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旅好者さんのトラベラーページ

旅好者さんのクチコミ(6ページ)全6,282件

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  • 基本情報
  • ゾウの大行進に感激!

    投稿日 2023年06月29日

    アンボセリ国立公園 アンボセリ

    総合評価:5.0

    アンボセリ国立公園は、ナイロビ南東およそ250kmと比較的近く、マサイマラ国立保護区と並んで、ケニアでは人気の国立公園だと思います。広さは約400k㎡(東京23区の6割程度)ですから、それほど広くはありませんが、前身の動物保護区(Amboseri National Reserve)時代には3、248k㎡もあったそうですから、動物たちも棲みにくい世の中になったと嘆いているのかも知れませんね。
    アンボセリ国立公園といえば、キリマンジェロとゾウでした。ゾウの公園といっても良いほどゾウが多く、ゾウの背景にキリマンジェロとアンボセリの写真の定番でしょう。夕方のゲームドライブの終わる頃、夕闇の迫る中、公園に居たゾウたちがこれから我が家に帰ります!といった感じに、キリマンジェロに向かって100頭以上が1列になって長~い行進が続いた時は感動をしました。もっと明るいレンズで全体を写真に収めたかったです。
    ヘミングウェイが名作「キリマンジャロの雪(The Snows of Kilimanjaro)」を執筆したのはこのアンボセリです。書き出しは「キリマンジャロは、高さ19、710フィートの雪におおわれた山で・・・」です。現在のキリマンジェロは雪が少なくなってしまっていました。この風景では、ヘミングウェイも執筆の意欲が沸かないのでないかと思ってしまいました。
    宿泊はアンボセリ・セレナ・サファリ・ロッジ(Amboseli Serena Safari Lodge)を利用しました。マサイ族の住居をかたどったというカマボコ型をしていました。ここの敷地内にはたくさんのサバンナ・モンキーがいました。スタッフの掃除の時に入口の扉が開いていると、隙あらばと覗き込んでいるのが可愛くもありました。
    ここでは近隣のマサイ族の村を訪問できました。高く飛び上がる歓迎のダンス?で出迎えられました。住居の中を見学したり、火起こしの実演があったり、ゲームの実演があったりします。ここまでは楽しいのですが、最後に案内されるところはお土産広場です。個人主義なのか何と20軒以上が地面に敷いたゴザの上にお土産を並べていました。これでは1つくらいは買わない訳にはいきませんね。なお、携帯電話を何人も持っていてちょっとびっくりしました。現在は全員がスマホでゲームなのでしょうかね。
    余談ですが、この地域は、今はどのくらい治安が改善されているのかなと思っています。このアンボセリ国立公園へはツァボウェスト国立公園から向かいましたが、利用する道路はC103号線です。この道路の走行には銃を持った警護の人が同乗しました。Cランクの道は危ないということでした。国立公園を西に抜け、タンザニアとの国境の町ナマンガ(Namanga)を通りました。ナマンガの町中ではカメラを向けてなくても、車内のカメラが見えると、何人も険悪な因縁を付けてきました。また、後から分ったことで最悪だったのは、この町で給油をしたことです。ナイロビを通って先に向かっていると、車が時々ノッキングをし始めます。修理屋で調べて貰うと、軽油に水を加えて増量した粗悪品が給油されているということでした。ケニアの旅はなかなか生半可なところではないなぁと思い知らされたのでした。幸いなことに、その後は怖い思いをしたことはありません。

