beanbagさんのクチコミ(12ページ)全595件

ハイアットリージェンシー京都の地下１階にあるバーです。和食レストラン東山の一角にあるようです。

ホテルバー巡りは私の趣味です。現役時代、定宿にしていたホテルのバーテンダーが日本ホテルバーメンズ協会の副会長だったので、いろいろ教えてもらいました。

入店するとスタイリッシュなインテリアにまず驚きます。カウンターとテーブル席があり、ホテルバーとしてはかなり広い方だと思います。

カウンターを選び席に着くと、目の前にアイラを中心にウイスキーボトルが10本ほど並んでいます。「これ全部、我が家にある」と私が言うと、おもむろに棚の奥からバーテンダーが出してきたのがアードベッグ・コリーヴレッカンです。かねがね私が特別な機会に飲んでみたいと思っていた銘柄、一本取られました。ピーティーな特有の香りにフレッシュさを感じる味わい、なるほどと感心します。

ならばと、次に注文したのがギムレット。「バーテンダーの腕がわかる」と師匠が教えてくれたカクテルです。フレッシュライムジュースにタンカレー、絶品です。東京・大阪を中心に、現役時代はほとんどのホテルバーを訪れていますが、これまで飲んだどのギムレットより美味しい。良い仕事をしています。

忙しそうなバーテンダーと話す機会がなかったので、どこのバーで修行してきたとか尋ねることができませんでしたが、なかなかの強者と見受けます。

隠れた名店を探し当てた気分です。機会があれば、また訪れたいバーになりました。

ハイアットリージェンシー京都にあるイタリアンレストラン。結婚40周年のお祝いに利用しました。

某グルメサイトでイタリアンWEST百名店に選出された人気店。シルバーウィーク初日の夜とあって、ほぼ満席の人気です。夜７時に予約済みなので、庭の眺められる奥まった窓際の席に案内されます。

コースでなくアラカルトで
- アンティパスト・ミスト
- フェデリーニ・セッテ・プレミアム・ポモドーロ
- ロブスターのズッパディペッシェ
- ネッビオーロ（デキャンタ）
- シチリアン・スプリッツァー
を注文。
食事はどれも文句なく美味しい。
ポモドーロは１粒300円の最高級ミニトマトを使用し、限りなく上品な甘さのソースです。
ズッパディペッシェ（魚のスープ）は生のロブスターにこだわり、魚介の旨味に溢れています。やや塩辛いですが、本来は漁師めしなので納得できます。スープを蒸す際に使ったカバーのピザ生地もいただけます。絶品です。
料理長はピッツァイオーロなのでピッツァも食べたかったのですが、ズッパディペッシェと被るのでフェデリーニにしました。ピッツァはまたの機会にお預けです。

接客も優雅で丁寧、申し分ありません。

店内の雰囲気も素晴らしく、京都を訪れたらリピートしたいと思えるイタリアン・レストランです。

世界中のハイアット（含むアンダーズ）に泊まっているハイアットファンです。リージェンシー京都も客室、接客とも申し分ありません。

ただ今回は、ポイント＋キャッシュのシステムに釈然としない結果の残念な滞在になりました。１泊分に相当するポイントが貯まっていたので、１泊をポイント利用の無料宿泊、もう１泊を早期割引で宿泊するつもりでコールセンターに電話しました。するとポイント＋キャッシュというシステムの利用を勧められ、よく分からないままそれで予約しました。ポイント＋キャッシュは「無料宿泊の必要ポイントが50％に、客室の通常料金が50〜70％オフになる」という良い事づくめの制度に思えます。
ところがチェックアウトの際、フロントで請求された料金は１泊21,500円×2=43,000円＋諸税でした。この他に予約時に25,000ポイントを使用しています。２泊を早期割引料金で予約していればおよそ１泊26,250円、２泊で52,500円程度で済んだはずなので、結果的に9,000円程度の割引の引き換えに、ポイントを25,000ポイント使ってしまいました。16,000ポイントの無駄遣いです。おそらく基準となる「通常料金」というのが曲者で、ホテル側が認識している通常料金とネットなどで予約できる割引料金の差がかなりあったということでしょう。今回の経験を教訓に、次回以降のポイント利用は注意したいと思います。

