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国宝第1号としてお馴染みの崇礼門ですが、2008年に火災で焼失してから随分と付近の風情が変わりました。

元々はロータリーの真ん中にある門といった感じでしたが、現在は南側に広場が整備されて、観光としてはアクセスしやすくなった印象がありますね。

昔ながら（勿論、門が現役だった頃、という意味ではなく、一昔前のロータリーのど真ん中にあったという意味で）の崇礼門の風情を味わうには、北側からの眺めがお勧めです。

ただ、交通量が激しい時間帯は、通行車両に阻まれて、なかなか美しい写真を収めるのが困難ではありますが、それはそれで、現代ソウルらしさを垣間見ることができる門かなと思います。

ロータリー沿いに南側に回る際は、真横からの眺めも一風変わったアングルとして、マニアックな方には推奨致します。

ソウルの市庁舎といえば、新旧2つの建物が並ぶ前に、冬場はスケートリンクになることでも有名な芝生広場を有していますが、2023年7月に久しぶりに市民が憩う姿でも眺めていこうと足を運んでみたところ、誰も芝生上にいませんでした。

どうやら、丁度芝生の養生期間に訪問してしまったようで、市民の方々は、広大な芝生広場を囲むように張られたロープの脇を忠実に歩いておられました。

芝生の養生期間がいつまでなのかはよく解りませんでしたが、また従来通り、芝生の上でゆっくりできる時が戻ってくると良いですね。

ソウル市庁舎のすぐ傍にある徳寿宮ですが、この一帯はオフィス街でもあり、ここの王宮は案外普段のソウル市民がお昼休みなどに立ち寄る機会が多かったりもします。

1回券は大人1000Ｗなのですが、お昼時間だけ利用できる3ヶ月有効の10回券が3000Ｗとリーズナブルな価格で販売されていたりもするので、リピーターの方はお昼休憩用にこちらを購入される方が多いようです。

なので、観光客の方は、この時間帯を避けて訪問されると、比較的空いている王宮観光を楽しめるかと思います。

徳寿宮南側の外壁沿いに続く歴史ある道ですが、今回の訪問では、丁度、徳寿宮の正門である大漢門前が大々的な工事中で、この道の入口もちょっと入り辛くなっていました。別に通行止めになっている訳ではないのですが、付近が混雑していて、この工事が完了するまでは、ちょっとお勧めできない雰囲気です。

今回は、KBO（韓国プロ野球）の試合観戦のために、この球場を初訪問しました。

KBOの観戦としては、2チームが本拠地にしているソウルの蚕室が有名だと思いますが、実は現在では、ここを本拠地とするSSGランダーズが結構強いこともあり、2022年シーズンの年間平均観客動員数では、ここがKBOで最多となっています。

予告先発を見ていると、丁度この日が日本でもお馴染みのキム・グァンヒョン（SSG）とヤン・ヒョンジョン（KIA）という、ベテラン投手の投げ合いとなりそうだったので、この日に訪問しましたが、やはり注目度が高い試合だったようで、KBOの平日ナイターとしては異例の17000人を超える観客で賑わっていました。

文鶴競技場駅からは10分弱で歩ける距離で、KBO観戦に慣れていない方でもアクセス面でお勧めできる球場の一つですし、この球場は席種も豊富で、予算や趣向に応じて、色々なタイプの席をチョイスできる楽しさもあります。

ただ、仁川なので、ソウル市内に宿を取っていると、特に終電時刻には留意されておいた方が良いですね。私の場合は、結局この日が22時半過ぎまでのロングゲームになってしまったこともあり、最後、富平からの1号線が市街地までの直行が既に終わっていて、九老乗り換え、しかもそれも最終列車に何とか乗り継いで、という感じで、明洞の宿に戻る頃には日付も替わってしまう程、遅くなってしまいました。

ソウル市街地に戻る場合は、仁川ターミナルから直行バスで戻る選択肢もあるようなので、次回はそれを試してみたいなと思っていますが、より余裕をもって観戦されたい場合は、やはり仁川市内に宿泊される方がお勧めです。

仁川空港から直行する場合は、仁川地下鉄1号線の北端が、空港鉄道の桂陽駅となっていますので、空港鉄道経由でアクセスされると1回の乗り換えだけで簡単に本球場へと足を運ぶことが出来ます。

