機乗の空論さんのクチコミ(38ページ)全2,708件

敦賀市街の博物館通り交流広場駐車場から近い「清明神社」に立ち寄りました。

名の如く安倍晴明を祀る神社ですが、京の都やその後の大坂ではなく何故敦賀に？…、そう思うのが普通ですが調べれば意外でした。

10世紀末をこの地で過ごし、天文学・地文学の研究を重ねたといわれているのです…、当時の敦賀は大陸との交易の玄関口として栄えた港町で、当然ながら中国からの情報が頻繁に届きます。
陰陽道が古代中国の「陰陽五行説」を基礎にした学問であるから、ここは日本海に面し都にも近いことから敦賀は彼の研究に都合のいい場所だった…というのが有力な説ですね。

社内には晴明が占いに用いたと言われている謎の石「祈念石」がご神体として祭壇床下に安置され、数々の火災から町を守ったとして防火の守としても信仰されたのでしょうか。

いずれにせよ安倍晴明は謎多き人物であった事は間違いのないようですよ？…。

敦賀市街の「博物館通り」は明治から昭和・戦前にかけて、銀行や郵便局、公設市場や百貨店などが多く建ち並び、大勢の人が行き交った且つての繁華街。

旧大和田銀行本店が当時の姿を残しながら敦賀市立博物館に生まれ変わったことから、博物館通りと呼ばれ今も親しまれています。

他にも、北陸三大まつりといわれる敦賀まつりに巡行する山車を展示したみなとつるが山車会館や、敦賀出身の高木栄子氏の紙わらべの世界が広がる紙わらべ資料館などが立ち並び、レトロな雰囲気が今も残る風情ある一角です。

その通りにはカフェや雑貨屋などの人気のお店もあり、ランチや買い物をして過ごすのもお楽しみです。
また、反対側の東にはＢ級グルメの代表・ソースかつ丼が人気の敦賀ヨーロッパ軒 本店も在ります。

敦賀湾に面した大陸への表玄関駅である港町と鉄道の町として発展した敦賀とは違った趣が観られます。

敦賀市街の北東部に鎮座する「気比神宮」は伊奢沙別命を主祭神とする越前国一宮で北陸道総鎮守と称される朝廷から特に重視された古社です。地元では親しみをこめて「けいさん」と呼ばれています。

特に表参道に建つ朱色の大鳥居は圧巻で正保二年建立（江戸時代・二代将軍徳川家光の時代）です。その後、明治３４年に国宝に指定され現在は国の重要文化財登録で”日本三大木造大鳥居”の一つです


本殿は外拝殿・内拝殿・本拝殿・四社の宮から成る”四宮之社”と総称され回廊で囲むように平成に成ってからの再建社殿とあります。
また、周辺は鬱蒼とした木立に囲まれた気比杜や古より湧き出る神水苑（池）や御神徳が宿る神水と信仰される長命水などのパワースポットとしても人気のようです。

境内には猿田彦神社・角鹿神社・兒宮・大神下前神社なども祀られていました。

ＪＲ敦賀駅から徒歩で１５分か路線バスで気比神宮前下車直ぐです。
車なら国道８号線・気比神宮交差点沿いの表参道駐車場かを裏手の東駐車場が無料利用出来ます。いずれにせよ判り易く利便性が好いので都合に合わせて参拝が可能です。

青森県内では基幹空港としての役目を担ってる「青森空港」は市内の南西に１０ｋｍの位置し青森市（ＪＲバス）と弘前市（弘南バス）からそれぞれ空港連絡バスなどのアクセスが充実しています。

一部市バスの浪岡線（空港経由）を利用すれば青森市浪岡間での利用が可能ですが日に３本の運行しかないので時間が合えばの利用に成ります。

空港ターミナルビルは令和元年にリニューアル工事が完了し目に観える部分などは使い勝手が大幅に良くなりました。
１階到着フロアーやインフォメーションにコンビニや２階出発フロアーの売店にフードコート・有料ラウンジなどから３階展望デッキなど青森らしい木材を活用した木の温もりを感じる印象を受けます。