食品スーパー ロピアは湘南の精肉店がルーツで、そのため、肉はもちろん魚・野菜・果物など生鮮食品の質が高く、一切の無駄を省いたローコスト経営（支払いは現金オンリー）により激安・コスパ最高、首都圏で大人気のスーパーです。そのロピアが始めた焼肉店です。港北ニュータウンのTOKYU S.C. A棟5階、先月開店したばかりです。同じSC内にロピアもあります。ロピアが手がけるとあって、否が応でも期待が高まります。

食べ盛りの小学男児２人を含めた３世代５人で夕食に訪れました。土日の混雑ぶりを伝え聞いていたので、平日ですがEPARKで予約の上、開店の午後５時前に店先に並びましたが、思いのほか人出は少なくすんなり入れました。住宅地でもあり、やはり平日の夕食は事情が違うようです。

焼肉と言っても我が家では誰もホルモンは食べません。注文する肉はタン塩、ロース、カルビのみ。A5ランクの特選牛肉もあるようですが、普通ランクの肉でも全て新鮮で柔らかく美味しい。ロースやカルビも脂身の少ない赤身で我が家の好みにピッタリ、いくらでも食べられます。今風にタブレットで注文するスタイルなので、追加注文もスムーズです。

他にキムチ盛り合わせ、サラダ、冷麺、石焼ビビンバ、ご飯、デザート、生ビール、ドリンクなど思う存分頼んで合計17,435円、１人当たり3,000円台。コスパ最高、大満足です。これからも度々通うお店になりそうです。

山形村のイベントに訪れた際に利用しました。アイシティ21の食品売り場にあるイートイン、コロナ禍のソーシャルディスタンス確保でカウンター５席の小さな店です。少し並んで入店。

本店は松本市内にある本間川魚店、1945年（昭和20年）創業の老舗です。本店はテイクアウト専門、深志の井上百貨店内に店舗を構え、その縁でアイシティ21にも出店したと思われます。

「愛知県豊橋橘から朝一番に届けられた活鰻を職人がさばいて調理」、「脂のたっぷりのった肉厚うなぎが秘伝のたれとあいまって舌の上で踊り、まろやかさが口全体にひろがる本間のうなぎ」というふれこみの言葉通りに、甘めのタレで美味しくいただけます。その旨さは感動的、絶品です。

特製うな重（２切入）、肝吸い、香の物も付いて3,850円とコスパ最高。近くにあれば足繁く通いたくなります。近隣を訪れたら、ぜひ立ち寄ってください。

避暑で滞在中の蓼科で、孫たちの誕生日を迎えるのでバースデーケーキを検索したらヒットしたのがこの店です。1913年（大正2年）創業、「くるみやまびこ」や「諏訪の月」が有名な岡谷本店の老舗です。茅野店はメルヘン街道の国道152号沿いにあります。

山小屋風の大きな店舗前にはたくさんの車が駐車しており、人気店です。入店するとまず「くるみやまびこ」や「諏訪の花火玉」（くるみやまびことくるみキャラメル詰め合わせ）など手土産用商品が目に飛び込んできます。その奥にケーキショップがあります。

ウィンドウにはロールケーキ、チーズケーキ、ブランマンジェ、モンブラン、ショートケーキなど多種類のケーキが並び、その横には予約済みのバースデーケーキがたくさん並んでいます。私たちは予約していなかったので、店頭のホールケーキからガトーショコラを選びました。親切な店員さんとパティシエが対応してくれて、板チョコのネームプレートとロウソクも付けてくれます。