仁川地下鉄1号線沿いの駅で、ソウル方面からですと、北端の空港鉄道との接続駅である桂陽か、途中のソウル地下鉄1号線（KORAIL)との接続駅である富平で乗り換えてアクセスすることになります。


観光客としてのこの駅訪問目的は、ほぼ一択、スポーツ観戦でしょう。
私はプロ野球観戦のため、文鶴球場訪問のためここを訪問しましたが、それ以外にも陸上競技場やプールもあって、2014年の仁川アジア大会の際には、メイン会場ともなっていました。

駅から球場までは徒歩10分弱で行くことが出来ますので、韓国内のプロ野球フランチャイズ球場としては、利便性が高い球場の一つだと思います。

コロナ禍で、暫く訪問していなかった間に、この駅もすっかりと変わった印象を受けました。前回最後に訪問したのは2019年末のことでしたが、駅構内の通路も色々と工事中で、混雑する時間帯などはすれ違うのにも一苦労、といった感じもありました。

でも今回、約3年半ぶりに訪問してみてびっくり、凄く綺麗に生まれ変わっていました。あの狭い通路も今となっては懐かしいですが、鉄道駅の利便性としては、格段に向上したと言えるでしょう。

今回は、明洞に宿を取っていた日に、仁川に野球観戦に行くことにしたのですが、明洞から4号線経由で、ソウル駅で1号線に乗り換えると、混雑するかなと思って、敢えて、少し遠めの2号線の乙支路入口駅まで歩き、2号線経由で仁川に向かうことにしました。


2号線利用で仁川方面に向かう場合の1号線との接続駅がこの新道林駅となりますが、この駅は何度か来たことがあり、1号線もこの辺りでは地上走行なので、列車も撮りやすいかなという思いもありました。


夕方の時間帯なので、流石に混雑はしていましたが、連結が長いソウルの地下鉄1号線（この辺りではKORAILですが…）ホームの端の方に行くと、少し空いているので、移動時間に余裕がある方は、端っこまで歩かれると良いです。列車のお顔も撮りやすいですし。

今回は、仁川での野球観戦の際、宿が明洞でしたが、この駅発着で往復しました。

試合が長引いたため、もし間に合わなかったら、1号線の市庁駅から歩こうと思ったのですが、0時を過ぎてもまだ2号線の運行が残っていて、市庁駅からは一駅のこちらまで乗車することが出来ました。

流石にこの時間帯だと乙支路入口駅を出発する人は少しいましたが、降りる人は殆どおらず、付近がオフィス街のこの駅らしい、深夜の風情を楽しむことができました。

通常は環状運行の2号線ですが、終電間際になると行先が限定されてしまうことがありますので、どこまで行けるか、予め調べておいた方が良いです。

今回約3年半ぶりに韓国を訪問しましたが、ソウルに関しては、凄くダイソーの店舗が増えたという印象を受けました。品揃え的にはどの店舗も似たようなものだと思いますので、ここでは市庁傍の店舗に関して。

2階に食料品売り場があって、ここで数点を購入しましたが、並んでいる商品が全て1000Ｗ（≒100円）ではありませんので、注意が必要です。

ただ、円安と物価高が続く中で、ロッテマートなどの商品がかなり割高に感じられるようになった中で、相対的なイメージとしては、ダイソーの食料品は1000Ｗ以外の商品も含めて、割安に感じてしまいました。

円が弱くなってしまった時代の韓国旅においては、食料品調達スポットの選択肢の一つとしても、ダイソーを覚えておかれると良いと思います。

今回は、翌朝のフライトに備えて、ソウル市内でもより仁川国際空港に近い側の弘大エリアで、お値段重視で安宿を探して見つけたのがこちらでした。

すぐ近くに同じようなバックパッカー宿である、外国人専用のタイムトラベラーズパーティーという施設もありますが、両者は別の場所にありますので、互いに間違わないように注意が必要です。

弘大入口駅からは徒歩10分程度の距離ですが、最後がちょっと上り坂になるので、大きな荷物がある方には、ちょっと辛いかもしれません。ロケーション的には分かり辛いですが、弘大入口駅五番出口から左に進み、最初に出る大通りにあるロッテリアの角を直進すると判りやすいです。