    旅行時期
    2005年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    4.0

  • ヒョウが見られる可能性が高いです。

    投稿日 2023年06月29日

    ナクル湖 ナクル湖国立公園周辺

    総合評価:5.0

    ナクル湖国立公園は、ナイロビの北西方向へ170kmくらいのところでした。ナクル湖を囲む公園で総面積220K㎡と小振りです。といっても、東京23区の1/3くらいの広さはあります。大きなナクルの町と隣接しているので周囲をフェンスで囲まれていて、ナイロビ国立公園とともにケニアでは珍しい公園でした。
    ナクル湖は、ソーダ湖を生息域とする無数のコフラミンゴ(Lesser Flamingo)が見られることで有名でしたが、水質の悪化で数が減り、代わりにモモイロ・ペリカンが増えているということでした。ここナクル湖国立公園はサンブル自然保護区と並んでヒョウに出会える可能性が高いということでした。体験からは、合計で3日の滞在で2回見られましたから、こちらの方が広くない分だけ確率が良かったです。
    この公園では、ロスチャイルド・キリンとシロサイが多く見られましたが、ともにほかのところから移入され、繁殖しているものです。生まれてまだ数日かと思われるロスチャイルド・キリンを見られて、たいへん可愛かったです。白い尾や黒い尾の長い鳥にも出会いました。白い尾の鳥はアフリカ・サンコウチョウ(African Paradise-Flycatcher)で、黒い尾の鳥はコクホウジャク((Long-tailed Widowbird)です。普段は鳥を探して見ることはありませんが、こういう美しい鳥に出会うと何か得をした気分になりました。
    宿泊はサロバ・ライオンズ・ヒル・ロッジ(Sarova Lions Hill Lodge)を利用しました。傾斜地に階段状にロッジ風の建物が並んでいました。最上段の部屋へは荷物の運び上げるのに疲れました。スタッフによる運搬がなかったので、リフトが欲しい気分でした。ここでは毎晩、トラディショナル・ダンス・ショーがありました。

    旅行時期
    2007年01月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    4.0

  • 動物は濃いと思いました。

    投稿日 2023年06月29日

    スィートウォーター動物保護区 その他の観光地

    総合評価:4.0

    スウィートウォーター私設動物保護区は、ナイロビの北210kmくらい、ケニア山の北西といったところにありました。ここは面積が約450k㎡という広大なオル・ペジェタ牧場(Ol Pejeta Ranch)の一画です。この牧場の元は、1930年頃に農場として開拓されましたが、ケニア山の西側ですから降雨量が少なくて挫折、その後、牧場として再建されて今日まで続いているとのことです。現在は、イギリスの非営利の環境保護団体の所有となっているそうです。この保護区は1988年に当時の牧場主によってクロサイの保護を主な目的として設立されたのが始まりで、現在は牧場の中の約100k㎡を占めているとのことです。
    保護区内は普通にゲームドライブが出来ました。ほかの国立公園や国立保護区並みに多くの種類の動物がいましたが、保護区内はそれ程の広さではないので、かえって動物は濃いと感じました。但し、柵の向こうに牛が密集なんていう光景にも出会しました。
    ここにはチンパンジー保護区(Chimpanzee Sanctuary)もありました。ケニアにはチンパンジーはいませんが、何らかの理由で保護の必要がある他国のチンパンジーを保護しているところです。イギリス人の動物行動学者ジェーン・グッダール博士が主宰するジェーン・グッダール研究所(Jane Goodall Institute)によって1994年に設立されたとのことです。飼育は川の中の小島の林と飼育ヤードに分かれていました。なお、この川はエワソ・ニロ(Ewaso Ngiro)川ですから、サンブル自然保護区を流れる川の上流部となります。所員の方が案内をしてくれます。訪れた時は、島には19匹、飼育ヤードには26匹が飼育されていて、飼育ヤードでは人恋しい?何匹かが柵のところまでやってきました。所員がそれぞれの名前を教えてくれます。
    また、ここでは孤児から育てられたクロサイが飼育されていました。柵のない平地で餌を食べているモラニ(Morani)君のところへ、銃を持ったレンジャーに案内されて行きました。触ると、硬い皮膚には、これまた硬い毛が疎らに生えていました。(現在は飼育ヤードが設けられたそうですが・・・)その近くに小屋があり、中には骨の標本がありました。この保護区で死んだ後のお努めなのでしょうか。毛皮も少し置かれていて、ヒョウの毛皮もありました。「どうぞ触って」と書かれていましたから、遠慮なく撫でて感触を味わいました。出口のところに、「野生動物の保護にご協力を」と書かれた寄付金ボックスがありました。もちろん感謝を込めて多めに・・・。
    ここでの宿泊は一般客が利用出来る唯一の宿泊施設/スウィートウォータース・テンテド・キャンプ(現在はセレナ・キャンプ)でした。名前の通り、常設のテント式のもので、全部で30テントあり、その内の5つが高床式になっていました。水場を囲むように緩やかにカーブを描いて並んでいて、動物出現を期待はしましたが、ゾウなどの大型の動物は残念ながらやってきませんでした。

