ハンクさんのクチコミ(19ページ)全785件

本日11月15日の都内紅葉の見所ベストテンの第2位にランクされていた六義園を散策することにした。最寄り駅はJR駒込駅で徒歩5分、駅を出て目の前に染井門が見える。コロナ対策のため事前予約が必要で、前日オンラインで予約した。入場して一回り歩いたが、紅葉度合いは2-3割程度、園の方に伺うと、見ごろは11月末になる見込みという。
六義園は五代将軍徳川綱吉の信任厚かった人柳沢吉保が、1702年に綱吉から賜った地に造成した庭園である。御殿を六義館、庭園を六義園と称した。その名は『詩経』の六義（りくぎ）から名付けられている。江戸初期に完成した桂離宮の庭園の様式を採用した回遊式築山泉水庭園で、元禄時代の気風を反映した江戸大名庭園の代表的なものである。明治に入って、三菱の創業者岩崎彌太郎の別邸となり、1938年に東京都に寄付された。

都内のもみじの名所を検索すると、第6位に新宿御苑がランクされており、早々散策することにした。940本のもみじ、いちょうが植えられているという。残念ながら今日時点ではもみじの色づきは不十分であった。最寄り駅は地下鉄新宿御苑駅、およびJR千駄ヶ谷駅で、それぞれ徒歩約5分、入場料は500円。
もともと江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地に1879年に環境庁の管理下で新宿植物御苑が開設された。終戦後に一般に公開され、現在は環境省管轄の国民公園となった。日本庭園、フランス式庭園、風景式庭園、母と子の森、玉藻池、上の池、中の池、下の池、温室などが配置され、桜、紅葉はもちろん四季折々の風情が楽しめる。

高輪から代々木公園まで徒歩で散策した。これまでNHKホールにはしばしば訪れたが、隣接する代々木公園の中へ入ったのは初めてである、また明治神宮にも連接するが、入り口は別々である。代々木公園は54ha、明治神宮は73haあり両方訪れるためには相当歩くことになる。最寄駅はJR原宿駅。
もともと代々木公園は、大日本帝国陸軍の代々木練兵場であった。太平洋戦争敗戦後にワシントンハイツとなり、1964年の東京オリンピックで代々木選手村として使用された。その後1967年に代々木公園として開園した。中央に池を配置し、噴水が設置されている。芝や花壇、樹木が配置されジョギングを楽しむ市民も多い。また、選手村の宿泊棟はオリンピック記念青少年センターや代々木ユースホステルとして活用されている。

高輪から徒歩で散策し、明治神宮を初めて参拝した。明治天皇と昭憲皇太后を御祭神とする。1920年創建なので100年前のことである。約2000年の歴史を持つ伊勢神宮、熱田神宮とは歴史的には比較にならない。面積は73ヘクタールあり、伊勢神宮は5500ヘクタールと別格で、熱田神宮の60ヘクタールよりひと回り広い。最寄駅はJR原宿駅、小田急線の参宮橋駅など、広大な面積のため、本殿まではかなり歩くことが必要である。
1912年に明治天皇が崩御、遺志により京都の伏見桃山陵に山陵が造営された。その後東京にも記念施設を創設する運動が起こり、明治神宮が造営されることになった。現在の深い杜の木々は全国からの献木が植樹された。本殿に加え宝物殿、武道場至誠館などが併設された。近年の初詣の参拝者数は第1位である。

昔「餅投げ」の行事でよく訪れた川原神社を久しぶりに参拝した。地元では「川名の弁天様」の方が馴染みがあり、弁天の池には昔から多くのカメがいる。最寄駅は地下鉄川名駅で徒歩5分、旧飯田街道に面している。
日の神、埴山姫神（土の神）、罔象女神（水の神）を祀り、防火鎮火の神である。建立は古く延喜の時代（10世紀）、1601年に松平忠吉（徳川家康の四男）が神領二十石を寄進、1664年には徳川光友（尾張藩2代目藩主）が豊作を祈願したと伝えられる。本殿は太平洋戦争で焼失しその後再建された。1992年に失火により焼失し住民は再建を強く望み、1998年に新たに建て直したものである。境内には弁天社の他、津島社、天神社、稲荷社、秋葉社、若宮社、竜神社などが建ち興味深い。　

熱田神宮の本殿を参拝する前に、南第一鳥居をくぐってすぐ左手に独立した鳥居があり先にお参りすることにした。名鉄神宮前、熱田駅からアクセスする場合は逆方向になり、後に参拝したほうが良い。知恵の神様と言われており、七五三の時期で子供を連れた親子で賑わっていた。
上知我麻神社は熱田神宮の境内にある摂社のひとつ。独立した境内地を与えられており、右隣には八剣宮と敷地を共有している。江戸時代までは源大夫社と呼ばれており、八劔社の南、市場町の美濃路と東海道の追分にあった。1949年に熱田神宮境内に移され、1965年に現在の社殿を建てて遷座した。始まりはよく分かっていないが、南区本星崎町に上知我麻神社・下知我麻神社があり、そこから移築されたらしい。