ターミナルビルを出れば連絡橋で結ばれた立体駐車場を含める広い駐車所が広々としてしかも料金設定が割引などでリーズナブルです（出来れば利用者が無料が一番ですが）。

青森空港ターミナルビル２階出発フロアーに在る「青森空港エアーポートラウンジ」は唯一の有料ラウンジです。
が場所的に判り辛いのが難点で、２階出発フロアーの土産物店の奥へ進むところです。

ラウンジ内は地方空港にしては意外と広くて木を使った温もりを感じる落ち着いた雰囲気です。
但し、窓からの眺望が一切無く外が観えないのが残念で…、エアーポートラウンジなので滑走路やスポットが観えれば印象アップは間違いないと思います。

一般的なソファー＆サイドテーブル席と壁面のテーブル席は電源コンセント付きなので仕事には最適です。

フリーソフトドリンク類は一般的なファミレス仕様ですが、りんごジュースは美味しいのが飲めます（アルコール類は有料でチョイス可能）。
他には一般ですが新聞と雑誌程度しかありませんでした。

青森空港ターミナルビル２階、出発フロアーに土産物屋が３軒並んでる中で規模が一番大きい「アスパム物産空港店」です。
青森駅近くのアスパム青森の１階に在る系列店の空港店です。

空港店は規模的にはかなりコンパクトに成っていますが品揃えは一般的な土産から自分用までそれなりに充実しています。
また、店頭で南部煎餅の実演販売もしていて、香ばしい好い匂いがその気にさせられます。

今回は青森県おでかけキャンペーン割・地域応援クーポンが利用出来るので全て使い切って買い物しました。
山菜キノコの醤油漬けや辛味噌に南部煎餅など自分用として￥３０００ほど購入しましたが、やはり地域応援クーポンでの利用は手慣れたようでスピーディ―でした。

他にもＢＬＵＥ ＳＫＹや ＭＡＣＵＲＥＨＯＵＳＥ に青森県漁連（１階）が在りました。

ＪＲ青森駅から徒歩でも近くニコニコ通りから入って直ぐの「青森魚菜センター本店」は元祖・のっけ丼で全国的に名を馳せた市場です。

場内を自由にまわって青森が誇る帆立やイカに鮪をはじめとした海鮮に昔ながらの惣菜やお肉まで好きな具材をどんぶりへのっけて！のっけて！のっけ丼です。

昭和の時代までは市民の市場として賑わい、一部の日本人観光客がお裾分けのようにのっけ丼を楽しんでいましたが、平成の時代になってインバウンド観光客（特に中国人）が大勢押し寄せるように成り全てが激変し、その結果価格が吊り上がり海鮮の質が低下し市民は離れ日本人観光客も遠のきコロナ禍で頼みのインバウンド客（特に中国人）は超減少にて現状に至ってるわけですね～。

４年ぶりに場内をまわってみてそれなりに観光客はいましたが、時間の問題で廃業に成るだろうなと確信をしましたがどうなることやらです？。

本当に青森の新鮮な海鮮丼をリーズナぶりに味わうなら地元の方や観光案内所で聞けば親切に教えてくれますよ。
もはや市場内よりも普通の食堂やすし店などの方が安くて美味しいものに有りつけます。

ＪＲ青森駅から新町通り沿い「アウガ新鮮市場」はアウガ地下１階で店を広げる新鮮市場です。
以前は青森駅前市場として市民の台所を担い、周辺にはりんご長屋や食品問屋に露天商などの行商立売りでとても賑やかな昭和の面影を残す光景が観光的にもスポットエリアでした。
が駅前再開発事業として老朽化した市場の建て替えも含めて平成１３年複合商業施設としてアウガがオープンし駅前市場も新たに地下街でのスタートに成りました。

市場そのものは地下へ潜ったものの清潔で快適な環境で商売をするには申し分ないようですが日本人特有の風情やレトロなノスタルジックを求める分にはどうもマイナスのようです。
インバウンド客の到来やコロナ禍での減少で極端な現状を突き付けられ結果的、本当に駅前再開発事業として良かったのかどうかは結論から言えば失敗としか言えません。