ケーキには得意のクルミが入っていてクリスピーで香ばしく、とても美味しい。来年からは予約して色々なバースデーケーキを楽しみたいと思いました。

もちろんお土産に「くるみやまびこ」も購入します。良いお店を見つけました。

蓼科ビーナスライン沿いのステーキ専門店です。有名なバラクライングリッシュガーデン駐車場の真向かいにあるのでわかりやすい場所です。がっしりしたログハウスの店構え、テラス席では焼肉が楽しめるようですが、それよりペット同伴客で賑わっています。

入店してメニューを見ると、最初は値段の高さに驚くかもしれません。特選ヒレステーキコース200gが21,000円、リブロースステーキ800g 25,400円なんてのもあります。しかし、心を落ち着けてしっかりメニューを見るとハンバーグステーキ、ビーフシチュー、サンドウィッチ、お子様ランチなど手頃な料理も選べます。ランチメニューも充実しています。

今回は孫たちの誕生祝を兼ねて焼肉丼、黒毛和牛ステーキ丼、但馬牛100%ハンバーグステーキなどを注文しましたが、肉が柔らかくジューシー、どれも文句なく美味しい。家族全員大満足です。
ローストビーフサンドウィッチ、お子様ランチなど軽いランチにも立ち寄りましたが、コスパ良好、大変美味しかったことを覚えています。何を頼んでも間違いない美味しさです。

とはいえ、値段がそこそこするので、繁忙期でも予約なしで訪れることができるのも魅力です。観光客向けというより、常連の別荘族で成り立っているお店です。記念日などにホテルレストランで食事するより、当店の方が満足度が高いと思います。もちろん気軽なサンドウィッチランチもお勧めです。

道の駅 さるふつ公園 の中にあります。道の駅には、夢喰間、ホテルさるふつ、風雪の塔、キャンプ場など多数の施設がありますが、まるごと館は一番奥まった場所です。

猿払村はホタテ養殖で全国シェア10％超の名産地。その収入で村民所得が毎年全国上位にランクされる豊かな村です。ここに来てホタテを食さない手はありません。

まるごと館では人気のホタテ丼とホタテラーメンをいただくことができます。店内の生簀から掬って調理されたホタテは肉厚で新鮮、食べ応え十分。さすが本場の味、大満足です。

店内にはホタテカレーなど名産品も多数陳列されていてショッピングを楽しむことができます。道北を訪れたら訪問必須の名所です。

道の駅 北オホーツクはまとんべつ のメインテナントです。10時開店と同時に朝食に訪れました。

多種類の創作パンが並んでどれも美味しそう。噂を聞いて大勢の観光客が訪れています。ミニクロワッサンやメロンパンが人気だそうです。

私たちは、とろけるチーズケーキと白いクリームチーズケーキを選んで、カフェ・ラテと共にイートインでいただきました。どちらも癖になるほど美味しい。朝食をがまんして、ここまでやって来た甲斐がありました。

浜頓別に来たらぜひ立ち寄ってください。

買い物は二の次にしても、しじみの潮ラーメンは食べてください。超絶おいしい。

天塩のシジミは、蝦夷の三絶といわれたほど美味で、味と粒の大きさでは日本一を自負しています。種類はヤマトシジミで、主漁場はここから20kmほど北にあるパンケ沼と近くを流れる天塩川。特に、より海に近い天塩川産の青シジミは、味も濃くて高級品として定着しています。漁獲量が一般シジミの半分なので、地元でしか販売されていないようです。これを味わわない手はありません。

他にも名物ホッキカレーや、運が良ければひらめ昆布〆丼（しじみ汁付）などをいただけます。

道北No.1グルメです。ぜひ立ち寄ってください。

稚内駅から270m、徒歩５分、ドーミーイン稚内の正面にあります。稚内はそもそも飲食店が少なく、観光シーズンにはツアー団体客が殺到するので、下手をすると夕食難民になりかねません。この日も７月の３連休初日とあって、直前に予約を試みましたが、どこも満員でした。たまたま通りかかって尋ねると空席があるとのこと、ラッキーでした。