銀杏の木々が黄色く色づく秋晴れの中、多くの七五三参り参拝者が訪れている熱田神宮、名古屋市民にとって最も重要な熱田神宮を久々に参拝した。アクセスは名鉄神宮前、JR熱田、地下鉄神宮西など、広大な敷地を有しているため、いずれの駅からも本殿まではかなり歩かなくてはならない。ただ伊勢神宮に比べ平坦であり、車椅子のアクセスも可能である。
三種の神器の1つである草薙剣を祀る由緒ある神社。熱田神宮の創建は646年と伝わり、古くは尾張国における地方大社として、中世以降は伊勢神宮、石清水八幡宮に継ぐ「日本第三之鎮守」と言われるようになった。信長、秀吉、家康などが手厚く保護し、信長が桶狭間の勝利後寄進した信長塀は今も現存する。太平洋戦争で甚大な被害を受けたが、本殿その他が再建されている。

名古屋市民になじみ深い鶴舞公園を久々に訪れた。桜の名所として、またチューリップ、バラ、菖蒲、紫陽花など花の名所として知られている。この日はバラが満開、美しい花を咲かせていた。地下鉄、JR鶴舞駅から徒歩5分、駐車場も周囲にある。
1909年に名古屋最初の公園として開設された。当時新堀川建設に伴う大量の土砂の処理のために沼地を埋め立て、同時に公園として整備された。名古屋市中央図書館、テニスコート、野球場などが併設され子供、学生の利用が多い。2009年頃から公園内がコスプレを行うコスプレイヤーのメッカとなっているという。

地元のなじみ深い神社を久しぶりに訪れた。夜祭で何度も訪れたところであるが、改めて由緒ある神社であることを知った。地下鉄、JR千種駅から徒歩5分、広小路通の向かい側にある。
高牟の牟は鉾のことで、かつてこのあたりに住んでいた尾張物部氏の武器を納めた蔵が後に神社となったことに由来するという。龍の口から湧き出でる水は名水で、応神天皇長寿の祝水として産湯に献上し、延命長寿に霊験ありと言われる。近くの住民がペットボトルに入れて持ち帰っていた。また縁結びにご利益がある。

高輪から四谷へのジョギングで少し足を延ばして、国宝迎賓館赤坂離宮を始めて訪れた。最寄り駅はJR中央線、東京メトロ四ツ谷駅で、徒歩10分。かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった場所に、1909年片山東熊の設計で東宮御所として建築された日本で唯一のネオ・バロック様式の洋風宮殿、1974年に迎賓館として改修された。入場料は1500円、感染対策のため、入場は制限があり、この日曜日は20分ほど待たされた。
うわさには聞いていたが、今回初めて入館し中を見た。外観は明らかにシェーンブルン宮殿とヴェルサイユ宮殿の模倣、内装にところどころ見られる和洋折衷も不自然さを感じさせるところがある。とは言え、当時最高の材料をふんだんに使って作られており、しばしヨーロッパの香りに浸ることができた。建物内は撮影禁止でここに掲載することはできないが、最近のアメリカ、中国、ヴェトナム、インドネシア、イギリスなどの首脳が訪れた写真が展示されている。規模は大きくはないが洋風の庭園は美しく、宮殿を背景に撮影することができる。

コロナ禍以後初めてコンサートに出かけた。小林研一郎指揮の読響、メインプロは「英雄」、会場は池袋の東京芸術劇場。ここは東京都が都民のための総合芸術文化施設として、1990年にオープンした。
世界最大級のパイプオルガンを有するクラシック専用の1999席の大ホールの他、演劇・舞踊等の公演を行う中ホールと2つの小ホール、4つの展示スペース、大小の会議室やリハーサル室も備えている。大ホールはサントリーホールのワインヤード式と対照的な形状、3階席はステージからかなり距離がある。好き嫌いはあるとしても、音響的にはサントリーホール、川崎、横浜のホールには劣る。それでもNHKホール、オーチャードホールよりは良い。

鬼子母神堂を訪れた折、隣接する武芳稲荷神社を参拝した。池袋から徒歩10分、最寄り駅は副都心線の雑司が谷、または都電荒川線の鬼子母神前。規模ははるかに小さいとはいえ、京都の伏見稲荷を思わせる朱色の鳥居が並ぶ中を通り過ぎて小さな稲荷神社がある。行きだけでなく帰りも鳥居をくぐって外に出る。
鬼子母神の境内にあるが、鬼子母神より歴史は古いそうで、祀られているのは、倉稲魂命(うけみたまのみこと)。出世稲荷とも呼ばれ、商売繁盛にご利益があるとのこと。