４年ぶりに訪れて思ったのは買物客が極端に減少して活気も賑わいも無い印象を受けました？…。
その証が廃業して撤退した店が何軒かあった事です、今後間違いなく増えるのですはないでしょうか？。

観光客ではなく市民の買い物客が戻てくることを心から期待しています、昭和・平成の頃のような活気ある賑やかな市場であって欲しいです。

大阪市住之江区・南港に昭和４６年に開業して以来、永年フェリーターミナルとしてその役目を担って来た「大阪南港フェリーターミナル」に４０数年ぶりにやって来ました。

昭和５６年に当時の市営地下鉄・住ノ江駅から中ふ頭駅までニュートラムが開通し、フェリーターミナル駅も開業し連絡通路にて５分ほどでターミナルにアクセスが出来ると便利性が向上しました。以前から市バスのバスターミナルもあって陸の孤島では無かったのですがやはりニュートラムの利便性は絶大です。

ターミナルビル内１階はフェリー会社２社のカウンター窓口、２階が待合室と搭乗口に成ってますが、喫茶やレストラン・売店などはありません。
近くにローソンが在るので買い込みをしておけば便利です。

また、フェリーターミナルビルの外に出れば直ぐ埠頭や駐車場があり、海に直結しているのでフェリーの船体も間地かに観ることが出来、その大きさに驚かされます。

しかし、現在就航してるのは名門大洋フェリーと四国オレンジフェリーの２社のみと寂しくなりました？…、昭和６０年代はその２社以外に大阪高地特急フェリー・徳島阪神フェリー・共同汽船・日本カーフェリー・日本高速フェリー・関西汽船と８航路・一日１５便も発着があり全盛期でした。
また、少し先のカモメ埠頭からは有村産業や大島海運・琉球海運の奄美大島・沖縄航路もありました。パックパッカーには２等船室に揺られての長旅が懐かしい！。

志布志・別府方面へはフェリーさんふらわあがトレードセンター前駅のさんふらわあターミナルから出港してます。

青函連絡船 青森桟橋 可動橋跡近くに二つの石碑が建立されてます～、可動橋跡寄りに「青函連絡船 青森桟橋の碑」が建立されてます。

往時の青森駅構内には３ヶ所の連絡船の桟橋があり３隻が同時に入港着岸が可能でした。
現在の青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸があるのは第二桟橋で、可動橋には３線分のレールが敷かれて短時間で車両甲板へと５０両前後の貨車を運び入れることが出来ました。
第一桟橋・第二桟橋の両岸壁は旅客用乗降設備が設けられましたが第三桟橋は貨物用岸壁でした。
そして、昭和６３年３月の青函トンネル開通により終航を迎え８０年の歴史に幕を閉じました。
平成３年４月にこの地を偲び石碑が建立されました。

もう一つは「青函連絡船戦災の碑」は８０年の就航の歴史の中で戦災の悲劇を忘れ去ることができません。
第二次世界大戦末期の昭和２０年７月１４日、米海軍艦載機の攻撃により青函連絡船・翔鳳丸・飛鸞丸・第二青函丸・第六青函丸が、８月１０日には亜庭丸が青森湾で撃沈され１３１名の犠牲者を出しました。
この中には函館船員養成所大沼分所の生徒１４名がおり悲しみを一層大きくしました。

また、７月１４・１５日には津軽海峡と函館湾でも攻撃を受けて青函連絡船は全滅をし、乗員乗客４２４名の尊い人命が失われました。
今も、津軽海峡には津軽丸・第三青函丸・第四青函丸が、この航路に殉じた人々と共に永久の眠りについています。

青函連絡船戦災から６０年目に、この悲劇を歴史に止めて語り継ぐと共に犠牲となられた方々のご冥福と平和を衷心より祈念する為に平成１７年７月に建立されました。
何時の世にも繰り返される戦争の犠牲は一般市民にも大きく関りことを決して忘れてはいけないことだと痛感しました。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の前に建つ「津軽海峡冬景色歌謡碑」は市街地の人気観光スポットです。