    旅行時期
    2006年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.0

  • 地球規模の大きさを実感します。

    投稿日 2023年06月29日

    大地溝帯のケニアの湖水システム その他の都市

    総合評価:4.0

    一般的な観光ルートでグレートリフトバレーが眺められるのは2ヶ所ありました。1ヶ所は国道B3号線(Kaplong-Narok-Maai Road)上のナイバシャから少し南にある「グレートリフトバレー・ビューポイント(Great Rift Valley viewpoint)」です。地球規模のバレーとは幅が35~100kmもあるそうですから、西側の端は見えず広大な平地が拡がっているばかりでした。アクセントの様に、平原の真ん中にパラボラ・アンテナが見えました。ロンゴノットの衛星通信基地局(Longonot Earth Satellite Station)です。足元の崖地にはイワ・ハイラックスが可愛い姿を見せていました。この道路の東側に並行する国道A104号線(Nakuru-Nairobi Road) にも「リフトバレー・ビューポイント(Rift Valley viewpoint)」がありますが、利用したサファリカーはナイバシャの休憩所の場所にも関係しているのか、国道B3号線ばかりを利用していました。
    もう1ヶ所は国道B5号線(Nyeri-Nyahururu Rard)上の、ニャフルルから少し西にある「スブキア・ビューポイント(Subukia Viewpoint)」です。ここは足元の谷間にあるスブキアの町を隔てて、5~6kmくらい先にバレーの反対側かと思われる山並みが続いていました。でも、これはバレーの中程に皺の様に続いているところでした。ところで、この展望台ですが、一見しっかりしていそうですが、下から見上げると、今にも崩れそうな林立した木柱が見えました。

    旅行時期
    2005年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.0

  • ロッジの部屋から動物観察でした。

    投稿日 2023年06月29日

    ケニア山国立公園/自然林 ケニア山国立公園周辺

    総合評価:4.0

    ケニア山はナイロビのおよそ140km辺りにあり、標高は5、199mでアフリカではキリマンジェロについで2番目の高峰です。従って、近くからはどこからでも見えるはずですが、思いのほか雲に隠れていることが多かったです。何回か見た中では、アバーディア国立公園からの眺めが1番クリーンでした。ケニア山国立公園はゲームドライブをするする様な草原はありませんから、アバーディア国立公園と同じ様に、宿泊するロッジに設けられた水辺にやって来る動物を観察するものでした。宿泊はセレナ・マウンテン・ロッジ(Serena Mountain Lodge:現在臨時休業中)を利用しました。標高は2、300mくらいとのことですが、正確にはケニア山国立公園の外にありました。観察用のテラスはありませんので、部屋のベランダから眺めました。数多くやって来た動物は、バッファロー、デファサ・ウォーターバック、ブッシュバックでした。珍しいところではブルー・モンキーが居ました。また、餌付けされたオオブチ・ジェネット?も見られました。夜間に貴重な動物がやってきた時は部屋に連絡してくれるとのことでしたが、ヒョウが来たら!とリクエストしたので、もちろん呼び出しが掛かることはありませんでした。

