実結樹さんのクチコミ(35ページ)全1,044件
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投稿日 2017年01月29日
総合評価:3.5
地下鉄の烏丸御池駅を降りて徒歩10分。
朝日新聞社の角を曲がった柳馬場通に面してお宿はあります。
21:00頃の到着だったので、やわらかい灯りに照らされた玄関は古都の宿の風情がより際立っていました。
宿泊したのは「黒沢の間」。
言わずと知れた、黒沢明監督がこの宿でいつも泊まっていたお部屋です。
じゃらんからだと部屋指定が出来ないのですが、楽天トラベルなら「黒沢の間」として予約が可能でした。
他にも5部屋ほど客室はあるようですが、この宿に泊まるなら是非「黒沢ルーム」に泊まってみたかったのです。
一人泊でもOKで1泊朝食付き19,440円。カードはNGです。
部屋は母屋の急な階段を上った先にある二間続きの和室。
洗面所は庭を見下せる縁側の端に付いています。
部屋を出た廊下の先には専用の洗浄式トイレ。
お風呂はタイル張りの少し大きめの家族風呂が1階にありますが、チョッと外の空気に当たらないと行けない造りになっています。
黒沢ファンの外国人の宿泊者も多いそうで、骨董的な関係書や玄関には監督直筆の絵コンテや書なども掲げられていました。
また、御主人が物作りがお好きで、館内にはお手製のティッシュボックスや灯りなどが沢山ありました。
朝食は7:30~可能なので、一番早い時間でお願いしました。
部屋食でも可能と言われましたが、食事の場所は坪庭の見える1階の居間?です。(その部屋には宿泊は出来ないそうです。)
部屋に入って予めセットされたお膳を見た時、このあと湯豆腐鍋でも来るのかな?と思ったのですが、追加で出て来たのは茄子の田楽だけでした。
朝食としては十分ですしお腹も一杯にはなったのですが、ここの半分の宿泊料の片泊まりのお宿でも目を見張るような朝食のお膳を体験してしまっているので、正直、拍子抜けといった感じは否めませんでした。
宿代は黒沢監督が寝泊まりしたのと同じお部屋で1晩過ごせた貴重な時間と空間へのお支払だと思います。
部屋に金庫は無くても構わないのですが、お茶や冷水のポットが有ればなお良いと思います。
女将さんも御主人もお客様をもてなそうという親切な対応は気持ちのいいものでした。
2017/1/19(木)- 旅行時期
- 2017年01月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 20,000円未満
- アクセス:
- 3.5
- 御池通りのバスの便はあまり良くないので地下鉄を利用すると、烏丸御池駅から徒歩約10分かかります
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 片泊まりのお宿で2万円でお釣りがコインです。この値段なら1泊2食でもOKの宿は沢山あると思います。
- 客室:
- 4.0
- 黒沢監督が愛したお部屋の雰囲気が堪能できます。古き良き昭和の時代を彷彿とさせられて趣はあります
- 接客対応:
- 4.0
- 女将さんも御主人もフレンドリーで和みます。
- 風呂:
- 3.0
- カランは洗い場に二つあります。トリートメントが無いので持参を。タオルは好きなだけ使えます。
- 食事・ドリンク:
- 2.5
- 宿泊料の割にはチョッと不満です。
-
投稿日 2017年01月28日
総合評価:4.5
宿は烏丸通から一本西に入った諏訪町通に面しています。
烏丸松原のバス停から徒歩2~3分と交通の便も悪くはありません。
周りは普通の市街地なのですが、ここだけが時代から取り残されたような昔ながらの風情を醸し出している静かな佇まいです。
泊まったのは中庭に面した一階の10畳+3.5畳の「菊の間」。
このお宿で一番広いお部屋ですが一人泊でも受け付けて貰え、一泊朝食付きで12,900円です。
前泊の石原旅館を後にして朝から荷物を預かって貰いました。
終日観光をしてから祇園で夕食を済ませて戻ったのが21:30。
女将さんは和服を着こなして迎えてくれました。
ウェルカムで「お抹茶と和菓子を」と言われたのですが、お腹一杯だったので辞退してしまいましたがやっぱり頂けば良かったと後悔。
部屋にはエアコンの他にガスストーブもあり、13.5畳のお部屋は暑いくらいに暖まっていました。
部屋に座ると女将さんがこの宿の成り立ちや先代の女将の苦労話などを手短に話してくれたので、お部屋への思いが一層深まりました。
一番驚いたのは中庭に面した廊下の1枚ガラス窓の大きさ。
今なら当たり前でも建築当時では大変高価であったろうと想像されます。
登録有形文化財の認定委員さんも驚いていたそうです。
お風呂は檜のお風呂と今風の家庭サイズのが2か所あって、グループ毎の貸切です。
入る時は帳場に声を掛けて使います。
お客が入った後は女将さんが点検して次の客に使って貰っていました。
洗面所は1階と2階にあり、寒くないようにヒーターも設置されています。
脱衣所に置いてあるタオル類は好きなだけ使えます。
朝食は一番早い時間で7:00~OK。
若女将も手伝って給仕されます。
焼きたての鮭の切身が甘塩で脂が乗っていて美味しく、その大きさが普通の倍です。
これだけで御飯が2膳イケてしまいそうなほどのボリュームでした。
夕朝刊とも読売新聞が届きますが、外国人には英字新聞が戸口に差し入れられてありました。
テレビが部屋の角の天井に近い高さに据えられていて見ていると首が痛くなりそうだったので、違い棚のあたりに置けばいいのに…とは思いましたが。
御多分に漏れずここもニーハオ様がお泊りになられていました。
私の部屋の隣がジャパニーズスタイル(檜)のお風呂場だったので彼らは喜々として入っていましたが、まあ、こういう町家ですから、中国語だけではなく日本語も人の足音も咳払いも聞こえるのは仕方ありません。
京都の片泊まりの町家のお宿もあちこち行きましたが、ここはまた来てみたいと思えるお宿のリストにエントリーです。
2016年からミシュランの☆を獲得していますが、そんなことは抜きにしてお勧めのお宿です。
2017/1/20(金)- 旅行時期
- 2017年01月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 15,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- 烏丸松原のバス停からすぐです。地下鉄五条駅からでもそんなに遠くはありません。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 一人泊でも受け付けて頂け、13.5畳の広々としたお部屋で朝食付きで12,900円。
- 客室:
- 5.0
- 元は薬会社の社長さんが金に糸目を付けずに作らせた家だそうです。相続税対策で手放したのを先代の女将が購入したと聞きました。
- 接客対応:
- 4.5
- 女将さんが親切です。和みます。
- 風呂:
- 4.0
- 2つの家族風呂があり交代で入ります。タオル類は好きなだけ使えます。
- 食事・ドリンク:
- 4.5
- 朝御飯は満足のいく品数と味です。素泊まりではなく是非朝ご飯も召し上がって下さい。
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投稿日 2017年01月26日
総合評価:3.5
八坂神社の門前に列をなすお店として有名です。
2か月前からネットや電話で予約は出来ますが、予約客といえども当日10:50までに店の前まで行っていなければなりません。
京都のお宿でゆっくり朝御飯を食べていたら、11:00前のお腹は未だ空席が無いんですけれどね…
電話で予約しておいたので入口の記名台には既に名前と人数が書き込まれており、私は上から3番目でした。
予約のない客はその下に順次書いていきますが、平日の金曜日にも関わらず開店前から長蛇の列です。
電話で予約したのは10日前でしたが、第1希望の1/21(土)はとうに満席で、仕方なく1/20(金)に予定を変更しました。
開店前の行列に並んでいる時から予約順にメニューを渡されて事前にオーダーを取られます。(少~し、事務的!)
