釈安住さんのクチコミ(39ページ)全3,338件

大和の国、三輪に鎮座坐す大神神社は、日本最古の神社という言い伝えもあるお宮さんです。ご神体は三輪山ですので、神社に本殿というのはありません。これが神社の古い形で、神道のご神体とは神話の神様であり、山であり、実在の人物であり、と変幻自在です。

西九州新幹線が開業しても、長崎駅が終着駅であることに変わりはありません。駅舎は真新しい建物になりましたが、終着駅の浪漫はしっかりと残っています。駅前には市電の停留所やバス停もあって、市内交通の要です。

千葉市の住宅街にあるホキ美術館に、喫茶室が併設されています。絵を見て廻るのは快適ですが、ちょっと一息というのにお誂え向きです。美術館は地上が入り口で、地下に降りていくように設計されています。独特な建築です。

酒々井にあって、越後から曲り家を移築し、omoyaを料理屋さんにした酒蔵です。料理は三段重の豪華版で、純米吟醸など、ここでしか飲めないお酒が供されました。甲子というのは、初代当主が幕末は元治元年生まれという十干十二支から名付けたそうです。

千葉市の住宅街にあるホキ美術館は、具体画だけを集めています。その趣旨は独創的ですが、絵は分かりやすいので、館内に入ると、すっと溶け込めます。日本人画家が主力ですが、日本人以外の画家も、造形作品も展示されています。風景画から人物画へと並べられています。

十二年前の長崎旅行記です。空路で長崎入りして、博多まで鉄道移動、帰りは板付から空路でした。当時は、新幹線は影も形もありません。しかしながら、終着駅ですから、独特の情緒がありました。市電が走っている街並みも大事に残していきたいものです。

奈良市内にある道の駅で、「旬の駅」と称しています。野菜類は近くで採れた新鮮なものが売り物ですが、全国から集荷しています。お肉も魚もあり、食料品は一通り揃います。京奈和自動車道は木津から北しか開通していないので、終点からは一般道を走ることになります。

若草山の麓にあって、お土産物屋さんや旅館が軒を連ねる一画です。場所柄、修学旅行生も食事に立ち寄ります。その分、少人数の団体は料理に過度な期待ができません。中学生ではないのですから、ご飯のお替わりよりも副菜に期待したいものです。

若草山は、万葉の時代から詠み込まれた名所です。麓には、旅館やお土産物屋さんが軒を連ねています。その一軒でお昼御膳を戴きましたが、百名単位の修学旅行生と同席することになり、料理も推して知るべしでした。ご神鹿は、人を見ると煎餅をもらおうと集まってきます。

南都は、京に比べても緑が多く、空が広いような気もします。特に春日大社は万葉のままと思われる原生林に、摂社末社が散在しています。本殿は、「灯籠の数と鹿の数をよんだ者は長者になれる」と俗に言われる、万灯籠の名所です。

春日大社は、広い境内に多くの摂社や末社が散在しています。そして参道には、石造りの灯籠が並び、お堂には吊るし灯籠が飾ってあります。全ての摂社や末社を巡ろうと思えば、一時間や二時間では足りません。半日掛かりになりましょう。

走り梅雨のように小雨が降るなか、春日大社に参拝してまいりました。摂社や末社の一五社巡りなど、広い境内は短時間では行き尽くせません。ご神鹿は春日大社のお遣わし、そこここで愛嬌を振りまいておりました。若草山周辺も修学旅行生で一杯でした。

十七世紀オランダの画家、ヤン・フェルメールは寡作で、世界中で三十数枚しか残っていません。その貴重な一枚「合奏」が一九九〇年に盗まれ、未だに見つかっていません。元の場所には額が飾ってあります。ボストン美術館と並ぶ名所です。

新宿五丁目に鎮座坐すお稲荷さんです。地下鉄ならば三丁目駅です。丸ノ内線、都営線、副都心線という三線の駅です。東口からも歩いて十五分ほどで、靖国通りもすぐという場所です。都心にありますが、広い境内で、露店が出ていたりもしもます。

クレーラー・ミューラー美術館があるデ・ホーヘ・フェルヴェ国立公園へは、アーネム駅からバスで向かいます。バスを降りて、美術館までは貸し自転車があります。天気が良ければ、広い公園内を走るのは爽快です。自転車大国のオランダならではの経験でした。

靖国通りの下には都営新宿線が走っていますが、三丁目駅から曙橋まで、行きたい所に駅がないという感じです。そうなると、割高な都バスを利用することになってしまいます。地下鉄一駅は歩ける距離ですが、一駅目と二駅目の中間ぐらいとなると微妙です。

雨の降るなか、新宿に一泊して所沢と千葉を巡ってきました。西武新宿線で所沢に行くまでは雨は止んでいましたが、帰って来るとまた、ぽろぽろと降ってきました。翌日もはとバスで千葉に向かう道中、ずっと雨に祟られました。

オランダの憲法では「首都はアムステルダム」と定められているそうですが、国会議事堂と諸外国の大使館はデン・ハーフにあります。フェルメール作「真珠の耳飾りの少女」やレンブラント「テュルプ博士の解剖講義」など、小さいながら名作がこれでもかとばかりに並んでいるマウリッツハイス美術館は必見です。

酒々井に、酒蔵の母屋を改装して料理屋さんにした甲子というお店があります。その敷地に、雪深い越後の曲り家を移築してお土産物屋さんにしました。雪が積もった季節の備えとして、二階から出入りできるようになっています。

酒々井という地名の元になった養老伝説の酒蔵に、料理屋さんが併設されました。公共交通機関で行くには不便な場所なので、広い駐車場があります。三段重で供される豪華な料理と、酒蔵でしか味わうことができない特別吟醸酒などを楽しみました。