津軽海峡冬景色♪は昭和５２年に石川さゆりさんが歌う大ヒット曲でその年の第１９回日本レコード大賞歌唱賞を受賞しました。
阿久悠の作詞、三木たかし作曲・編曲で、雪降る青森駅に降りた北海道に帰る女性が、青函連絡船に乗り、デッキから龍飛崎を眺めるという冬の情景を歌っています…、まさに歌からその情景が目に浮かぶほど心にしみる旅情的な演歌の世界です。

その青函連絡船も昭和６３年３月１３日に青函トンネルが開通して廃止になり、こうした情景な海峡ロマンは昭和歌謡に残される過去のものに成ってしまいました…。

平成７年に八甲田丸前広場に建立された立派な歌謡碑には歌詞が刻まれています。
直ぐ後ろには八甲田丸が控えて、近づけばセンサーが反応して曲が高らかに流れるように成っています♪～！。
ちょっと恥ずかしい気もしますがここは目を閉じてじっくりと歌詞を噛みしめて聞くことにしましょう！。

翌年には龍飛崎灯台近くにも更に大掛かりな歌碑が建立され、同様にセンサー反応して２番の歌詞が響き渡りますよ♪～。

ＪＲ青森駅から徒歩で５分、「青函連絡船 青森桟橋 可動橋跡」は名の如く昭和６３年まで使用されていた青函連絡船内への車両搭載の為の可動橋で青森と函館に設置されました。

現在保存されてる可動橋は第二桟橋・２６５ｍもあり、可動橋には３線分のレールが敷かれ短時間で船内へと５０両前後の貨車を運び入れることが出来ました。

特に可動橋をさせる主塔部分は当初（大正１４年）からのもので昭和２９年には主・副橋桁は車両通過速度向上の為に改造されてます。

可動橋そのものが国内では青函連絡船と宇高連絡船にしか存在せず、宇高連絡船に関しては残念ながら保存が無い為に青森・函館のみです。
平成２１年に経済産業省・近代化産業遺産認定され、鉄っっちゃんのみならず観光客の方々にも見学して頂きたい遺産です。

昭和３９年７月竣工し８月１３日、青森第１岸壁１時０５分着の１１２便で初就航した「青函連絡船 八甲田丸」は戦後の最終型モデルの津軽丸の姉妹船として建造。
当時の塗装は外舷下部がうす緑に上部は乳白色で煙突がピンクの全体に優しいパステルカラー調だったようです。

昭和６３年３月１３日に青函トンネル開通と共に青函連絡船は終航となりました～、この日は下り最終便が「八甲田丸」、７便として青森を１７時０５に出港し２０時５５分函館に到着。
上り最終便は羊蹄丸、２２便にて函館１７時００に出航し青森２１時５５分に着き全ての青函連絡船の航海が終了となり８０年の歴史に幕を閉じました。

但し、連絡船復活を望む声が青森や函館の両市民を中心に高まり、当時発足したばかりのＪＲ東日本とＪＲ北海道は６月３日から暫定運航を十和田丸・羊蹄丸にて開始、同年９月１８日に青森と函館を結ぶ青函連絡船が遂に最後の航行を終えました。

ＴＶのニュースで満員の最終便には、乗船客の紙テープと石川さゆりさんの津軽海峡冬景色の合唱に包まれながら青森を出港する連絡船には”ありがとう”の幕が互いにありましたね～。

その後、八甲田丸は摩周丸・羊蹄丸と共に函館ドッグ岸壁に係留されましたが、同年６月には青森港へ移動航行し仮設岸壁着岸し、更に旧青森港第二桟橋に移動繋留され平成２年に海上博物館として青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を保存・利用してます。

昭和６３年３月１３日に青函トンネル開通と共に青函連絡船は終航となりました～、この日下り最終便として「八甲田丸」が７便 青森発１７時０５に出港し函館に２０時５５分着として８０年の歴史に幕を閉じました。

