釈安住さんのクチコミ全3,037件

創建当時の天守閣が残っているのは全国で十二ですが、そのうち四座は四国にあって全てが国の重要文化財です。丸亀城は別名を石垣城とも言われ、高積みにした堅牢強固さが特徴です。天守からは讃岐平野の眺めが抜群です。

デルフトはフェルメールの故郷です。画家が描いた風景は、四百年後もそのままに残っています。マルクト広場に建っている市庁舎も、当時の建築がよく保存されています。写真を見ていると、また行きたくなってくる街です。

丹波橋駅と中書島駅の間には、伏見桃山駅があります。改札を出ると、そこがすぐに商店街です。屋根付きの商店街は、京阪沿線では三条や出町柳にもあります。ぶらぶらと散歩がてらにお店を覗いて歩くのがお誂え向きです。

丹波橋駅は、京阪電気鉄道本線と近鉄京都線の乗換駅です。京阪電車側の出口からすぐ、目の前という場所に呉竹文化センターがあります。市営の公共施設で、三百人規模のホールがあって、音楽の発表などに使われています。

丹波橋駅は、京阪電気鉄道本線と近鉄京都線の乗換駅です。交通の要衝ですが、付近は住宅街で、お隣の伏見桃山のように商店街が開けている訳でもありません。そのような渋滞区外の中に、金札宮さんはひっそりと佇んでいます。

高岡が始発の城端線はこの駅までです。途中に北陸新幹線の新高岡駅があります。駅舎は平屋建てで、構内に観光案内所があります。しかし駅周辺にはお店も宿も見当たりません。観光案内所で自転車を借りて別院や曳山会館を巡ってきました。

デルフトは歩いて廻れるぐらいの小さな町ですが、フェルメールが暮らしていた四百年前の街並みがそっくりそのまま残っているのではないかと思われるほど魅力的な場所です。市庁舎があるマルクト広場は、その魅力を最大限に実感することができます。

デルフトは画家フェルメールの故郷です。四百年後の今も、フェルメールが暮らしていた頃と同じような運河や街並みが残っています。町全体がお伽噺のような造りで、十七世紀画家の筆に描かれたままの風景に時を忘れます。

展望台という言い方をしていますが、村はずれの道を上って小高い所に立って集落を眺める場所です。歩いて五分ぐらいの道ですが、辿り着いた先は草だらけで、そこから先に道がないので、「ああ、ここかいな」と思うような心細さでした。

プラハはヴルタヴァ川の畔に開けた河岸段丘で、丘の頂上に王宮が聳えています。チェコは小国故に、歴史に翻弄されました。この壮麗な王宮も、ハプスブルク時代の遺物です。しかしスラヴ民族としての文化は息づいて、スメタナの音楽などに結実しています。

五箇山の里は、庄川沿いの険しい山中に点在しています。相倉と菅沼の集落が、世界遺産に登録されています。合掌造りの里として知られています。南に国境を越えて飛騨に入れば、白川郷も合掌造りの里で世界遺産です。雪景色が見たいものです。

旧市街から眺めると、プラハ城は丘の上にあります。堂々たる威容を誇っています。広場で、毎正時に衛兵交代があります。楽隊も動員されて、厳かで盛大な儀式です。共産党政権が倒れてからは、共和国政府を守るという意味合いがあるのでしょう。

百塔、千塔の都と呼ばれるプラハ。戦災を免れたおかげで、中世の街並みがそのまま残っています。ヴルタヴァ川の対岸から眺めるプラハ城は、世界有数の美しさだと思います。スメタナホールは、プラハの春音楽祭で連作交響詩「我が祖国」が演奏されます。

白川郷は鉄道が通っていないので、公共交通機関としてはバスを利用するという選択肢しかありません。行き先は金沢、高岡、富山、岐阜、名古屋などです。日帰りとしても、二時間か三時間ほどの滞在が必要だと思います。

フィレンツェ旧市街は、ウフィッツィ美術館とヴェッキオ宮殿からヴァザーリの回廊を経てヴェッキオ橋まで棟続きで繋がっています。それは、中世の街並みをそのまま残して減殺にまで伝えているということです。考えてみると、奇跡ですね。

五箇山から白川郷へ足を延ばしました。同じ合掌造りの里でも、白川郷は広い場所に開けています。通りも広く、両側にはお土産物屋さんやお食事処が並んでいます。二日続けてお昼御膳を食しました。土地柄か、お店は和風の造りでした。

金沢から五箇山に向かうバス路線が三日間乗り放題という切符があって、その終点が白川郷でした。今年一月にも行ったのですが、今回は五箇山から乗り継いで足を伸ばしました。梅雨入り前でしたが、二日目は雨になりました。

世界中から観光客が押し寄せるフィレンツェの名所です。アルノ川に架かる橋は、屋根付きで今はお土産物屋さんが軒を連ねています。建物は二階まであって、ヴァザーリの回廊でウフィッツィ美術館とも繋がっています。

今は市町村合併で五箇山も含む南砺市という広い自治体の一部になってしまいましたが、城端は曳山祭りで有名です。真宗大谷派の城端別院がある門前町です。曳山会館には、お祭りの時以外は曳山が保管展示されています。

アレッツォは、イタリア中部の町です。葡萄酒の名産地、トスカーナ地方の一部です。欧州の町としては珍しく、鉄道駅は町の中心部に位置しています。列車を降りると，目の前は町中という感じです。郊外には葡萄畑が広がっています。