dune45さんのクチコミ(41ページ)全28,328件

台東区の北のエリア、国際通り沿いの千束・竜泉には寺社仏閣が点在しますが、その中でも大恩寺はやや異質なお寺でした。標柱は国際通り沿いにありますが、その少し先に赤色をした鉄の門があり、閉じられていました。門の向うには石畳の参道が伸び、その先に本堂が見えますがそちらの扉も閉じられていました。参道の両側は大きな墓地ですが、参拝客の姿はなく、やや荒れた感じがしました。お寺全体に人の気配が感じられず、とにかく不思議なお寺という印象でした。

西徳寺は、浅草の国際通りの西側に面して建つ真宗佛光寺派の寺院です。道の反対側から見ると山門の向うに本堂の大きな屋根が見えます。境内に入ってみると建物はコンクリート造りのものが多くあまり風情は感じませんでしたが、台東区指定の文化財を有し、墓地には十七世中村勘三郎と十八世中村勘三郎の墓があるなど、お寺の歴史は興味深く感じられました。

法華宗寺院の長國寺は鷲神社の北にあり、浅草の国際通り沿いに山門があります。長國寺と鷲神社は、もとは一体でしたが明治初年の神仏分離令により、寺と鷲神社に分割されたということです。鷲神社と同じく長國寺も酉の市でお馴染みで、長國寺の本堂には「浅草酉の市
発祥」の文字があったのが印象に残っています。

鷲神社は、千束界隈の寺社仏閣のなかではもっとも印象に残るものでした。酉の市で有名ですが、国際通り沿いに神社の入口があり、そこには特大の熊手が飾られていました。また鳥居や標柱、そして本殿まで、すべてのスケールが大きいです。浅草名所七福神のひとつで、寿老人が祀られています。

台東区千束の一画、吉原弁財天の敷地に「花吉原名残碑」の石碑と案内板があります。この界隈はかつて遊郭が多くあり、和33年に売春防止法が成立するまでは大変栄えた場所だったということです。往時の名残りを伝えるのがこの石碑で、大きく見栄えのするものでした。

吉原観音の近くに「新吉原花園池 (弁天池) 跡」と記されたステンレス製の案内板があります。記述によるとかつてこの場所には池があり、関東大震災後にはこの地に逃れ池で溺れ死んだ人がたくさんいたということです。観音様は無くなった方々の供養のために建立されました。かつての池は、現在はかすかにに名残を残すのみです。

浅草でシェアサイクルを借りて参拝に訪れました。吉原観音は関東大震災で亡くなった方々を慰霊するために建立されたということです。岩山が築かれており、その上から眺めるような優しい表情をしています。3月初旬で周囲の木々は枯枝でしたが、銀杏が多いと思われ11月の下旬には全く異なる光景が見られそうです。

浅草の言問い通り沿いのホテルに宿泊した際、シェアサイクルを利用して千束界隈を散策しました。最初に訪れた吉原神社は浅草名所七福神のひとつで弁財天を祀っています。境内は狭いですが、平日にも関わらず参拝に訪れる方が多く賑わっていました。本殿は想像したよりも新しい感じだったのと、赤い文字で刻まれた標柱が印象に残っています。

3月初旬におしなり公園界隈を散策しました。気温は上昇したものの、彩りに乏しい光景でしたが、視界の先、東武橋のたもとあたりにはピンク色の花が咲いているが見えました。寒桜のように思われますが、春の到来が近いことを感じさせる光景でした。

港区を広く網羅する「ちぃばす」は、1回100円という安価な料金が魅力ですが、運行本数が少ないのと、裏通りなどを周るので所要時間がかかるのが残念です。新橋駅からは都営三田線の駅を結び田町駅を通る「芝ルート」が運行されています。
最近は天候が良い日はコミュニティサイクルを利用することの方が多くなりました。

2020年に日本橋三丁目交差点の一画にオープンした美術館です。各種企画展はもちろん、魅力的なオリジナル製品がたくさん並ぶミュージアムショップが素晴らしいと感じています。美術館はコロナの影響か、現在も事前予約制が敷かれており、通りかかった際に気軽に立ち寄ることが出来ないのが残念です。

2016年に竣工した「京橋エドグラン」は、個人的には銀座、京橋、日本橋界隈では一番気に入っている大規模複合商業施設です。このエリアにありながらゆったりとしたスペースを有しており落ち着けます。特に1階部分の銀座中央通りに面したスペースと地下1階の「北原コレクション」が展示されるスペースなどは昼食後のひと時を過ごすのに最適です。

銀座中央通り沿い、ポーラ銀座ビルの3階にある美術館です。常設展はなく、年間を通して何回かの企画展が開催されています。基本は入場無料なので、近くを訪れた際はしばしば足を運ぶスポットです。今回も同じビルに入居するレストランを訪れた際に足を運んでみました。気軽に立ち寄れるのが良いと思います。

マロニエ通りと中央通りの交差点の北西側ビルの壁面にレリーフが埋め込まれています。レリーフには「東京銀座通電氣燈建設之図」と刻まれています。以前は夜に通りかかったので、細かな部分は認識できませんでしたが、昼間に見ると細かな情景描写がなされている魅力的なレリーフだと思いました。

銀座の松屋通りと中央通りのが交わる一画に白いフェンスで覆われた部分があり、ビルが解体されたあとであることが分かりました。考えてみると「Apple 銀座」があった場所で、かつては開店を待つ人たちの列がお馴染みだった場所です。現在Apple 銀座は銀座8丁目で営業しているようです。松屋通りに限らないことですが、銀座のあちらこちらで建て替え工事が行われており、数年先にはかなり異なる光景になるのではと感じています。

銀座中央祖降り沿い、ミキモトの店舗前に「真珠王記念碑」と刻まれた石碑があります。ミキモト創業者の御木本幸吉氏の功績をたたえる石碑で、昭和28年、幸吉氏が95歳の時に建てられたものだということです。石碑の外観がお店の歴史を物語っているように感じました。

GINZA SIXは、銀座中央通り沿いの新しいランドマークと感じています。かつてほどのインパクトはなくなりましたが、一方で開業当初のような混雑も見られず、商業施設としては利用しやすくなりました。かなりの広角レンズでないとその全景をとらえることは難しく、その大きさに驚く外国人観光客も多いようです。

銀座中央通りを歩いていると、あちらこちらでビルの取り壊しや建て替えが行われているのに気づきます。銀座4丁目のシンボルともいえる「三愛ドリームセンター」の取り壊しはテレビのニュースでも伝えられていました。実際に足を運んでみると、まだビルは残っているものの「解体工事」と書かれた白いフェンスで覆われていました。一つの時代が終わったと感じ寂しい限りです。

銀座で昼食の予定があり、中央通りを歩いていると椿の赤い花が目に入り、花椿通りであることが分かりました。連日暖かい日が続いており、3月初旬だったので椿の開花は終わりに近づいているのかもしれません。ブランド街とは異なる花椿通りの一面に気付いた思いでした。

第一京浜（国道15号線）を銀座方面に進み、首都高速道路の高架と交わる手前に、かつての新橋に使われていた親柱があります。今回初めて気づいたのですが、首都高速道路の高架にも「銀座新橋」と記載されています。親柱は大きいですが、周囲の光景に埋もれてあまり目立ちません。