釈安住さんのクチコミ(138ページ)全3,338件

自称「都人（京人）」にとっては、当たり前の存在です。単に「駅」というだけでは場所が分かりませんので、「烏丸口」か、「八条口」か、あるいは奈良線乗り場かというように場所の特定が必要です。約二十年前に完成した当代の駅舎も、殺到する観光客の影響で賛否の議論がいずこへ、というところでしょうか。

烏丸口を出てから五分、烏丸通りに面した一階という一等地にあります。個室が多いので、落ち着きます。予約で満席になっているように見えます。料理は、平均的な水準だと思います。場所柄に比べると、良心的な価格設定と言えそうです。

全国の都道府県庁舎、市役所類の中でも群を抜く優美さを誇る名建築だと思います。市内では、同じようなルネサンス様式の京博（国立博物館）と肩を並べる位ではないでしょうか。府庁舎という重要な場所でありながら、ちょっと不便な場所にあるのが災いをしているのかもしれません。

京の七月は、祇園さん（祇園祭）一色です。朔日の籤取りに始まって、十五日から十七日にかけての宵々宮・宵宮・前の祭り、二十三日の後の祭りまでです。十五日から十七日のうち、必ず一遍は雨が降ると言いますが、今年はそれもなしでした。その分、灼熱地獄に見舞われました。山鉾巡行だけではなく、御神輿も出ます。

清水寺に最寄りの駅ですが、清水さんには坂を登って十五分から二十分ほど歩きます。本願寺の大谷本廟の最寄り駅でもあります。春秋のお彼岸にはお墓参りの人で賑わいます。京阪電車の七条駅と祇園四条駅の間で、特急は止まりません。

京阪電車清水五条駅を上がって地上に出れば、鴨川に架かるのが五条大橋です。国道一号線が通っていますから、一日中、車の絶えることがありません。「京の五条の橋の上」というように牛若丸と弁慶が出会うというような場面は想像できません。

お西さん（西本願寺）に隣接する、龍谷大学大宮校地の中心には重要文化財である講堂がどっしりと構えています。市街地にありながら、緑に囲まれてひっそりと佇む名建築は、学問の府であることを物語っています。ここで学ぶことのできる学生諸君は、それだけで幸せだと思います。

明石駅から徒歩ですぐ、新装なった駅前の一等地に開店。明石では「玉子焼き」と称しますが、明石以外では「明石焼き」という呼び名で通っていえるのではないでしょうか。蛸焼きを出汁につけて食します。出汁に三つ葉を入れると、香ばしさが倍増します。紅生姜を添えたい気分になります。

山陽電車高砂駅からは歩いて十五分ほど、旧国道二百五十号線からも南に位置します。播州は、曽根から別府にかけて松の名所です。高砂神社も、江戸時代から「高砂の松」として有名な松が代々大事にされてきました。高砂は謡曲「高砂」に謳われているように、縁結びの街です。

昔の旧明石藩、天領です。淡路への要衝でしたから、江戸幕府は天領にしたのでしょう。今は櫓だけが残っています。その櫓も、阪神淡路大震災の折に揺れでずれました。今は修復なって、往時の姿を取り戻しております。

御店主が親切な、お酒屋さんです。明姫幹線、長砂の交差点を北に上がってすぐという場所にあります。家族経営で、商いそっちのけで何十年来のお付き合いというような心持ちになること、請け合いです。一番のお薦めは、葡萄酒の初心者でも懇切丁寧に、どれを飲んだら満足できるか指南してもらえます。

改札口から南側の階段を降りると、そこが海水浴場です。大阪市内からでも一時間足らずで、交通の便利さはお墨付きでしょう。遙かに明石海峡大橋も見えます。もう少し西に足を伸ばせば、明石や姫路でもっと魅力的な浜辺があります。

姫路から阪神梅田までの直通特急が停車します。しかしながら、各駅停車との緩急接続がなくなりました。新開地から霞ヶ丘まで、各停しか止まらない駅を利用する方にとっては不便なことでしょう。併走する西日本旅客鉄道との競争は、短い駅間でお客をつなぎ止める、という一手でしょうか。

松の名所は播州に数々ありますが、その西端と申し上げても良いでしょう。ここから、高砂、尾上、別府、舞子と白砂青松の浜辺が自慢です。曽根の天神さんは山陽電車曽根駅の北隣、参道が続いております。初詣などを除いて、お参りの人は少数です。

山陽電車、尾上の松駅から歩いて十分足らずです。松が見ものです。結婚式場もあります。播州は松の名所として知られていますが、高砂市から加古川市の別府にかけて見所が散在しています。曽根、高砂、尾上、浜の宮、別府住吉、すべて神社です。

山陽電車別府駅からなら、歩いて二十分ぐらいかかります。加古バスという地方バス路線では、終着駅です。昼間の時間帯は、加古川駅からも一時間に二本ずつ発着しています。上場会社の多木肥料が別館として使用して居ました。歴史と重みを感じさせる名建築です。

かつてのダイエー京橋店、今はイオンになっています。京阪と環状線の京橋駅から歩いて数分という好立地のお店です。毎月二十日と三十日の売り出しには、お酒など高額商品が売り切れになって困ります。お店側には、こういう欠品状態がないように配慮を願いたいものです。

京阪電車と環状線の乗換駅で、いつでも人通りが絶えません。環状線から学研都市線に乗り換えるには、エレベータを五回も六回も乗り継がねばならないという指摘があって、よっとこさ改善に乗り出すようです。その点、京阪電車は淀屋橋行きと中之島行きが同じプラットフォームで乗り換えできます。

宿泊でなく、催し物で利用しました。京阪電車や環状線の京橋駅から、歩いて十分足らずです。京橋駅から空中回廊を通って、外を歩くのを最小限にすることも可能です。環状線の大阪城公園駅からなら、歩いて五分ぐらいでしょう。

近鉄電車南大阪線、阿部野橋から三駅目が今川駅です。駅の周辺は、大阪市内への通勤圏で住宅街が広がっています。市街から離れている分、戦災に遭遇することも免れたようで、古い家並みが残っているように思います。