開店時間になるとまたまた順番で店の中に招き入れられます。
1階は板さんの手許が見られるカウンター席。
私は2階の八坂神社の西楼門が見える窓際のカウンター席に案内されました。
一人でも抵抗なく利用できるお店の形態です。
入店順にお料理が運ばれて来ます。
一番品数の多い「儀兵衛の三色御膳」に惹かれたのですが、今夜もまた祇園での御馳走が控えているので「京赤地鶏のもも肉から揚げ御膳」(税込1,620円)+ 玉子かけご飯用生たまご「美山の子守唄」(税込200円)でお願いしました。
御飯は土鍋で炊いているのが店先からも見ることができます。
焚き上がって10分以上経った御飯は提供しないのがお店のポリシーとのこと。
鶏唐はカラッとジューシーに美味しく揚がっているのですが、何せ未だお腹があまり空いていないので、流石の私も今回ばかりは少し残してしまいました。
だって、予めよそられてくる御飯がお茶碗に山盛りなのです!
しかも、お代わりした時だけ「おこげ」が頂けるので、そこまで辿り着こうと頑張ったらお腹はパンパン。
玉子かけごはんは和食の極みかも知れません。
刺身や煮魚や揚物なんか要らないので、生玉子とお醤油とご飯が有れば却ってそれで十分かと思いました。
こちらの店は値段もそこそこ手頃だし、八坂神社門前の一等地に位置しているので、どうしても注目の的になるお店なのだと思います。
片泊まりの宿で女将さんがおばんざいと共に出してくれた御飯にはもっと感動したものが有ったように思います。
予約して行くなら朝ご飯は抜いて行きましょう!
滞在時間は1グループ40分までに願いたいとの注意書きもあったくらいですから回転は悪くはないのですが、一巡目の私が食べ終わって外に出た時も長蛇の列に変わりはありませんでした。
席数もそんなに多くはない小さなお店です。
1月の平日でもこれですから、予約無しの場合は余程覚悟して行ってください。- 旅行時期
- 2017年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 一人当たり予算
- 2,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 3.5
- 観光客向け度:
- 4.5
-
投稿日 2017年01月25日
総合評価:4.0
京都三大老舗旅館は麩屋町通に面して集約されています。
いずれも敷居の高いお宿ですが、どうせ泊まるならここは奮発して“一生に一度”の贅沢を味わってみるのも一興かと思います。
和風旅館は二階のお部屋より、一階のお庭を目線で堪能できるお部屋の方が格上です。
実際に宿泊したのは十年も前なのですが、こういう伝統的旅館のおもてなしには多分そんなに変化は無いとは思います。
炭屋では“七”の付く日に茶室で宿泊者を対象にしたお茶会が催されます。
なので、紅葉の時季の11/17に10ヶ月も前に予約を入れました。
お茶会は夕飯の後、気負うことのない雰囲気で同宿のお客さん5~6人と共に気軽に体験させて貰えました。
でも、紅葉にはイマイチ早く、11/27の方が良かったかなとも思いました。
お部屋には勿論お風呂も付いていましたが脱衣所は無く、几帳が設えられていてその陰で着替えをしたのが印象的でした。
今回、宿泊ではなかったので宿の外観しか撮影出来ませんでしたが、ここもやはりニーハオ様家族が玄関先で他の撮影者の事など全く頓着せずに、我が物顔で記念撮影をしていました。
こういう外国人観光客も「お客様」として受け入れなければならない“日本の観光施設の苦汁”をここでも見たように思いました。- 旅行時期
- 2017年01月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 客室:
- 4.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 4.0
- 食事・ドリンク:
- 4.0
-
投稿日 2017年01月25日
総合評価:3.5
麩屋町の「柊家旅館」のすぐ近く、市役所西側の御幸町通に面して「柊家別館」があります。
別館は本館よりリーズナブルであまり気負わずに泊まれる感じです。
ここも通常は二人からの宿泊ですが、シーズンオフなどには一人でも泊まれる日もあります。
数か月前から打診をし、宿の方から可能な日を提示して貰い、それに合わせて計画を立てました。
お部屋は小さな坪庭に面した京間の六畳一間。
ここだけは宿の広いお庭に面していないので辛うじて坪庭を配したといった造りです。
元は個人のお宅だったものを買い取って旅館にしたそうで、一階の天井は高いのですがやはり6畳一間ではたとえ一人にしても狭っ苦しい感じですし、隣室や階上の部屋の音は筒抜けです。
トイレや洗面所は付いていますが、お風呂は「家族風呂」が4か所あり貸切で入ります。
希望時間になるとお風呂の係の方から電話があります。
夜は1時間、朝も6:00~入れて30分くらいの持ち時間。
私は夜は檜のお風呂、朝は石のジェットバスでした。
温泉ではありませんが、市役所の地下水脈から汲み上げる井戸水だそうです。
言われなければ温泉とも思えるような柔らかいお湯でした。
夕飯は一品出しの懐石料理ですが、中居さんは忙しそう。
懐石料理で楽しみな「八寸」が省略だったのは値段のせいでしょうか?
