ハンクさんのクチコミ(18ページ)全785件

江東区の芭蕉資料館、清澄庭園、採茶庵跡など芭蕉ゆかりの地を散策した後、深川江戸資料館に立ち寄った。都営大江戸線および半蔵門線の清澄白川駅が最寄り駅で徒歩5分。清澄庭園からも近く、合わせて訪れるとよい。
深川江戸資料館は地下1階から地上2階・3層にわたる高い吹き抜け大空間に、約150年ほど前の江戸深川の町並みを再現している。各家の中には生活道具類が配置され、実際に家に上がりこみ、それらの道具類に触れることもできる。人々の1日の暮らしを音響効果(物売りの声や火の用心など)と照明効果によって演出している。また、昭和の名横綱大鵬関の展示コーナーがあって、相撲ファンとは言えない私でも懐かしく思い出された。

江東区の芭蕉のゆかりの地を散策した。清澄庭園は芭蕉とは直接の関係はないが、庭園内に「古池や かわづ飛び込む 水の音」の句碑があるというので立ち寄った。都営大江戸線および半蔵門線の清澄白川駅が最寄り駅で徒歩5分。
解説によれば、1735年ころ関宿藩主久世家下屋敷の庭園として築かれた。1878年に岩崎弥太郎が手に入れ隅田川の水を引き、泉水、築山、枯山水を主体にした回遊式築山泉水庭とした。この造園手法は、江戸時代の大名庭園に用いられた。1979年に東京都の名勝に指定された。また「清澄庭園」は、関東大震災では災害時の避難場所としての役割を果たし、多数の人命を救った。

青春18切符で宇都宮を訪れた。大谷資料館を訪れた後、バスで宇都宮駅に向かう途中二荒山神社前で下車した。宇都宮駅からは徒歩で10分ほど、街中の小高い丘の上に立つ市内最大の神社である。
解説によれば、創建は1600年ほど昔、宇都宮の始祖，豊城入彦命を祀る。今も昔も二荒山神社は宇都宮に住む人の心のよりどころである。この日は晴天の下、木々が美しく紅葉していた。お正月・七五三・受験祈願など、暮らしの節目ごとに多くの市民が参拝する。

青春18切符で宇都宮を訪れた。この町随一の見所は大谷石採掘場後に建てられた大谷資料館である。宇都宮駅から関東自動車バスで約30分、「資料館前」下車して徒歩5分。
資料館と言っても見所は深さ30mに掘られた広さ2万m2の大谷石を採取した後の大空間。岩肌が露出する坑内を歩きながら、大正8年の手堀りの時代から機械化された昭和35年までの採掘場の歴史を目の当たりにすることができる。ポーランドのヴィエリチカ岩塩採掘城跡を思い出させる。コロナのため入場者は少なかった。入場料は800円。

品川周辺の旧東海道をジョギング中に少し足を延ばして東海七福神の7ヵ所目、磐井神社を訪れた。大森海岸駅が最寄り駅で、第一京浜沿いにある、弁財天が祀られている。
武蔵国八幡総社として、歴史を感じさせる神社。創建は1400年ほど前と伝えられ、「江戸名所図絵」にも記録される由緒ある神社。

品川周辺の旧東海道をジョギング中に少し足を延ばして天祖諏訪神社を訪れた。最寄り駅は京急立会川駅、東海七福神の6番目、福禄寿が祀られている。
解説によれば、浜川町と元芝の鎮守の御社・氏神様と仰ぎ親しまれる天祖神社・諏訪神社は、古くは神明宮・諏訪社と称し、かつては東京湾に面し立会川をはさんで並び祀られていた。1100年頃の創建と言われる。周囲は漁師町の気風が今に残る。

品川周辺の旧東海道をジョギング中に少し足を延ばして品川寺（ほんせんじ）を訪れた。最寄り駅は京急青物横丁駅、東海七福神の5番目、毘沙門天が祀られている。また、江戸六地蔵の一つ、銅造地蔵菩薩坐像が入り口に鎮座する。
解説によれば寺は真言宗醍醐派の別格本山で、平安時代の810年ごろの開創であるという。境内は広く、大イチョウが目を引く。

