機乗の空論さんのクチコミ(37ページ)全2,708件

敦賀市街は国道２７号線バイパス沿い・若葉交差点角に在る「日本海さかな街」は日本海側最大級の海鮮市場です。

蟹や魚介類・海産物などの特産品など越前・若狭の土産品などが揃う市場には地元敦賀の水産業者を中心に飲食店も含めて７０店舗余りが軒を並べる一大観光スポットとして利用されてます。
特に冬の蟹のシーズンは連日観光バスで団体さんが入るので場内は活気で溢れています。
それ以外でも週末は買い物客や食事を目当てに利用客が多いので賑やかですね～。
但し、利用客がほぼ観光客なので商品も価格もサービスもツーリストポリシー＆プライスなので決して安くはありません。

高くても商品の質が良ければ好いとは限らないので、特に高額な蟹などは注意して品定めをしないとは外れ物をつかまされたり、びったくりにあいまよ？…。
コロナ禍以前の際にインバウンド客で相当の売り上げで儲けた感が強いので、その反動が来ているのは確かなようで被害にあわない為にも慎重に買い物して欲しいです。

ゆえに地元の方はここでは一切買い物や飲食はしないと聞きましたので確かでしょう。

国道８号線の敦賀市から坂を登り始めていくつかトンネルを越えて南越前町に入った山間の高台に位置する「道の駅 河野」は敦賀湾から日本海が見渡せるビュースポットが自慢の道の駅です。

標高２００ｍの駐車場の目に広がる海の見晴らしが素晴らしいところです～、以前は白い船体の新日本海フェリーがよく観えたのですが、ダイヤ改正で深夜便の為にその姿も消えてしまいましたが。

道に駅としてはトイレ・休憩室・情報案内と売店とレストランが在るだけで、これと言った土産物もＢ級グルメなども無く普通に特徴がないですね？…。

なのでここからの眺望を楽しむだけに立ち寄る感じの道の駅です。

福井鉄道・武福線の北府駅構内に駅周辺整備事業として今年３月１９日「北府駅鉄道ミュージアム」がオープンしました。
その象徴が化粧直しされた２００形電車が屋根付き展示されています。

スロープでホームに上がれるように工夫され２両編成の２００形電車の車内見学が出来るように成っています。
が普段は鍵が掛かり入れませんが、それでも運転席や車内を観ることは出来ました。
且つては急行電車として武生/福井間を走った往年の勇姿が懐かしく偲ばれます。

それ以外にも大正１３年に西武生駅として開業した駅舎は国の登録文化財に指定され今回は大幅リニューアルにより待合室や改札などは綺麗に成り、事務所はギャラリースペース”福井鉄道の歩み”として当時の貴重な備品や資料に写真などが展示される資料館に成っていました。

また、同敷地内には現役の車庫が在り、大きな木造の倉庫は車両工場として駅舎と共に国の登録文化財にも指定され遺構です。
横の留置線には８８０形・デキ１０形・６００形・デキ２形などが留置されてる車両は鉄っちゃんやファンには堪らない光景です。

相対式ホームの２面２線で木造平屋建ての駅舎を持ちながら構内踏切まで在る景観は市街地にあってどこか長閑な田舎の駅のような雰囲気を醸し出すところが堪らない魅了です。
そこに車庫と＋αの鉄道ミュージアムを設営したのは福鉄の鉄道を活かす新たな試みだと思い応援したいですね！。

福井鉄道・福武線の始発たけふ新駅から一つ目の駅が「北府駅」で木造平屋建て駅舎は昔ながらの趣き風情を感じる大正１３年に西武生駅として開業しその後、平成２４年３月に改築されて車両工場と共に国の登録文化財に指定されてます。

駅前広場や駅舎や構内は改築の際に”北府駅鉄道ミュージアム”の整備事業として福井鉄道の歴史に触れる資料館のオープンや車両工場の保存、鉄道が観える駅前広場、２００形車両の修復と屋根付き展示場などが本年３月１９日にオープンしました。

改札を抜ければ構内踏切を持つ相対式２面２線の地上駅・低床ホームがまるで”ＡＬＷＡＹＳ三丁目の夕日”の世界のような昭和３０年代にタイムスリップしたかのようです…。
勿論、そこには昭和生まれの８８０形電車もあれば平成生まれのＦ１０００形電車や最新のＦ２０００形フクラムライナーもやって来るので見ているだけでも楽しくなります。

