SUR SHANGHAIさんのクチコミ(44ページ)全7,097件

トリム城は、映画『ブレイブハート』のロケ地になった古城。
現在見られるノルマン様式の城が造られ始めたのは１１７０年代ということで、半ば廃墟になっていますが見学は可能。

オープン時間帯と曜日は季節によって細かく異なります。
冬季は週末しかオープンしないようなので要注意。
次のトリム城のサイトで確認して行くといいですよ。
http://www.heritageireland.ie/en/midlandseastcoast/TrimCastle/

見学チケットは２種類：
一つは、城壁に囲まれた敷地内見学のみの自由見学で３ユーロ。
もう一つは、敷地＋城内のツアーで４ユーロ。

トリム城はアイルランドで最も規模の大きい城と言うことでしたが、実際に見た感じではそれほどでもなかったことと、敷地には説明プレートが多数あったので、私たちは自由見学チケットを買いました。
天候がよければお城の上からの眺めがいいらしいので、行ってみるといいのでは。

敷地外を流れるボイン川向こうには、イエロー・スティープルと呼ばれる塔の廃墟もあり。
川には小さな橋が架かっていて、歩いて数分もかかりません。

トリム城すぐそばにあるトリム・キャッスル・ホテルのお部屋や通路からはお城の一部が見えて雰囲気満点。
夜にはライトアップもされていました。

≪寳 一点心≫は市内中心部にも支店があるオーソドックスな品揃えの点心のお店。
ここでご紹介するのはチャンギ空港に近いカトン地区の支店で、マリン・パレードという商業ビル内にあります。
同じビル内には鼎泰豐（ディンタイフォン）も入っているんですが、一度食べ比べてみたいと思い行ってみました。

大きなガラス窓がある店内は広さもあり明るいんですが、時間帯によっては暑すぎたり眩しすぎる席があるのに要注意。
メニューはQRコードからの読み取りになります。
●注：　このお店には小籠包は無いのでご注意を。
事前に次の≪寳 一点心≫のサイト内にある画像付きメニューをチェックしていくといいですよ。
https://www.imperialtreasure.com/resources/ck/files/Menus/Treasures%20Yi%20Dian%20Xin/YDX_A3%20all%20pix%20menu%20wPrice_v3_LR.pdf

私達が行った時のスタッフはちょっと落ち着きが無い接客。もっとゆったり構えてもいいのでは。
私たちは、定番のエビ蒸餃子、叉焼慢、焼売などをお試ししてみました。
見た目はどれもきれいな仕上がりで軽い味付け。
あっさり上品なんだろうけど、何か物足りないな、という印象でした。

コロナ禍が徐々に広まって来た2020年春にはまだすっかりリノベが済んでいなかったラッフルズ・ホテル。
しばらくシンガポールを離れて戻って行った2022年夏には様子を見に行ってみました。

洒落たコートヤード脇を通る回廊で見つけたのが、この≪シンガポールコーヒー≫という新しくできたカフェ。
堅苦しくない雰囲気でビジターでも入れるので、軽食やお茶＋お菓子で一休みしに入ってみるといいですよ。
コーヒーや茶葉などのお買い物もできます。
スタッフの応対もにこやかなのがいい感じ。
ただ、オープンエアの造りではないので、賑やかなグループがいると声や音が反響するのがちょっと惜しいかな。

朝食、昼食から始まるメニューはシンガポールの名物もあるほか、欧米人受けしそうな内容。
次の≪シンガポールコーヒー≫のサイトでご覧ください。
https://www.singaporecoffee.sg/

私たちは各自のお茶やコーヒーのほか、デザートの中からWaffle & Berriesを選んでみたところ、これが見た目華やか＆ボリュームのある一品でシェア用にぴったり！
ちょっと作るのに時間がかかりましたが、さすがのおいしさ。
次には昼食で行ってみようと思います。