品川周辺をジョギング中に少し足を延ばして東海七福神の4ヵ所目、荏原神社を参拝した。最寄り駅は京急新馬場駅、目黒川に面する神社で目黒川の赤い欄干が目印。
解説によれば709年に創建された由緒ある神社、徳川家康から神領を寄進され歴代将軍の庇護を受けた。また東京遷都の際には明治天皇の内待所となった。

品川周辺をジョギング中に少し足を延ばして東海七福神の3ヵ所目、一心寺を参拝した。品川神社から徒歩5分で、最寄り駅は京急北品川駅、旧東海道に面する小さなお寺、ご本尊は不動明王である。
解説によれば、江戸時代末期の日本開国の機運の中、町内発展と守護のため裏鬼門の方角に創建された。代々住職は大本山成田山、高野山の弟子が勤めている。

品川周辺をジョギング中に少し足を延ばして東海七福神の二ヵ所目、養願寺に参った。品川神社から徒歩5分で、最寄り駅は京急北品川駅。住宅街にある小さなお寺で、ご本尊は虚空蔵菩薩、また布袋尊が安置されている。
解説によれば、1299年の創建と伝わる天台宗明鏡山善光院の寺。「品川の虚空蔵様」と呼ばれ、毎月13日に縁日護摩供が開催される。

品川周辺をジョギング中に少し足を延ばして東海七福神の出発地、品川神社を参拝した。最寄り駅は京急北品川駅で、第一京浜を南へ下って徒歩5分の所にある。石段を登ると広い境内があり、富士山を模した小山が築かれている。
解説によれば、1187年に源頼朝が洲崎明神を当地にお祀りしたのが創始であり、後に太田道灌が素戔嗚尊を祀ったと言われる。また、徳川家康が関ヶ原合戦の出陣の際に先勝祈願を行った。その後徳川歴代将軍の庇護を受けたという。

白金台周辺をジョギング中に立ち寄った。結婚式場として有名で立派な庭園があるというので、立ち入って撮影させてもらった。基本的には結婚式場とレストランへの来客のみ解放されているが、庭園を見せて欲しい、と言ったら気持ちよく受け入れてくれた。最寄り駅は都営地下鉄白金台駅で徒歩5分である。
勾配のある地形に巧みに庭園が造営されている。紅葉しているのは数本であったが、桜の季節は素晴らしいことだろう。池の周りには灯篭が立ち、本格的な日本庭園で、結婚式の撮影をする人たちでにぎわっていた。

今年最後の紅葉狩りのため等々力渓谷を散策、終点にある等々力不動尊を参拝した。東急大井町線等々力駅から徒歩10分、都心の散策スポットとしてお勧めしたい。この日はわずかではあるが、紅葉しているもみじを楽しむことができた。
等々力不動尊は俗称で、寺号は「満願寺」、正式名称は「滝轟山明王院」、関東三十六番不動尊霊場の第17番の寺院である。宗派は真言宗智山派。ご本尊は金剛界大日如来。開創は平安時代の末。真言宗の開祖である興教大師の夢の中に不動様が現れ、そのお告げによりこの地にご不動様を安置した。岩から流れ出る滝はその後も枯れることなく、湧出る水の音が付近にとどろき、この一帯の地名「等々力」となったという。

今年最後の紅葉狩りのため、世田谷区周辺を散策し、途中等々力渓谷を訪れた。都内に渓谷があることに驚かされる。渓谷というには規模は小さく、川もほとんどがコンクリート造りであるが、緑豊かな地域が保全されており素晴らしい。東急大井町線の等々力駅から南に５分程歩くと入り口がある。
谷沢川に架かるゴルフ橋脇の階段を下ると、谷沢川沿いに散策路が続いている。歩道は舗装され平坦で、家族連れでも安心して散策できる。日本庭園や書院、古墳が保存されている。また渓谷の終点には等々力不動尊につながっている

