DONさんのクチコミ(35ページ)全1,037件

桃園空港に２２時頃ついて、翌朝６時には起きてまた空港に舞い戻る必要があったため、今回は台北市内まで出て行かずに、空港からほど近い桃園で過ごしました。このホテルから、エリア最大の夜市までもほんの数分歩けば到着です。宿自体は少々古めかしいものの、スタッフはフレンドリー。ほの暗い寝室も清潔にキープされています。一階のフロントと食堂の間には広々とした一角に世界各地のウィスキーコーナーがあって、昨今世界的にも注目される台湾のウィスキーはもちろん、日本でおなじみの高級ブランドや欧米の定番までズラリ圧巻です。夜市の周辺にはコンビニもあります。トランジットで過ごすにも、ゆっくり夜市でご当地グルメを楽しむにも最適のロケーションでした。

正真正銘の空港ホテルです。出発ゲートと同じフロアに入り口があり、エスカレーターを上がってフロントへ。その両脇のバーとレストランも滑走路が目の前に見える素敵なロケーションですがいずれも営業していませんでした。客室は、緩やかに弧を描く空港ターミナルビルと同様フロントの両サイドに延々連なっています。自分の部屋はその一番奥だったので相当歩く羽目になりましたが、あまりフロントに近い部屋だと逆に深夜早朝に廊下を行き交うお客さんの音が気になったかもしれません。無料Wi-Fiはフロント近辺でしか使えませんでした。部屋は古いながらも最低限の清潔さは保たれ、水回りも特に問題ありません。何より特筆すべきは大きな窓（やや汚れていたものの）から本当にすぐ目の前が滑走路！飛行機好きにはたまりません。窓が薄いわけではないけどやはりジェットエンジンの音は四六時中聞こえてきて、飛行機好きでない人にはちょっと気になる恐れも。ＪＡＬとＡＮＡのチェックインカウンターまではフロントを出て数分の距離なので早朝出発便には安心です。

日本からは撤退してしまったオールドネイビー、もちろんアラモアナでは健在です。とにかく広い。奥の方が見えないくらいの空間に子供服からカジュアル、小物なんでも揃います。ただしアメリカでは定番中の定番、サイズも当然アメリカンなので、日ごろ日本で着ているサイズより一つ、または二つくらい小さめにしないとブカブカです。値段が手ごろなため、やはり生地や作りを始めいろんな所で大雑把な感じは否めません。買ったパジャマは洗うたびに無限に縮んでいく気が。それでももう日本では買えないと思うと、大胆な色使いや派手なデザインのアメリカンカジュアルの大人買いにぴったりの場所です。

レジのそばにあるこちらの監視カメラ。来店者を漏れなく撮影していて、何だか複雑な気持ちになりましたが、よくよく見ると「カメラ作動中」の下に小さなフォントで「大丈夫、かっこよく映ってるぜ！」的な注釈がこれまた陽気なアメリカンテイストでした。

ワイキキ界わいからも専用バスで向かうガイドさん付きのツアーがいくつか出ていましたが、自分はアラモアナの海側にあるバス停からいわゆるザ・バスで向かいました。敷地内にはカバンの持ち込みはできず、ゲート向かって右側の荷物預かりのブースに託します。但しポケットに入る程度の小物は持ち込み可。メインとなるアリゾナメモリアルは入場無料です。沖合のアリゾナメモリアルまでは軍の船で移動するため、時間ごとに区切られ人数制限があります。ゆえに到着したら真っ先に正面のチケットブースを訪ねて、集合時刻の書かれたチケットをもらいましょう。時間になるまでは展示施設でゆっくりじっくり真珠湾攻撃の歴史を学びます。自分が訪ねた時は、アジア人が圧倒的少数派、しかも日本人自分ひとりの様子で、居心地の悪さは否めませんでした。しかし多民族国家アメリカ、実際には周囲の人たちはちっとも意に介さず。犠牲になった人々の名前が刻まれた壁を前に、そして海中に沈んだまま「黒い涙」を今も流し続ける戦艦の姿を見つめながら、ただただ戦争の愚かさ、虚しさ、命の重さに思いをはせる場所でした。

ワイキキの風を感じながら街を行きかう壁なしバスで、ＪＡＬやＪＣＢの特典利用者なら無料でいくつかのコースが乗り放題です。自分はアラモアナまで出掛ける時の定番ルートを何度か利用したほかに、ワイキキ到着が朝早すぎてどこのお店も開いていなかったので、たまたまバス停に滑り込んできたカイムキカハラルートも利用しました。日中はショッピングモールへ向かう人で賑わうそうですが、まだ朝も早い時間帯は完全貸し切りで、出勤や通学の始まったロコの生活感もトロリーから眺めることができて楽しかったです。運転手はみんな日本語もしっかり勉強していて、サービス精神満点。街散策の便利な足です。

世界的に知られる一大ショッピングセンターで、ワイキキ中心街からもＪＡＬやＪＣＢの無料トロリーバスで簡単にアクセスできます。最近は日本国内だけでなくアジア各地で同規模のモールが増えているので、ひと昔前ほど物珍しさはないかもしれませんが、それでも目移りするほどたくさんのブランドが、まだ日本では店頭に並んでいない新作を販売していたり、と散策するだけでも愉快です。一階のフードコートは手ごろな値段で選択肢も豊富、一人旅で来ても使い勝手が良いサイズでした。

一方で、アラモアナは「行先」であると同時に「出発点」としても便利です。建物の南北両側にバスの発着場があり、特に自分が何度か利用した海側のバス停は都心やオールドタウンはもちろん、アリゾナメモリアル（真珠湾）を始め少し離れたエリアと結ぶ「ザ・バス」が引っ切り無しに発着します。ワイキキビーチ周辺にもこれらの路線バスの停留所がありますが、アラモアナセンター海側バスターミナルには大半の路線が停まるので、ホノルル観光の起点として非常に便利でした。