松島の≪馬の背≫は、陸地が波による長年の侵食の結果出来た奇観で、その名の通り馬の背から伸びる長い首のような細長～い岬。
ここは見るだけではなく、歩いて体感できる場所。
陸地との付け根部分は一人が通れる幅ですが、そこから先は幅が広くなっていて、先端近くまで歩いて行けるようになっています。
お時間があれば、松島観光の合間に寄って行くといいですよ。

●注：　陸地との付け根の狭くなった部分には落下防止の柵などは無いので、ふざけたり他の人を押したりするのは厳禁！
強風、大波、濃霧の時には渡るのは止めましょう。

先端までの往復時に見える松島湾の眺めもよく、並びには≪子馬≫と呼ばれる≪馬の背≫の小型版の岬もあります。
●注：　≪馬の背≫の先端部分は岩が割れているので要注意。

≪馬の背≫への最寄り駅は、JR仙石線の松島海岸駅すぐお隣の陸前浜田駅で、そこから徒歩だと20分程度。
きつい坂は無く、適度に木蔭もあって眺めのいい場所もあるのでごゆっくりどうぞ。
上記の駅にはトイレはありましたが、飲み物の自販機はあったかなあ。
事前に用意して行くと憂い無し。

車でも行け、≪馬の背≫遊歩道手前には簡単な駐車場もありました。
道筋にある田里津庵（たりつあん）という、穴子や牡蠣が名物のお店で食事もして行っては？

ジェラテリア ナチュリノは、名取市に本店を構えるジェラート主体のお店。
名取市を含む名亘地域（めいこう・ちいき）の旬の恵みを使用して作られる新鮮なジェラートが売りで、2022年5月にバイデン大統領が来日した際の晩餐会に出されたジェラートはこのお店の物。

賑やかな場所からは離れた所にあるので車で行くのがいいですが、最寄りの仙台空港アクセス線≪杜せきのした駅≫から徒歩だと15分程度。

思っていたよりこぢんまりとした造りのお店でメニューには食事やパフェ系のスイーツもありましたが、私が行った時にはジェラートの販売のみ。

まず、お店外の看板に出ているその日のジェラートのお品書きを見て、シングルかダブルかトリプルか、コーンかカップかを決めてから注文に向かうとスムーズ。
私は、抹茶＋そら豆＋塩バニラのカップ入りでお願いしましたが、バイデン大統領が食べたジェラートはどれかを聞いて同じにしてみるのもいいのでは？

私は、店内にしつらえてある席でいただいてみました。
上記三種の中で、一番のお気に入りは抹茶。
コクの中の抹茶のほろ苦さと鼻に抜ける香りが最高！
塩バニラは定番のバニラ味に混じる塩気がこれまたおいしい。
そら豆は、個人的には青臭さがちょっと…、かな。

チョコレートなどの定番味もまだまだあるし、その時々の旬の素材を使ったジェラートも次々に出るとのことなので、また行ってみようと思います。

コロナ禍の影響で2020年4月末を最後に2年2ヶ月ほど取り止めていた海外訪問。
久々の国際線はシンガポール航空で、成田からシンガポールに飛んでみました。

●注：　コロナ禍の影響で、2022年7月初めは国内＋海外用ワクチンパスポートが必要だったり、シンガポール入国に当たっては事前にオンラインでのSG-Arrival Card情報入力も必須でした。
日本出国72時間前のPCR検査は不要になっていたほか、シンガポール到着後の隔離も無くなっていましたが、今後の最新情報は必ずお確かめください。
上記のSG-Arrival Cardのページはこちら。
https://www.ica.gov.sg/

必要とされる書類は準備しても、搭乗手続きには通常より時間がかかるかもと思い、出発の3時間前に始まる手続き開始前にはドキドキしながら待機。（笑）
でも、カウンターではパスポートと紙のワクチンパスポートを提示＋上記のSG-Arrival Cardの情報入力はもう済んでいるかを聞かれただけであっけなく手続き完了！ε-(´∀｀*)