ホームのベンチに腰掛けているだけでも旅をしている実感に成れるのはこの駅が持つ独特の雰囲気とその歴史何でしょうね？～。

旧武生市街の中心に白い土塀蔵が建ち並ぶ一角が「蔵の辻」と呼ばれる市街地活性化の一環として整備をして新名所として生まれた観光スポットでもあります。

元々は旧北陸街道として多くの商家や旅籠が建ち並ぶ町の中心地であった為に商家の蔵も多く在ったところです。
時代が変わり商家は商店と成り、その蔵も物資・物流の中継地としても大いに栄え、戦後はアーケード商店街も完成し増々買物の中心へと様変わりしてゆく地域でしたが、昭和・平成へと時代が変わると郊外への大型ショッピングセンター進出により街中の空洞化が進み得た結果です。

そこでもう一度市街地へ人を呼び戻そうと計画されたのがこの蔵の辻なんですね～、余りにも違和感がある綺麗過ぎる景観に様々な飲食店が並ぶとはいえ、果たして本当に地元や観光客も含めて人の活性化が進むのでしょうか？。
役所の１８番である多額の税金・補助金を使って箱物だけ立派に造りましたので皆さんどうぞ！的な結果にならなければ好いのですが？、さて如何でしょうか…。

どこへ行っても思うのですが、単に金を掛けなくてもアイデアや創意工夫次第でいくらでも人を呼ぶことが出来ると思うのですが？…、役所の方々は安易に発想が貧し過ぎるのではないかと思います？。

ＪＲ武生駅の直ぐ横の商業ビル１階に「越前市観光庵所」が在ります～、駅構内にあれば一番利便性が高いのですが、直ぐ横なので解り易く利便性も好くて店内もそれなりに広いので使い易いと思います。

また、匠の技案内所も兼用（市の特産品）で展示や販売も取り扱っているので見るだけでも損はしないと思います。購入すると成れば話しは別ですが、一般的にはここでの購入は無いと思われますね。

案内所としては係りの方がスタンバイしているので相談や質問などには対応して頂けましたが、込み入った内容に関しては知らないのか関心が無いのか今一の応対でした。
散策の地図やパンフレット類などの対応には手慣れているようでグルメに関しては好き嫌いも有るのか今一でした。
まぁ～、案内所の係りの方は人によって質のレベルの差があるので今回は外れのようでした？…。

北陸自動車道・南条ＳＡ下りに直結されてる「道の駅 南えちぜん山海里」は昨今増えて来た従来の道の駅に＋高速道路からも利用可能なタイプとして期待がされてますね。

一般道からは国道３６５号線・南条駅交差点を東へ入り日野川を渡り北陸道をくぐれば観えて来るので判り易いです。

令和３年１０月にオープンした真新しい建物と周辺の公園とが一体化したエンターテイメント型の道の駅で、既に今年の５月で来場者２００万人達成と華々しい人気です。

館内は１階に最新型のウオシュレットを備えた綺麗なトイレと休憩が出来るロビーが在り、階段とエスカレーターで２階へ上がれば旅のお土産は山・海・里の美味しいが詰まった直売所のＭＡＲＫＥＴмeと、ご当地グルメが味わえるＦＯＯＤＨＡＬＬмｅには７店舗が在りました。
やはり日曜日だったのでフードコートもＳＡも含めて利用客で混雑していました…。

また、チビッ子達には３階のキッズルームは親子のアミューズメントスペースです！。雨の日でも大丈夫なのでお文には有難いところで、ここまで来たなら３階からの滑り台で屋外の１階まで滑ってみましょう！～。
ふわふわドーム成るものも在るのでまさにＥＮＪＯＹ！、楽しみましょうとのことです。

武生駅から徒歩で５分ほどの市街地に在る利便性の高い「スーパーホテル越前武生 天然温泉蓬莱山の湯」に宿泊して来ました。
オープンしてまだ数年のような新しい雰囲気で駐車場も４０台ほど確保出来ています。

使い勝手などは共通のスーパーホテルなので全く問題がはありません～、スタッフも親切で丁寧いな応対なので安心です。
が若い男性の方は新米なのか周辺の観光スポット・武生公会堂記念館を聞いても対応出来ずで最低限は予め勉強しておいて下さいね！。

