ハンクさんのクチコミ(9ページ)全785件

中部国際空港から仙台空港への移動の待ち時間に軽い昼食をとるため立ち寄った。空港ターミナル中央のエレベーターで4階へ移動し右側にある。
カレーうどんが名物で、様々な組み合わせのメニューがある。カレーうどん単品で900円、軽いランチには十分である。やや辛めのつゆが美味しい。その他名古屋名物のきしめん、味噌カツ、串カツなどの選択肢もあり、空港という特性か待ち時間が短く安心である。

金山周辺を散策中に小腹がすいたので、博多ラーメンの看板にそそられて立ち寄った。博多から直送の細麺と豚骨スープの長浜ラーメンはなかなか美味しかった。ランチタイムメニューの長浜ラーメンとミニチャーハンセットを注文、適量で味付けもよい。メニューは各種あり、家族連れにもお勧めできる。

石巻に新たにオープンした音楽ホールでの仙台フィル、山形響合同演奏会を聴くため石巻市を訪問、石巻駅に立ち寄った。仙台からは快速列車で1時間で到着する。
もちろん大震災により深刻な被害を受け、復興途上の町だ。この駅には石ノ森章太郎の第二の故郷（出身は宮城県登米郡石森町）と言われるそうで、駅や周辺にサイボーグ009のオブジェがあちこち立ち並んでいる。また新装なった駅舎には、アニメのキャラのステンドグラスが設置されており印象的だ。

福島市滞在中の休日、二本松市にある智恵子の生家と記念館を訪れた。福島市中心部から国道4号線を走って約1時間、案内看板を目印に走れば迷うことはない。入場料は410円。
ここを訪れて、初めて高村光太郎の「智恵子抄」を読んだ。精神を病み、若くして世を去った智恵子への思いがつづられている。智恵子の生家は安達太良山と阿武隈川を望む造り酒屋、昔ながらの家屋が市によって修復、維持管理されている。また、その隣には智恵子記念館が建てられ、自筆の原稿や紙絵が展示されている。

日立システムズホールで仙台フィル演奏会の前に時間があったので、隣接するスリーエム仙台市科学館を訪れた。大人は入場料550円。1990年開館した仙台市立の科学館で、2013年提案型施設命名権の導入が行われ、住友スリーエムが1年間につき100万円の3年契約という条件でこれを取得している。
入場してまずマンモスやナウマンゾウの化石、象の骨格標本、そして天井から吊られた大きなグライダーが目に入る。操縦桿でフラップを動かせる飛行機、ソーラーカーの展示、大きなシャボン玉の中に入れる装置など、実験や工作を体験できるチャレンジ・ラボもあり、子供が科学に興味を持つように工夫されている。

福島市滞在中の週末、定義如来　西方寺を参拝した。福島市から東北自動車経由で車で約3時間、仙台市中心部からは約1時間、至る所工事中で、道は狭い。駐車場は3か所あるがどこも混んでおり、多くの参拝者で賑わっていた。
今から800年ほど前、平重盛は中国径山寺に寄進し、阿弥陀如来の宝軸を送献された。その後平家は壇ノ浦で敗れ滅亡、重盛の重臣平貞能（さだよし）が「定義」と名を改め、宝軸を守ってこの地に隠れ住んだ。1706年、早坂源平衛がこの地に西方寺を開山、この如来の宝軸を祀っている。境内は広く、山門、本堂、五重塔、貞能堂、延命地蔵、子育観音、天皇塚とご神木の連理のケヤキなど多くの堂宇や像がある。建築物は昭和以降に再建、新築されたものであるが、五重塔など本格的木造で見ごたえがある。

福島市滞在中の週末、定義如来　西方寺に行く途中で大倉ダムのすぐ横を通った時に車を停め、立ち寄った。至る所工事中で、道は狭い。
1961年の完成、高さ82ｍ、長さ323ｍ、仙台地域の水源になっているダム。今年9月に黒四ダム（1963年完成、高さ186ｍ、長さ492ｍ）を訪れたばかりで、スケールは比較にならないが、ダブルアーチ式コンクリートダムという日本で唯一の形式、堤体の上を歩いて中央まで行くとその形状がはっきりとわかる。