朝御飯は7:30、8:00、8:30~のうちから事前に予約します。
品数もまあまあで、焼魚が鮭の西京漬だったし、ちりめんじゃこがそれだけでお茶碗二膳はイケてしまうほど沢山だったので持ち帰って来ました。
少し塩分過多気味だったかも…?
新聞は朝刊・夕刊とも朝日新聞が届きます。
中居さんに気持ちばかりの心付けを渡すと宿泊料支払いの際に帳場で“心付けの領収書”も渡されました。
個人の懐に納まってしまうのではないんですね。
また、宿泊記念に柊の模様の入った塗のお箸(男性は黒、女性は朱色)が貰えます。
それにしても、ここでもまた、、、、
隣室がニーハオ様グループで、夜中まで大声でわめいていました。
お風呂も私の坪庭の直ぐ向こうのに入っていましたが、何事が起こったのかという騒ぎ方です。
うるさくて談話室(ロビー)に避難しようと廊下に出ると、お風呂係の男性が済まなそうに詫びを言います。
私「お宿の責任では全然ありませんよ。」と。
こちらが気の毒になるくらいです。
日本の観光庁のお役人さん!
外国人観光客誘致もいいのですが「郷に入れば郷に従え」という日本のことわざの美徳精神も是非同時に広めて下さい。
このままでは日本の静かで穏やかだった観光地は彼らの土足で荒れ放題にされてしまいます。
ちなみに、「柊家旅館と柊家別館はどういう関係なんですか?」と訊いたところ、中居さんは「同じですよ。」と言っていましたが…- 旅行時期
- 2017年01月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 3.5
- 地下鉄東西線「京都市役所前駅」10番出口から徒歩3分です。
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 1泊2食付き6畳一間一人泊で税サ込24,840円
- 客室:
- 3.5
- 狭くて隣室の音もよく聞こえてしまいます。
- 接客対応:
- 3.5
- こまめにお茶なども淹れ替えてくれ、帰る際には靴を温めてくれてありました。夕食のお品書きが最初中国語バージョンで面喰いました。
- 風呂:
- 4.0
- 4つある家族風呂は専門のお風呂係りの方が仕切っておられ、清潔で使いやすい。シャンプー類は柊家特製で香りが上品。
- 食事・ドリンク:
- 3.5
- 懐石コースに「八寸」が無かったのが残念。
-
投稿日 2017年01月24日
総合評価:4.0
もう12年も前の宿泊なのでクチコミには値しない経験かも知れませんが、こういう旅館は今でも相変わらず古き良き伝統を継承しているのではないでしょうか。
尤もその後、現代建築の粋を生かして新館も建て増しされたみたいですが、やはり本館の昔ながらのお部屋にこそ本領があるのではないかと私は思います。
泊まったのは坪庭が2方向に見渡せる一階の東南角のお部屋で、川端康成が宿泊するときはいつも使っていたお部屋だそうです。
投宿すると直ぐに女将さんが挨拶に来て、「この部屋の天井には屋久杉の板が張りめぐらされていて、今では絶対にこんな仕様の建築は出来ない」と話していたのが印象に残っています。
洗面所もトイレも高野槇のお風呂も勿論完備されていますが、こういった旅館は昔はそれらは共同だったのではないかと推測され、無理矢理に各部屋に付けたのかな?といった感じが否めませんでした。
部屋付きのお風呂よりも「家族風呂」という名目の時間予約制のお風呂が秀逸でした。
漆塗りやステンドグラスが施された浴室は、風呂番の係の方が丁寧に管理されており、朝夕2種類の浴室を堪能させて頂きました。
お料理は勿論一品出しの懐石料理です。
部屋付きの担当の中居さんはジュンコさんと言ったでしょうか。
柊家の中居さんでは「田口八重」さんが著書「おこしやす」で有名です。
チェックアウトの際タクシーを呼んだのですが、こちらが未だお会計をしているのに「お車が来ました。」と言われ、その言葉に急き立てられるように急いで荷物を持って玄関に向かう事になりました。
本当なら、タクシーは待たせておいても客に慌てさせるような言動はしないかな?とも、思います。
今回は近くに在る「柊屋別館」に泊まりました。
宿泊記念に貰った朱塗りの柊模様のお箸を見せると、快く玄関まで入って写真を撮らせて貰えました。- 旅行時期
- 2005年05月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 客室:
- 4.5
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 4.0
- 食事・ドリンク:
- 4.0
-
投稿日 2017年01月17日
総合評価:3.0
南禅寺といえば湯豆腐です。
今回の宿泊は南禅寺の宿坊「南禅会館」。
夕食もそこでお願いすることも出来るのですが、折角ですから周辺にある食事処で未だ行った事のない「八千代」さんで湯豆腐を頂くことにしました。
京都に宿泊するなら大抵はお宿で夕食付きで、ディナーだけを外のお店で頂くケースは少ないのではないかと思います。
けれど、(この近辺では片泊まりのお宿も少ない中)、私を含めて意外と満席でした。
予約は特にしなかった(できなかった)のですが、ちょっと時間を遅めにして伺うと待つことなく席に案内されました。
お庭の見える奥の畳の席に行きたかったのですが、入口近くの参道沿いのテーブル席です。
会席のコースではない「雨月弁当」湯豆腐付き。
一品ずつ運ばれてくる訳ではなく、温かくは無いお弁当がテーブルに並びました。
スタッフも忙しいのか割と事務的でお料理の内容の説明も殆どありません。
「お弁当」ってこれだから少し寂しいんですよね…
湯豆腐のコンロにもなかなか火が入らないのです。
まあ、そこそこに食べ終えて、お客さんも少なくなった店内で写真を撮ってお宿に戻りました。
お店のクーポン券をネットから入手できます。
プリントアウトして忘れずに持って行って下さい。
南禅寺近くの湯豆腐でとても印象に残っているのは「聴松院」。