いつもながらの清潔な館内と部屋、特に熟睡できるベッドと質の良い安定した枕、気持ちよく利用出来る大浴場の温泉、爽やかな朝食会場と美味しい焼立てパン、そして、有難うございましたとお礼を言って見送ってくれる美人の女性スタッフ～、どこのスーパーホテルを利用しても変わらないサービスにその質の高さと心地良さを感じます。

今回もお世話に成りました～、また、どこかのスーパーホテルでお会いしたいですねと思いますが決してホテルの回し者ではありませんので悪しからず。

ＪＲ福井駅から福井城址を抜けて北へ進めば１５分ほどと判り易い「福井市立郷土歴史博物館」は名勝・養浩館庭園に併設された市の博物館です。

観覧料は大人￥２２０、養浩館庭園入園料を含めば￥３５０と割安に成ります。
因みに、養浩館庭園とは旧福井藩主・松平家の別邸で、江戸時代には「御泉水屋敷おせんすいやしき」と称された数寄屋造りの屋敷をそなえる回遊式林泉庭園で、江戸時代初期から中期を代表する名園のひとつです。

この博物館は譜代松平家の歴史を知ることから旧福井藩の歴史や藩政を知り城下町としての発展と、激動の幕末をどのように生き抜いて来たかを知りたくて来ました。

郷土歴史と言う名前なので古代から始まり展示・説明がされてますが、逆にそれらは県立博物館に任せて譜代松平家をメインにその歴史や藩政から幕末を中心に説明・展示をした方が見る側にももっと魅力的に思えるのですが如何でしょう？…。
見終わっても中途半端な内容にしか思えず印象も残ってなく残念です…。

やはり旧福井藩が世に名を表わしたのは幕末、第１４代藩主松平春嶽公でありその側近達の橋本佐内や横井小楠に由利公正の活躍なのですから。

家内の希望で福井市内でランチは回転寿司が食べたいとのことで「海鮮アトム 幾久店」でいただきました。
当初はＢ級グルメのソースかつ丼やボルガライスの予定が回転寿司が食べたいとのことで急遽ネットで調べた海鮮アトムに成りました。

アトムと言えばその昔アトムボーイという￥１００均一チェーン展開が在りましたがそのグループ企業でしょうか？。
店内のメニュー表を見ればお皿で価格が分けられてる￥１２０～￥３９０まで６種類のようですが、￥２９０～￥３９０はメインのようです。

先ずは鰤からいただきましたが程好い脂で切り身も厚くて普通に旨い！、真烏賊は肉厚でねっとりとした絡みつく食感が甘くて好く、鮃と真鯛は普通でした。
お次は鉄火巻と本日の海鮮巻はごく普通ですが悪くはなく、帆立は小ぶりで今一？。

一般的な鯵が無かったので〆に天ぷら寿しの海老天と烏賊天は大振りでサクサクの揚げ立て食感が旨くて塩でいただきました。

それと平日のみのサービスで無料のお味噌汁はあらの出汁が旨くて２杯も頂きました。

二人で１２皿で￥３８３０なのでそれなりの値段時はしますね？、でも、普通に美味しかったので良しとしましょうか。

福井市内南西部は清水地区に在るＪＡ直売所「丹生膳野菜」で買い物をしました。

県道２８号線・島寺交差点を北へ入ったところにスーパーセンターＰＬАＮＴー３清水店と同敷地内に並んでいるので判り易く、店頭には京福バスのバス停も在りました。

一般的なＪＡ直売所の外観と店内であり他と違ったところはその売り場面積が県内最大とありました～、生花・野菜・精肉・鮮魚・加工品・惣菜に至るまで幅広く取り扱いがあるのはＪＡ直売所ならではです。
価格もスーパーよりも安いのは当り前で、鮮度も違います。

但し、今朝から雨なので野菜の入荷が無くて非常に少なかったのが残念でした…、こればかりは仕方がありません。
加工品の中で福井と言えば大豆を原料とした豆腐・揚げ類はどれも美味しそうなものが並んでます。
特に豆腐料理の谷口屋の竹田揚げはＴＶなどで全国的に福井の揚げを有名にしました。ゆえに谷口屋でなくても県内産であれば普通に美味しい豆腐や揚げに味噌などが買えます。
支払いは各種カードやふくいdeお得キャンペーン割・地域応援クーポンが利用出来ました。

越前武生に在るしきぶ温泉 湯楽里内の１階に在る宿のレストラン「若紫」で夕・朝食をいただきました。
宿のレストランですが日帰り温泉施設も併用しているのでランチも営業とのことです。