ごく普通の居酒屋ですが、稚内で全席禁煙は貴重です。カウンター７席、テーブル席は確認したわけではありませんが、３テーブル12名程度の定員です。

飲み物を注文すると、たちどころにお通しと共に提供されます。

メニューは、A4数ページにその日の入荷状況や料理の具体的説明が詳しく記載されている独自のスタイルです。分かりやすくて好感が持てます。郷土料理と謳っているだけに、特産の素材がずらりと並んでいて目移りします。

やわらかタコザンギ、真つぶの刺身（特A最高ランク）、カスベ（稚内産）のヌタ、もちもち・いももち、イカ飯をオーダー。他では考えられないユニークな選択となりましたが、どれも最高に美味しく、大満足です。

日本酒も北海道の地酒を中心に数多く取り揃えているようで、ぬる燗のほかに二世古・吟風、上川大雪をいただきました。申し分なし。

店が新しくて情報が少ないのか、某有名グルメサイトでは「掲載保留」になっていて、あまり知られていないようです。おかげで繁忙期にも拘らず潜り込むことができました。

特筆すべきは女将の接客。明朗快活でテキパキとしていて、お客側はノーストレス。旅の疲れが癒やされます。他店の予約電話対応が良くなかっただけに稚内では希少な存在です。

値段も超リーズナブル。ホテル街の真ん中に立地するので、これからますます繁盛するのではないかと予想されます。お勧めですです。

ホテル予約サイトの好評価を見て２泊しました。結果は残念です。

レストランの無い素泊まり専用ホテルです。部屋は悪くありません。
洗い場付きのユニットバス、個室トイレ、洗面台はバスルームの外にあり、それぞれ使いやすい。完全バリアフリーなのも高得点です。アメニティは最小限。
ロッカーに扉はありませんが、二つに分かれていて夫婦別々に使えます。ただし、ハンガーが少なくて不便。
隣室や上階の音が気になります。一事が万事、全体にしみったれた感じです。

評価を落としたのは次の２点です。

まず、傘の貸し出しがありません。夕食時に雨が降っていたので傘を借りようとしたら、備置きが無いとのこと。ホテルの名前が廃れます。

もう一つは、驚愕のトイレットペーパー事件です。到着して最初にトイレに入った時、トイレットペーパーの巻きが少ないと感じました。案の定、翌朝には尽きてしまい、予備のトイレットペーパーに入れ替えました。ここまではよくある話。
そのまま観光に出かけ戻ってきたら、なんとトイレットペーパーが巻きの少ない別の物に取り替えられていました。何のためかさっぱり理解できません。予備ペーパーが補充されているので問題はありませんが、なおさら理由がわかりません。
今流行りのエコだとしたら、宿泊客にしっかり説明が必要です。

しみったれたセコいホテル。これが当ホテルの評価です。それにしては宿泊料金が高い。ビジネス客ならともかく、旅行者は常に感動を求めて旅しています。今回のホテル選びは失敗でした。

４トラ旅行記を拝見して、出発直前に決めました。運よく最後の１部屋が空いていました。
クチコミを見ると、
・食事が美味しい
・清潔
・アメニティが充実
・アットホームでホスピタリティ最高
・絶景
との評価、まさにその通りです。

ホテルと銘打っていますが、実態はスマートな料理民宿です。
客室はツインベッドに和室が付属していました。申し分ない広さです。
部屋はユニットバスですが、１階に大浴場があります。浴槽には巨大な昆布がとぐろを巻いています。

評判通り極めて清潔。リモコン類は全てビニール袋でカバーされています。除菌シートも設置、廊下には高機能空気清浄機。ここまで徹底しているホテルは他に知りません（TVリモコンのカバーはアメリカで一度経験したことがあります）。

アメニティも充実、使いきれません。
特筆すべきは髭剃りの切れ味。超スムーズで刃先を感じません。どんな高級ホテル・旅館でも、この剃り心地を体験したことはありません。アフターシェーブローション（もちろん設置されていますが）不要です。