池に張り出した屋外の席で桜の咲く頃に湯豆腐の鍋をつつきました。
でも今は営業はしていない静かなお寺となってしまっているのがとても残念です。
「南禅寺順正」はお庭の素晴らしいお店で、息子が学生の時にここで皿洗いのバイトをしていて、その縁で伺った事もあります。
「菊水」には宿泊して南禅寺の紅葉を愛でました。
ランチだけの営業の「奥丹」には未だ行ったことがないのでいつかは行ってみたいと思います。
2016/7/17(日)祇園祭に際しての上洛で伺いました- 旅行時期
- 2016年07月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 5,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 客室:
- 3.0
- 接客対応:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 3.0
-
投稿日 2015年03月21日
総合評価:4.0
2011年4月16日に行きました。
大阪造幣局の桜の通り抜けと吉野山千本桜を1泊2日で観るツアーに参加。
御室桜は染井吉野よりは遅咲きで4月中旬でも楽しめます。
もしかしたら見頃は多少過ぎていたのかも知れませんが、十分見応えがありました。
造幣局の桜も八重桜が大半を占めるのでこの時期のトリプル桜巡りのツアー設定は時季を得たものだと言えます。
お天気にも恵まれ、絶好のお花見日和。
未だ蕾を蓄えている木も有れば、散花している木もあるので一様ではありません。
御室桜は比較的樹高が低く、人の目の目線で鑑賞が可能です。
枝垂桜やつつじなども綺麗に咲いており、歴史と格式のある境内に華やかな春の景色が広がっていました。
おまけですが、
それより数年前、境内の宿坊「御室会館」に宿泊したことがあります。
宿泊者の特典で通常はNGの金堂に上がらせてもらい、朝の勤行に参加できました。
金堂は国宝なので電気は配線できないそうです。
蝋燭の灯りだけの中、数十人の僧侶の歌うような読経の大合唱?に荘厳な雰囲気を体験できました。
また、その時は1月の初めだったのですが、折しも雪が降り出し、淡雪を被った優雅な佇まいの御室御所を朝一に貸切で見学できたのは忘れられない想い出です。
今回の団体ツアーでも限られた自由時間内でしたが自主的に御室御所も拝観しました。
御室桜を観に行かれたら御室御所にも是非立ち寄って下さい。
平安貴族になった気分を味わえますよ。- 旅行時期
- 2011年04月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
-
投稿日 2017年01月17日
総合評価:5.0
7月に続き11月の上洛の際もリピートしてしまいました。
数ある京都のお料理屋さんの中でもこちらは季節毎に再訪してみたいと思える発見のお店です。
昼と夜の席はそれぞれ2組限定。
しかも、一人からでも受け付けて頂けるのです。
幸い、両日とも私一人の貸切で、坪庭を望む和室で贅沢な時間と空間を独り占めさせて頂きました。
正座の際に足が痛くならないようにとの枕(初めて見ました)や、マクロビ関係の本も沢山置かれておりお料理の合間に見ることができます。
女将さんはマクロビの研究者で「家族に食べさせたい健康食」をコンセプトにしてお店を始められたそうです。
採算度外視の大変手間暇掛かったお料理を提供して頂けます。
八寸が先ず彩りも綺麗で素晴らしい。
これらが全て動物性食材や化学調味料、白砂糖は一切使っていないお料理なのです。
しかも、1点1点のポーションがボリュームたっぷりな上、品数も豊富。
「お客さんに、あれもこれもたっぷり食べて貰いたい」という思いからついついそうなってしまうのだそうです。
結果、最後の玄米の“食事のお膳”は正直言って「もう駄目!」といった感じでした。
3,800円と4,500円の料金設定です。
両日とも4,500円の品数の多いコースでしたが、余程お腹を空かせてから望んだ方がいいと思います。
7月に行った時は近くに嫁いだ娘さんもお手伝いに来ていらっしゃいましたが、11月には女将さん一人でのおもてなしでした。
両日とも女将さん拘りのマクロビ料理談をゆっくり伺え、それだけでもこのお店に来る価値があると思います。
心に残っているのは、「人は玄米と塩だけでも十分生きていける。炭水化物はダイエットの為には控えなければならないというのは間違い。」と、おっしゃっていたことでした。
そういう女将さんは流石にスリムで若々しかったですね。
ベジタリアンやビーガンの外国人もよく訪れるそうです。
一人でも10人でも調理の手間は同じなのに、一人からでも受け付けて頂ける女将さんの心意気を本当に嬉しく思います。
夏と秋に伺ったので、近いうちに冬と春にまたお伺いしてみたいと思います。
その時、どんなお料理が出迎えてくれるのかとても楽しみです。
本当は教えたくない、京都“穴場中の穴場”の食事処です。
2016/7/14(木)+ 2016/11/27(日)訪問- 旅行時期
- 2016年11月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 一人当たり予算
- 5,000円未満
- 利用形態
- ディナー
- アクセス:
- 3.0
- 最寄駅は宇多野ですが、住宅地の中の普通の民家です。スマホに案内させればそんなに迷わずに辿り着けますがアクセスに関してはよくありません
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 一番品数の多い4,500円のコースを頂きましたが、そうでなくても十分かも知れません
- サービス:
- 5.0
- 女将さんの拘りのお話を伺えるだけでも有意義な時間です
- 雰囲気:
- 5.0
- 坪庭を望む個室を一人でも貸切です
- 料理・味:
- 5.0
- 採算度外視の手間暇掛かった御料理は、食材が何十種類使われているのか分からないくらいです