    旅行時期
    2006年04月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.0

  • ライオンにはたくさん出会えました。

    投稿日 2023年06月29日

    マサイマラ国立保護区 マサイマラ国立保護区周辺

    総合評価:5.0

    マサイマラ国立保護区は、ケニアで、国立公園を含めて、1番有名な野生保護地区ですね。ナイロビの西方150kmくらいのところにありました。利用者の多いセケナニ・ゲートから入りましたが、ゲート前でマサイ族のしつこいお土産売りに出迎えられました。他ではこんなことはありませんでしたから、こんなことで1番有名な保護区を実感しました。ここはケニア最大のライオン棲息地なので、たくさんのライオンに出会えました。(4回のゲームドライブで、15頭くらい)但し、プライドではなく数頭ずつのグループでした。また、チーターも多かったです。公園の東側を廻りましたが、ヒョウを除けば主だった!動物たちに出会うことが出来ました。
    宿泊はタレク(Talek)川沿いのマラ・シンバ・ロッジ(Mara Shimba Lodge)を利用しました。庭先ではサバンナ・モンキーやディクディクがいました。また、タレク川畔には1m以上はありそうなナイル・オオトカゲ(Nile Monitor)も見られました。なお、ここは保護区境界に近いので、近くで山羊などを放牧するマサイ族の姿も見られました。

    旅行時期
    2005年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    4.0

  • 高温の温泉が吹き出していました。

    投稿日 2023年06月29日

    ボゴリア湖自然保護区 その他の都市

    総合評価:4.0

    ボゴリア湖国立保護区は、ナイロビの北西方向へ260kmくらい、途中の観光地・ナクル湖からでは北に100kmくらいのところにありました。南北に細長いボゴリア湖を囲む保護区で、広さは107k㎡ほどの小さな保護区です。ここの特長は湖畔の何ヶ所かから高温の温泉が吹き出ていることでした。(温泉が流れ込む湖にはフラミンゴが見られました)また、ここではケニアで唯一、グレーター・クドゥ(Greater Kudu)が見られました。(ほかで見られるのはレッッサー・クドゥです)ここで変わっていたのは、湖畔の草原にシマウマが見られましたが、同じ場所に放牧されている牛が一緒に居るのが珍しい光景でした。また、30~50cmほどのヒョウモン・リクガメが纏まってたくさん見られたのもこの保護区の特長でした。ここに滞在中、ほかのサファリカーには出会いませんでしたが、これはケニアでは初めての体験でした。ついでに、ボゴリア湖のさらに北にあるバリンゴ湖についても記しておきましょう。バリンゴ湖はバードウォッチングで有名とのことです。コテージには何種類もの小鳥がやって来たり、夜な夜なカバがバフン、バフンと大きな音を立てながら、庭の芝生を食べにやって来たりと珍しい体験が出来ました。

    旅行時期
    2006年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1日
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.0

  • アマツバメの大繁殖地でした。

    投稿日 2023年06月29日

    ヘルズゲート国立公園 ナイバシャ

    総合評価:4.0

    ナイバシャ湖の近くに、ヘルズ・ゲート国立公園(Hell's Gate NP)がありました。(ナイロビからは90kmくらい北西となります)ここはグレートリフトバレーの中ですが、その昔、ナクル湖、エレメンテイタ湖、ナイバシャ湖などが1つの大きな湖であった時に、その湖から流れ出ていた唯一の川が狭い峡谷「ンジョロワ(Ol Njorowa)」を造りだしたところとのことです。この峡谷は別名:ヘルズゲート渓谷(Hell's Gate Gorge)と呼ばれ、それが公園名になったそうです。渓谷の上部には公園のシンブルとなる大きな尖塔「セントラル・タワー(Central Tower)」がありました。その渓谷の東方はそれほどの幅のない草原となっていましたが、両サイドは高い崖が立ち上がっていました。
    この公園はゲームドライブだけではなく、自転車でも乗り入れることができるとのことでした。(肉食系の動物は居ないとは案内されていませんが・・・)シマウマやエランドなどの草食動物が多かったですが、猛禽類のヨゲン・ノスリ(Augur Buzzard)も居ました。餌となるイワ・ハイラックスなどの小動物に不自由しないのでしょうね。ここはニシヒメ・アマツバメ(Little Swift)の大繁殖地だそうで、フィッシャーズ・タワー(Fisher's Tower)などで、小さいその姿をたくさん見ることが出来ました。
    ンジョロワは、入口には石造りの立派なゲートが造られていて、トレッキングで訪れることが出来るとのことでした。しかし、コースが複雑なのでガイド付きで訪れる様に案内されていました。
    また、公園の隣接地の一画では白い煙がいくつも昇っていましたが、そこはオルカリア地熱発電所 (Olkaria Geothermal Plant)がありました。近くに行くと、配管が何本も走っていて、触ってみると温かく、地熱が伝わっているのが感じられました。なお、この発電所は日本のメーカーが建設したとのことです。