その後、八甲田丸は摩周丸・羊蹄丸と共に函館ドッグ岸壁に係留されましたが、同年６月には青森港へ移動航行し仮設岸壁に着岸し、期間を置いて旧青森港第二桟橋に繋留され、平成２年に海上博物館として「青函連絡船 メモリアルシップ 八甲田丸」としてを保存・利用オープンしてます。

過去に一度は見学をしているのですがその後、羊蹄丸から青函ワールドが移動展示されてることを知り見学が出来ればと思っていたので今回は良い機会だと楽しみにしていました。

改めて一から勉強のつもりでミニビデオシアターで青函連絡船・栄光の軌跡を視聴してから、青函ワールドを見学しました。
昭和３０年代の駅前から市場のジオラマでの雰囲気がとても懐かしく、しかも人形の表情が豊かで雰囲気までリアルなのでまるで生きてるようです？。
但し、元々展示されていた羊蹄丸の時とは各シーンが違ってる様なので意味合いも変わってくるのが非常に残念で成りません。
出来れば同様での展示をされればもっとリアルティーで良かったと思います。

また、現役当時なら決して観ることが出来ない操舵室や通信室に機関制御室などのスタッフルーム、また、エンジンルームや煙突内部に車両甲板などは今だから見学が出来る箇所でした。

唯一不満なのが車両甲板内の展示車両の車内見学や最後部に出っ張るポンプ室に寝台室内部と各スタッフルームの内部なども見学出来るようにして欲しいです。

大館市観光交流施設 秋田犬の里内に在る「大館市観光協会」は観光案内所です。

一般的な市内周辺に関する観光情報と相談、地図やパンフレットなどを取り揃えているのでセルフサービスも良し聞くも良しと言った感じです。
スタッフの方々は親切に色々と情報を教えて頂き４５年ぶりの旅人を温かく迎えて頂いた雰囲気でした。

また、レンタサイクルの貸し出しも行ってるので条件が合えば利用価値はあります。
というのも駅前から市内中心部とは２ｋｍほど離れているので路線バスもありますが本数が少ないので待つ時間などを考えれば自転車で移動した方が断然効率が良くコストも安いです。
私も半日￥３００で借りましたが４時間弱だったので追加旅金も無くて済みました。
但し、一つだけ盲点がありました！、それは中心部は丘陵地帯なのです…、爺爺の体力では限界過ぎて厳しい！、ご年配の方は頭に入れておいてください。

体力に自信があれば更に北部の鳥潟会館や東部の郷土博物館辺りまでは一日かけて回りたかったのですが残念です…。

大鰐線・中央弘前から一つ目の駅として昭和２７年に開業した「弘高下駅」は無人駅の１面１線のシンプルなホームで何もない駅です。

駅名は青森県立弘前高等学校が近くに在るので略して名が付いたと思われます。ゆえに利用者の大半が通学の生徒達なんでしょうか？。
また、弘高は作家・石坂洋二郎の出身校でもあり旧制中学校が前身です。その頃の体験談から名作・青い山脈が生まれたといわれてます。
後に映画に成り主題歌と共に大ヒットしたことは周知の通りです。

駅舎は観るからに昭和の簡易な建て方で草臥れ感が何とも言えない風情を醸し出しています。
ホームには何故か豆タイル張りの手洗い場がポツンと在りレトロで不思議な光景です、奥には屋根付きの小さな待合室があるだけですで。

１時間に上下１本の電車しか来ない静寂さがまちなかの秘境にも似た雰囲気は地方鉄道の魅力と言っても過言ではないでしょう。

青森市の発祥の地である「善知鳥神社」は１２００年の歴史があるといわれてます。

これは第１９代・允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御代に善知鳥村と呼ばれていたことからその名が付き、奥州 陸奥之国・外ヶ浜鎮護の神として総氏神である天照大御神の御子の三女神を祭った事に由来するそうで青森総鎮守と成っています。

青森駅からも近くて新町通りから一つ北へ入ればビルに囲まれた空間がオアシスの様にぽっかりと空いてます…。
大きな鳥居から一歩足を踏み入れば境内には静寂感が漂うほど神聖なる領域だと実感します。

