dune45さんのクチコミ(40ページ)全28,328件

道林寺は、台東区東浅草の住宅街に建つ浄土宗寺院です。すぐ北にある春慶院を訪れた際にあわせて足を運びました。境内は狭いですが、緑が多く植栽も良く手入れされています。その奥に見える本堂はコンクリート造りのようで、淡いオレンジの色彩が印象的でした。

高尾太夫とは特定の個人ではなく、吉原の代表的名妓のことで、11人の遊女がこの名前を名乗ったとされています。春慶院の境内にある「高尾太夫の墓」は、数多くの逸話を残した二代目高尾太夫の墓とされています。墓石は歴史を感じさせるもので、脇に詳しい案内板も設置されています。吉原の歴史が刻まれたお墓だと感じます。

春慶院は台東区東浅草の住宅街にある浄土宗寺院です。周囲の住宅に溶け込むような外観をしており、最初はお寺と気付きませんでした。さほど特徴的なものを感じないお寺ですが、山門入って右手奥にある「高尾太夫の墓」は、詳しい案内板が設置されており、見逃さないようにしたいです。

東禅寺は台東区東浅草の裏通りにある曹洞宗寺院です。驚いたのはコンクリート製の本堂の真正面に、大きなお地蔵さんが鎮座していることです。これほど目立つお地蔵さんはあまり見たことがありません。江戸六地蔵の第2番になり、1710年に像立されたということです。このお地蔵さんを見るためだけにでも足を運ぶ価値のあるお寺だと感じました。

寳珠稲荷神社は、台東区清川の一画にあります。東京都道464号の一部、通称吉野通りからワンブロック東にはいった角地になります。本堂、燈籠、鳥居などが整然と美しく、コンパクトにまとまった姿が印象的でした。ユニークに感じたのは、鳥居の前に鉄製の門扉があることで、あまり見ない光景だと思いました。

台東区清川の一画にある「玉姫稲荷神社」は、8世紀半ばに京都の伏見稲荷大社より御分霊を勧請し創建された歴史ある神社です。境内には数多くの摂社や末社の姿もあります。
久しぶりに足を運んだところ、参拝客の姿はなくひっそりとしていました。本殿の周囲には木々が茂り、美しい緑というより、やや手つかずという印象でした。

「Bivi南千住」は、南千住駅のすぐ東にたつショッピングモールです。コンビニやカジュアルな飲食店、クリニック、フィットネスクラブなどが主なテナントで、観光客向けではなく地元の人の利用が多い施設だと感じました。

南千住駅東側のロータリーに面した一画に「ドナウ広場」と名の付く場所があります。荒川区とウィーン市ドナウシュタット区の交流を記念して命名されたということです。「ドナウの調べ」と名付けられたブロンズ像や桜の木などがありますが、あまり期待して足を運ばない方が良いと思います。

南千住駅のすぐ南にある浄土宗寺院です。このあたりは、江戸時代に処刑場があった場所で、回向院は牢死者や刑死者を供養するために寛文7年に建てられました。またこのお寺のすぐ南にある延命寺には、このように無縁となった人々を供養するために建てられた首切地蔵があります。二つのお寺は密接に結びついているので、それぞれの歴史を知ったうえで双方を訪問するのが良いと思いました。

浄土宗寺院の延命寺は、南千住駅のすぐ南にあります。かつてこの場所は小塚原刑場だった場所で、明治時代に廃止されるまで、磔・斬首などが執行されていた場所です。
こちらのお寺は昭和57年に小塚原回向院から分院独立し開山した新しいお寺で、境内には前掛けをした大きなお地蔵さまの姿がありました。こちらは「首切地蔵」で、処刑された人たちを弔うために建立されたお地蔵さんということです。首切地蔵の周りにも多くのお地蔵さんの姿があり、記憶に強く残っています。

浄土宗寺院の浄閑寺は、日比谷線・三ノ輪駅の北、常磐線の線路の南に位置します。「投込み寺」の異名を持つお寺ですが、これは安政の大地震で吉原の遊郭の女性が大勢亡くなった際、この寺に投げ込んで葬ったことに由来するものです。本堂などは新しく特徴を感じませんでしたが、山門前に立つ赤い前掛け姿のお地蔵さんが印象的でした。

天台宗寺院の永久寺は、日比谷線三ノ輪駅近く、明治通り沿いにあります。江戸五色不動のひとつで、案内板には「目黄不動」と記載されています。
境内は狭くやや荒れた感じで、目黄不動の近くにいくつかの板碑の姿がありましたが、案内板などは設置されておらず、何を意味するものかは分かりませんでした。

案内書きによると、阿部友之進は江戸中期、徳川吉宗の時代に活躍した本草学者ということです。台東区三ノ輪の曹洞宗寺院、梅林寺の墓地にそのお墓があり、東京都から旧跡の指定を受けています。梅林寺自体はそれほど特徴的なものがなく、こちらのお墓を目的に訪問される方も多いようです。

正覚山得生院寿永寺は、日比谷線三ノ輪駅から徒歩1～2分の裏通りにある浄土宗寺院です。金属製の門が閉ざされており迷いましたが、脇のドアから境内に入ることが出来ました。特筆されるのは豪快な笑みをたたえた大黒天の姿です。こちらは下谷七福神のひとつですが、これほど印象的な大黒天はあまり見たことがありません。

千束稲荷神社は日比谷線三ノ輪駅から南へ徒歩3～4分の場所にあります。「たけくらべ」の舞台になった神社とされ、そのゆかりで境内には樋口一葉の胸像があります。狛狐の姿はあるものの、鳥居や本殿に朱色はなく、色彩的には稲荷神社らしくない点も興味深く感じました。

台東区竜泉の裏通りに「一葉記念館」があります。道を挟んで「一葉記念公園」と向かい合っていますが、この辺りは一葉の旧居があった場所で、「たけくらべ」や「わかれ道」などの題材を得た場所です。記念館は1961年に開館し、2006年にリニューアルされており、現在は大きく斬新な建築です。公園には「たけくらべ記念碑」などもあります。公園も記念館も台東区立で、台東区にとって一葉の存在の大きさが感じられます。

樋口一葉旧居跡碑は国際通りを竜泉の交差点で東へ入り50メートルほどの場所にあります。石碑は柱型のシンプルで新しいもので目立ちません。案内書きによると一葉は明治26年にこのあたりに移り住みし、「たけくらべ」や「わかれ道」などは、この地での生活から題材を得たということです。

台東区竜泉、国際通りから2ブロックほど東へ入ったところにある天台宗寺院です。航空安全、旅行安泰祈願などにご利益があるとされ、航空関係者の参拝も多いようです。狭い境内には白い提灯がたくさんあり、数多くの絵馬も見られ、庶民的なお寺という印象がありました。

「下谷七福神」は、下町の狭いエリアに集まっており、コミュニティバスや徒歩でも回ることが出来ます。しっかりと参拝しても2時間もあれば余裕だと思います。庶民的な寺社仏閣が多いのも下町ならではと感じます。朝日弁財天を祀る弁天院では隣接する公園で遊ぶ小さな子どもたちの姿が印象的でした。

朝日弁天院は地下鉄入谷駅から徒歩5分ほど、水戸街道から少し東に入った住宅街にあります。下谷七福神のひとつで弁財天を祀る曹洞宗寺院ですが、境内は隣接する区立弁天院公園と一体になっているようで、元気に遊ぶ子どもたちの姿が目立ちました。本堂は淡いピンク色の色彩と花頭窓が印象的でした。