- 観光客向け度:
- 5.0
- 京都、イチオシの食事処だと思います
-
投稿日 2017年01月16日
総合評価:3.0
駅を降りて右に進むと直ぐの所に乗り場があります。
勿論、かねてから行ってみたかった「石清水八幡宮」参拝の為に利用しました。
平日だったこともありお客は殆ど居なくて貸切状態。
申し訳ないみたいでした。
15分置きに客の多少にかかわらず運行されています。
駅前には観光案内所もあり、丁寧に説明もして貰えました。
2016/7/14(木)祇園祭の為の上洛に際して利用しました。- 旅行時期
- 2016年07月
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 普通です
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 貸切状態
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 駅を降りて右に進むと直ぐです
- 車窓:
- 3.5
- 普通です
-
投稿日 2017年01月16日
総合評価:4.5
京都の宿坊も沢山ありますが、こちらも結構お勧めの宿泊施設です。
畳敷きのお部屋は完全個室。
大浴場やトイレや洗面所は共用ながら、テレビも大きな冷蔵庫も浴衣もタオルも完備で、個室で一人泊でも1泊朝食付きで@\6,200(今は\7,200)
何より、宿泊者限定で本堂に上がって朝のお勤めに参加できるのは大きな魅力です。
国宝の金堂は電気を引くことができず、蝋燭の灯りだけの中、沢山のお坊さんの合唱「声明」を聴くことができます。
その後、御坊さんの法話も聴くことができます。
(前回は寺域内の案内もして頂くことが出来たのですが今回はそれはありませんでしたが・・・)
また、御室御所の拝観料も宿泊料に込みなのです。
今回は再訪ですが、10年くらい前の1月に来た時には淡雪の積もる御室御所を朝一番の貸切状態で観ることができました。
その景観には息を呑むような感動を覚えました。
宿泊者でなければ体験できない光景だったと思います。
朝御飯は御室会館1階の「凡」で頂きます。
精進料理という訳ではないのですが、品数も多くそこそこ十分満足な内容です。
1泊2食も可能ですが、私は近くの「マクロビオティック料理 庵」で夕飯は頂きました。
「庵」での夕食の為に、今回は御室会館に宿泊したといってもいいくらいです。
「庵」は昼・夕それぞれ2組限定のお勧めの食事処です。
御室会館は京都で宿泊するなら是非、選択肢に加えてほしい宿泊施設だと思います。
2016/7/14(木)祇園祭に際しての上洛にて宿泊- 旅行時期
- 2016年07月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 7,500円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 朝食、金堂での朝のお勤め参加、御室御所の拝観料込みで7,200円です
- 客室:
- 4.5
- 和室で個室でした。一人泊は4.5畳のお部屋なのですがアップグレードして頂きゆとりのあるお部屋でした
- 接客対応:
- 3.5
- まあ、普通ですが、バスの乗り換え方も快く説明して貰えました
- 風呂:
- 4.0
- 部屋毎のお風呂はありませんが、却って大浴場をのびのび使えます
- 食事・ドリンク:
- 4.0
- 朝御飯は精進料理ではありませんが、十分満足な内容です。
- バリアフリー:
- 4.0
- 2階建てなのにEVも完備されています
-
投稿日 2017年01月16日
総合評価:5.0
他の観光地と異なり、京都での荷物の移動はとても便利です。
駅の地下1階に“キャリーサービス”があるので、京都駅に着いたら今夜の宿泊先まで荷物をまず届けて貰います。
駅⇔宿の間は750円。宿⇔宿は650円です。
コインロッカーだって最低400円はするのですから、このサービスを使わない手はありません。
私は同じ宿に連泊することは滅多にありません。
“泊まること自体も京都旅行”だと思っているので、なるべく多くのお宿を転々としたい派です。
そんな旅のプランを強力に後押ししてくれるのがこのサービス。
宿泊施設を選ぶとき、キャリーサービスのHPから宿泊施設のHPに移行して選定するくらいです。
新幹線改札に近い八条口にも“デリバリーサービス”の窓口があります。
こちらにしか加盟していない宿(知っている限りでは南禅会館)もありますが、大抵の宿はこちらで網羅されているかと思います。
市内からは随分と離れた大原の「浄蓮華院」にさえ650円で前泊の木屋町「幾松旅館」から先に荷物を運んで頂きました。
浄蓮華院の女将さんにきいたのですが、外国人は他人に荷物を託すことが不安で坂道を大きく重いトランクを転がして上って来るそうです。
日本の物流サービスの素晴らしさには頭の下がる思いです。- 旅行時期
- 2016年11月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 京都駅地下1階で凄く便利です
- お買い得度:
- 5.0
- コインロッカーに預けて、また荷物を取りに駅に戻るより、はるかに行動域が広がります
- サービス:
- 5.0
- ここが有ってくれるからこそ身軽に京都旅行を堪能できます
-
投稿日 2017年01月15日
総合評価:3.5
一力茶屋の南側、花見小路から少し入った路地に在ります。
「小川」と書かれた白い暖簾の左下隅に小さく「らんぶる」と描かれているのが目印。
今はメニューや店の写真の看板も外に出ているので直ぐに分かりますが、最初の頃は「ホントにここでいいのかな…?」と暖簾をくぐるのもためらわれたような佇まいのお店でした。
今でも2階では芸舞妓を揚げる現役のお茶屋さんだそうです。