今回はエコノミークラス搭乗でしたが、スターアライアンスのゴールドカードでANAのラウンジも使えてやっと心の落ち着きを取り戻せました。

今回私が乗った便（B787‐10型機）は80％ほどのお客の入りで適度の空席も有り、これにもホッと一息。
ただし、機内でのマスク着用は必須。
客室乗務員さんたちは、まだコロナがすっかり収束していないことに緊張感があるのか、ちょっとピリピリした雰囲気でした。

機内食はサラダなどの生ものは無く、通常よりもシンプルな内容でしたが、私が選んだチキン＋ライスは照り焼き丼風味でおいしくいただけました。
デザートはハーゲンダッツのカップアイス。

いつもは楽しみにしている機内販売は中止になっていたのもちょっと残念。

機内エンタメの映画類は、これまでと同じく種類も数も多く、6時間越えのフライトも退屈せずに過ごせました。

小島や奇岩が多数ある松島湾は、観光船で湾内巡りをして風景を楽しむほか、塩釜港のマリンゲート塩釜から出ている市営汽船で浦戸諸島の四つの有人島（桂島、野々島、寒風沢島、朴島）へ行ってみるのもお勧め。
観光船とはまた違った風景を楽しむために単純往復するのもいいですが、気になった島では上陸して、見どころを歩いて回ってみるといいですよ。
船は、観光船と同じようにデッキ付きのタイプもありました。

その市営汽船情報は、次のマリンゲート塩釜のサイト内にある浦戸諸島のページでどうぞ。
島々の見どころ情報も載っています。
http://shiogama.co.jp/marinegate/index.html
●注：　浦戸諸島には商店、食堂などはありません。
飲み物、お弁当などは事前に用意して行きましょう。

松島湾を見下ろす展望台がある松島四大観も有名ですが、展望台までの遊歩道が多少きつかったりします。
眺めとしては遠いので、事前に天気情報をチェックして、濃霧が出る日は避けるのがよし。
●注：　松島四大観の一つ、富山（とみやま）は松島の麗観が楽しめる場所ですが、私が訪れた2022年6月中旬には展望台になっている四阿（あずまや）が補修のため（？）立ち入り禁止になっていました。
●注：　松島四大観には商店、食堂などはありません。飲み物、お弁当などは事前に用意して行きましょう。

≪タイ ラック タイ≫は仙台のタイ料理店の草分け的存在。
もう30年近くも営業しているお店と聞いて行ってみました。

場所は地下鉄南北線の勾当台公園駅から徒歩5分程度で宮城県庁の近く。
愛宕上杉通り沿いなんですが、お店は地下階にあって階段入口周辺が地味。
≪タイ ラック タイ≫のお弁当部門の幟がその入口に出ていなければ、「ホントにここ？」と思うほど。
階段を下りたところの地下通路も怪しい雰囲気満載。（笑）
でも、ほかのお店もあるその通路の奥に、両手を合わせて歓迎してくれるタイ女性の人形が立っていてホッ！
日本語を話すスタッフが元気に迎えてくれるお店はこぢんまりと気さくな雰囲気でした。

メニューは、カレー類、麺類、ご飯物の単品やセットがあれこれ。
ただ、その日その日で準備していない品もあるようで、自分が食べたい物が食べられるとは限らないようです。
私はレッドカレー＋チキンマッサマンのセットを頼んだところ、レッドカレーは今日は無いからグリーンカレーにしたら？とか、ほかのお客さんもカオソイ（ココナッツミルクを加えたカレースープ麺）は今日は無いなどと断られていました。

飾り気の無い家庭料理風の盛り付けで、さらっとしたグリーンカレーは私好みの辛さ。
チキンマッサマンはちょっと甘口過ぎる感じ。

上で言ったお店入口のお弁当部門のお弁当は10種類あり一つ500円～700円。
私は500円のカオマンガイ（茹で鶏とスープ炊き込みご飯）のお弁当を買ってみたところ、ずっしりと充実の内容でおかずの野菜も多く味もよし。
これはまた買ってみたくなりました。

