VMAX1700さんのクチコミ全7,307件

サンチアゴの空港とサンチアゴ市内の間には鉄軌道系の交通機関が整備されていません。
南米の先進国とも言われるチリの首都にも関わらずです。
仕方がないので空港連絡バスを使います。
市内中心部には幾つかの停留所がありますが、交通渋滞に巻き込まれて遅延することもあるので、市内に入ってからサクサクと移動したい人は最初の停車駅で地下鉄に乗り換えるのも手です。
そこまでは高速道路経由で快速移動です。

ブラジル・サンパウロのリベルダーデの日本食店よりも圧倒的に美味しかったです。
長く日本を離れていると海外の味に寄せた日本食でも十分に美味しくいただけますが、こちらの店の料理は全てが日本そのものと言っても過言ではないものでした。
店員さんには日本人の方もいて郷愁が漂います。

ブエノスアイレス市街地から最も近くてアクセスに関しては素晴らしい空港だが、いかんせん施設が貧弱です。
PBBが備わっているものの発着便の数には到底追いついておらず、AEPから搭乗した飛行機でPBBを使ったのは１〜２回しかありませんでした。
バスで飛行機まで連れて行ってくれるので不自由は少ないのですが雨の日などは面倒なことになります。
空港故に吹きさらしで横殴りに雨が吹き込むので濡れてしまいます。

カラファテからエルチャルテンに向かう道中で車窓から延々と見えていた湖ですが、正直なところ茫漠とした風景にしか見えず荒涼たる土地を潤す水辺といった雰囲気程度でした。
しかしカラファテからの飛行機で飛び立った先に広がるビエドマ湖の風景は、周囲のパタゴニアの山々や蛇行する川の流れなどと相まって、まるで月面の湖かのような神秘的な風景に見えました。
離陸する滑走路の向きによって違うかもしれませんが、カラファテ発の場合、進行方向左側に座るとビエドマ湖を眼下に望むことが出来ました。

エルカラファテの玄関口です。
世界的な観光地ということもあってフライト数はアルゼンチンの田舎にしてはそこそこあります。
空港ターミナル内の床にカーペットが敷かれていたのは驚きました。
また大きな窓ガラス越しには広々とした湖が広がっている様子も見えるなど眺望に秀でた空港だと思いました。

カラファテの中でも人気のお店のようで評価も高めです。
予約無しで訪問しましたが席はほぼ埋まっていました。幸い２人だったので待つこともなく席に案内されましたが大人数の場合は予約をしておいたほうが確実だと思いました。
店内は広く座席の間隔も広めにとってあるのでゆとりと落ち着きが感じられました。
窓辺のテーブルで食事をしましたが窓外で肉料理を恨めしげに見つめる野良犬の視線を感じながらの食事となりました。

大きな氷河の末端部分から北側に伸びる部分がこちらの水道とのことです。
地図上では周囲には同じような水道があるように見えますが、実際には氷河に覆われていたり船が航行できない川のような状態になっていたりと様々な形態がありました。
水面には崩れ落ちた氷河が浮かんでおり、内陸の風景には思えない不思議さを感じました。

カラファテの街が面している湖です。とっても大きくて周辺の山々が小さく見えてしまうほどです。
街から見えるのは湖のごく一部であって、さらにアンデス山脈の奥深くへと伸びていますがこればかりは肉眼では確認のしようがありません。大陸ならではの光景でした。

この滝が日本にあればアクセスのしやすさや水量や高さなどから、まあまあの観光地になっていたかもしれませんが、雄大な大自然が目白押しのパタゴニアにあっては脇役でしか無い存在です。
エルチャルテンまで来てフィッツロイが見えない時の時間つぶしの場所といった位置づけかもしれません。

エルチャルテンの街の入口にある岩山の上に展望台があります。
天候が良ければ街とその背後に聳えるフィッツロイとを望むことが出来るようです。
今回は駐車場にいる時点でフィッツロイを望むことは叶わないとわかっていたのでハイキングコースを登らずにいました。街の俯瞰を見るだけなら体力の無駄と思ったからです。
入口のビジターセンターに詳細な地図が掲示されていました。