ホテルは野塚展望台にあるので、もちろん絶景です。ペシ岬や利尻富士を眺めるのに最高の立地です（あいにく雲がかかって利尻富士の頂上は見えませんでした）。

そして、なにより素晴らしいのが食事です。

夕食は雲丹尽くし。殻付き雲丹、生雲丹、炙り雲丹、雲丹の茶碗蒸し、三平汁、雲丹丼などこれでもかというほど雲丹のオンパレード。その他の料理も申し分ありません。レストランなどで食べればこれだけで１万円以上してもおかしくありません。
窓の外に展開する夕景を眺めながら、ゆったりいただく夕食は至福の時間です。

朝食は定番珍味やワカメしゃぶしゃぶに加え、カフェテリア方式で様々な料理が選べます。料理民宿の名に恥じない充実ぶりです。オススメは帆立カレー、腹一杯になります。

接客はフレンドリーで親切。気持ちよく食事がいただけます。

これほどの内容にして料金はリーズナブル。利尻島に行くなら絶対お勧めします。

大好物の鮎が食べたくて神奈川県内を検索したらこの店がヒットしました。自宅から近いのもポイントです。

寺家といえば「ふるさと村」、青葉区内にありながら自然豊かで、孫を連れて昆虫採集やザリガニ釣りに訪れる場所です。車の対向すら難しい細い農道脇の雑木林を少し上がった目立たないところに店はあります。ひっそり佇む料亭風の日本建築です。

日曜日の夕方、開店直後の５時に予約を取って訪れました。一番乗りでしたが後から続々と予約客が来店します。住宅街は夜が早い。２人席一つを残してほぼ満席です。

ディナーコース「豊」@5,800円
先付（冬瓜、インゲン、ゆばとろの白味噌仕立て）
若鮎の沢揚げ（わらびのイカ和え添え）
刺身（北陸の初鰹、長崎のイサキ）
八寸（季節の野菜：とうもろこしの摺流し、アオリイカと胡瓜の梅わさび和え、さつまいも煮、塩トマト、鯵押し寿司など）
焼物（すずき、破竹と新牛蒡、地場のクレソン載せ）
食事（山形夢ごこちの土鍋炊き込みご飯に高知の新生姜まぜ、料理長自ら給仕）
デザート（葛切りと青梅のすだちシロップ）

お目当ての鮎は、神奈川県北西部を流れる小鮎川（相模川の支流）で採れた稚鮎を鈴木養魚場が丹沢の清流で育てたものだそう。カリッとした仕上がりで季節を堪能できます。
料理は、耳目を驚かすようなところはありませんが、旬の地場素材を活かした自然な味付けで量的にも十分。期待以上の美味しさ、満足です。

特筆すべきは接客。こんな山奥で一流のおもてなしに接するなんて予想もしていませんでした。寺家は青葉区民にとっては身近で日常的な場所。そんなところで非日常の時間をゆったりと気持ち良く過ごせるのは得難い経験です。これからも季節を変えて何度も利用したいお店です。

たまプラーザ駅徒歩５分の商店街にあるハワイアン・カフェ＆レストランです。メレンゲたっぷりのふわしゅわパンケーキが人気です。とりわけ８時〜１０時はそのパンケーキが２枚100円（１ドリンク必須）とあって、近隣のママ友たちがひっきりなしに訪れます。平日の朝９時すぎに入店した時はほぼ満席、その後も来店客が絶えず、一時的にはウェイティングも発生するほどです。男性客は私一人、他は全員女性です。ハワイアンテイストたっぷりの店内で、ドリンク１杯＋100円でゆったりとおしゃべりを楽しめるのは贅沢な時間です。

私はベーコン＆エッグ パンケーキプレート500円とコナブレンドカフェオレ580円、妻はモーニングフルーツパンケーキ（２枚）450円とコナブレンドカフェオレ580円をオーダー。どちらも美しいプレゼンテーションで気分が高まります。前者はメレンゲ使いではなく、全粒粉のモチモチパンケーキです。味は普通に美味しい。ハワイでこれを食べたら１人3,000円はすると思うので、そう考えるとお得です。