レストランは１階エントランスホール直ぐ脇で、道路に面して全面ガラス張りなので明るい雰囲気の中に和洋折衷的なぬくもりを感じるデザインで施されています。
オープンしてそれなりに経つとは思いますが擦れや剥げなども無く清潔な感じで維持されているようでした。

今回の夕食プランは「紫会席」で予約を入れました、松・竹・梅コースなら中を取って竹です。
テーブルのお品書きを見れば本日のコース料理は先付けから始まる全９品です。

コース料理の大切なのは初めの先付けを見ればほぼその料理のレベルが判るといわれるほど料理人の腕が問われる内容で期待をしました。
勿論、その料理を更に美味しく引き上げるのが日本酒で辛口の地酒・一本義をいただきました（昔ながらの後を引く味は旨いです）。

で先付けは５品でそれなりの食材でバランスよく味付けされた味が日本酒と合います…、これなら後の料理も期待が出来るほどです。

造り５種盛はまさに旬の魚で鮪・鰹・ハマチ・鯛〆・サザエと鮮度も質の良くて特にマグロは口の中で溶けて無くなるトロでした。
がマグロ自体は近海の魚ではないので他の鯵とか鮃ですれば更に良いと思うのですが？。

焼き物は福井サーモンの塩麹焼きは余りにも平凡過ぎてもう少し創意工夫が欲しいです？。

お凌ぎは福井の特産品であるおろし蕎麦に山菜をあしらったコース料理らしく出汁は控え目の薄味でした。

蒸し物は穴子と五穀米でリゾット風にした豆乳餡かけが風味よく実に旨いです。

揚げ物は４種の天婦羅で真河豚や烏賊五色揚げはそのままでも旨い！、酒が料理を更に美味しくします

肉料理はカルビ陶板焼きでボリュームもあって美味しいのですが？…、全体のバランスでこれだけが見合ってないのが気に成りました。
ちょっと手を抜いた様な気がして残念でしたが創意工夫を期待したいです。

コースの〆はご飯とデザートです、美味しい白ご飯とお吸い物に自家製の香の物で美味しくいただきました。
勿論、デザートもフルーツヨーグルトジュレでちゃんとしたもので全ていただきました。

久々にプロの料理人が作った会席料理をいただいてお腹も心も満足に成りました。

翌日の朝食も同様に満足出来る内容のものばかりで、つくづくとビジネホテルとはその違いを感じました。

国道８号線沿いの白崎公園内に在る温泉宿泊施設「しきぶ温泉 湯楽里」に宿泊ました。日帰り温泉施設も併用した元市営の公共の宿のようで、外観からも館内も共に随分と贅沢な造りに成ってすが、まさにバブル期の泡の如く税金を次ぎ込んで完成した宿のようです…、が現在は民間に委託業務されているようで安心します。

部屋は和室１０畳で至ってシンプルで洗面台とトイレは独立タイプでバスルームは無し。大人４名までなら十分な広さです。
備品やアメニティーも揃っているので不便さは感じません～、大浴場で使えるようにラックスのシャンプー類が揃えられたり、冷水ポットや湯沸かし器まで用意されてあるのは嬉しい配慮です。
但し、就寝する際に判ったのですが壁が薄くて隣の話し声や洗面台やトイレの水の流す音までがまる聞こえで参りました？…。ここだけ何とか成りませんかね？。

食事は全て１階のレストランでいただきます～、会席料理｛紫｝コースをいただきましたがメニュー・品数・味・配膳と共に美味しくいただきました。
地酒にも合う薄味は嬉しい限りで料理人の腕を感じるコース料理でした。が肉料理だけは他とはバランスが合って無く創意工夫が欲しかったです…。

ご自慢の温泉は傾斜エレバーターにて山上に在る大浴場へ行くのですがこれがまさに税金の無駄使いというか不便というか利便性を考えてない負の遺産です？…。

泉質は肌にまとわりつくほどヌルっとしたナトリウム炭酸水素塩泉は素晴らしく低温から高温迄の温度差がある浴槽も理にかなった発想で露天風呂と外気浴なども含めて素晴らしい温泉施設であることは多くの地元市民の利用からすれば納得出来ることだと感じました。温泉効果も覿面で翌日は肌がスベスベツルツルに成り驚きました。
ゆえに贅沢を言えば～、露天風呂の壁を撤去して開放感とデッキ部分を拡大して外気浴を更に充実して欲しいですね～。