池袋の東京芸術劇場で昼のコンサートを楽しんだ後、鬼子母神堂まで散策した。池袋からは徒歩10分、最寄り駅は副都心線の雑司が谷、または都電荒川線の鬼子母神前。なおキシボジンではなくキシモジンと読むそうだ。当山のご尊像は1561年にこの辺りで掘り出され、この地にお堂が建てられた。現在の本殿は1664年に建立された重要文化財である。
鬼子母神とはインドの夜叉神の娘、近隣の幼児を食べるなど暴虐な性格で恐れられた。お釈迦様はその過ちを悟らせ彼女を救い、帰依させた。その後安産、子育ての神となることを誓い、人々から敬われるようになったという。

福島駅の北東にある市内随一の規模を持つ護国神社、緑深い信夫山の山麓にある。福島駅からは車で10分ほどかかる。事業の安全を願い、地元の方のお勧めでここで安全祈願祭を開催した。コロナ禍の中、感染対策を樹分実施した上での開催となった。
信夫山を背景に立派な社殿を持ち、風格を感じさせる。1879年、戊辰戦争及び西南戦争の戦死者を祀る官祭信夫山招魂社として創建された。1937年に現在の社殿が造営され、1939年に福島縣護國神社と改称された。

ジョグジャカルタ市中心部にある三ツ星ホテル。空港からのアクセスはタクシーしかない。部屋の広さは一人旅には十分、ベッド、水回りなども清潔である。国立博物館とジョグジャカルタ宮殿が徒歩圏内で、周囲にはレストランも多くある。フロントは親切で、観光案内、タクシーの手配など気持ちよく対応してくれた。コストパフォーマンスは高い。

中央駅から国鉄電車で20分のマッコーリーユニヴァーシティで下車し徒歩10分、ホリディインエクスプレスは安心して泊まれるスタンダードのビジネスホテル。緑豊かで広々としたマッコーリー大学が正面にあり大学関係者の宿泊も多い。部屋は十分広くバスタブはなくシャワーのみ。朝食がついてお得感がありコストパフォーマンスは高い。

息子が招待券を譲ってくれたので、初めて東京富士美術館を訪れた。京王またはJR八王子駅からバスで20分。品川からは1時間半かかりかなり不便である。なお入場券は大人1300円と安くはない。
「永遠の日本美術の名宝」というタイトルで、所蔵品の中から若冲、北斎、広重、襖絵や工芸作品などが選ばれている。常設展にはブリューゲル、ルーベンスに加えマネ、ルノワールなどの印象派の巨匠の作品が展示されていた。一部の作品を除き写真撮影可能なのがうれしい。

「おくのほそ道」をたどる旅の途中、日本三景の一つ、松島に立ち寄った。芭蕉も絶景に感嘆して「松島は扶桑第一の好風にして、およそ洞庭・西湖を恥じず。」と言っている。JR東北本線松島駅からは少々遠く20分ほど歩いた。JR仙石線の松島海岸駅からの方が近く、徒歩5分ほど。
松島はリアス式海岸がさらに進んだ沈降地形で、溺れ谷に海水が入り込み島として残ったもの。第三紀層の凝灰岩、砂岩、礫岩など脆い岩質で、波に洗われた部分が侵食されて作られた地形である。小島の上部に松が生えて独特の景観が形作られた。島の数は諸説あるが、260ほどであるそうだ。

平泉、松島瑞巌寺を訪れ日も暮れかけた頃、塩竃神社を訪れた。名古屋にも塩竃神社があり、安産の守り神として私も何度も参拝した。今回ご本家を初めて訪れることができて感無量である。仙石線の本塩釜駅から徒歩20分ほど。
名古屋の塩竃神社も小山の上にあり、階段を登ることは覚悟のうえであったが、予想通りの急階段を15分ほど登った。東北鎮護・陸奥一之宮として長く信仰されている東北を代表する神社で、全国に分社がある。場所柄塩業・漁業の神様として、また家内安全・延命長寿・交通安全・厄除け・安産守護の神として知られる。広い境内に塩竈神社博物館（入館料200円）も併設、志波彦神社が並んでおり興味深い。
1689年芭蕉も奥の細道の旅の途中立ち寄っている。

平泉を訪れた後JR東北本線で松島に移動、日本三景の一つ松島海岸を眺めながら瑞巌寺を訪れた。松島駅からは徒歩20分ほどかかる。仙台方向から来るのなら仙石線の松島海岸駅の方が近く徒歩5分ほどである。
瑞巌寺は平安時代の初めの828年、慈覚大師により開創された。臨済宗の古刹で、1604年ころ伊達政宗の時代、菩提寺として大伽藍などを建造した。本堂と庫裡は国宝に指定されている。本堂の中はかつての絢爛たる襖絵などが模写で再現されている。拝観料は700円、宝物館もあわせて見学できる。
1689年、芭蕉が奥の細道の旅の途中で立ち寄っている。