ハワイアンな雰囲気とゆったり流れる時間を楽しむお店です。

横浜に美味しい鰻屋はいくつかありますが、北部となるとこの店です。かねて気になっていましたが、Go To Eat かながわを利用して行ってきました。自宅から車で約30分、地下鉄ならグリーンライン高田駅から徒歩１分です。うなぎ屋らしからぬ白黒モノトーン箱形の建物が目印です。敷地があまり広くないので、店舗設計に工夫の痕が感じられますが、高級店の雰囲気を醸し出しています。

某グルメサイトの百名店、過去にはミシュラン一つ星でしたので人気の繁盛店です。

月曜日の11:30に入店するとまず予約の有無を訊かれます。予約は入れていませんが、幸い早い時間帯だったのですぐ席に案内されました。その後あっという間に満席となり、離店時には16台ある駐車場が満車だったので、予約しておいた方が無難だと思います。

ひつまぶし+α の鰻釜が人気のようですが、量を食べられない高齢者なのでお重箱「竹」＠3,630円を選択。着席して20分後に一口サイズの茶碗蒸しが出てきます。熱々で卵は柔らかめ、一切れ入った鰻が美味しく期待が高まります。それから20分ちょっと経って、ようやく重箱に納められた鰻が提供されます。待ち時間がちょっと長め、心静かにゆったりと待ちましょう。そのうな重はふんわり柔らかく、タレはあっさり目でうなぎの美味しさを際立たせ感動モノです。コスパ最適、量的にもちょうど良いと思います。肝吸い、付け合わせの漬物もメインのうなぎを損なうことなく、大満足です。

和服姿のスタッフの接客は型通りですが、高級店らしい丁寧さが感じられ問題ありません。

時折、東急百貨店たまプラーザ店のデパ地下で行われる、蒲焼の切れ端（冷凍）セールをよく利用しています。これもお勧めです。

これからも機会を見て通いたい名店です。

小樽寿司屋通りにあるお寿司屋さんです。

「小樽といえば寿司」と言われるくらい、小樽には寿司店が数限りなくあります。初めての小樽でどのお店にするか迷いました。Googleマップで手当たり次第に検索し、某有名グルメサイトの評価も参考に数店に絞り込み、最終的に選んだのがこの店です。重視したのは大箱でないこと、観光客向けでないところです。電話予約の対応も良好で期待が持てました。

そうこうするうちに、とあるグルメサイトのランキングで当店が「北海道No.1」の評価を得たことを知りました。なんと小樽だけではなく、札幌などを含めた北海道で一番です。期待が高まります。

市内観光を終えて予約の６時ちょっと前、お店に到着。扉に「予約客のみの営業」の掲示があります。カウンター７席、２階にお座敷もあるようですがまだ誰も来ていないようです。カウンターに案内されます。私たちの後に地元常連客らしい３人組が来店しました。

とりあえず生ビール（付き出しにマグロの甘辛煮）、おつまみにシャコと水蛸の桜煮を注文。

お寿司は「おまかせ握り」12貫。ネタはホウセキハタ、キンキ、ボタンエビ、ベニジャケ、中トロ、赤身のヅケ、コハダ、ホタテ、カキ（センポウシ）、ムラサキウニ、イクラ、マグロの巻物です。
どれも新鮮で赤酢のシャリとの相性も良好です。ただ、それぞれに刷毛でタレを塗って提供されるスタイルですが、そのタレの味がやや濃くて新鮮なネタを十分に味わえない恨みが少し残ります。

お酒は、地元の二世古純米原酒と北斗随想。後者は洞爺湖サミットで乾杯酒として使われたそう。どちらも初めてですが、なかなかに美味しいお酒です。
食器類は小樽らしく全てガラス製。日本酒のチョイスと言い、地元へのこだわりを感じます。