    旅行時期
    2006年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1日
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.0

  • サイの保護エリヤがありました。

    投稿日 2023年06月29日

    メルー国立公園 その他の観光地

    総合評価:4.0

    メルー国立公園は、ケニア山の東方100kmくらいのエリヤにありました。メルーといえば、映画にもなったジョイ・アダムソン(Joy Adamson)の「野生のエルザ(Born Free)」の舞台になったところです。当然、ここは野生の王国なのだと思いますよね。公園に到着して、メインとなる最北部のムレナ・ゲート(Murera Gate)を入ると、すぐに広~い柵に囲まれた「サイの保護エリヤ(Rhino Sanctuary)」があり、自然の公園なのにこれはなんだ???と思いました。
    メルー国立公園はケニア山の東側なので雨量が多く、「野生のエルザ」が出版された頃は、ビッグ5はもちろんのこと、この公園は正に野生動物の王国で、本や映画の効果もあって人気も爆上がりして、来園者も相当増えたとのことです。当時の無秩序なサファリブームは、一方で密猟の無法地帯を生み出し、動物は激減、あるいは絶滅してしまったとのことです。(例えば、3、000頭は居たというゾウは1/10に、サイ(クロサイ、シロサイとも)は絶滅)近年になって、ケニア野生生物保護局(KWS)が中心となり、他の場所からゾウ125頭、シロサイ40頭などを移住させる事業が行なわれたとのことです。「サイの保護エリヤ」は移住されたサイの定着化、増殖化を図るための公園内保護施設ということでした。もちろん、そこでは何頭ものシロサイに出会いました。(注:直近状況ではありませんが、2017年時点では61頭のシロサイ、28頭のクロサイがいるとのことです)
    公園全体が野生再生中という状況に加え、何がなんでもヒョウを探して!とリクエストしたことあってか、ゲームドライブではヒョウはもちろん、ライオンやチーターにも出会うことはありませんでした。代わりという訳でありませんが、100頭くらいのバッファローの大きな群れは印象に残りました。(もちろん、ゾウやキリンなどはたくさん見られました。)
    宿泊は高台にあって見晴らしの良いエルザ・コッジェ(Elsa's Kopje)を利用しました。ここにはイワ・ハイラックス、種類でいうとジョンストン・ハイラックス(Johnston Hyrax)だと思いますが、何匹も棲みついていて、可愛い姿を見せてくれました。
    余談ですが、アダムソン夫妻は後にナイバシャ湖畔に移り住み、保護活動を続けましたが、ご夫妻とも不幸な結末を迎えてしまいます。現在、その家が小さな博物館として残っています。

    旅行時期
    2006年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.0

  • ケニアでは貴重なヒョウに出会えました。

    投稿日 2023年06月29日

    サンブル国立保護区 サンブル国立保護区周辺

    総合評価:5.0

    サンブル国立保護区は、ナイロビから北へ350km、車で6時間くらいのところにありました。イワソ・ニロ川(Iwaso Ngiro River)を挟んで隣接するバッファロー・スプリングス国立保護区とはゲートも共通で、一体としてゲームドライブが行なわれました。なお、ほぼ隣接してシャバ国立保護区がありますが、動物は薄いということでした。
    ここサンブルはナクル湖国立公園と並んで、ケニアではヒョウが見られる可能性の高いところで、三大ネコ系のヒョウ、ライオン、チーターが見られる可能性のある保護区です。動物たちが濃い保護区として有名でしたが、しかし近年は、地球温暖化の影響があるのか、動物の濃淡の変動が大きくなっているとのことでした。是非ともヒョウに出会いたいと、サンブルには2回、合わせて6日間滞在しましたが、5日目にやっと見つけることが出来ました。運が悪かったということですが、正に執念が実を結んだ感じでした。もちろん、当方のドライバーさんからの発見の無線により、サンブルに展開中のサファリカーのほとんど?が集結したことは言うまでもありません。なお、ナクル湖国立公園は小さな公園なのでヒョウに出会える可能性が高かったです。
    この保護区では、ビッグ5ならぬ「サンブル5」と呼ばれるケニアでは珍しいグレービー・シマウマ、アミメ・キリン、ベイサ・オリックス、ゲレヌク、ソマリダチョウも見られました。また、ケニアでは初めてライオンのプライドも見られました。
    宿泊はサンブル・ゲーム・ロッジ(Samburu Game Lodge)を利用しました。ここでは目の前のイワソ・ニロ川に棲息する大きなナイル・ワニが餌付けされていて、毎夕方になるとレストラン前(もちろん、柵があります)にたくさん上陸してきて、ワニ園の様な状態になっていました。また、対岸にはヒョウの餌だという肉が木に吊されていましたが、滞在中にはその姿を見る機会には恵まれませんでした。