≪オステリア ハミングバード 本町店≫はパスタが主体のお店。
地下鉄南北線の広瀬駅西出口1からだと徒歩でほんの2分ほどの立地です。

たまたま、パスタが食べたい気分の時に通りかかったので入ってみました。
店内はしっとりとしたウッディ調のインテリアで落ち着いた雰囲気。

私はパスタはトマトソースの物が好きなので、≪伊達豚ベーコンの辛いトマトソースのスパゲティ≫のセットにしてみました。

スタッフの言葉は丁寧でも、マニュアル通りの言葉遣いをしているなという感じ。

サラダは使われている野菜の種類が多くて盛りはいいけれど、ドレッシングにはもうちょっと工夫がほしいかも。
スパゲティはベッタリした盛付けと味がちょっと…。
私にとっては今ひとつの結果でした。

≪漁亭 浜や≫は元々は名取市の閖上地区（ゆりあげちく）にあった海鮮料理のお店。
今では名取市のほか、仙台市内にも数店舗あるので、次の≪漁亭 浜や≫のサイトでチェックして行ってみましょう。
https://yuriage.co.jp/

この≪漁亭 浜や あすと長町店≫は、長町駅から徒歩2，3分ほどの場所。
ちょっと奮発しておいしい海鮮料理が食べたくなったら行ってみるといいですよ。
ランチもやっています。

店内はすっきりとシンプルで清潔な造り。
接客も丁寧だと思います。
ランチにはお手頃なお値段でベストセラーの≪浜やの浜丼≫などもありましたが、この日はいい事があったので、13種のネタが盛られた海鮮ちらしにしてみました。
見た目の華やかさとボリュームもあり、これにしてよかったなと言うおいしさ。
一緒に出されたアラ汁も、中身がたっぷりで味もよし。

ここはまた行ってみたいお店の一軒になりました。
次は名物のはらこめしにしてみようかな。

五大堂は、松島では誰もが訪れる瑞巌寺の境外仏堂。
JR仙石線の松島海岸駅からは徒歩10分程度の海岸沿いにあります。

陸地からは短い三本の橋で結ばれた小島の上に立っている五大堂の歴史などは、次のウィキペディアのページでどうぞ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%A4%A7%E5%A0%82

日中には訪れる人が多い五大堂ですが、松島に一泊した翌朝6時過ぎに散策がてら行ってみたところまだ誰も来ておらず、静寂の中の古色蒼然とした五大堂と松島湾の風情が楽しめました。
早起きして来てみては？

五大堂で気を付けたいのは、三本ある橋の内、二本のすかし橋。
踏板の隙間が大きくて、大人でもちょっと怖いほど。
これは、五大堂へ参拝にすかし橋を渡る時には身も心も乱れの無いように気を引き締めて、という戒めなのだそう。
よそ見はせずに渡りましょう。

三聖堂は、観世音菩薩、達磨大師、菅原道真の像を安置してある小さなお堂。
JR仙石線の松島海岸駅からだと、国道45号線から寺町小路に入ってすぐで徒歩10分足らず。
円通寺や瑞巌寺に行く道筋にあります。

1682年に建てられたというこのお堂は、小振りな本体に比べて頭でっかちな茅葺き屋根が可愛らしいんですが、屋根以外の部分は創建当時のままというのには驚きます。

地続きには、小太郎と紅蓮尼の比翼塚や、水主町（かこまち）に一軒残った1600年代の古民家も保存されていて、それぞれ説明パネルも出ていました。
併せて見て行きましょう。

Cafe ALBERTは、松島海岸沿いの賑やかな国道45号線から脇道に入り、新富山展望台へと続く道筋にあるこぢんまりと小粋なカフェ。
かつては海に浮かぶ小島だったという奇岩≪みやじま≫の後ろの小さな庭と地続きになっているのをお見逃しなく。

客席は数席しか無いのですが、私が訪れた時には空席があったのがラッキー！
アルバート・アインシュタインから名を取った清潔な店内には化学の実験室のような器具がセンス良く飾ってあるのがユニーク。