福島市滞在中の週末、秋保大滝の手前にある慈眼寺を車で訪れた。福島からは東北自動車道経由で約2時間、仙台市内からは車で1時間ほどの距離。
慈眼寺は、塩沼亮潤大阿闍梨が修験道発祥の地、奈良県大峯山において一日48キロ、1000日間を歩く「大峯千日回峰行」と、9日間飲まず・食べず・寝ず・横にならずの「四無行」を満行し、2003年に開山された。寺自体は新しいが、本堂など木造の立派な造り。毎週日曜日午後１時より、塩沼亮潤大阿闍梨による護摩祈祷と法話が開催される。

福島市滞在中の週末、秋保大滝の手前にある秋保神社を車で訪れた。福島からは東北自動車道経由で約2時間、仙台市内からは車で1時間ほどの距離。秋保街道を西に走ると、大きな鳥居が目に入り駐車場に車を停める。山門をくぐり参道を歩いて本堂まで約5分。
境内には「勝負の神」と書かれた白いのぼりが立ち並んでいる。平安初期の808年、坂上田村麻呂がこの地を訪れ創建、諏訪大神の御霊「戦の神」を賜り諏訪神社となり、その後明治天皇の勅命で社号を諏訪神社から秋保神社に変えた。また「子宝和合の神（縁結び）」は興味深い。また仙台出身の羽生結弦選手も参拝したそうだ。

福島市滞在中の週末、紅葉の盛りは過ぎていたが、宮城県と山形県の県境手前に位置する秋保大滝を車で訪れた。福島からは東北自動車道経由で約2時間、仙台市内からは車で1時間、秋保温泉からは30分の距離。
秋保大滝は蔵王連峰から流れる名取川の上流部、幅6ｍ、落差55ｍの豪快な滝で、この規模であれば日本の滝百選は当然としても、日本3大名瀑のひとつ、には異論もあろうかと思う。駐車場から秋保不動尊の鳥居をくぐり境内を進み、石段を降りて5分ほど歩いて滝見台から滝を見下ろすことができる。

福島市滞在中に紅葉狩りのため白河市を散策、南湖公園に隣接する翠楽苑を訪れた。入園料は350円、呈茶とのセットでは850円。
南湖公園を市民に開放した松平定信（楽翁）が、伝統的な池泉回遊式日本庭園に基づき造営した。園内を一望できる「松楽亭」や、南湖・関山を借景できる茶室「秋水庵」があり、呈茶も楽しめる。｢翠楽苑｣の名称は南湖の緑に通じる｢翠｣に、｢楽｣の一字を入れ名付けられた。京都の名園に佇んでいるような気持にさせられた。

紅葉狩り目的で裏磐梯を訪れた。雨のため五色沼を散策することは断念したが、車で5分ほど走ったところに磐梯山噴火記念館を見つけ立ち寄った。
この記念館は磐梯山が1888年に大爆発した100年後の1988年に、桧原湖の南側に建設された。１階の入り口奥には、磐梯山が爆発した瞬間の映像が床の振動を伴って再現され迫力がある。爆発後の惨状、水没した村、鉱物、写真などの資料やビデオなどを使って展示されている。学術的にも価値が高い、訪れる価値のある記念館だ。

福島市滞在中の週末、紅葉狩り目的で会津若松市を散策した。鶴ヶ城へ向かう手前にある福島県博物館を初めて訪れた。会津若松駅からは徒歩10分、鶴ヶ城からは5分の距離である。
1986年に開館した県立の博物館で、福島県の古代から現代までの歴史、民俗資料、自然資料などが展示されている。中でも竪穴式住居の復元や原山出土の埴輪は興味深く、道具や衣装を体感できる体験学習室もある。周囲は紅葉が見事であり、春は桜の名所でもある。

