ハンクさんのクチコミ(10ページ)全785件

松尾芭蕉の出身地と言われる伊賀上野を散策、上野公園内にある俳聖殿を久しぶりに訪れた。1942年、芭蕉翁生誕300年を記念して建設された聖堂。芭蕉翁の旅姿をあらわしており、桧皮葺の丸い屋根は旅笠、下の八角形は袈裟、桂は杖を「俳聖殿」の木額は顔を表現しているという。内部には伊賀焼きで作られた芭蕉翁坐像が安置されている。

松尾芭蕉の出身地と言われる伊賀上野を散策、芭蕉の菩提寺愛染院を訪れた。芭蕉翁生家からは徒歩5分の距離。無人の入り口で入場料200円を納め、パンフレットを1枚取って入場した。
故郷塚は松尾家の菩提寺である愛染院の境内にある。大阪で没した芭蕉は遺言により膳所の義忠寺に葬られるが、芭蕉の元に馳せつけた伊勢の門人、貝増卓袋、服部土芳は芭蕉の遺髪をもらい受け故郷塚を造った。藁ぶき屋根の建物に守られ、周囲には芭蕉とその門下達による俳句が配置されている。

芭蕉の生誕の地伊賀上野市（伊賀市柘植との説もあり）にある芭蕉生誕の家を訪れた。残念ながら2020年8月から2022年3月末まで改修中のため中に入ることはできない。
生家である釣月軒などほぼ昔の姿で残っており、1644年に生を受けた松尾芭蕉が29歳まで過ごしたと言われる。旅に出てからもしばしば帰郷したようで、生家で自分の臍の緒を見つけ、亡き父母や郷土上野への慕情をこらえきれず涙した「旧里や 臍（へそ）のをに泣 としのくれ」の句を詠んだ。

松尾芭蕉の出身地と言われる伊賀上野を散策、上野公園内にある芭蕉翁記念館を久しぶりに訪れた。奥の細道を一巡りしてきただけに興味深い展示品が多い。入館料は300円。
入り口を入ると芭蕉翁像が迎えてくれる。館内には芭蕉直筆の書作が多く展示されており見逃せない。子供向けのクイズなども用意されており、ヒントを与えながら案内していた。芭蕉関連の記念館は数多くあるが、生地だけに芭蕉ファンならずとも訪れる価値がある。

福島市滞在中に車で仙台を6回目の訪問、目的は仙台フィルの第349回定期演奏会、飯守泰次郎の指揮でブラームスのプログラムだった。会場は日立システムズホール仙台、仙台フィルの本拠地で796席、先日せんくら2021で訪れたイズミティ21の1304席よりも小さいが、音響的には優れている。しかし、今後後期ロマン派の曲を大規模な編成で演奏する時にどんな響きになるのか興味ある所だ。
アクセスは地下鉄南北線の「旭ケ丘駅」のすぐ目の前で便利。地下駐車場は30分前にはすでに満車になっており、向かい側のマーケットの駐車場に停めた。

福島市滞在中に車で仙台を6回目の訪問、東北大学理学部自然史標本館を訪れた。地学を中心とする博物館で、入場料は150円。市内循環バスのるーぷる仙台の利用が便利。
私は地学を少しかじって、この種の博物館を多く巡ったが、ここの化石や鉱物の展示はその中でも指折り。説明は学術的であるがわかりやすく、子供にも興味を持つよう工夫されている。東北大学理学部のレベルの高さを知ることができる。

福島市滞在中に車で仙台を6回目の訪問、仙台市天文台を訪れた。天文台という性格上都心を外れた郊外にある。最寄り駅はJR仙山線愛子（あやし）駅、3㎞程離れておりバスの便がある。駐車場は無料でキャパは十分。入場料は610円、プラネタリウムとセットで1000円。
2008年にこの地に移転しリニューアルオープン、天体に関する展示はロマンに満ちており、大人も子供も楽しめる。ひとみ望遠鏡は口径1.3mの反射望遠鏡、土曜日の晴天の夜には天体観察ができるという。

福島市滞在中に車で仙台を6回目の訪問、仙台東照宮を訪れた。最寄り駅はJR仙山線の東照宮駅、徒歩5分の距離。日光東照宮の規模とは比較にならないが、石段を登って厳かな雰囲気に包まれる。
伊達政宗と徳川家康の関係を考えると、ここに東照宮があるのは意外な気がする。しかし、徳川幕府により天下泰平となった1654年、伊達家二代藩主忠宗により、伊達家の財力を上げて造営されたという。金箔、七宝を駆使した豪華な造り。本殿、石鳥居、随身門、唐門、透堀は国の重要文化財となっている。正面の宮町通りは門前町の雰囲気を残している。

福島市滞在中に車で仙台市を訪れ、少し足を延ばして多賀城市にある東北歴史博物館を訪れた。10月9日から12月5日まで特別展「みちのく 武士が愛した絵画」が開催されており、入場料は大人1000円、伊達家にゆかりの絵画が中心で見ごたえがある。常設展も見ることができる。なお常設展では宮城県の土器類、古文書などが展示され、常設展のみは460円。
この博物館は総合展示室、特別展示室、講堂、図書情報室、こども歴史館などを併設、2000年にオープンした総合博物館、JR国府多賀城駅から徒歩5分、仙台市中心部から車でも30分以内。打ちっ放しコンクリートの近代的な建物、屋外には江戸時代の民家が移築復元され見学できる。

福島市滞在中に車で仙台市電保存館に立ち寄った。地下鉄南北線の終点、富沢駅の車両基地の横にあり、入り口はわかりにくい。富沢駅から徒歩なら15分かかる。車が便利で駐車場は３台分ある。
かつて仙台の街を走った路面電車「仙台市電」の実車を展示している。あまり広くはない建物の中に、市電開業の大正15年に登場した「モハ1」や末期まで走った２両の電車(モハ100型、モハ400型)、その他にも台車や主電動機、路線図、鉄道模型もあり大人も楽しめる。入場は無料で、OBの方が親切に案内、説明してくれる。