    旅行時期
    2007年01月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    4.0

  • ロッジの中から動物観察をしました。

    投稿日 2023年06月29日

    アバーディア国立公園 アバーディア

    総合評価:4.0

    アバーディア国立公園はナイロビより北へ160kmくらい、ケニア山の南西90km辺りにありました。この公園は標高2000m以上の高原地帯で、動物探索のゲームドライブはなく、ロッジの前に設けられた水飲み場にやってくる動物たちをロッジのテラスや部屋などから眺めるというところでした。1階にも小振りな観察室があり覗き窓がありました。この水飲み場には夜も照明が当てられていました。夜行性の動物も多いので、貴重性の高い動物が現れた時は、寝ていても客室内のブザーで、1回:ゾウ、2回:サイ、3回:ライオン、4回:ヒョウと報せてくれるとのことでした。(ブザーはオフにしておくことも出来ました)なお、ゾウは明るい内にやってきましたが、夜にブザーが鳴ることはありませんでした。珍しいところでは、暗くなってスミスアカウサギ(Smith's Red Rock Rabbit)と思われるウサギを見ることが出来ました。他では見たことがありませんが、こんなか弱そうな動物も思わぬところに居るのですね。
    宿泊はジ・アーク(The Ark)を利用しましたが、建物はノアの方舟をイメージしているとのことでした。ジェネット・キャットが餌付けされていて、フラッシュは焚けませんが、間近に見ることが出来ました。景色としては東方のケニア山も見られました。
    ここの利用で変わっていたのは、チェックインは国道に近いアバーディア・カントリー・クラブ(庭にはイボイノシシなどの草食動物が居ました)で行い、大きなスーツケースはここに預け、宿泊に必要な荷物だけを持って、ロッジからの迎えの車に乗り換えたことです。途中、現れたゾウなどを見ながら、約30分で到着しました。

