dune45さんのクチコミ(29ページ)全28,328件

本町四丁目交差点の一画にある建物です。昭和4年に建てられた地上3階建ての歴史的建築物です。この界隈には大正末期から昭和初期に建てられた建物が点在しますが、その中では小さい部類に入ります。しかしながら、正面に配置された4本の円柱や、石造りでごつごつした壁など、他の歴史建築と異なる要素がいくつかあり、存在感は抜群でした。

馬車道駅の真上、私たちが宿泊していた「横浜北仲ノット」のすぐ隣に「横浜第2合同庁舎」がありました。こちらの建物は大正15年に「横浜生糸検査所」として建設されたものを一度解体し、ファサードを復元する形で平成5年に再建されたということです。再建とはいえ重厚感は素晴らしく、圧倒されるような光景でした。

本町四丁目の交差点から中華街方面に向かって2つ目の建物が「カサ デ アンジェラ」です。間口は狭いですが、エントランス両脇に配置された円柱、レンガ造りの壁、アーチを描いた窓、塔屋近くに配置された時計台など、一見歴史的建物かと思いました。あとで調べたところ結婚式場と分かったのですが、歴史的建造物の多いこのエリアによく溶け込んだお洒落な建物だと思います。

本町三丁目交差点の一画に建つビルです。1934年に建てられた歴史的建築物をマンションに建て替える際、低層部にファサードを保存しています。外観的にはマンション部分が目立っており、上下がミスマッチの印象が強いと感じています。

馬車道駅から徒歩2分ほど、本町通り沿いに建つ歴史的建築物です。竣工は1936年ですが、一見するとシンプルな外観なので、それほど古いビルだとは思いませんでした。しかしよく見ると、あちらこちらにテラコッタが取り付けられているなど、さりげないお洒落が散りばめられた魅力的な建築物であることが分かりました。

横浜の海岸通り沿いに建つ歴史的建築物です。竣工は1936年、ギリシア・コリント式の建物で、正面には数えるのが困難なほどの円柱が配置されているのが特筆されます。21世紀に入ってから改修が行われており、外観的にはとても美しいです。横浜を代表する建築物のひとつだと思います。

本町通りとベイスターズ通りが交わる交差点に建つ歴史的建築物です。造られたのは昭和6年で、東京日本橋にある三井本館を模した外観が素晴らしいです。その大きさも特筆され、道の反対側から広角レンズで撮影しても、全体をフレームにおさめるのがやっとでした。

横浜市中区の裏通りの一画、とあるビルの前に「横浜興信銀行設立の碑」と書かれた史跡があります。史跡というよりは、写真入り案内板に近いと思います。記載によると平成22年に横浜銀行創立90周年を記念して設置されたもののようですが、かなり損傷が激しく読み取れない部分も多かったのが残念です。

関内駅北口から北東方向に伸びる裏通りが「関内桜通り」です。その名の通り道の両側には桜の木が植えられていますが、訪れたのが10月末なので当然開花はなく、印象としては「ごく一般的なオフィス街の裏通り」と言ったところでした。

横浜公園近くの裏通りにある「横浜ベイスターズ優勝記念モニュメント 煌」を見に行った際、すぐ隣にあるこちらの石碑に目が止まりました。御影石の大きな石碑に、「エンジン式直流発電機」の姿が描かれたレリーフが埋め込まれており、なかなか素晴らしい石碑だと思いました。

横浜球場のワンブロック北西、通称「ベイスターズ通り」沿いに設置された記念碑です。選手の手形とともに胴上げの場面を刻んだ大きなレリーフがあります。野球関連で公共の場所にこのような記念碑があるのを見た記憶がありません。ベイスターズファンのみならず、野球ファンなら誰しも関心のある記念碑だと思いました。

横浜公園の向かいに建つ「旧関東財務局」は、1928年に竣工した歴史的建造物で、横浜市から有形文化財に指定されています。現在は「THE BAYS」という名称の横浜DeNAベイスターズ関連施設になっています。小ぶりなビルながら間接照明で浮かび上がる姿はなかなか印象的なものでした。

横浜中華街に10基の牌楼（門）がある中で、横浜公園に隣接しているのが「玄武門」です。守護神は玄武神で子孫の繁栄をもたらすとされています。一番の特徴は柱が黒色をしていることで、夜に見た姿は力強さを感じさせるものでした。

夕食後の散策で横浜公園を訪れました。19時頃ですが、横浜スタジアムでイベントがないため、人通りは少なくひっそりとしていました。「彼我庭園」は10月末にも関わらず緑が豊かですが、人の気配が感じられず、どこか地方にある日本庭園のように静かで落ち着いた雰囲気でした。紅葉の季節にはライトアップが実施されるようなので、次回は紅葉真っ盛りの時期を目指して足を運びたいと思っています。

横浜馬車道を南西方向に進み、JRの線路を超えると伊勢佐木町商店街になります。わずかな距離ながら、馬車道と伊勢佐木町商店街では大きく雰囲気が異なります。伊勢佐木町商店街はところどころに昭和レトロが残り、雑多な雰囲気があるのが興味深いと感じています。

吉田橋は横浜開港に伴い架けられた橋で、治安維持のため橋のたもとに関門をもうけ、武士や町人の出入りを取り締まったということです。「関内」「関外」という地名もこの橋の架橋に伴い出来たということです。そのような歴史を知ると、往時の光景を見てみたくなりますが、残念ながら案内書きは文字のみでした。

JR関内駅北口改札を出てすぐの場所に「鉄の橋碑」「ブラントンと横浜碑」という2つの史跡が並んでいます。内容的にはややマニアックなのですが、ビジュアル付きなのが良いと思います。特に「鉄の橋碑」は視覚的に理解しやすくなります。

「近代街路樹発祥の地」の史跡は関内駅のすぐ近く、馬車道沿いにあります。開港にともない、横浜には数々の西洋文化が入り、馬車道近辺には発祥の地を記す石碑が数多くありますが、その中では見た目もインパクトも薄い印象でした。

コロナ禍で久々に横浜を訪れてみると、ランドマークタワー、クイーンズタワーというお馴染みの光景に「AIR CABIN」がくわわっていました。総延長635メートルの都市型ロープウェイですが、観光的側面が強いと思います。みなとみらい地区は、訪れるたびに新しいスポットがオープンしており、いつも新鮮な気分で観光することが出来ます。

横浜馬車道のとあるビルの前に母と子のブロンズ像があります。こちらはアイスクリーム発祥記念像として設置されているものです。作者の本郷新氏は、アイスクリームの原料のミルクから、母乳で子どもを育む母をイメージして制作したということで、母親の深い愛情が感じられる作品です。