福島市に滞在中、仙台にドライブの途中金蛇水神社に立ち寄った。以前岩沼駅から雨の中歩こうとしたが、３㎞ほどの距離があり断念した。やはり車が便利である。駐車場は完備されており、また立派な休憩所があって緊急事態宣言が解除されたばかりでもあり参拝客は多かった。この日は季節外れであったが、境内横には桜の木が植えられ、牡丹園、藤棚が作られ、花の盛りの頃はさぞ美しいことだろう。
金蛇水神社の起源は平安時代にさかのぼる。名水を求めてこの地を訪れた刀匠宗近が清らかな水を見つけ、宝刀を鍛えることができた。宗近は神の御加護に感謝し、金蛇を奉納した。この金蛇にちなみ、金蛇水神社と呼ばれるようになったという。

福島市滞在中に白石城（益岡城）を訪れた。日本100名城はすべて訪れているが、この城は再建であるためか含まれておらず、その後の続100名城の中に含まれる。100名城の中には天守閣など建物が全く存在していないものもある。白石城は記録に基づき木造により忠実に再建されており、見ごたえ十分である。
白石城は関ヶ原の戦いの後、明治維新までの260余年間伊達家の重臣片倉氏の居城だった。 明治時代になって解体されたが、1995年に三階櫓、大手一ノ門、大手二ノ門が史実に忠実に復元された。国内でも数少ない木造による復元で、天守の高さは石垣天端から約16.7mある。

地下鉄東西線の国際センター駅から仙台市博物館に向かう途中にある何の変哲もない小さな池。もとは仙台城のお堀の一部だった。明治中期に外国人たちがこの池でスケートを始め、その後米国人デブィソンが子供たちにフィギュアスケートを教え始め、全国に広まった。このことから、五色沼は日本フィギュアスケート発祥の地といわれている。

仙台クラシックフェスティバルで仙台フィルのコンサートを聴くため初めて入場した。仙台では最大のクラシックコンサートホールで1,304席。音響的にはさほど優れているとは思えない多目的ホールであるが、オーケストラと近いので鮮明に聴こえる。この日はモーツァルトとラヴェルの協奏曲でフル編成ではなく、オーケストラの実力を聴くことはできなかった。なお、指揮は山下一史氏。小ホールも併設され、こちらは403席である。

仙台市博物館に行く手前にあるので立ち寄った。地下鉄東西線の国際センター駅の目の前にあり徒歩3分。大型のコンベンションセンターで、展示棟と会議棟の2つの建物が隣接して建てられている。館内の多文化共生センターには興味ある展示があるが、それ以外は観光価値がある施設ではない。

セントレアから仙台への移動の前に軽いランチに立ち寄った。出発ロビーの上の階、提灯横丁の一番手前にあり、とのこつらーめん麺達の大きな看板が見える。
とんこつの味噌ラーメンという850円のメニューを選んだ。麺は細めで茹で具合はちょうどよい。スープは少しピリ辛でコクがあっておいしい。量が少なめであるが、軽いランチには適量である。空港という特性か、注文から5分もたたないうちに素早く出てきて安心できる。

彼岸花を鑑賞するため半田市の矢勝川に出かけた。名古屋の中心部から車で約1時間、知多半島道路半田中央ICから約10分。名鉄河和線半田口駅からは徒歩10分。車は新美南吉記念館駐車場に停めると無料。
毎年9月になると約200万本の彼岸花が咲き誇ることで知られており、多くの観光客で賑わっていた。9月26日に訪れたがすでに盛りは過ぎており、1-2週間前が盛りだったようだ。真っ赤だけではなく、黄色やクリーム色の彼岸花は初めて見た。また、コスモスの花も満開だった。
半田市岩滑地区出身の新美南吉の代表作「ごんぎつね」にちなみ、地元の有志が同作品に登場する彼岸花を植栽、地元住民のボランティアにより管理されているという。

半田赤レンガ建物を訪れた後、JR半田駅前にある松華堂に立ち寄った。半田市のみならず周辺でも名の知られた老舗和菓子店。以前美智子妃殿下が来られた際にお菓子を献上されたこともあるという由緒ある和菓子店。南知多出身の義理の両親のお気に入りの和菓子だった。緑と白の紙袋が懐かしく思い出された。生和菓子のほか、お干菓子、松かげ、雁宿おこしなど選択肢があり各種お菓子の詰め合わせも作ってくれる。

半田市の矢勝川の彼岸花を鑑賞した後、夕食に森牧場に立ち寄った。車でナビを頼りに走ったが、少々分かりにくい小道の奥にある。
名前の通り牧場が併設されており、広い敷地に和風の立派な建物が建っている。部屋も全て個室でコロナ対策も万全。ステーキコースメニューをオーダー、肉は柔らかくて素晴らしい。ご飯のお代わり可能。

半田市を訪れ、半田赤レンガ建物を訪れた。名古屋から車で約1時間、名古屋日独協会の知人からお誘いを受け、やっと訪れることができた。
1898年にカブトビールの製造工場として誕生。 明治時代に建てられたレンガ建造物としては日本で五本の指に入る規模を誇るという。基本設計はドイツゲルマニア機械製作所、実施設計は日本の誇る建築家の一人妻木頼黄によるレンガ造りのビール工場の遺構は現存数が極めて少ないため貴重な建造物。日本のビール黎明期に地方都市から果敢に大手ビールメーカーに挑んだ起業家精神を今に伝えている。