感じはあります。

将軍おくみ上げの湯枠は草津温泉の湯畑の湯もみショーが行われる熱の湯に近い湯畑の中にあります。木枠で囲まれていた場所が将軍への湯を運んだ草津の湯が取り出された場所です。何気に見逃してしまいそうな感じの場所ですが、ここから草津の湯を汲み江戸まで運んだということに価値がありそうです。強い酸性の湯であるのは、江戸まで運んだ価値があったと思われます。

西の河原公園内を奥の西の河原露天風呂へと歩いていくと、途中に左側に草津穴森稲荷神社はあります。遊歩道からすぐの石段を上った先に神社の社殿があります。石段には赤い鳥居が並び、小さいですが赤い社殿は目を引きます。社殿の両横にはキツネ像もあります。賽の河原と呼ばれた西の河原にこのような神社があるのは何か印象深いです。

御座の湯は湯畑に面してある入浴施設です。石の湯と木の湯の２つの大きな湯船がありますが、日ごとに男女交互に使用しているようです。石の湯を利用しましたが、湯船の木の枠が石でできています。趣にある作りです。入浴後は２階の大広間の休憩でゆっくりするのがいいです。休憩室からは湯畑がよく眺められます。夜はイルミネーションがあるので、夜に訪れるのがよさそうです。

地蔵の湯は湯畑から東へと１０分弱歩いた裏草津と呼ばれる場所にあります。大滝の湯も近くです。地蔵の湯は共同入浴場ですが、足湯や手洗い湯や顔湯なども近くにあります。地蔵の湯のすぐ近くには地蔵堂が建っています。目の病などにご利益があるそうです。顔湯は湯の蒸気を顔に当てるもので、他では見られないものなのでぜひ体験してください。

光泉寺は草津温泉バスターミナルや湯畑からもアクセス可能です。湯畑からは御座の湯の横から石段を登っていきます。石段は段数があるので、少し疲れます。石段の途中からは湯畑方面を振り返ると、湯畑の全体の素晴らしい景観が見えます。石段を上った先には光泉寺があり、広い境内があり、その奥に立派な本堂があります。草津温泉の散策コースとしていいです。

大滝の湯は湯畑から東へと歩いて１０分弱です。草津温泉で最も設備の整った入浴施設です。浴場は室内大浴場や屋外の露天風呂や４つの温度の違う湯船が並ぶあわせ湯があります。またサウナもあります。建物内にはカフェ、売店、食事処、休憩室などもあり、半日くらい楽しく過ごせます。駐車場もあるので観光客や地元の人も利用しやすいです。

西の河原大露天風呂は湯畑から西へと１キロほどの場所にあり、西の河原公園の一番奥にある入浴施設です。大露天風呂いう名に恥じない広さは３００平方メートルほどの広い露天風呂です。露天風呂も周りは塀で囲まれていて、景観がないのは残念です。湯船は全体に浅いです。無料のカギのあるコインロッカーがあります。小さいコインロッカーなので、財布、スマホなどくらいしか入りませんがあるだけでも安心です。

日没後に湯畑はイルミネーションが点灯されます。夕方の気温が下がり、湯畑からの湯けむりが増えて、紫色やオレンジ色のイルミネーションが湯けむりにあたり、独特な幻想的な雰囲気があります。観光客も湯畑の周りに集まり、にぎやかな雰囲気が増します。夜の散歩にも楽しみが増えます。