アメリカのアウトドアブランド「パタゴニア」のロゴとなった山々といえば誰もが知っているのではないでしょうか。
あの特異な岩峰を一目見たいと思ってエル・カラファテからツアーバスで訪れてみましたが、残念ながら雲に覆われて願いは叶わずでした。
翌日の飛行機からは遠くに一目でわかる勇姿を望むことが出来たのがすくいでした。
こればかりは天候に左右されるので時間に余裕を持って訪れるのが良いと思います。

フィッツロイを始めとするパタゴニアの山々の開拓史が展示されており大変興味深かったです。
パタゴニアの山はアウトドアブランドの名称で知った程度だったので、これほどまでに歴史があったとは知りませんでした。しかしスペイン語がメインなので解読するのが大変でした。

氷河散策の遊歩道の起点にあります。
車はここまで。トイレもこの建物の中にあります。チップは不要でした。そして清潔でした。
遊歩道散策を終えると披露と冬場は寒さでガクブルでしたが館内に飲食施設もあるので身体を温めることが出来ました。

南米の雄大さを実感できる国立公園です。
氷河だけが国立公園の構成要素ではありませんが、それでもやっぱり見るべきものは氷河だと思います。
神秘的な青い氷は美しいと言うよりも得体のしれない恐怖を感じました。
エル・カラファテの街から様々なツアーが出ているようですが、日帰りでササッと時間を気にせずに訪れたかったのでホテルのフロントにお願いしてタクシーをチャーターしました。
おかげで時間を気にすること無く堪能できました。

氷河を見るには駐車場から遊歩道を歩いて展望台まで向かわねばなりません。
駐車場からは下りになるので行きはよいよい帰りはこわいです。
歩道は基本的に金属製の木道形式なので天候が悪い時でも足元のぬかるみなどに気をつける心配もなく大変歩きやすいです。道中にトイレは無いので出発前に済ませておくこと。

これまでにも様々な氷河を見てきましたが、さすが世界遺産になる氷河は違うなぁと思いました。
その大きさに圧倒されます。氷河先端部の高さが案内板に記されていますがにわかに信じがたいほどです。
比較対象物がないので大きさが実感できないからです。
それにしても氷河を吹き降りる風のせいで寒いったらありゃしない。防寒対策を万全に。

新市街に位置しながらも少し下町感のある町並みの中にあるのでチリの市民の生活に少しだけ近づけたかのような雰囲気に浸れる立地でした。
以前にも泊まったことがあり、その時はあまり良い印象を抱きませんでしたが、今回泊まってみたところ悪い印象はなにひとつありませんでした。
むしろ安価にも関わらず広々とした客室の快適性に感謝の気分を抱きました。
セレクトクラスのホテルにも関わらずバスローブもあればナイトチョコレートまで用意されていたのには驚きました。

簡素な宿というイメージが強いホリデイ・イン・エクスプレス。こちらのホテルの構造は世界各地で見られるロードサイド型店舗の典型的なパターンではあります。
しかし中庭に設けられたプールが大きくは無いものの優雅な雰囲気を醸し出しており、どこかのリゾートホテルにいるかのような雰囲気でした。
部屋はこのガーデンビューとシティビューに分かれますが、圧倒的にガーデンビューのほうが落ち着きが感じられます。シティビューから見えるのは幹線道路を行き交う車だけです。

サンティアゴにあるマリオット系列のホテルでは恐らく最も安価な宿がこちらです。
他のマリオット系列の宿と比べると建物の経年劣化が見られますが決してボロ宿ではないので問題はありませんでした。
マリオット会員に対するウェルカムギフトも立派なもので手書きの長文メッセージ以外にスイーツやワインまであったのは驚きでした。

サンティアゴのコスタネラにあるマリオット系列のセレクトホテル。
施設は新しく複合高層ビルの高層階に位置しているので客室からの眺望はなかなかのものがあります。
しかし残念なのはホテル中層部テラスにある屋外の飲食施設が夜遅くまで営業しており、パリピの浮かれた騒音が上層階の客室に窓外から聞こえてくることです。
宿泊客としてぐっすり眠りたいのにホテル側の飲食施設のせいでそれが叶わないという本末転倒の宿泊施設の典型だったので、２泊目以降はキャンセルして他のホテルに移りました。