コーヒー類を中心に、スイーツや軽食もありましたが、私はシンプルに、ミルクやガムシロ抜きのアイスコーヒーにしてみました。
キリッとした香りと苦みと酸味で、目も頭もスッキリ。
また気持ちよく散策を続けられました。

≪ぱんやあいざわ≫は、小さな可愛いパン屋さん。
松島海岸沿いを通る賑やかな国道45号線から脇道に入り、新富山展望台へと続く道筋にあります。

こぢんまりとしたシンプルな造りのお店で見落としそうになりますが、周辺のお店と併せた標識がいくつか出ていたので、初めてでもすぐに見つかりました。

まだ新しいお店でも、国産小麦と自家製の天然酵母を使用しているパンが大人気。
特にカンパーニュ系の主食となるパンが人気らしく、ぜひ試してみたい！という方は予約をして行くのがよさそう。

その他には、総菜パン系、菓子パン系の品もありますが、イートインスペースは無いので要注意。
松島海岸沿いのベンチで、海を眺めながらのおやつにしてみては？

私が立ち寄ったのは週末のお昼過ぎ。
もう残りは少なかったんですが、その中からチリソース・ドッグと、あん＋発酵バターのサンドをお買い上げ。
後で海辺の風に吹かれながら味わってみたところ、歯応えのある生地とそれぞれの具の味わいが絶妙にマッチしていて、ちょっとお高めなお値段も納得でした。
次の機会には何を買ってみようかな。

≪絹肌の湯 松島温泉 松島センチュリーホテル≫は、JR仙石線の松島海岸駅からだと徒歩10分足らず。
五大堂や福浦島への福浦橋がすぐ近くで、朝夕の散策にピッタリの立地。
ホテルそばには海産物メインの飲食店も数軒あって便利。
これで、コンビニが近くにあるともっといいなあ。

ロビーの喫茶部門には、コーヒーやお茶などのソフトドリンク無料のコーナーがあるのがうれしいサービス。
マッサージやエステの料金もリーズナブル。
ぜひお試ししてみましょう。
露天風呂もある大浴場も松島湾の景色が見えて雰囲気よし。

最初、海の見えるお部屋にしようかなと思いましたが、一泊後の朝のお天気があまりよくなさそうだったので街側洋室（シングルルーム・禁煙）に決定！
お部屋はデザインが少々古いですが広さがありベッドもダブルサイズでゆったり気分。
備品類はそろそろ替え時に入ったかも？

部屋付きの浴室は、部屋の広さの割りに狭いのは残念。
でも、シャワーはたっぷりのお湯が勢いよく出て気持ちよく使えました。

夕食として、ホテル内の楽楽という食事場所で摂ったカキフライ定食は美味。
朝食は付けなかったので内容については未確認です。

フロントでも食事場所でも、スタッフの接客が丁寧だったのも印象に残ったホテルでした。

雄島は、浪打浜脇から朱塗りの渡月橋で結ばれた小島。
JR仙石線の松島海岸駅からだと徒歩10分程度です。

かつては≪奥州の高野≫とも称されていただけあって、島に多数ある岩窟には五輪塔が彫られていたり、死者の浄土往生を祈念した板碑（いたび）も多くて、霊場の雰囲気が漂う場所。
特に瑞巌寺103世通玄法達のために建てられたという松吟庵跡はその気配が濃厚で、心がシンと静まる佇まいでした。

島の一画にはカンボジアのタ・プローム遺跡の小型版のように、木の根がまとわりついた岩窟群も有って迫力あり。

数多い碑に混じって、国の重要文化財の頼賢の碑、松尾芭蕉と弟子の曽良の句碑もあるので探してみるといいですよ。

小さな島ですが、じっくり見て回ると1時間はかかります。

福浦島は、五大堂や≪松島温泉 松島センチュリーホテル≫近くにある赤い欄干が印象的な福浦橋で結ばれた小島。
上記の橋を渡って福浦島に行くには、橋の手前でチケット（200円）を買う必要がありますが、お天気が良ければ、島内散策＋あちこちにある展望台からの島々の眺めを楽しみに行ってみる価値あり。
福浦島は宮城県の県立自然公園にもなっているだけあって緑が濃く、思わぬ所で森林浴もできますよ。