店主は生粋の小樽っ子だそう、出ず入らずのほどよい距離感の接客は好感が持てます。

２人で〆て15,580円、このクラスのお寿司としてはリーズナブル、ゆったりと楽しむことができました。ご馳走様です。

店名に民宿とあるので、ホテルにジャンル分けされていますが、実態は食堂です。

小樽祝津漁港の鰊御殿を訪ねた観光客が必ずと言って良いほど立ち寄るのがこのお店です。某グルメサイトの定食百名店に選ばれています。外見はごく普通の観光地の食堂、店頭でニシンの串刺しを焼いているのがいかにもです。

11時半前に入店した時は200席の店内はガラガラ。でも、いくつかのテーブルには予約席の表示があります。店内にもホタテなどを焼く大型グリルが設置されています。

メニューは豊富、珍しい料理もあり選ぶのに迷います。結局、私は刺身定食2,100円、妻は八角焼き定食1,700円を選び、二人でシェアしました。八角は関東の居酒屋などでたまに見かけますが、居酒屋に縁のない妻は未体験です。接客担当のおばさんたちは明るくテキパキと対応してくれて好感度大です。待っている間にホッケのすりみ揚げをサービスで出してくれました。熱々で美味しい。

刺身は盛り合わせの種類が多く、イカ、白身魚、ボタンエビ、ホタテ、貝類などがどれも新鮮です。ここでしか食べられないものが多く、私がこれまで食べたどの刺身より美味しいと言って過言ではありません。おばさんが「当店の刺身はお得だよ」と言っていたのに納得です。

八角焼きは、ほどよく脂が乗って骨も煩くなく、淡白な旨味が素晴らしい。ニシンやホッケより食べやすくて正解でした。これも大満足です。

定食には自家製イカの塩辛、松前漬け、白菜の漬物の小鉢とホタテの味噌汁が付いてきますが、これらも文句なく美味しい。

私たちの食事中にも客がどんどん押し寄せてきてあっという間に満席、ウェイティングの行列ができています。地元の常連客も少なくありません。メニューの多さから毎日来ても飽きないのでしょう。

祝津漁港に来たら訪問必須の良店、予約を入れるか、少し早めに訪れるのが賢明でしょう。

小樽北運河散策中、妻が偶然見つけました。「大正七年創業」の看板に惹かれたそうです。尋ねると店の中から上品な女性が出てきて応対してくれます。

試食させていただくと、昔懐かしい飴玉です。そういえばバター飴などは昔食べた記憶があります。最近のキャンディやお菓子と違ってスッキリと上品な味に驚かされます。懐かしいだけでなく、新しい発見でもあります。

気に入ったので雪たん飴２袋を購入しました。おまけに別の飴玉をたくさんいただきました。そのどれもが美味しい。

帰宅して調べると小樽運河の歴史より古く、100年以上飴を作り続ける小樽の老舗中の老舗だそうです。江戸時代に初代が富山県で飴屋さんを始め、1891年（明治24年）に小樽に渡り、1918 年（大正7年）に会社を創立、現在に至るそうです。現在はOEM製品も手がける飴玉専門メーカーなので、ひょっとしたら別の機会に口にしているかもしれません。

下町の目立たない場所にありますが、小樽土産に買う価値はあると思います。買い忘れたら最近は新千歳空港でも販売しているようなので、ぜひ探してみてください。

小樽で１泊しました。レンタカーなので駅前でなく、小樽運河沿いのホテルを選択しました。立地は申し分ありません。駐車場はホテル裏、一晩で1,200円です。

３棟ある本館・南館・北館の南館にアサインされました。ちょっと古くて廊下の天井と部屋入口のドアが低いのが気になります。背の高い人だと頭をぶつけそう。

館内や客室にはアンティーク家具が配置され、レトロな小樽らしい雰囲気に似合っています。設備は古いですが、きれいに掃除されているので不満はありません。ただし、トイレの音が大きいので、就寝中の同室者に気を遣います。水圧は今ひとつ。ウォシュレットは付いています。

本館７階の大浴場は快適です。

フロントスタッフの対応はスマートですが、ややホスピタリティが不足する感じです。

全体に可もなく不可もなく、無難。選んで後悔することはないと思います。