竹田市総合文化ホール グランツたけた

竹田市総合文化ホール・グランツたけたは、大野川の支流である玉来川の蛇行の跡となる地形のところにありました。場所としては玉来...  続きを読む地区となります。復興事業の１つとのことです。元は、竹田市文化会館があったところですが、２０１２年（平成２４年）の九州北部豪雨による、周辺一帯に多大な被害が発生した大洪水により、被災して閉館になっていたところに、２０１８年（平成３０年）に新築されたものです。内部、外部に木を多く採用されているので柔らかさを感じさせます。なお、設計は香山壽夫建築研究所（公共施設を多く手掛けている様です）とのことです。大ホールとなる「廉太郎ホール」の収容人員は７１３人とのことですから、地方都市に造られる施設の標準的な規模の様に思います。  閉じる

投稿日:2023/03/30

廉太郎ホールとの愛称が付けられた大ホールは、楽聖の名に恥じないように音響には拘ったそうです。ヤマハが担当し、「豊かな空間を...  続きを読む作る高い天井」と「響きを作る大きなエアボリューム」、「多くの直接反射音を生み出す内装壁」など残響にこだわる設計で、これらはすべて響きの良さを生みだすのだそうです。そのほか、竹田の方言「来なあえ（お越しください）」の響きから「キナーレ」と愛称の付けられた多目的ホールを始め、木柱回廊、木柱大広間と内部には木材が多用されています。（外装にも一部木材が使われています）木材は竹田の主要産業なので多く使用されたそうです。  閉じる

投稿日:2023/03/07