島内を巡る遊歩道には、木材チップを粉砕したウッドファイバーと、湿気硬化型ウレタン樹脂を混ぜた木材系舗装を採用しているとの事で柔らかい踏み心地。
きつい上り下りの道は無いので、チケットを買う時にもらえる地図を見ながら島を一周してみては？
私の場合、橋の渡り始めから戻って来るまで、のんびり全部回って1時間でした。

島内には茶屋が一軒ありましたが、私が行った午後5時近くは閉まっていました。
チケット売り場あたりの自販機で飲み物くらいは買って行くと憂い無し。
トイレは一か所に設置されていました。

福浦橋は、≪松島温泉 松島センチュリーホテル≫近くから、松島湾の福浦島へと続く橋。
五大堂からも近くて、徒歩5分もかかりません。

1967年竣工の長さ252mある朱塗りのその橋は、渡ると良縁に恵まれるという出会い橋。
その福浦橋も2011年に発生した東日本大震災では橋脚が一部損壊したのだそうですが、台湾の日月潭の観光船業者さんたちからの義援金で復旧したという絆の橋にもなっています。

この橋で福浦島に渡るには200円かかりますが、橋から見る景色も島での散策も楽しいので、お天気が良ければぜひどうぞ。
夕方、西日に照らされてさらに赤くなる福浦橋＋周辺の景色もいい雰囲気でした。

新富山（しんとみやま）は、松島町内の標高45mの丘に設置された松島湾を見下ろす展望台。
五大堂あたりからだと、松島海岸沿いの賑やかな国道45号線から金華山道に入って徒歩10分ほど。
最後の坂がちょっときついので、ごゆっくりどうぞ。

丘の上には、鉄骨の展望台のほか、イギリスの詩人のエドマンド・チャールズ・ブランデンが昭和23年に松島を訪れた時の感慨を詠んだ詩碑はありましたが、売店や自販機、トイレなどはありません。
準備を整えてから行きましょう。

休憩できる四阿（あずまや）はあっても、中のテーブルやベンチは清掃が出来ていなくて埃まみれだったのが残念。

展望台の上から見る松島町と松島湾の眺めはちょっと遠い感じ。
出来たら、見える建物や島々の説明パネルがあるといいのにな。

今回、松島四大観＋新富山の五つの展望台を訪れ、それぞれの場所からの眺めを比べることが出来たのは収穫でした。

感覚ミュージアムがあるのはJR陸羽東線の有備館駅と岩出山駅の中間点で、江合川（えあいがわ）の堤防がすぐ脇。

人間の持つ五感を使って楽しめる不思議空間や作品が展示されていて、美術館とも違った雰囲気のミュージアムになっています。
撮影が出来るのは外観とホールまでなので、どんな内容の展示があるのかは、次の感覚ミュージアムのサイトでどうぞ。
https://www.kankaku.org/

私が行った2022年5月には、コロナ禍の影響で一部体験できない作品もありましたが、子どもだけではなく、大人も楽しめる内容だと思います。
ホールにあるカフェもこの時にはお休みでした。

私が気に入ったのは、自分の姿がいくつにも分かれて映る鏡の間のようなエアートラバースと、波紋が広がるように光と水面が変化する洞窟プールのようなウォーターガーデン。
後者は瞑想的気分にも誘われ、休憩がてらしばらくその雰囲気に浸ってみました。

屋上からは江合川の堤防や河川敷、その向こうの山並みもきれいに見えました。
お天気が良ければ屋上へもどうぞ。

歩いて見て回れる範囲には、岩出山伊達家が開設した郷学（学問所）の有備館やその庭園もあり、併せて見て行くといいですよ。
その道筋の町歩きも楽しめました。