釈安住さんのクチコミ(115ページ)全3,338件

グレートブリテン島の北に位置するスコットランド、人口ではグラスゴーに及ばないながら、文化の中心はエディンバラと言えるでしょう。街の中心は、なんと行っても高く聳えるエディンバラ城です。町中のどこからでも見えますが、一度は登ってみないと値打ちが分からないでしょう。上からの見晴らしは抜群です。

ケルン中央駅から電車で十五分ほど、ごく近郊に位置するブリュールという街に建てられたアウグストゥスブルク宮殿という名の、ごくごく優雅なロココ宮殿です。広い広い敷地に囲まれて、優雅なロココ建築が見ものです。内部は撮影できませんが、溜息の出るような優雅さです。

ケルンからフランクフルトへの特急列車を、日本でインターネットで予約して乗車券を印刷して持って行きました。出発時刻の半時間前に駅に行って、出発プラットフォームでずっと待っていました。いつものように他の列車も遅れが続出して、番線が変更になるのではないかと思っていたところ、なんと当該の特急が運休になってしまいました。それも予定時刻の五分ぐらい前に表示が出ました。遅れは恒常的ですが、運休は不誠実です。

大聖堂から歩いて五分か十分、ケルンの旧市街です。小さな広場を囲んで、市場があった場所です。今は、お土産物屋さんや飲食店が建ち並んでいます。規模にしても建物にしても、フランクフルトやミュンヘンなどの旧市街には及びません。

ケルン中央駅から近く、大聖堂からも歩いて五分ほどの便利な立地、音楽会堂です。現代的な建築で、通り道からも目立ちます。名門ケルン交響楽団の本拠地です。内装は、外見以上に現代的です。どの席からも舞台を見通して、音響も抜群です。

路線数などにおいて、フランクフルト、ミュンヘンに次ぐドイツ第三の空港です。それなりの大きさと施設の充実度です。空港から懸垂式のモノレールでドイツ国鉄の駅に出れば、デュッセルドルフ中央駅までは一駅です。ケルンまでは、一時間ほどです。

ケルン中央駅から歩いて五分ほど、場所が分かっていれば便利な立地です。大聖堂にも歩いて十分ぐらいという距離です。室内は新しくて広く、快適でした。浴槽はなしでした。周囲に売店や飲食店はありませんが、駅に行けば用は足ります。

ドイツ大都市の中央駅は、どん詰まり式のターミナル駅と、両方向に線路が延びている通過式の駅があります。ケルン中央駅は通過式です。アムステルダムやパリ方面と、フランクフルト行きなど四方八方に路線があります。駅構内には売店や飲食店が多く、夜遅くまで開いています。

ケルン大聖堂の正面にあります。中央駅からも、歩いて五分ほどです。広い観光案内所で、十人ぐらいの職員が応対しています。絵葉書や、ちょっとしたお土産物も売っています。周辺は大聖堂の他に、ルートヴィヒ美術館やローマ・ゲルマン博物館など見所が集まっています。

ケルン中央駅と大聖堂からすぐ、母なるライン川に掛かる鉄橋です。橋の四隅にはホーエン・ツオレルン家に因む銅像が建っています。鉄道橋は、列車がひっきりなしに渡っていきます。大聖堂とライン川という、ケルンを象徴するような場所です。

ライン川の畔に佇む街、ケルンは大聖堂と共に発展してきた街です。十三世紀に着工して、完成したのがなんと百四十年前という気の遠くなるような年月がかかっています。世界的に見ても、ゴチック建築の傑作と言えるでしょう。内部は、華麗なステンドグラスで魅了されます。

グラスゴー大学に隣接している、ケルビングローブ美術館・博物館を取り囲む公園です。大学の構内も広いのですが、大きな美術館兼博物館の周囲に広がる一大緑地です。美術館と博物館、大学が共存しているのが文教都市グラスゴーであると思います。

スコットランド随一の都会であるグラスゴーでは、その名も「中央駅」と、「クィーン・ストリート」という主要駅が二つあります。どちらの駅も地下鉄とは直結しておらず、駅間も離れています。クィーン・ストリート駅は改修中です。

グラスゴー中央駅からも近い、街の中心部にあります。建築は古代ギリシア風ですが、そもそも建物の前にあるウェリントン侯爵の銅像に道路工事用の標識が被せてあるなど、現代美術を意識したようです。展示品は現代美術です。

スコットランド随一の都会であるグラスゴーは、美術館と博物館の街でもあります。十五世紀創設という歴史のあるグラスゴー大学内外に、ハンター博士の個人的収集を基にした美術館と博物館、ケルビングローブ美術館など見応えがあります。街の中心部には、ギリシア建築の現代美術館があります。

グラスゴー中央駅とクイーンズ通り駅を結ぶ、目抜き通りと言えましょう。主要駅が二つあってややこしいのですが、商店が建ち並んでいます。ブキャナン・ギャラリーというショッピングモールが、音楽堂に隣接しています。

ハンター博士の個人的収集に源を発する展示施設が、グラスゴー大学構内にあります。一つは美術館で、もう一つがこの博物館です。動物の骨格など、自然科学系の展示が中心です。展示内容よりも、歴史のある大学で価値の高い建築物内にあることの意味が大きいように思います。

スコットランドで唯一、英国内でもロンドンとここしか地下鉄はありません。グラスゴーの地下鉄は路線が一つだけで、環状です。駅はほぼ等間隔で、駅間は電車で二分です。中央駅やクィーン・ストリート駅という主要駅と直結していないのが難点です。

グラスゴー中央駅のユニオン通り出口からなら、歩いて二分です。受付は二階にありますが、階段を登らねばなりません。老顔階段も狭く、部屋割りは迷路のようです。部屋には机もテーブルもなく、湯温の調節ができないので冷水が急に熱湯になって湯浴みもできません。浴槽はありません。

初めてのスコットランド。エディンバラに用事があったのですが、その前にグラスゴーに寄りました。エディンバラは純然たる観光地で、物価が高いうえに食べ物やご酒類を探そうにも土産物屋さんばかりで、不自由な思いをします。今から思うと、グラスゴーは便利な町でした。一路線だけとは言え地下鉄があり、そこら中に食料品を扱う店があって不自由しません。美術館など見所も多く、観光も楽しめます。