    旅行時期
    2005年04月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    4.0

  • ケニアでもっとも優雅なカバに出会えました。

    投稿日 2023年06月29日

    ツァボウエスト国立公園 ツァボ国立公園周辺

    総合評価:5.0

    ツァボウエスト国立公園は、ナイロビの南東240km辺り、インド洋沿いのモンバサとの中間辺りにありました。この公園では意外?にも噴火や溶岩の痕跡が多く見られました。隣のツァボイースト国立公園と合わせるとケニア最大の野生保護区域で、面積は11、747k㎡もあり、日本の四国よりも広いエリヤです。
    この公園のもっとも印象的な観光スポットはムジマ・スプリングス(Mzima Springs)です。伏流水で形成された大きな池にたくさんのカバが棲んでいました。もちろん、夜な夜な餌を食べに近隣に出掛けていきますが、昼間はこの池でのんびりとしているので、優雅に過ごすカバに出会えました。ここではサファリカーを降り、(万が一に備えて)銃を持った公園レンジャーに案内されて、池中に設置された展望塔まで行きました。
    この伏流水は40kmほど北のチュル山塊(Chyulu Hills)とその途中のシェタニ溶岩流(Shetani lava flow)に染み込んだ雨水の伏流水とのことです。昔はキリマンジャロからの伏流水だといわれていて、レンジャーは何度もキリマンジャロの伏流水だと説明していました。それの方が夢がありますよね。ここ豊富な湧出水はモンバサの上水道の水源地になっているのだそうです。
    この公園は赤ゾウ(ピンクゾウ)が有名です。ツァボに広く分布している赤土(ラテライト)の土で砂浴びするからです。この公園で初めて見た時はこれが赤ゾウだ!と興奮しましたが、ほかの公園でも赤土があるところでは赤ゾウが見られました。英文には「Pink Elephant」と書かれているものがありますが、ピンクに見えることはありませんでした。また、この公園のオス・ライオンは鬣がないとのことで、是非、見たかったのですが、残念ながらライオンには出会えませんでした。
    宿泊はキラグニ・セレナ・サファリ・ロッジ(Kilaguni Serena Safari Lodge)を利用しました。ロッジのレストラン前方には水飲み場が設けられていました。明るい内は鳥とかモンキーとかがやって来ていましたが、夜になると、バッファローやゾウなどがやって来るので、夕食を摂りながら大型動物たちの水浴びや水飲みの様子が眺められました。なお、キリマンジェロの眺めといえばアンボセリ国立公園が有名ですが、ここツァボウエストからもその雄大な姿が眺められました。

    旅行時期
    2005年04月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    4.0

  • 出雲大社:御慈愛の御神像

    投稿日 2023年05月29日

    出雲大社 出雲市

    総合評価:4.0

    皇后陛下の御歌の石碑の並びに、御慈愛の御神像がありました。あの有名な「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)」のシーンです。横に童謡の歌詞の石碑が置かれていて、思わず口ずさんでしまいました。大国主大神は我々の苦難や悩みが入った袋を担いでいます。今は悩みの多い時代ですから、袋はもっと膨らんでしまいそうです。

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    見ごたえ:
    4.0

  • 出雲大社:出雲大社教祖霊社

    投稿日 2023年04月29日

    出雲大社 出雲市

    総合評価:4.0

    参拝者大駐車場を西に出た通りで、千家国造館に向かう途中に出雲大社教の祖霊社がありました。訪れる人は少なかったですが、なかなか見応えのある大きな建物でした。時の出雲大社大宮司の千家尊福によって1875年(明治8年)に創建され、1886年(明治19年)に現在地に移ったとのことです。百数十年を経って、建物全体に重々しさが出てきていました。ここは亡くなった後の御霊がその家の守護神として鎮まって戴ける様に、大国主大神さまにお願いをするところだそうです。一般庶民は何となく?死後は仏教のお世話になることが多いのですが・・・。なお、北島国造館の方には小振りな出雲教の祖霊社がありました。

    旅行時期
    2022年11月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    見ごたえ:
    4.0

  • アプローチは極端に細い道でした。

    投稿日 2023年04月09日

    対馬藩お船江跡 対馬

    総合評価:5.0

    お船江の正面側に、グーグルの地図に対馬藩お船江跡鑑賞地と書かれたところがありました。その一帯は広さがあるのですが、そこに至る道が軽自動車専用の様な細い道でした。(車の警告音が鳴りっぱなしです)道路横にある家にも迷惑が掛かりそうで気が引けました。観光スポットとして別の進入路を造って貰えると良いのになぁと思いました。

    旅行時期
    2022年11月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    見ごたえ:
    5.0

  • 内部、外部に木が多用されていました。

    投稿日 2023年03月30日

    竹田市総合文化ホール グランツたけた 竹田

    総合評価:4.0

    竹田市総合文化ホール・グランツたけたは、大野川の支流である玉来川の蛇行の跡となる地形のところにありました。場所としては玉来地区となります。復興事業の1つとのことです。元は、竹田市文化会館があったところですが、2012年(平成24年)の九州北部豪雨による、周辺一帯に多大な被害が発生した大洪水により、被災して閉館になっていたところに、2018年(平成30年)に新築されたものです。内部、外部に木を多く採用されているので柔らかさを感じさせます。なお、設計は香山壽夫建築研究所(公共施設を多く手掛けている様です)とのことです。大ホールとなる「廉太郎ホール」の収容人員は713人とのことですから、地方都市に造られる施設の標準的な規模の様に思います。