今庄宿の旧北国街道沿いで今も営業を続ける「旅館川端屋」は大正８年に創業した魚屋に端を発した料理旅館です。
その名残が１階に在る鮮魚店は今も営業を続ける街道では唯一の店です。

その店内のには鮮魚を活かした刺身や焼き魚なども販売されてますが福井名産と言えば新鮮な鯖を塩と酢で〆た鯖寿しの本場です。
周辺には日本海に面した良い漁場がいくつもあるので魚の仕入れには事困らないはずです。

今庄そばまつりで活気づく本日はどこの店も稼ぎ時ゆえ名物・鯖寿しの幟が至るところで立ってますが、やはり素人が作ると〆鯖が貧祖であることは一目瞭然です…。

しかし、鮮魚店兼料理旅館の川端屋はその〆鯖が違うのです、厚みのある切り身に光り輝く鯖肌が何とも言えず旨そうに手招きをするのです。
一折８貫入りで￥１５００と高目ですがそれだけの価値は十分にある美味しい寿司でした。

イートインコーナーは在りませんが、並べられて木陰のベンチで頬張れば口の中に広がる〆鯖のメリーゴーランドの世界でした？～。

越前・北国街道の宿場町である旧今庄宿で開催される「今庄そばまつり」は年に一度収穫される蕎麦に合わせてそれを祝うイベントとして今庄蕎麦を振舞う祭りのようです。

ＪＲ今庄駅前から旧街道筋を地元の各有志達で作った模擬店１０店が進出し、腕を競った蕎麦を振舞うようで一杯￥４００、先着１５００名に￥２００クーポン券を進呈とありましたが既に終了してました。

必然ながら模擬店によって蕎麦の味も違うようでその人気ぶりが行列としてはっきり表れていました…（蕎麦屋も数軒あるのですが長蛇の列でとても並ぶ気にも成れませんでした）。

恒例の如く人気店は長蛇の列でとても並ぶ気には成れず、列の無いおやじ達の店でいただくとその通りで旨くなかったです…。
越前蕎麦は”おろしそば”で、具材は大根おろしと鰹ぶしに青ネギだけのシンプルなもの、ゆえにそばつゆが一番大切なのですが、インスタントのかけつゆに素人の茹で方で美味しいとはとても言えない代物でした…（￥４００の価値もなし）。

それ以外も手作りの弁当や寿しに惣菜、お菓子にドリンクなどを販売する様々な売店もあって縁日の様な賑わいはまさに祭りの雰囲気でしたが、何か物足りなさを感じるのは何故でしょうか？。

街道筋の端に在る川端屋旅館の１階で魚屋を営む店頭で見つけた鯖寿し一折￥１５００が気になっていたので購入し用意されてたベンチでいただきましたが、見立ての通り美味しい鯖の〆方が好い塩梅で、旨いそばには当たりませんでしたがそばまつりのお陰で旨い鯖寿しがいただけました。

幾重にも山が重なり、北陸随一の難所を背に旧北国街道（または北陸街道）の山合いに位置し１．２ｋｍの街道筋に在る「今庄宿」は京の都から北陸地方への玄関口に位置しているため、古くから交通の要衝であり、江戸時代には参勤交代のための越前有数の宿場町として栄えた宿で当時の面影を残す町並みが残されています。

過去に二度ばかり訪れていますが既に３０年も経つので随分と古い往時の家屋は消滅し、リホームされたり取り壊されて空き地にも成ったりと随分と変わりました。
それでも往時の面影を残す旧旅籠や醸造蔵元の酒屋に廃業した家屋などが手つかずで残されてるのは嬉しい限りです。

また、往時は一宿場に１５軒の醸造蔵元の酒屋が在った事からもその繁栄が伺われますが、現在は４軒の蔵元が昔ながらの旨い日本酒を今に造り続けているのも好いですね！。

他にも本陣跡と脇本陣跡・京藤甚五郎家跡・旅籠若狭屋跡・高札場跡に御札場跡などが息衝いています。

そして、当地の今庄そばは歯ごたえと風味の良さで知られ古来より今庄宿を訪れる旅人との楽しみの一つであった。
明治時代に鉄道が開通し、今庄駅のプラットホームに停車時間を利用した立ち食いそばが誕生したことがきっかけで全国ブランドと成ったようです。
現在も今庄のそばの味と風味を伝える為に数軒の蕎麦屋が頑張ってるようです。