1階もカウンター席と坪庭に面したカップルシートを作っただけでなるべく手を加えないようにしてお茶屋の雰囲気を残しているんだそうです。
10年位前に一度来た事があり再訪です。
今回はホットペッパー特別コースで税抜5,000円でお願いしました。
一人だったのでカウンター席です。
当然調理の手元を覗くことが出来るのですが、他のお客さんのお皿とはことごとくグレードが違います。やっぱり値段の違いなんでしょうね。
ただし、写真の御料理の他にも、先付としてズワイガニと焼き茄子と無花果の胡麻ソース掛け、蟹みそ真薯のあんかけ、デザートとして抹茶アイス果物添えが出ています。
結構食べ応えはあり私には十分です。
少し離れてカウンターに座ったカップル(御夫婦?)は常連らしく大将と楽しく会話しながらお酒も進んでいました。
祇園のカウンター割烹でも、一人で入ると隣の客に何となく気兼ねがあるのですが、この店はそんな堅苦しさは感じずに座っていられるのですけれど…
お手洗いは坪庭の脇の廊下に一旦出てその奥に在ります。
手水が正に手水鉢で竹の先からちょろちょろ注がれる水で洗うタイプなのも却って風情があります。
前回来た時はとてもコスパが大変良いと思いましたが、時代の流れなんでしょうね、今回はそこそこかなといった印象でした。
この日の宿泊は円山公園内の片泊まりのお宿「其中庵」。
夕飯処として手頃な選択肢であったと思います。
2016/10/23(日)- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 一人当たり予算
- 7,500円未満
- 利用形態
- ディナー
- アクセス:
- 4.0
- 一力茶屋の真後ろですが表示が小さいので見逃さないように
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- そこそこです。祇園で夜食事をするにしては気軽かも知れません
- サービス:
- 3.5
- 居心地は気楽でいいです
- 雰囲気:
- 4.5
- カウンター席もありますが畳敷きに座卓が主です。風情ある造りだと思います。
- 料理・味:
- 3.5
- 観光客向け度:
- 4.0
- 取って付けたような「京風」ではないのがいいですね。
-
投稿日 2017年01月15日
総合評価:4.0
週間天気予報を祈るような気持ちで注視していた2016年の時代祭。
雨天の場合は順延。
この日だけに雨マークが付いていて心配されましたが、当日は曇天ながらもなんとか持ち堪えてくれました。
万が一に備えて予備日として次の日にも観覧できるよう余裕をもって旅のプランはたてておくようにしました。
有料観覧席はパンフレット付きで2,050円。
御所内の玉砂利に設置されたパイプ椅子の数の多さにびっくりしました。
私は2時間半も椅子に座って悠長に観る気はなかったので、行列に逆行して歩いてコースを遡り、短時間で見てしまおうと計画しました。
しかし、前泊のお宿で「平安神宮時代祭行列次第」という氏子だけが手に出来る特別観覧券をたまたま頂けたのです!
御所の出発地点に近い来賓席の隣に位置し、説明のアナウンスも聞こえるとてもいい席です。
ただし、指定席ではない長椅子と絨毯座り席なのでより良い席を確保する為には早い者順だとの事。
したがって、12:00~の祭開始なのに9:00から行って順番取りをする羽目に。
結果、一番前の椅子席の端っこで、立って写真を撮っても後ろに迷惑の掛からない特等席を確保しました。
仮設トイレは殆ど無く、御苑内の遠くの常設トイレでは長蛇の列で大変でした。
水分は控えめでお昼御飯も持参しましょう。
2,050円払わなくても御所内の玉砂利スペースにも無料エリアが有ります。
そこには私が行った時間よりも早くからレジャーシートを敷いて席取りをしている人が居ました。
時間さえ許せばそれでも十分かも知れません。
また、途中の沿道でも人の頭越しではない場所で見られる所もきっとあるんだと思います。
有料観覧席でも一番前ならいざ知らず、立つことが出来ないのですから2番目以降では却って見辛いのではないかとさえ思います。
もし、小雨でも降ってなまじっか傘も差せずに有料観覧席に座る事になるかも知れないリスクを思うと、私なら2,050円の投資は今後も無いと思います。
9:00~陣取って手持無沙汰だと思っていましたが、意外な御褒美の光景が繰り広げられました。
10:00頃から御所に向かって待機しに来る行列は、皆さん装束もしっかり整えられ、維新勤王隊列も演奏をしながら目の前を通り過ぎます。
この時は未だ後の人に気を遣う事も無く好きな所に出て写真も撮れるので思わぬ好機です。
12:00~の開始時間どおりに行くのではなく、御所の中では早めにスタンバイすることをお勧めします。
同じ有料観覧席でも平安神宮のでは先頭到着が14:30頃との事。
おまけに行列の皆さんも疲れてしまっており衣服も着崩れている場合も多いとか。
折角観るなら御苑内がいいのではないでしょうか。
その日の夜は「鞍馬の火祭り」です。
行列最後尾が通り過ぎた後、急いで出町柳駅に向かいました。- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- トイレは長蛇の列で30分待ちでした
- 催し物の規模:
- 4.5
- 雰囲気:
- 4.0
-
投稿日 2017年01月15日
総合評価:4.5
月に2回ほど近又の御主人によるお料理教室が催されます。
平日の11:00から始まり14:00解散。
勿論、その日作り方のポイントを教えて頂いたお料理は板前さんの手になるコースとして講義後ちゃんと頂くことができます。
調理場でエプロンを掛けて包丁を持つ指導ではありませんが、食事前の約1時間半、じっくりとお話を伺えます。
調理場で実技指導を受けられる講座もあり、5年間通って実際に自分の店を開いたお客さんも居たそうです。
食事は2階のテーブル席の広間に移動します。
何と、既にビールが4人に1本くらいの割合でセットされていてお代わり自由だとか!