私は最安の8人ドミトリー（男女混合）で泊りましたが、それでも3000円位はしました。同室に女性が数名いらして、欧米の方はあまり気にしないのか、私が室内にいても、平気で着替えていて少し焦りました。逆に日本の女性にとっては、同室に男性がいる環境は抵抗があるかと思いますので、ドミトリーはこの宿ではお勧めしません。

この宿内にいると、何か欧米のバックパッカー宿に迷い込んだかのような、不思議な感覚に陥りました。外国人専用宿のため、韓国語は一切耳にしませんし、会話は全て英語です。

尚、実は北側に向かうと別の大通りがあって、このバス通り沿いに中央走行のバスが走っていて、金浦空港方面に移動することも出来ます。金浦空港利用の場合は、徒歩5分程度の距離にある西大門郵便局前バス停から、601番のバスを利用されると良いです。

今回は、大相撲名古屋場所観戦の際に利用しましたが、特に帰路に関してのお話を。

お家に戻る際は、基幹バスの市役所バス停から直行のバスに乗れるのですが、大相撲が終る18時過ぎは、とにかくこの栄や名鉄バスセンター始発のこのバスが帰宅客で混雑するので、最初は地下鉄で名古屋城駅から茶屋ヶ坂駅へ、その後茶屋ヶ坂駅から池下駅始発の茶屋12という系統の市バスに乗り継ぐルートを選択しました。

池下からのバスの方が空いている、という読みがあったのですが、丁度乗車のタイミングでやって来たのは茶屋ヶ坂駅始発の同系統番号のバスで、始発からなので当然楽々と座れて、最後は快適に家路に就くことができました。


同系統番号でも、運行区間が必ずしも同じではないので、頻繁に運行されているので時刻は調べなくても良いかな、という路線であっても、運行区間の確認などは事前にされてみると、予想外の発見があるかもしれませんので、是非、億劫がらずに調べてみて下さい。

今回は、コロナが落ち着き、通常の声出し観戦も可能になったとのことで、コロナ前の2019年以来、4年ぶりの大相撲名古屋場所観戦に出かけました。

数年前と比較すると、コロナ対策の名残と思われる、動線に違いが生じていたり、自由席の設定がなくなっていたりと、色々と違いを感じることが出来ましたが、コロナ時期の観戦スタイルを聞いていた話とは違って、声出しやマスクの制限もなく、基本的はコロナ前と全く同じ様式で観戦を楽しむことが出来ました。

不祥事があって、大相撲人気が低下した時期などは、ストラップの配布などのファンサービスがありましたが、今は割と強気なご商売をされている様子で、団扇・金シャチ横丁で当日使える200円券や、ちょっとした観戦ガイドみたいな冊子、そして従来から配布されていた取組表などを入場時に頂きました。

再入場に関しては、以前はチケットの裏にスタンプを貰っていたように記憶していますが、今は腕に輪っかを貰う方式に代わっていました。

2004年に新区間が開業し、日本初の環状運行地下鉄となった名古屋市営地下鉄名城線ですが、右回りと左回りとの双方で運行されていて、それぞれの特性をうまく利用すれば、比較的空いている状態で楽しめる区間もあります。

今回私は、大相撲観戦の帰り道で、2023年から名称変更した名古屋城駅より右回りで乗車しましたが、この場合、大曽根までは比較的混雑しますが、大曽根→本山間は比較的空いています。これは、この区間の住民は、東山線で本山まで移動し、そこから左回りに乗車する方がより多いという感じがあるからで、同じように、左回りだと、新瑞橋から本山方面は割と空いていたり、名城線で一番混みあう、栄～金山辺りを上手に回避しつつ、この区間から遠ざかる向きで乗車されると、比較的快適な車内空間を楽しめると思います。

今回は仁川の文鶴球場へアクセスする際に、この駅を経由しました。

ソウルメトロ（KORAIL）1号線と仁川地下鉄1号線との接続駅として有名ですが、実はここから仁川空港行きのバス302番に乗り換えることも出来ますので、ソウル市内＝仁川空港移動の際にも、利用機会はあるかもしれません。

