釈安住さんのクチコミ(33ページ)全3,338件

大都会のジョージア州アトランタには、市内と空港を結ぶ新交通機関が走っています。空港まで行くのにも便利です。市街中心部でも地下ではなく、高架路線です。米国の大都会では、市域が広いので地下鉄を掘るのは採算に合わないのでしょう。

人口一千万人の大都会ホーチミンから高速道路を走って一時間ほどで、メコン川沿いのミトーという街に着きます。トイソン島という川中島があって、橋も架かっていますが船で渡りました。大きな島で、市場が連なっています。密林の中を手漕ぎの舟で巡ったりして、楽しく過ごしました。

アトランタでは、二千年の夏季五輪大会が開かれました。五輪大会を記念する公園には、夏季大会開催国の旗が並べられています。ここを訪れて、アトランタが米国南部を代表する街だという実感が湧きました。デルタ航空が本拠地とする空港もあります。

ベトナム戦争は一九七四年に終結しましたが、旧南ベトナムの首都として最後に陥落したのがサイゴンでした。統一会堂という名前になっている建物は、元の大統領府です。戦争が終わって半世紀が経とうとしています。米国が建国以来、初めて負けた戦争でした。

南部の街、ジョージア州アトランタにはコカコーラやCNNの本社があります。デルタ航空の拠点でもあります。紀元二千年の夏季五輪大会も開かれました。というように、独自の文化を持った街です。南部で盛んだった公民権運動も、半世紀以上前の歴史になってしまいました。

旧南ベトナムは、一九七四年に陥落するまでサイゴンを首都にしておりました。漢字では西貢と書きます。今でも、そこかしこに名前が残っています。ホーチミンは漢字では胡志明です。この宿は四つ星で、市庁舎や中央郵便局にも徒歩圏で便利な立地です。

ニューヨーク近郊には空港が三つありますが、ケネディ空港は発着便数も多く、日本からの直行便も乗り入れています。ターミナル間が遠いのでスカイトレインが走っていますが、気を付けねばならないのは、地下鉄駅で降りると五ドルかかることです。

家族旅行でアンコールワット遺跡とベトナムを訪れました。アンコール遺跡群はまだ観光客も少なく静かだったのですが、ベトナムに来て人の多さに驚きました。特に道路は単車の波が押し寄せていました。ホーチミン市は、南ベトナムの首都で、最後に陥落した街という位置付けのように思いました。

インディアナ州ラファイエットは、シカゴから鉄道で数時間という場所です。名門のパーデュー大学があります。大学町と言えるでしょう。大学内には空港もあるぐらいですから、相応の宿泊施設も整備されていることでしょうが、街中の宿は貴重です。

シェムリアプ市街中心地にあって、食料品の品揃えが豊富なお店です。冷凍品や鮮魚など、日常の買い物が主体のお店と見受けました。その分、お土産物は余り見かけません。しかしその分、ちょっと風変わりな品も見つかるかもしれません。

インディアナ州はイリノイ州の隣にあって、シカゴから鉄道の便もあります。ラファイエットには、名門パーデュー大学があります。構内に空港があります。休日には商店が閉まっており、特に酒類は販売を禁止されているそうです。

シェムリアプ市街中心地にあって、販売所を併設した工芸学校です。広い敷地です。金属彫像、木彫、染織など各部門を教える作業場があって、見学できるようになっています。工房は市内各所にも点在しているようです。

世界中に報道を発信しているケーブル・ニューズ・ネットワークの本社は、ジョージア州アトランタにあります。一階にはCNNという看板が掛けられていますが、地味な建物です。本社とは言うものの、報道の中心ではないのかもしれません。

アンコール遺跡群は、宮殿や寺院など多様な建物群で構成されています。タプロム寺院は、石積みの隙間から成長したガジュマルの巨木と石組みが一体となって、異様な光景を見せています。石組みが巨木に寄りかかっているようにも見えます。

大ハプスブルク帝国の都であったウィーンには、ベルヴェデーレとシェーンブルンという二大宮殿が残っています。市街中心に位置する王宮は別です。ナチスの併合を乗り越え、連合国の爆撃を逃れたことによって麗しい帝都は今に伝えられています。

今の空港は、遺跡や市街地まで車で十分ほどと、便利な立地です。しかし元々手狭で、滑走路も短かったので中型機ぐらいまでしか発着できず、乗り降りの際には搭乗橋ではなしに雨晒しになる状況でした。今年十月には新空港ができるそうですが、市街から一時間かかるらしいです。

人口八百五十万人のオーストリアで、首都ウィーンは二百万近い大都会です。元々ウィーンは、ボヘミアやマジャールを統べるハプスブルク帝国の帝都だったのです。地理的にもドイツ語圏の東端に位置しており、異民族との接点として栄えたのでした。

シェムリアプ市街の中心に位置します。冷房がなく、天井で扇風機が回っているだけなので、文字通り熱気に溢れています。魚など生鮮食料品を撃っている店もありますが、圧倒的多数は土産物としての衣料品店です。普段着としての分には良いでしょう。

日本から欧州への乗り継ぎには、往復共に丸一日に近い空き時間ができます。それでは、というので市内観光に出掛けましたが、交通機関がバスに限られ、一時間ほどかかりました。バンコクやシンガポールとの競争には、工夫が要りそうです。

シェムリアプと言えばアンコール遺跡群を巡るのが定番ですが、市内観光も充実しています。負の歴史ですが、ポルポト派や内戦の跡を記憶する戦争博物館、犠牲になった人々を祀る寺院など、生々しい記憶です。平和になって、観光ができるようになってから僅か数十年なのです。