でも大半は女性だったので(男性は奥さんに付き添ってきた方一人)遠慮もありそんなに沢山は捌けません。
「飲み物は別料金」なんて言わない、これはいいアイデアだと思います。
食事中も御主人がほぼ付きっ切りでお料理の説明やその他諸々のエピソードなどもお話してくれます。
帰りにお会計をした際、お宿特製のちりめん山椒もお土産に頂いて@10,800円。
京都でのお昼に少しだけ時間的余裕のある方、有意義なひと時が過ごせてお勧めです。
日程等はお宿のHPに掲載されており、完全予約制です。
こちらには10年ほど前に朝御飯だけを頂きに上がったことがあります。
朝7:30くらいからOKで、その時は確かこのお部屋の隣だったと思います。
一人でお庭を見下しながら貸切で使わせて貰いました。
お膳一揃いの後から出て来ただし巻きたまごが熱々でジューシーだったのを覚えています。- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 12,500円未満
- アクセス:
- 4.5
- 錦市場からすぐです
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- ミニ料理教室とちりめん山椒のお土産付きで10,800円は良いですね
- 接客対応:
- 4.5
- スタッフ皆さんよく気が付きます。
- 食事・ドリンク:
- 4.5
- プロの御料理って家庭料理では真似のできない手間が見えない処に掛かっているのだと分かりました。
-
投稿日 2017年01月09日
総合評価:4.5
折角京都に行ってまで当たり前の食事はしたくない…といった単純な理由だけでこの店を予約しましたが、私には過ぎた店だったように思います。
最初から最後まで和牛を使ったコースで、最後まで飽きることなく美味しくいただいたのですが・・・
店は調理場に面した真っ赤なカウンター席とテーブルが数卓。
一人だったのでカウンター席に案内されましたが、複数人で来てもここはカウンター席がお勧めです。
大将の手元が見られますからね。
先客は、一見して素人ではないと分かる女性を連れたラグジュアリーなカップル。
二人の会話を邪魔しないように一番端の席に移動させて貰いました。
30分ほど遅れて来た客も居たのですが、コースを徐々に追いつかせ、最終的に御飯の時には一緒だった時間配分には感心しました。
ここは予約時間に二部制をとっています。
やはり、時間指定のお店では極力指定時間には行くべきではないでしょうか?
冷酒を一合頼みましたが、一人だったこともあり、半分ずつ別のお酒にしてくれた配慮も素晴らしいと思います。
コースの値段はメインのお肉のランクによって異なります。
見せられたメニューの中では比較的低価格!?の「シャトーブリアン」でお願いしたのですが、これさえも人生初体験の高級お肉かも?
正直、このメインとご飯だけでも普段の食事に輪をかけた豪華さです。
それまでのお料理(写真以外にも数皿)で既にお腹もかなり膨れていて勿体ないくらいでしたが…、根性で残さず頂きました。
〆は抹茶アイス。
もう、ノックアウトです!
(でも流石にお会計は3万円を楽々超えていてお財布はペッタンコです・・・)
箸置きや薬味入れが重量感のある金色です。
「まさか金塊ですか?」と笑って訊いたところ、知り合いの方に特注で作って貰っている真鍮製だそうです。
もう少し修行してからでないとこの店のクチコミは書く資格が無いんじゃないかと思い反省しております。
舌に自信のある方、京都でのお食事の選択肢の一つに加えられてはどうでしょうか。
2016/10/20(木)時代祭の上洛に際して訪問- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 一人当たり予算
- 10,000円以上
- 利用形態
- ディナー
- アクセス:
- 4.5
- 花見小路に在りすぐに分かります
- サービス:
- 4.5
- 電話の予約の際の女性スタッフがちょっとぎこちない感じでした
- 雰囲気:
- 4.0
- 真っ赤なカウンター席が印象的です
- 料理・味:
- 5.0
- 多分、こうだと思うのですが、評価なんておこがましくてできません
- 観光客向け度:
- 5.0
- 京都での食事で御自分の舌に自信が有る方、選択枝のひとつではないでしょうか
-
投稿日 2017年01月12日
総合評価:4.5
1日二組限定の円山公園内の片泊まりのお宿です。
昭和の面影を丁寧に留め、京都に来て良かったな、と思える風情ある佇まいです。
ここも通常二人からでないと泊まれないのですが、平日とか閑散期は(少しの割増料金で)一人でも泊まれる場合もあります。
時代祭で上洛した際の京都旅行最終日 2016/10/23(日)、色々紆余曲折はあったのですが、女将さんの御配慮によって日曜日に一人泊することが出来ました。
1泊朝食付きで11,300円。
当日の宿泊は私一人だけでした。7.5畳一間の「紅葉の間」です。
二人からなら8+6畳の「桜の間」を使えます。
貸切状態だったので、片泊まりのお宿にしては破格の広さのお風呂も好きな時間に使えたし、トイレや洗面所も本来共用なのですが、こちらも独占でした。
夕飯の食事処は祇園に行けば山ほど有り、片泊まりのお宿の方が却って好都合です。
ただし、お宿は円山公園を抜けて坂を少し上った所に在ってとても静かなので、祇園からの帰りは少し寂しいくらいです。
朝御飯が秀逸。
希望の時間に1階の食事処で頂きます。
洋室と和室があり、多分二組泊まっていたにしても個室対応になると思います。
京都の片泊まりの宿や宿坊にはあちこち行っていますが、私の朝ごはん史上、一二を争う美味しさでした。
柚子ドレッシングは手作り、湯豆腐もお鍋で提供、1回の写真では納まり切らないほどの品数…心のこもったお料理に正直驚きました。
こんな小さいお宿でも京都駅まで荷物を先送りできるキャリーサービスが使えます。
だから、京都最終日の一日も手ぶらで有意義に観光を満喫する事ができました。
最寄りのバス停からも緩い坂道を10分ほど歩かなければならないので、大きな荷物は業者に頼んだ方がいいですね。
部屋に忘れ物をしてしまったのですが、丁寧にビニールの小袋に入れて頂き、託してきた荷物に入れて貰って無事に手許に届きました。
宿の前に駐車場が有るのでマイカーの人にとっては便利だと思います。
電話でお話した時に受けた女将さんのやさしい印象は実際にお会いしてみて外れてはいませんでした。
ネットで予約もできるみたいですが、特に一人泊の場合は電話で直接女将さんとお話しながら可否を問うのが何かと好都合かと思います。
ネットで未だ予約できない期間でも電話ならできる場合もあります。
どんなに良かった宿でもリピートはあまりしない主義ですが、また泊まりに行きたいと思えるお宿です。- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 12,500円未満
