dune45さんのクチコミ(32ページ)全28,328件

水元かわせみの里は、水元公園の西端近い場所にあります。水元小合溜の水質浄化と、かつて生息していた生きものを呼び戻すことを目的に平成7年に造られた施設です。望遠レンズ片手に野鳥鑑賞に足を運んでいる方も多いようですが、私たちは短時間した滞在しなかったこともあり、鳥や動物の姿はあまり見ることができませんでした。

「閘門橋」は、水元公園の最西端にある橋で、かつては水門の役割をしていました。船が運航できるように、この橋で水位を調節していたということです。造られたのは1909年で、レンガ造りの重厚感溢れる外観が印象的です。現在は水門としての役割は終えているものの、美しい橋ゆえに観光客の姿がたくさんありました。

金町駅近くにレトロな雰囲気が素敵な銭湯があると聞きつけ、シェアサイクルを利用して訪問してみました。JR金町駅からは西へ300メートルほど、ほぼ線路沿いにあります。昭和18年創業というのが納得できるフォトジェニックな外観です。長い歴史が感じられるのも良いと思いました。

JR金町駅南口から徒歩1分ほどの場所に建つ複合商業施設で、ショッピングモールと高層マンションが一体となり、更には葛飾区立中央図書館も入居しています。クリニックが多く、地元の方向けの施設と感じましたが、ワンストップで目的を達することが出来る利便性の高い施設です。

「柴又八幡神社」は、京成金町線・柴又駅から北へ150メートルほどの場所にあります。小ぶりながら美しい本殿とともに印象深かったのが、境内に史跡が多いことです。中でも葛飾区指定史跡の「古墳石室」については、案内板を読むと興味がそそられました。

石照山真勝院は、京成金町線・柴又駅から北へ200メートルほどの住宅街にある真言宗寺院です。山門から延々伸びる参道の先に本堂があり、敷地はかなり広いです。山門と本堂は比較的新しいと感じましたが、石畳の脇にある葛飾区の有形文化財「五智如来石像」を筆頭に見どころの多いお寺でした。

柴又帝釈天を参拝したあと、江戸川堤まで足を伸ばしました。3月中旬の快晴の日で、河川敷の芝の緑、対岸に咲く菜の花の黄色、更には空の青と江戸川の青という最高のコラボレーションが見られました。人も少なくとても快適な時間でした。

柴又帝釈天の南東に位置する「山田洋次ミュージアム」は、隣接する葛飾柴又寅さん記念館のチケットで入場できます。こちらの施設だけのチケットというのは販売されていません。寅さん記念館が映画のセットやジオラマなど、視覚的に楽しめる展示が多いのに対し、こちらはパネル展示など、文字での展示が多いと感じました。

柴又帝釈天の南西、江戸川河川敷沿いにある記念館です。映画「男はつらいよ」はほとんど見ていない私ですが、昭和レトロな雰囲気、映画のセット、ジオラマなどの展示はとても興味深いものでした。隣接する「山田洋次ミュージアム」の双方合わせて500円という料金も嬉しくお薦めスポットです。

帝釈天に参拝した際、葛飾区山本亭を経て柴又公園を訪れました。高台になっており江戸川の河川敷と江戸川を望むことが出来ます。矢切の渡しも見ることが出来ました。快晴の日だったので空の青と川面の青が美しくとても爽快でした。

歌にも歌われた有名な江戸川の渡し舟で、柴又と矢切を結んでいます。かつて徳川幕府は江戸防衛のため川に橋を架けなかったことから、渡し舟が運航されるようになったそうです。観光用とはいえ、現在も運航されているのが素晴らしいと思います。料金は200円と格安で、のどかな光景を楽しめます。

「柴又神明会」は、「葛飾区柴又帝釈天門前参道商店街神明会」というのが正式名称のようで、加盟店は49ということです。帝釈天参道のお店もあれば、柴又駅周辺のお店の中にも「柴又神明会」加盟のお店があるようです。チェーン店は少なく、老舗店や名店など興味深いお店が多いと感じています。

京成金町線は、京成高砂駅と金町駅を結ぶ2.5キロの短い路線で、途中駅は柴又駅のみです。柴又駅から帝釈天の参道までは徒歩数分で、帝釈天参拝時には非常に便利です。また柴又駅前には、「フーテンの寅像 と見送るさくら像」もあり、観光気分を盛り上げてくれます。

柴又帝釈天の南東に位置する「葛飾区山本亭」は、個人の所有だった住居を昭和63年に葛飾区が買取り、平成3年から一般に公開しているものです。美しい庭を有する和風建築ですが、一部に欧風建築が入り混じっている点が興味深いです。増改築を繰り返しており、その際に洋風建築がミックスされたのかもしれません。

「邃渓園」と 「彫刻ギャラリー」は、入場料がかかり、共通券で400円になります。個別のチケットは販売されていません。私たちが訪れたのは3月中旬で、邃渓園はやや彩りに乏しく感じました。その一方で、彫刻ギャラリーで見ることが出来る、精緻な木彫り彫刻は素晴らしいのひと言で、是非共通券を買って入場することをお薦めしたいです。

言わずと知れた柴又帝釈天ですが、創建は1629年とそれほど古いお寺ではありません。江戸時代から帝釈天の名で庶民に親しまれており、また映画「男はつらいよ」の影響も大きいようで、国内外各地から訪れる観光客の姿も多いです。
境内はもちろん、参道や邃渓園、「彫刻ギャラリー」など見どころは多いので、ゆっくり時間をとって参拝したいお寺です。

「映画の碑」は柴又駅から帝釈天方向に歩き、参道の入口に差し掛かったところにあります。映画のフィルムを象った石碑で、黒い御影石の部分に山田洋次監督の直筆の文字が刻まれています。晴れた日は黒い部分に周囲の景色が反射するので写真を撮りにくいです。

帝釈天参道は柴又観光案内所から二天門まで、約200メートルの間に老舗店や名店が軒を連ねています。コロナ禍において人通りがほとんどない時期もありましたが、久しぶりに足を運んだところ、賑わいを見せていました。雰囲気が楽しいだけでなく、柴又を代表するお店も多く、今回は「木屋老舗」で名物の草だんごを購入しました。

柴又ハイカラ横丁は、柴又帝釈天の参道手前にあるビルの1階です。昔懐かしい駄菓子がところ狭しと並んでおり、子どもの頃の記憶がよみがえります。数えきれないほどの品数で、よくこれだけ揃えることが出来たと感心します。

「柴又のおもちゃ博物館」は、柴又帝釈天の参道入口にあるビルの2階になります。何十年も前に見たり遊んだりしたおもちゃがあり、懐かしさが募ります。小さな子ども向けというより、昭和を過ごした大人やシニア世代向けの博物館だと思います。