アラモアナからアリゾナメモリアル（＝真珠湾）を訪ねる際に利用しました。人気路線は引っ切り無しにやって来ますが、空港およびアリゾナメモリアル方面は十数分に一本来るか来ないか。乗車時に運賃を支払います。紙幣だとお釣りがないからダメと断られ、アラモアナで買い物をして崩してから硬貨で再挑戦となっていまいました。次のバスに無料で乗り継げる乗車券をくれますが、これは復路に使ってもおとがめなし。捨てずにキープしましょう。

コンビニ的な店のないワイキキ中心街では手に入らない日用品から、リーズナブルなハワイ土産まで幅広い品揃えの大型スーパーです。アラモアナからは北に歩いて数分で、とにかく広い。師走のホノルルはやや肌寒かったので、羽織れる衣類（もちろん値段は手ごろ）や、日本食が恋しくなったという親戚の子供たちにはうどんや納豆を購入。売り場を見て回るだけで、地元の暮らしも見えてくる、愉快な観光スポットでもあります。

あちこち老朽化は否めないレトロ空港ながら、外も中も緑いっぱいで出国時も最後の最後まで南国らしさを感じさせてくれます。回遊型のターミナルビルからは周囲を取り囲むようにひしめく世界各国の航空機を、窓ガラスなしの渡り廊下から見られたり、あるいは程よく整えられた中庭を散歩したりとか、狭い割には楽しく過ごせました。

一人旅ゆえ、賑わう時間帯に行っても…と、ホノルル滞在中もワイキキビーチを訪ねたのは夜明け前の一度きりでした。師走の朝６時、誰もいないかと思いきや、ランニングする人、ヨガに没頭する人、ただ静かに日が昇るのを待つ人と、それぞれ穏やかに過ごしている姿が見受けられました。

地下鉄の鼓楼駅がもちろん最寄りですが、ここからも少々歩きます。寒くなってきたオフシーズンに訪ねたせいか、鼓楼自体も改装工事中で外から見上げるのみでした。鼓楼というか鐘楼です。ここを中心に民芸品など土産物を扱う店もたくさん軒を連ねていますが、やはりオフシーズンは多くの店が日中も閉めていました。

北京の地下鉄のように乗車前の荷物検査はありません。直結ではあるものの結構な距離を歩かねばならない空港駅を基点に、主だった観光地や商業施設は網羅されています。今後の拡張を見越してか、すでに運用されている駅も階段が途中で終わっていたり、となかなかシュールな光景が垣間見れます。空港駅の自動券売機はいつ行っても高額紙幣が使用不可になっているため、天津に着いてから両替する方は小さい紙幣、または何かで崩して硬貨を準備しておくと良いでしょう。

天津の一角にありながらイギリスを始め、フランスやイタリアなどヨーロッパ各国のかつての香りを色濃く残した建築群が延々連なり、「ここ、どこだっけ？」の街並みです。レトロな建物のいくつかはお洒落なカフェやバーとしてもリノベーションされていて、街歩きは日中と日没後の二度楽しめます。

「古」と付きますが街並みは清時代を模したようで比較的新しい雰囲気です。骨董品や泥人形などのご当地土産の店がたくさん連なりますが、置いてある品々のラインナップは概ね同じものの繰り返しでした。結構な人込みで所によって歩くのも一苦労。

まだ新しさを感じる空港は国際線と国内線がきっぱり二つに分かれていて使い勝手は良いです。町中とも地下鉄で直結、但し駅からチェックインカウンターまでは結構な距離がありました。新しくて広い割にお店も数は控えめで、朝晩の利用者が少ない時間帯は照明も切られ、暗くて寂しい印象も否めませんでした。

行けども行けども同じような巨大門と巨大広場の繰り返される紫禁城＝故宮に於いて、ちょっとしたスパイス？になるかもしれません。案外地味な感じで佇んでいますが、中に並ぶものはそれなりに耳目を集めます。残念ながら台湾の故宮博物館クラスの驚きはありませんが、清代の逸品を中心にコレクションが並びます。ただしいわゆる博物館のような展示ではなく、ガラスも曇ったままだったり説明も今一つだったりなので、あまり課題な期待をしてはだめかもしれません。

かの有名な天安門をくぐって最初に出くわすのがこちらの門。確かにスケールはどでかいしそれなりの存在感を示してはいるものの、毛沢東の肖像画を掲げた天安門ほどに驚きはないし、次なる太和殿クラスの歴史的な重みはないがために、ただの「入場口」的なインパクトかもしれません。ここまでは入場無料です。ここから先はパスポートを提示したうえで入場料が必要となってきます。

言わずもがなの世界最高峰のコンサートホールです。毎年お正月、全世界にニューイヤーコンサートが生中継されるあの金ぴかの殿堂。豊かな残響はもちろん、目にも美しい内装外装、ぜひ外から見るだけでなくコンサートに行ってみてください。

ブラスバンド出身の自分としては、何としてでもトルコの誇る軍楽隊メフテルの生演奏を！と以前訪ねた際は、まさかの海外遠征中。泣く泣くミュージアムショップでＣＤを購入し次の機会を探り続けようやくかないました。二回ともタクシム広場から歩きましたが、中途半端に離れています。タクシーに乗ったら叱られそうだけど、夏場に歩くとややきつい位。歴代の軍人の肖像画やら、あと大小さまざまな武器やら物騒な展示も多いですが、やはりメインはメフテルコンサート。ホームページなどで事前に公演について確認のうえ聞きに行きましょう。