福島市滞在中に紅葉狩りのため白河市を散策、南湖公園に隣接する南湖神社を参拝した。今年の大河ドラマの主人公渋沢栄一ののぼりが立てられ、南湖神社創建に尽力したことが掲示されていた。
江戸幕府8代将軍徳川吉宗の孫であった松平定信が白河藩の藩主になった時、天明の大飢饉が発生、しかし彼の采配で危機を乗り切り、領民から餓死者は一人も出さなかったとのことから、名君とたたえられている。又、日本最古の公園である「南湖」を築庭し、身分の分け隔てなく一般市民に開放した。これらの偉大な功績を称えたいと思う白河市民や、松平定信を崇敬する渋沢栄一が尽力し、1922年竣工した。

紅葉狩りのため、福島から南湖公園までドライブした。国道4号線で約2時間、有料の東北自動車道を走るともう少し早く到着できる。
南湖公園は1801年、白河藩主松平定信が築造した日本最古といわれる公園。湖畔には吉野桜、松、嵐山の楓などが移植され、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の美しい風景を堪能できるように作られた。公園内に日本庭園の翠楽苑、南湖神社が隣接している。なお、今大河ドラマで話題の渋川栄一が南湖神社の造営に尽力したという。湖畔の茶店では名物の南湖だんごを楽しめる。

名古屋駅へ出かけたついでに円頓寺界隈を散策した。昔ながらのアーケード街であるが、さびれてしまった、という印象をぬぐえない。コロナの影響もあるだろうが、名古屋駅に近いという地の利を生かして再生して欲しいものだ。
円頓寺はアーケードのほぼ真ん中にあるが、目立たないうえに、鉄筋コンクリート造りの由緒あるようには見えない寺だ。しかし、尾張藩徳川家ゆかりの寺で、名古屋城天守閣棟木の余材で造られたという、藩主義直公の側室から寄進された鬼子母神像が安置されている。毎月18日に公開されているという。

名古屋市千種区観光パンフレットという冊子が発行されているのを見つけ、そこに記載されている相応寺を訪れた。日泰寺など寺院が多く立地するエリアとは知っていたが、相応寺が徳川家ゆかりの寺であることを初めて知った。
相応寺は浄土宗の寺、1643年に尾張藩初代藩主徳川義直が生母相応院お亀の方の菩提を弔うために創建、その後義直自身も当寺で供養された。境内は狭く、高低差のある地形の中に山門、中門、本堂、小さな池と庭園など一式配置されている。訪れる人は少ないようで、静寂の中にひっそりと佇んでいる。

名古屋市内を散策、若宮大通にある政秀寺初めて訪れた。地下鉄矢場町駅から徒歩10分の距離。信長のお付として知られる平手政秀の菩提寺である。鉄筋コンクリート造りの何の変哲もない寺であるが、その歴史を知れば戦国ファンには見逃せないスポットだ。
臨済宗妙心寺派の寺院。1553年、信長が自分の素行不良をなげいて諌死した平手政秀の菩堤を弔うため、小牧山の南に創建、沢彦和尚を開山とした。1584年の小牧・長久手の戦いで焼失し、その翌年清須に再興された、1610年の清須越で現在の地に移設された。本尊は木造十一面観世音菩薩坐像であるが、通常参拝はできない。

名古屋市内を散策、若宮大通にある若宮八幡宮を参拝した。地下鉄矢場町駅から徒歩10分の距離。名古屋市民にとっては熱田神宮の存在が大きく、その名にはなじみがあるが規模ははるかに小さく訪れる人も多くはない。
社伝によると、文武天皇の時代に那古野庄今市場に創建された。923年に再興され、1532年信長の父信秀が那古野城を攻めた際焼失、1539年に再建された。その後、秀吉が社領二百石を寄進、1610年天下を手中にした家康が名古屋城築城に際し現在の地に遷座した。武神の神・外敵防護・領内鎮護の神として、武将の厚い信仰を受け、尾張藩二代藩主徳川光友は1664年に社殿をはじめその他の造営を行った。

松尾芭蕉の出身地と言われる伊賀上野を散策、上野天満宮を訪れた。伊賀鉄道広小路駅より徒歩3分、芭蕉翁生家や菩提寺の愛染院からも近い。
全国にある菅原道真公を主神とする神社のひとつ。1581年藤堂高虎により城下町が建設された時、城郭鎮守として祀られた。俳聖芭蕉は処女作『貝おほい』一巻を社前に奉納し自らの文運を祈願した場所と言われる。