敦賀市街の敦賀湾に面した金ケ崎緑地の向かい側に建ち並ぶ明治３８年築の敦賀赤レンガ倉庫横に「急行 わかさ 列車展示」が平成２９年１２月のつるが鉄道フェスティバルにて展示設置されました。

このキハ２８形気動車は旧国鉄道が開発し富士重工が製造した急行形気動車です。
小浜線で急行・わかさとして１９６１年より３８年余り福知山線や北近畿地区を中心に活躍しましたが２０００年に廃車と成りました。
その後は和歌山・白浜のテーマパークを経て大阪の企業で保管されていたものを市が購入したものです。

特にこの車両は運転席の前面窓が側面まで回り込んでいるパノラミックウインドウと、運転台下部に排障器・スカートという２つの特徴を持つ車両は２年間で製造された111両の内、国内で完全な形で現存しているのは同車のみという大変希少な車両なのです。

ゆえに大切に後世に残さなければならない鉄道遺産として扱いものです。がせめて風雪から守る為に屋根やプラっとホームなどを設置して欲しいです。
また、より多くの方々に見てもらい為にも週末ぐらいは車内や運転席を見学出来ればと願います。

敦賀市街の敦賀湾に面した金ケ崎緑地の向かい側に建ち並ぶ２棟のレンガ倉庫は「敦賀赤レンガ倉庫」として明治３８年に外国人技師（英国人）の設計によって石油貯蔵用の倉庫として建てられ、途中、軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫としても使用された県内でも有数のレンガ建築物です。

敦賀市は明治から昭和初期にかけてロシアを経由して大陸ヨーロッパへと繋がる国際都市として繁栄し、その象徴である港町敦賀のシンボルとしてへ平成２７年１０月に北棟が鉄道と港のジオラマ館に、南棟が赤レンガ空間を楽しみながら食事ができるレストラン館とオープンガーデンとして生まれ変ったようです。

その鉄道ジオラマ館の入館料が大人￥４００とは意外に高くてびっくりで、レストラン３件も高価で完全にツーリストプライスなので日本人観光客が利用するとは思わないのですが？…。
他にもっと利用し易いような内容は検討出来なかったのでしょうか？…。

また、倉庫横のキハ２８形気動車・急行わかさの車両展示は大変希少な車両なので今後も大切に保存願いたいです。

金ケ崎緑地内に建つ尖がり屋根が特徴的な「旧敦賀港駅舎」は、平成１１年”つるがきらめきみなと博２１”の開催時に再現したものですが、往時はこの港駅から大陸へと船で渡りシベリア横断鉄道にてヨーロッパへの窓口にも成っていました。

幕末以降は西洋の文化や技術が入り外国とも交易や人流が盛んになるにつれて横浜や神戸の貿易港以外にも鉄道から乗り継ぎ港が整備されるように成り、敦賀港駅を初めとし門司港駅や稚内港駅から大陸へ樺太へとつながれる様に成りました。

現在は敦賀鉄道資料館として鉄道に関する歴史や鉄道資料に列車模型などが展示しています。

入館が無料なので文句は言えないのですが、資料や列車模型に関する展示方法や説明が不十分で纏まりの無さが見終わって印象も感想も残らないのです？。
２階も含めてこれほどのスペースが有るのであればもっと工夫が出来ないものでしょうか？。

見学者が少なくて、見学しても直ぐに退出してしまうのはやはり何か問題があるからでただ資料や写真を展示したでけでは子供でも面白くはないと思いますけど如何でしょうか？。

敦賀港を目の前にする「金ケ崎緑地」は旧敦賀港駅が在った位置にも近く周辺は赤レンガ倉庫や敦賀港駅舎などが整備された海の公園として市民から観光客まで親しまれています。

何と言っても目の前に広がる敦賀港とその海が体感出来る公園として海沿いに敷設された赤煉瓦歩道とボードウォーク・ボードデッキからは港が一望出来ます！。

港の防波堤には県警の警備艇や海上保安庁の巡視船などが係留されてる景観は港町敦賀に相応しいです。
中央には燈籠を模した時計台が在り、小さなや東屋に休憩所（トイレあり）や駐車場なども完備してました。

ＪＲ敦賀駅からは路線バス利用で金ケ崎緑地バス停で下車すれば直ぐです。