釈安住さんのクチコミ(2ページ)全732件

台湾は九州ほどの大きさながら、富士山よりも高い三千米超の山が林立しています。台中から東に車で一時間ほど、山間に日月潭という美しい湖が佇んでいます。自然の景観だけではなく、湖畔に文武廟もあって漢民族の文化に触れることもできます。

約百年前、日本統治時代に建てられた臨済宗のお寺です。高さが百尺ほどの、大きな布袋様がにこにことしておられます。昔は中に入ることも出来たそうです。台湾で没した日本人を祀る施設もあります。日本と所縁の深いお寺さんです。

五日間で台湾一周、初日は台中泊まりでした。客家料理の夕食後、逢甲夜市を巡りました。日本なら露店がずらりと並ぶようなお祭りを連想しますが、夜までお店を開けている商店街です。翌朝は、大きな布袋さん像がある宝覚禅寺に参詣しました。

台湾一周五日間の旅、初日の宿でした。中国語名は長栄桂冠大飯店といいます。台中では第一級の格式を誇ります。部屋は広く豪華な造りで、朝食も種類が豊富で大満足でした。客家料理の夕食、逢甲夜市を巡った後に宿に入りました。

十五年ぶりの台湾で、台北以外は初めてでした。初日の晩御膳は、台中で客家料理の名店でした。団体さん向けの広い店内で、料理が次々に運ばれてきました。日本人にも馴染みの深い四川や広東の味付けとは違って、癖があるのが客家料理という印象でした。

十五年ぶりの台湾、五日間で一周の旅に出ました。桃園国際空港から台湾新幹線の高速鉄道駅までは離れており、なおかつ駅周辺は一体的開発がなされていないような印象を受けました。つまり高速鉄道という社会的基盤を既存の交通網と有機的に連絡できていないということです。

ホーチミン中央郵便局の隣に書店街があります。片側は郵便局の敷地なので、反対側に本屋さんがずらりと軒を連ねています。神田の書店街とまではいきませんが、似たような雰囲気です。本屋さんというのは、一国の文化においても重要な位置付けです。

芸術の都ミュンヘンには、主な美術館だけでも三館あります。近代までの絵画趣致であるアルトピナ子テーク、近代絵画のノイエピナ子テーク、現代美術のモダンピナ子テークです。現代美術部門には、絵画以外に自動車やアイボなども展示されています。

バイエルン州でも最南部はアルプスの山懐に抱かれた風光明媚な土地です。バイエルン国王ルートビヒ二世はこの地を特に好みました。オーバーアマガウに築いたのがリンダーホーフ城ですが、平坦な土地に広い庭を造りました。

ホーエンシュバンガウは山と湖が織りなす風光明媚な土地です。バイエルン国王ルートビヒ二世もこの地を好みました。ノイシュバンシュタイン城とは谷を挟んで並ぶ位置にあるマリエン橋からは、絵葉書でみるようなお城の眺めを楽しむことができます。

アンコールワットなど遺跡が多いシェムリアプ周辺ですが、一九七〇年代以降の内戦時期には戦場と化しました。ポルポト派による支配の下で、残虐な行為が繰り広げられていきました。今、目にするのはそういう負の遺産です。

築城王と渾名されたバイエルン王国最後の王、ルートビヒ二世はオーストリア国境に近いホーエンシュバンガウの地に二つの名城を残しています。最初に築城したのがホーエンシュバンガウ城でした。しかしこれでは満足せずに、すぐ隣にもう一つ造ろうという野望を抱いたのでした。

バイエルン王国最後の国王、ルートビヒ二世は築城王と渾名されました。フュッセンの地に、最初はホーエンシュバンガウ城、後にノイシュバンシュタイン城を築きました。そのために国家財政は破綻してしまいますが、今では貴重な文化遺産です。

芸術の都、ミュンヘンを象徴するような絵画館です。近代、十九世紀までの名画を集めています。広い館内を歩くには体力が、次から次へと名画を見て廻るには集中力が必要です。それにしても、これぞ必見という名画ばかりを集めたものです。

欧州の歌劇場はどこも、建築物としても歴史があり、その都市を代表する建物です。バイエルン州立歌劇場もその一つです。希臘風の堂々とした正面に、繊細な彫刻があしらわれています。舞台で繰り広げられる演奏もまた、世界最高水準です。

現在のドイツ連邦共和国でも最大の面積を誇るのがバイエルン州です。十九世紀にドイツ帝国として統一されるまでは、バイエルン王国であり、都はミュンヘンでした。独自の文化を持っており、北ドイツとは風土も違います。

人口一千万の大都会ながら地下鉄もないホーチミン市内では、移動にタクシーが欠かせません。水上人形劇を観に行くのに利用しましたが、十分ほどの乗車で数百円ほどという感じでした。現地の案内人さんが一緒だったので、安心でした。

家族旅行でアンコールワットとホーチミンを巡ってきました。往路はハノイ経由でシェムリアプに向かいました。関西空港からの直行便は朝八時台の集合でしたが、快適でした。今回は乗り継ぎだけでしたが、次回はハロン湾にも行きたいものです。

熱帯のベトナム故、昼間に動き回ると汗をかきます。まして雨季で、二階建てバスで観光中に夕立に見舞われて、びしょ濡れになった後、飛行機に乗る前に一風呂浴びるのは格別です。夜中に出発する便では、これが何よりです。

ベトナムは太平洋戦争で日本が負けるまでは、日本の占領下にありました。しかし元々は仏領インドシナで、日本の敗戦後、九月二日に独立宣言を出しました。その後ベトナム戦争で泥沼化し、戦争が終わるまで三十年かかりました。独立記念日には花火が上がります。