- アクセス:
- 4.0
- 円山公園のしだれ桜を通り越して少し坂を上った木立の中です
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 一人でも泊まれる日もあります(トイレが洗浄式でなかったかも? 違っていたら済みません)
- 客室:
- 4.0
- 京都に来て良かったな、と思える静かなお宿です
- 接客対応:
- 4.5
- 女将さんが親切で優しい
- 風呂:
- 4.0
- 片泊まりの宿にしては広いお風呂場です
- 食事・ドリンク:
- 4.5
- 朝御飯が美味しい。雑穀米の御飯も手が掛かっています。
-
投稿日 2017年01月12日
総合評価:3.0
秀吉が造営し、十年も経たずにあえなく取り壊された聚楽第は幻の楼閣。
その有様は謎に包まれていますが、外堀の跡を中立売通の端に見ることができます。
西堀跡の碑は正親小学校の北側に平安宮大蔵省址の石碑と並んで建っています。
その説明書きに、300mほど東に行ったハローワークの向かいに東掘の跡として石碑がある、と記されていました。
少なくとも東西300mは下らない敷地であったということですね。
東掘跡の碑は交差点の角に小さく建っていました。
ハローワークを建設する際にここから金泊に覆われた瓦が出土したそうです。
両所とも大きな観光スポットという訳ではないので、行く気で行かないと見過ごしてしまいそうな史跡です。
以前から気になっていたのですが、何回か上洛し、やっとこういう処にも足を向けようかなという時間的余裕やゆとりも生まれて来ました。
今後、大河ドラマを見ても小説を読んでも、「あの辺りなんだ」と見方も違ってくると思います。
本能寺跡を経由して自転車で巡りましたが、チャリは丁度いい交通手段ではないでしょうか。- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 仲立売通に面していますが、バスなどで巡るのは不便かも
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 来る人は殆ど居ません
- 見ごたえ:
- 3.0
- 来る気で来た人だけの目に入ります
-
投稿日 2017年01月10日
総合評価:3.0
よく調べもせずにママチャリ漕いで本能寺跡に行きました。
大河ドラマファンとしてはかねてから一度は行っておきたかった史跡です。
なんでもない街中に新しくて斬新なデザインの碑が明るいお日様に照らされていました。
もっとくすんで苔むしたものを想像していただけに何だか拍子抜けです。
でも、当時の本能寺の寺域は広大なものであったらしく、ここ以外にも跡地の碑は建っているみたい・・・。
私と同じ目的でここに来ていた青年もやはり自転車で史跡巡りをしているとか。
彼とは次の聚楽第跡でも再会してしまいました。
あと一組居た年配の御夫婦も考える事は同じでこれから聚楽第跡に行くと言っていましたが、バスでは小回りが利きません。
いつかまたチャリを転がして他の本能寺跡の碑もカメラに収めて来たいと反省しています。
2016/10/21(金)- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- バスなどでは移動が大変です。宿で借りた無料のチャリをフル活用して巡りました。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 殆ど人は来ないのではないでしょうか?
- 見ごたえ:
- 2.5
- ウ~ン。私が見たのは新し過ぎる。
-
投稿日 2017年01月10日
総合評価:4.0
朝廷の節会などで食された有職料理(ゆうそく料理)。
萬亀楼はそれが味わえる京都でも唯一の料亭です。
お座敷に上がったのはもう12年も前でクチコミには値しませんが、宿泊した「来ぬか薬師」で借りた自転車で聚楽第跡などを巡っていた時、昔来たことのあるお店の前に辿り着きました。
丁度、女将さんが店の前にいらして、「昔、こちらで有職料理と竹籠弁当を頂いた事がある」と告げると、頼みもしないのにパンフレットを渡してくれて、玄関の写真も撮らせて貰えました。
このお店は有職「生間流(いかまりゅう)」を正式に継承し、その伝統の技法を踏まえ、現代人の口に合うようにアレンジしてお料理を提供しているそうです。
本式の有職料理は鯛を高坏に山盛りにして出すなど、今の食事では到底受け入れられないものもあったとか。
細かいことは忘れてしまいましたが、実際に伺った時、通された1階の坪庭をのぞむ座敷には卓が無く、畳の上に直に折敷などの器が出されたのが印象的でした。
かわらけでの食前酒に始まり「嶋台」という木の台に八寸のような盛り付けがされて出て来たのを覚えています。
二人で9万円弱だったように記憶しています。
また、この店は宮中の節会などのおめでたい席で行われていた「式包丁」も一子相伝で継承しています。
拝見するにはかなりの料金が掛かるので個人で行ったのではちょっと無理があるかも知れません。
数か月後、ランチに一人で竹籠弁当も頂きました。
一人では本当は受け付けて貰えないのかも知れませんが、過日有職料理を頂いた客だと言ったので許容してくれたのかも知れません。
2階の個室で優雅に頂きました。
彩りの綺麗な竹籠弁当は有職料理と京料理を点心風にアレンジした気軽に萬亀楼を味わえるお弁当です。
数年前、ノロで営業停止の事件もあったみたいですが、こういう御時勢、ある意味何処の店でも起こりうる事象ではないでしょうか。
京都らしい風情のある伝統と格式のお店です。
いつまでも頑張ってもらいたいと思います。
2016/10/21(金)- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 一人当たり予算
- 10,000円以上
- 利用形態
- ディナー
- アクセス:
- 3.5
- 市中からはチョッと離れた所にあります
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 安いのか高いのか比較が出来ません。竹籠弁当はリーズナブルだと思います
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 京都らしい静かなお店で、几帳など設えも雅です
- 料理・味:
- 4.0
- 有職料理が頂けるお店は他にはちょっとありません
- 観光客向け度:
- 4.5
- 京都に行ったなら一度は体験する価値があると思います



















































































































































