    旅行時期
    2022年05月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    見ごたえ:
    4.0

  • すぐ近くに、猛将・佐久間盛政の菩提寺がありました。

    投稿日 2023年03月30日

    岡藩主おたまや公園 竹田

    総合評価:5.0

    岡藩主おたまや公園のちょっと西側に、猛将として名高い佐久間盛政の菩提寺である英雄寺がありました。戦国時代の好きな方にはお参りのお勧めどころです。佐久間盛政は主には信長、そして柴田勝家に仕えて活躍した武将ですから、一見、岡藩には縁がなさそうですが、実は初代藩主・中川秀成の正室である虎姫の父だったのですね。このお寺は、佐久間盛政の菩提寺として、1644年(寛永21年)に2代藩主・久盛(虎姫が生母)によって創建されたものです。
    ところで、そもそも賤ケ岳の戦いでは、佐久間盛政は柴田軍側、中川秀成の父・中川清秀は羽柴軍側で直接戦い、清秀は敗れて戦死をしています。佐久間盛政は賤ケ岳の戦い後、秀吉からの家臣要請を断り、また、切腹も断り斬首を希望したと伝えられていますね。寺名は佐久間盛政を英雄として讃えたものなのかなと思いました。なお、英雄寺の山号は龍泉山で、曹洞宗のお寺さんです。

    旅行時期
    2022年05月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    見ごたえ:
    5.0

  • 出雲大社の勅使館。

    投稿日 2023年03月30日

    出雲大社 出雲市

    総合評価:4.0

    銅の鳥居の手前に、社務所(お札など扱っているところは別)、斎館、そして勅使館と並んでいました。それぞれは廊下で繋がっているとのことです。勅使館は大きな神社では目にしますが、出雲大社の勅使館は1933年(昭和8年)に竣工したとのことです。5月14日に始まる大祭礼の初日には勅使を迎えた例祭があり、天皇陛下からの御幣物が本殿に供えられるとのことです。なお、お隣の斎館は、神職が祭礼、神事の前に心身を清めるなど準備をするところだそうです。

    旅行時期
    2022年11月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    見ごたえ:
    4.0

  • 長崎県最大の前方後円墳です。

    投稿日 2023年03月30日

    双六古墳 壱岐

    総合評価:5.0

    南北の国道382号線と東西の県道174号線の合流点の南東部のところに、前方後円墳の大きな双六(そうろく)古墳がありました。入口は国道からと県道からの両方にありました。壱岐の大型の古墳は6世紀後半から7世紀初めにかけて、前方後円墳2基、続けて、円墳4基が相次いで造られていて、いずれも当時の首長の墳墓と考えられています。この双六古墳は6世紀後半に、標高100mの丘陵地帯に対馬塚古墳についで2番目に築造された前方後円墳とのことです。、しかも、長崎県では最大の前方後円墳だそうです。全長は91mで、後円部の直径は43m、高さは10m、前方部の長さは48m、最長幅は36m、高さは5mです。横穴式石室は全長11mとのことです。この古墳からは、金銅製馬具、二彩陶器、新羅土器、陶質土器など貴重な品々が多数発掘されたとのことです。

    旅行時期
    2022年11月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    見ごたえ:
    5.0

  • 長湯地区には桑畑湧水がありました。

    投稿日 2023年03月11日

    竹田湧水群 竹田

    総合評価:4.0

    長湯地区には桑畑湧水がありました。長湯温泉ですから炭酸水かと思うところですが、まったくの真水です。湧出量は多そうに感じました。ガラスで出来たオブジェがあり、本来はその上部から湧水が流れ落ちているのでしょうが、訪れた時は止まっていました。軟水とのことなので珈琲でも入れたいところでした。訪れた時は誰もいませんでしたが、いくつも利用の注意書きが置かれていましたから、地元の人以外の利用者も多いのだろうと思いました。

    旅行時期
    2022年05月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    3.0
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    5.0

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