昔からこの駅界隈は見てきましたが、特に仁川地下鉄開通後は、付近の様子が随分とスタイリッシュになったように感じます。一味違った韓国を楽しみたい方には、この駅界隈の風情は案外お勧めだと思います。

前回は、現在地に移転してから間もない頃に訪問したのですが、それからコロナ時代となってしまい、暫くご無沙汰しておりました。

今回、新しい場所のJCBプラザラウンジソウルとしては2回目の訪問となりましたが、内部の様子に関しては殆ど変更していませんでした。ただ、日本語の新聞とかは時代の流れということもあり、もう置かなくなったみたいですね。

暑い時期の訪問だったので、ドリンクサーバーから氷が出てくるのも有難かったですが、ここに用意されている五味子の粉末ドリンクが凄く美味しいので、訪問された方は是非冷たくしてこの飲み物を楽しんでみてください。

仁寺洞の観光案内所としては、南北に2つありますが、何故か北の方の登録がないので、こちらにクチコミさせて頂きます。

仁寺洞のメインストリートを南北に歩かれる場合、地下鉄3号線の安国駅6番出口からアクセスされる場合は、こちらの利用の方が便利です。

最初、薄暗い雰囲気だったので、開いているかどうか不審に感じましたが、暗い所にひっそりとスタッフの方が座っておられて、ちょっとドキッとしましたが、きちんと付近の案内図やソウル市内の案内図を頂くことが出来ました。

今回はコロナ時代を経て、約3年半ぶりに仁寺洞を訪問してみました。

今回の旅の間に、計3回仁寺洞には立ち寄りましたが、以前にも増して、観光地としての街区になったような風情も感じられ、客足もほぼ戻ってきている感じでした。

3度目の訪問時は生憎の雨に見舞われたため、歩く人の姿は少なく感じましたが、逆に暑い夏だと、雨が降っている時の方が涼しくて、傘を差すのは面倒ですが、街歩きのタイミングとしては案外お勧めです。

仁寺洞を代表する老舗のお店がこちらです。
メインストリート側から見える韓屋タイプの建物からは、一見すると二階建てかな？という外観なのですが、実は裏手のビルと繋がっていて、7階まであります。

エレベーターと外階段で上がれるのは五階まで（？）という感じでしたが、観光客の殆どは１・２階、或いは地下をウロウロしているだけ、という状況で、3階以上は殆ど人影も見られませんでした。でも、4階の古美術品が並ぶエリア、3階の伝統と現代技術とを融合して作られたというリプロダクト家具のコーナーなども非常に見応えがあり、ここを観ていない方はちょっと勿体ないなとも思われました。

5階はギャラリーになっていて、タイミングが合えば、ミニコンサートなども開催されるようなオープンスペースとして運用されています。

因みに、1階の小さな屋外セクションには、カエルさん（夫婦？）もいらっしゃいますので、カエルマニアの方は要チェックです。

韓国初のドーム球場として、2023年現在では、韓国プロ野球（KBO）のキウム・ヒーローズが本拠地として使用していますので、キウム主催の試合をメインに、KBOの試合観戦を楽しめます。

日本のドーム球場を見慣れた方なら、規模の小ささを正直感じてしまうかと思いますが、まあ、暑い夏などは、空調が効いた快適な空間で観られますし、幸か不幸か、現状のキウムの人気がそれ程でもない（私が観戦した試合の観客数は4000人ちょっとでした。）ので、座席にも拠りますが、人気のない席だと、のびのびとした雰囲気で野球観戦を楽しめます。

私は一番安い内野4階席（9000W）で観戦しましたが、それでもNPBだと3000円位はすると思われる立地の座席で、結構観やすかったです。お財布的にも、NPB観戦に慣れている方だと、随分安く感じると思いますが、現在のKBOの各球場は、高い席のバリエーションも増えていますので、お財布状況や同行人の人数等に合わせて、観戦する席をお決めになると良いですね。

因みに、KBOの観戦チケットは、平日と週末（金・土日祝）とで、チケット料金が異なっていて、当然、後者の方が高いので、よりリーズナブルな観戦をご希望の方は、平日に行かれることをお勧め致します。