都内紅葉の名所ベスト３に入ると聞いて、ジョギングがてら訪れた。恥ずかしながら「きぬた」と読むことを初めて知った。東急用賀駅から徒歩10分、周囲には双子玉川公園、等々力渓谷公園など都内とは思えない緑豊かな地域だ。銀杏の黄葉も盛りを過ぎ、もみじの木は少なく紅葉している木も探さないと見つからなかった。
この公園は1957年に開園、紀元2600年記念事業として都市計画決定された大緑地公園で、多くの桜、梅の木が植えられている。戦中は防空緑地に使われ、戦後は都営ゴルフ場であったそうだが、公園に転用されたことは英断であったと思う。

福島出張のためアパホテル福島駅前に滞在した。アパホテルは全国に120ヶ所ほどあり、駅前に立地し、6畳ほどの狭い部屋、大浴場玄要の湯が標準であることは承知の上だ。このホテルは比較的新しく清潔で、多くを求めなければビジネスステイには十分だ。周囲のビジネスホテルと比較してコストパフォーマンスは高い。

福島出張のため福島駅に隣接するJR東日本ホテルメッツに宿泊した。数日前にエクスペディアで予約、3階のシングルルームに滞在、価格を見れば福島市内ではベストランクの一つだ。建物は新しく清潔で、ビジネスホテルとしては広さも十分、在来線側の東口にあり、在来線駅まで3分、新幹線駅までは5分で行け利便性は高い。すぐ隣にコンビニがあり、駅周辺にはレストランも多数、立地も申し分ない。

六義園、旧古河庭園を訪れた後、江戸六地蔵の一つ真性寺を参拝した。都営三田線巣鴨駅から北に歩いてすぐ、とげぬき地蔵入り口の交差点の角に入り口が見える。下町風情の漂う街中にある。
もともと江戸深川の地蔵坊正元が1706年に発願し、江戸市中から広く寄進者を得て、江戸の出入口6ヶ所に丈六の地蔵菩薩坐像を造立した。病気平癒を地蔵菩薩に祈願したところ無事治癒したため、京都の六地蔵に倣って造立したものである。鋳造は神田鍋町の鋳物師、太田駿河守藤原正儀により、像高はいずれも270cm前後である。江戸時代には江戸六地蔵の第四番が安置され、また江戸幕府8代将軍徳川吉宗もたびたびこの寺に立ち寄ったそうだ。

六義園、旧古河庭園、六地蔵真性寺を訪れた後、とげぬき地蔵の名で知られる高岩寺を参拝した。都営三田線巣鴨駅から北に歩いて数分、とげぬき地蔵入り口の交差点で斜め左に折れて参道を歩くと間もなく入り口が見える。
寺の起源は江戸時代にさかのぼる。武士の田付又四郎の妻が病に苦しみ、死に瀕していた。又四郎が、夢枕に立った地蔵菩薩のお告げに従って、地蔵の姿を印じた紙1万枚を川に流すと、その効験あって妻の病が回復したという。これが寺で配布している「御影」の始まりである。
その後、毛利家の女中が針を誤飲した際、地蔵菩薩の御影を飲み込んだ所、針を吐き出すことができ、「とげぬき地蔵」と呼ばれるようになった。そこから他の病気の治癒改善にもご利益があると言われるようになり、今日も多くの高齢者が参拝している。

六義園を訪れた後、徒歩で20分ほどの距離にある旧古河庭園を散策した。最寄り駅はJRおよび地下鉄駒込駅、入園料は150円であるが、石造りの洋館（大谷美術館）へは別途400円の入館料が必要である。なお、建物内は撮影することができない。
洋館はイギリス的ルネッサンス風の建築で、鹿鳴館なども設計したジョサイア・コンドルの設計、外壁は新小松石と呼ばれる赤みを帯びた安山岩である。洋館に面するテラス式西洋庭園はバラ園となっており、様々の改良品種が色とりどりの花を咲かせていた。坂を下って低いところには日本庭園が配置されている。大正初期に小川治兵衛が京都から招かれた。中心に心字池、周囲に枯滝、大滝、見晴らし台、茶室を配した素晴らしい庭園だ。紅葉の見頃には少し早かったが、四季折々で園内の自然を楽しめるよう工夫されている。