また、拝殿の裏側には且つての湖沼だった名残りがあり、その池には龍神水が注がれ波立たぬ水面には木々の緑が優しく映っています～。

一部ですが蓮の花が咲き始め、初夏の頃には一面に蓮の花が咲き誇り極楽浄土の世界に成るようです。
が寺院ではないので神の世界では神羅万象なのでしょうか？。

駅から直ぐの青森港に広がるウォーターフロントエリアの一画が「青い海公園」で、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸が繋留されている青函公園と、青森ラブリッジの遊歩道で結ばれているので判り易くて便利～、しかも園内が広いので週末以外は独り占め出来るほどゆっくり出来ますよ。

何と言っても目の前の海から吹く潮が心地好く感じるのが一番かも知れません。また、園内も整備がきちんと管理されていので開放的に気持ち好く利用が出来ます。

個人的には赤い絲のモニュメント ふらりから望む八甲田丸や青森ベイブリッジを景観するのが一番この公園に在ってる雰囲気だと思ってます。

もし、ここで夏場に海水浴が出来れば、そして海の家が建ち並べば１００％以上のパフォーマンス発揮に成るかも知れませんね？…（岸壁的に無理でしょうけど？）。

青森県観光物産館アスパム内の２階に在る「エネルギー館・あしたをおもう森」は地球の環境やエネルギー資源に関する様々なことを学ぶ施設で入館料は無料す。

館内には中心に在るビッグツリーで開かれる森の動物達と一緒に参加してみよう！とのコンセプトで様々なゲーム方式で遊びながら学ぶ体験をして学習する主に子供達をターゲットにした施設です。
が家族で（大人も含めて）一緒にプレイすれば楽しく盛り上がること間違いなしです。

館内は空・海・大地・エネルギー・まち・森の６つのコーナーから成り、それぞれのコーナーで体験やゲームなど楽しみながらポイント加算するようです。
最終的にはビッグツリーと呼ばれる中心に在る大きな木の中（サミット会場）で行うあしたをおもう森・サミットのテーブルについて参加して、おもったことをメッセージに残こそうという学校では学べないことが学習できますよ。

青森県の原子力関連施設について説明があります～、下北半島に集中してます、でそれらの企業名を見て驚きと納得がありましたました…。

東北電力・東京電力・日本原燃・電源開発・リサイクル燃料貯蔵の５社がスポンサーとして企業広報の一環として子供達を手名付ける為の手段を取ったわけです。

将来、エネルギーが増大する際に対応できるのはＣＯ２を排出しない原子力しかないことを洗脳するのいは実に良い機会で上手いやり方ですから～と思うのは感が過ぎでしょうか？。

青い海公園の背後に聳え立つ巨大な三角形の施設が「青森県観光物産館アスパム」、名の如く青森県が管理運営する総合観光施設で１３階には展望室も在るラウンドマーク的な存在です。

１階には県内の総合的な特産品や土産物が並ぶアスパム物産アスパム店では土産物の品定めが出来るほど豊富な品揃えが自慢のようです。
空港にも支店があるので種類は制限されますが荷物に成らないのが利点で私はそうしてます。また、地域応援クーポンも利用可能なので有難いです。

質の高い民工芸品ならクラフトアスパムに県の伝統工芸品、津軽塗やブナコ、こぎん刺し、裂織、津軽ビイドロ、津軽焼などの専門店です。

その他色々なジャンルの土産品店があるので順番にも見て歩くもの面白いです。
そう言えば出来立てのアップルパイ専門も在りましたね、弘前市内の店にも負けないほど美味しいと聞いたことがあるので興味のある方はお試しあれ。

また、２階の３６０度３Ｄシアターや・最上階展望台などの有料施設に、２階のエネルギー館・あしたをおもう森や青森県観光情報センター＆国際交流ラウンジは無料施設で居心地も好いです。

但し、１階フォレステージでの津軽三味線ライブ（津軽三味線音色頒布会の公演）がコロナ禍以来中止に成ってることが誠に残念で成りません！…。
津軽三味線の魅力を観光客の皆さんに知ってもらう為の公演が無くなるのは本当に寂しいしい限りです。